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雲ひとつない青空が広がるとても気持ちの良い日、チャリを走らせ訪ねた内神田の“稲荷湯”は・・・。
雲ひとつない青空が広がるとても気持ちの良い日、チャリを走らせ訪ねた内神田の“稲荷湯”は・・・。_e0120614_16044034.jpeg


銭湯探訪79・稲荷湯(千代田区内神田1)

2025.5.13.

5月も半ばになり、ようやく天気の良い日が続くようになりました。そんな青空が広がる日に、水道橋にある武道具店(水道橋商会)へと帯を買いに出かけた。いつもは電車だがこの日は、あまりに良い天気なのでチャリを漕ぎやって来た。所要時間約40。意外と近いのは多分皆さんわからないかも知れない。何度か来ているので、道に迷うことはない。心地よい風が頬をたたき、用事を済ませたわたし。

ここからがいつもの自由時間。前もって調べてあった近辺の銭湯稲荷湯へと向かった。皇居にほど近い千代田区の銭湯はオフィスビルが乱立する、表通りをちょっと入ったところにあった。この辺りは昔、江戸幕府以来職人や町人が多く暮らし栄えてきた町。今はその影さえ見当たらない、ビルまたビルが立ち並ぶ。今日訪ねた稲荷湯はこの地にあった銭湯を昭和30年にご主人が買取り始めたとHPni書かれていた。時代が変わり、それに伴い昭和53年にビル銭湯に建て替えられ現在に至るらしい。稲荷湯という名はその時、近くにある御宿稲荷神社にあやかり改名し屋号になったとか?

今回も迷うことなくすんなり辿りついたのですが、脇道から入ったわたしはまずこの神社に遭遇。ビルの谷間にポツンと佇むこの神社に導かれるように来たそんな気がする。神社の前に赤いレンガ造りのビルがあり、上を見ると煙突の先がひょこっと顔を見せていた。ビルの周りは自転車がずらり。既に常連さんたちが来ている様子。

早速玄関前で写真をパチリ!!そして中へ。カウンターに奥さんらしき人が笑顔で「いらっしゃい!」と声をかけてくれた。いつものように料金とスタンプ帳を出すと「頑張ってますねぇ~~」っと一言。今日で79軒目の銭湯探訪になる。目標はまず88軒の走破。年内には何とかと考えてはいるのだが、なかなか予定通りにいかないのが日々の生活。焦らず地道にコツコツと目標を目指します。さて話は変わるが、窓口で挨拶をくれた女将さんの感じがとても気持ちよくこれこそ銭湯が好きになる要因の一つと確信した。あちこちと場所を選ばず気のみ気のまま訪ね歩いてきた銭湯探訪旅だが、なんと言っても第一印象である。やっぱり受付での対応にその銭湯の良さが現れると思っている。気さくな感じで対応するお風呂屋さんい悪いところは一つもない。銭湯は文化であり、人と人の繋がりを紡ぐ場所。ご主人の人柄は、そのまま銭湯の良さに繋がるものと確信しています。そういう意味でも稲荷湯さんは花マル。

