X'masイブに身を清めに出かけた銭湯は、墨田区の“松の湯”さん。
e0120614_17252157.jpg銭湯探訪29 
松の湯(墨田区緑)
2018.12.24


今日はクリスマス・イブ。「だから何!」って言ってしまえばそれまで。年を取ると何故か、卑屈にものを考えるようになる。気をつけなければ行けないことである。とは言うものの本来の意味を考えれば、祝うのはいいが騒ぐ日ではなく、静かに一年を振り返り厳かな気持ちで日々の平和な暮らしに感謝をする日と心得ている。みなさんはどうですか?
昨日は天皇誕生日で、今日は振り替え休日。江東区の銭湯巡礼が取りあえず終わり、ちょっと緩んだ気分を立て直