さっそく中に入り、極楽気分にしたろうとワクワク。中はこじんまりとしていたが、清潔感にあふれ壁側に分厚いガラス窓があり外の外光をうまく取り入れ明るい。この明るさが、清潔感を引き立たせるような演出効果を生んでいる。浴場入り口を入ると、目の前にドカンっと「富士山」のパノラマペンキ絵。男女の浴場を跨ぐ感じでお客を迎え入れてくれる。これだけで、「もうたまらん!!」カランは数えると16基。数は少ないが、なんか落ち着く配置である。ペンキ絵下にある湯船はくの字型に配置されていて、3種のジェット水流が設置されている。今まで行ってきたどこの先頭よりも勢いがすごく、あまりの気持ちよさにず~~と入っていたくなる心地よさ。温度も423度ってところで、ちょうど良い。いつものようにルーティーンをこなし、客が少なかったこともあり隅々まで銭湯の内装を眺めてみた。富士の絵の下にちょっと変わった壁画の装飾があり、ヨーロッパの街並みを描いたようなタイル絵が不思議な雰囲気を創りあげている。でもセンスがよく、違和感はない。むしろ良い感じである。天井はビル銭湯ということで低いがお決まりの薄い青でも白色でもない、白木の板を張り巡らしてある。もちろん本物ではないのだろうが、これもまた他にない作りで清潔感に一役をかっていた。過ごすこと1時間ちょい。最後にお宝を見つけてしまったわたし。富士山のペンキ絵をず~~~っと眺めていたら、絵の手前に海(または湖)gファあり小さな小島がポツンと浮かんでいた。良く観ると何やら動物が???それは富士山に向かって立っているキツネさん。思わず「えっ!?」と声が出てしまった。こんな隠し絵的演出があるとは???前に銭湯のご主人が元ボクサーで、ペンキ絵の中にボクサーのひとがいたのをみたことがあるのだが・・・。今回は違和感がなく、自然の中に溶け込んでいたたため見落とすところでした。この銭湯名にちなんだお稲荷さんのシンボル「キツネ」さんを入れたのでしょう。なんかとっても得した気になりました。happy気分満開です。(本当は写真を撮りたいのですが?撮影はNG)最近連れて歩いているキツネ(ぬいぐるみ)の颯平ですが、まさにこれこそ縁を感じるそんな出会いのお風呂屋さんでした。大満足の1日に感謝です。よかったら、一度訪ねてみてください。

P.S. どうやらこの稲荷湯さんは、外苑の周りを走るランナー御用達の銭湯みたいです。この日は4時くらいで早かったこともあり、良い感じで空いていましたが夕方からは混むかも知れません。一応念のためお伝えします。※富士山のペンキ絵ペンキ絵の記述が20253月16日になっていました。最近書き直したばかりのようです。わたしの誕生日も3月で、これも勝手に縁を感じています。



# by eddy-web | 2025-05-14 00:00 | Love ゆ Tokyo(銭湯探訪) | Comments(0)
よもやまシネマ751 “サンダーボルツ”


よもやまシネマ751 “サンダーボルツ”_e0120614_11210590.jpg

2025.5.02.


MARVEL作品の最新作、サンダーボルツ鑑賞。ヒーローものに目の無いわたしは、サンダーボルツMARVEL作品やDC作品をこよなく愛してやまない。全ての作品が良いわけではないが、エンタメという王道を描くヒーローものは永遠に不滅。そんなわたしは今作も初公開日に合わせ、劇場へと足を運ぶ。これは当然の流れで、ワクワクする気持ちをそのまま持っての来場である。

感想ですが正直申しますと、まぁそこそこの出来栄えってところ。最近のヒーローものは、ネタが尽き始めた感が強くあの手この手で寄せ集めのオンパレード。それが悪いとは全然思わないし、批判もしません。子供の頃ゴジラを中心としたオールキャストの怪獣映画には、随分楽しませてもらったわたし。子供の頃は、いっぱい怪獣たちが出るだけで訳もなく興奮したし楽しかったのを覚えています。それは今も変わらない・・・。違って来たのは大人になり、それ以上の付加価値を求めるようになってきたと言う事実と、より深い感動を求めるようになってしまった事。贅沢な悩みといえば、そうなのだろう。


余談はさておき、感想です。ヒーローものは押し並べて言うと、個人的には単体の作品が好きです。登場するキャラが増えると、構成が複雑になりテーマがぼやけてしまう、そんな気がする。個性豊かなヒーローたちが互いに打ち消しあって、その良さが観る側に伝わらないと感じてしまう。勝手な意見で申し訳ありません。これもファンだからの素直な気持ちです。ヒーローの中にもランクづけがあるらしく、一本だちできるキャラはそんなにないらしいので今作みたいな展開が生まれてくるのだろう。DCでこれより先に制作している、アンチヒーローを集めたスーサイド・スクワットも同類。こちらも楽しめはするが、印象には残らなかった。ここら辺がヒーローものの難しさであり、これからの課題かも知れない。個人的にはそれぞれのキャラを掘り下げた脚本で制作を望みたいが、きっと贅沢な事なのだろう。日の当たらないキャラたちにスポットを当ててくれているだけでも、ありがたい事なのかも知れません。ひとつだけ言いたいのは、デープなファンも少数派ではありますがいると言うことを忘れないでほしい。

今作を観る基準になったのは、単純な理由でまずキャラの中でバッキーこと「ウインター・ソルジャー」と「エレーナ(ブラック・ウィドウの妹)」が大好きと言うこと。この二人は他のヒーローとは一線をおいた、より人間味が溢れ超人ではないところが魅力。もう一つはエレーナを演じているフローレンス・ピューの存在。彼女に出会ったのは最悪のインパクトを受けた映画、ミッドサマーから。見た瞬間から引かれる、一目惚れ的な感じで好きになりました。主演と言える作品はまだ見当たりませんが、魅力あふれる女優さんと一推しのわたし。今作はこの二人が引っ張る形での、構成となっていますがキーパーソンのルイス・プルマン演じるボブがイマイチ中途半端だし、オルガ・キュレンコ演じる「タスクマスク」があっさりと前半で消えるのがちょっと残念な結果。あとのキャラたちはそこそこ活躍しているので◯印です。レッド・ガーディアンを演じたデヴィッド・ハーバーは人間味に溢れ殺伐とした状況の中にあっても笑いを醸し出す良いキャラでした。見た目はゴッツッいですが、愛されキャラだと思います、エレーナに対する深い愛情も感じられ、大好きです。最近の傾向でヒーローたちの抱える闇の部分に分け入る脚本が多いのですが、それなら今作のような集団ヒーローものにはちょっと無理があるような気がします。掘り下げるには時間が必要かと・・・。

今作のいいところは、アベンジャーズのような超人たちの集まりでない、いわばヒーローに慣れない落ちこぼれのキャラたちが力を合わせ、人のために立ち上がるところ。見えない敵に打ちのめされながらも、市民を守り拍手喝采を浴びた時の顔の清々しさは私たちと変わらない人間と言うことを感じさせるシーンです。そんなところがこの作品の1番の見どころです。初めに苦情ばかり言いましたが、愛すればこその意見です。ヒーローものを途切れることなく観てきたので、どうしても思い入れが強くなり繋がりを気にしてしまう傾向があります。単品で見れば、どの作品も楽しめる作品ばかりなのでこの作品もぜひ、劇場に行ってご覧ください。

P.S. フローレンス・ピューさん、相変わらず魅力に溢れています。CGに頼らない身体を張ったアクションシーンも見事にこなし、表情豊かに抱えた心の重荷を繊細に演じていました。可愛いです。このためなのか、ちょっとビルドアップされているようです。A24作品のこの時を生きてが近々公開されます。評判もすごく良い作品なので、今からドキドキしています。共演のアンドリュー・ガーフィールドも大好きな俳優さんなので、これは間違いなしの作品だと思っています。

近々公開のジェームス・ガン監督制作したDC作品、スーパーマンが、めちゃくや楽しみなわたし。予告編だけでもワクワク感が半端ありません。期待通りの作品であることを願っています。


# by eddy-web | 2025-05-06 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
番外編 5月5日は端午の節句。銭湯は無病息災を願う日本の風習「菖蒲湯」で客をおもてなし・・・。
番外編 5月5日は端午の節句。銭湯は無病息災を願う日本の風習「菖蒲湯」で客をおもてなし・・・。_e0120614_20464678.jpg


2025.5.5.

GWは銭湯三昧の毎日。いつも通っている地元銭湯(ニュー松の湯)はもちろん、遠出をし江戸川区や新宿区に足を伸ばし探訪の旅を楽しんだ。GWも終盤の5月5日。今日は「端午の節句」で子供はもちろん、大人も無料の日。もちろんちょっと早めに行きつけのニュー松の湯にチャリを走らせやって来た。今日ばかりは銭湯は大賑わい。常連さんたちが、「こんな日ばかり大勢で???」なんてボヤキの声が聞こえる。それでも銭湯が賑わうのは、決して悪い事ではない。できたら普段からもう少し人が増えると、廃業するお風呂屋さんが減るのだが・・・。

さて、「菖蒲湯」についてだが菖蒲は香りが強いため、邪気を祓うとされており、古代中国の厄払い行事であった「端午の節句」に使用されていました。菖蒲湯に入るのは、体を労わりながら厄除けをするという意味が込められているのが理由と言われています。

また日本に「端午の節句」が伝わった当時は、武家社会だったことから「勝負」「尚武」の読み方にかけて、男の子が逞しく元気に育つことへの願いを込めて行われていたとされています。

改めてこんな事を豆知識に、銭湯に行ってみてはいかがでしょう。身も心も癒されますょ!(^g^)!

※写真は、友人の太田くん(木馬作家)が創った木馬と、菖蒲が満開の横十間川親水公園。私は「午年」で71回目の菖蒲湯に浸かり、今日も元気です。


# by eddy-web | 2025-05-05 00:00 | Love ゆ Tokyo(銭湯探訪) | Comments(0)
新宿のイメージが一変した都会の銭湯、“弁天湯”は、下町情緒豊かなオアシスでした。
新宿のイメージが一変した都会の銭湯、“弁天湯”は、下町情緒豊かなオアシスでした。_e0120614_11450325.jpeg


銭湯探訪78・弁天湯(新宿区余丁町5

2025.5.01.

GW真っ只中。連日ニュースで流れる話題は、トランプ関税による市民への影響。今年は自粛ムードが高く、なるべくお金をかけない楽しみ方を模索する傾向とか・・・。

それでは元々お金も暇もない人たちは、どうするのでしょうか???そんな疑問を持ちつつ、自分のペースを崩す事なくひたすら日常の中の癒しを楽しむ銭湯探訪の旅。月曜日から中2日にもかかわらず、続けてのお風呂屋さん巡り。東京は広いなぁ~~~って感じた、今日の旅。選んだのは新宿区にある老舗のお風呂屋さん弁天湯。今回も散々迷った挙句に選んだ銭湯の決め手は、大都会の象徴ともいうべき新宿のお風呂屋さんとは?の思いひとつ。ネットで検索し情報を集めて選ぶのが、この旅のルーティーンになっている。最近は友(M)を伴うことが多いので、以前のように思いつきで動くことがない。もちろんひとりの時は、相変わらず自由気ままな銭湯巡りは今も健在。さて、弁天湯さんを調べると昭和32年の大改装から、59年の歴史を持つ銭湯と記載されている。計算が会わないのだが、とにかく老舗ということであまり深く追求しないでやってきた。はじめて降りた駅は、「若松河田」(都営地下鉄大江戸線)。東京に住んで70年を超えているが、名前すら知らない地名の駅を訪ねたのははじめて・・・。地上に上がると新宿のイメージが一変した。「えっ!ここ新宿!!」。高層ビルなど目の前に聳え立つことなく、やたらと空が広く感じる風景にちょっと困惑する。一戸建ての家が立ち並ぶ、その街は新しさと古さがミックスしたような不思議な雰囲気を漂わせる。歩くこと7~8分、大きな通りから1本狭い路地を抜けた裏通りに姿を現す弁天湯。玄関前はコインランドリーなどの表示がわんさか書かれ、下町の銭湯って感じが昭和感を出している。期待していた破風造りの感じはなく、ちょっと意外な感じもする。すでに玄関前は自転車がずらり。地元に愛されていることが良くわかる光景。風呂屋さんの外周をぐるりと周り、まずは記念の写真を撮ったのだがなかなかいいポジションが見つからず苦労。こんな時間も銭湯巡りの醍醐味と今はなっている。

新宿のイメージが一変した都会の銭湯、“弁天湯”は、下町情緒豊かなオアシスでした。_e0120614_11514903.jpg
新宿のイメージが一変した都会の銭湯、“弁天湯”は、下町情緒豊かなオアシスでした。_e0120614_11551858.jpg
前置きが長くなりましたが、弁天湯さんの感想です。今まで行った何処の銭湯とも違う、個性溢れる演出で銭湯好きを満足させてくれる居心地の良い場所でした。老舗的な気取った風情でもなく、かと言って今流行りのスーパー銭湯みたいな近代的な感じもない庶民的なお風呂屋さんは何時間でもいたくなる私好みの空間。サウナを筆頭に各種の湯船が用意され、あれもこれもと一通り回ればあっという間に1時間はかかる。現にこの日は2時間を超える滞在となった。最長不倒の記録になったかも知れない。GWなので人の多さを懸念していたが、思ったほど込んでもいなく程よいお客さんの数。そんなこともあり、つい長湯をしてしまった。湯の温度は割とぬるめで、それも長湯の一因。ただ薬湯やバブルなど様々な浴槽が多く、じんわりと良い感じに汗をかく事ができ水風呂と併用すれば何時間でも過ごせる。お風呂屋さんにとっては、営業妨害かも知れません。一応設備を紹介しますが、ジェット(超音波)、バイブラ、座風呂、寝風呂、岩風呂(室内露天)、そしてサウナと水風呂。洗い場も清潔感に溢れ良いあんばいの広さ。客層は地元のお年寄りや若人、そして外人さんと地元に愛されている感じが伝わる。一番気になったのが銭湯の看板であるペンキ絵。何処の銭湯も大体入り口から真正面の湯船を背負う形のものが多いが、このお風呂屋さんは前後を挟む形で絵が描かれていた。それも二人の作家さんの作品によるコラボ。正面は屏風絵風の大雪山旭岳と風神雷神の絵、入り口上にはパノラマ形式の風呂屋近所にある地元さくら公園と西向天神の風景画。リアルに描かれたその絵は通常ペンキ絵にかかる制作時間の8時間を大きく上回る100時間という力作。どちらの絵も女性絵師のものだと、HPに記載されていました。これだけでも見に行く価値はあると思います。イルミネーションの演出は???でしたが、これも個性とお湯に流します。

行った甲斐のある弁天湯には、都会の中にある隠れたオアシスを感じる安らぎが溢れていました。ご馳走様でした。

P.S. 帰りはいつものように駅前の中華店で、風呂上がりにビールで喉を癒し大満足の一日を終了。GWはまだ続くので、あと一回くらいはと思い、すでに気持ちは先頭探しモードになっています。たまには皆さんも地元のお風呂屋さんに行ってみませんか?日常から解放されるひと時は、とても大切なリセット時間。お薦めします。



# by eddy-web | 2025-05-02 00:00 | Love ゆ Tokyo(銭湯探訪) | Comments(0)
GWの合間をぬって訪ねた、親近感を感じる名の銭湯「庄楽の湯(旧庄の湯)」。

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銭湯探訪77・庄楽の湯(江戸川区篠崎4

2025.4.28.

以前から気にかけていた銭湯「庄楽の湯」。江戸川区にある銭湯は母校(K高校)に通う通り道にあった地域(篠崎)のお風呂屋さん。当時はまだ銭湯に目覚めていなかったので、名前さえ知らず通りすぎていた。昔は田んぼと畑ばかりのところだったが、50年の時が経ち昔の面影すらない風景と変わっていた。宅地造成で1戸建てが立ち並び、碁盤の目が張り巡らされたような街並みに・・・。

今日もまた門下生Kを連れ立っての銭湯探訪。道に迷うことなくすんなりとたどり着いた「庄楽の湯」は、街外れの一角にあり大きな看板が目に飛び込む立地。2時半からの開館で通常よりやや早めに開けている。その時間に合わせて出かけてきたが、玄関前にはすでに自転車がずらり。いつものルーティンで玄関前で写真をパチリ!今回からシンボルとしてキツネ・愛称颯平(娘のオリジナルぬいぐるみ)を、一緒に連れてくことにして記念写真を・・・。門下生のKは写真に映るのが大の苦手なので、その代わりに分身としてこれからは画面に登場させようと思っています。よろしくお願いいたします。

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さて、いつものように受付を済ませ二人で中へ。思っていた以上に脱衣所も洗い場も広く、ゆったりとした造りになっていました。それでも驚くほどお客さんの数が多く、満員状態。カランの数も多いのに場所取りにちょっと苦労。やっと端っこに開いている場所をみつけ座り、「祝日でもない月曜日なのに、混んでいるなぁ~~」と一言。だいぶ銭湯通いになれてきたこともあり、手早く作業(シャンプーなど)を済ませいざ湯船へと・・・。まずはサウナと入り口から中を覗くと、ほぼ満員。予想通りの展開だったが、すぐに気持ちを切り替えこの銭湯の一つの売りになっている露天風呂に入った。ここも満員状態だったが、隙間に入り込みまずはひと段落。ちょうど良い湯加減にゆったりと浸かり、しばらく頭の中を空っぽに・・・。見上げると空が頭の上に広がるのだが、あいにく今日は曇り。きっと晴れていたら最高なのだろうと、目を閉じ風を感じながらお湯を楽しんだ。湯船の数が多く風呂好きにたまらない種類の多さに、何時間でもいられそうと思わず笑みが浮かんでしまった。ジェット、バイブラ、シルク風呂、電気風呂とサウナや露店とは別に並んでいて、それだけでもお得感満載。それぞろの種類により、微妙な温度管理がしてある所の気遣いを感じる。残念ながら銭湯のシンボル富士山(ペンキ絵)はなかったが、満足のいく設備の豊富さです。

ひとつ驚いたのは刺青を入れた人の多い事。もちろん抵抗はないが、その数の多さにちょっとビックリした。最近あまり見かけなくなったが、こんな銭湯もあるんだと感じたのは私だけ(Kも)ではなかったよう。半端ない刺青の入れ方(全身)をした人ばかりで、それは見事。思わず見入ってしまうくらい、気分は美術館の作品鑑賞。不謹慎と思われるかも知れませんが、これも銭湯文化の歴史を感じる場面である。私の子供時代は何処の銭湯に言っても、そんな人がいっぱいで全然気にもならず「カッコイイ!!」なんて思っていた幼少期。なんだか懐かしい思い出である。約2時間の滞在を終え、篠崎駅近くの居酒屋(九州料理)に入り、ビールで乾杯!料理も最高で良い一日に大満足の旅でした。次回は何処を目指して電車に揺られるのかと、すでに気持ちは次へと向いています。K、今日も付き合いお疲れ様でした。楽しかったです。GWはまだこれからが本番なので、またお付き合い願います。

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P.S. 今回この銭湯に惹かれた理由はただ一つ、私の名前が庄治で『庄が楽しむ」と書く銭湯名と同じと感じ、これこそ自分の為のお風呂屋さんだと勝手に思って訪ねたというのがオチです。思い込みが激しいとお思いかも知れませんが、それが私です。これからも湯道まっしぐらで進みたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


# by eddy-web | 2025-04-29 00:00 | Love ゆ Tokyo(銭湯探訪) | Comments(0)



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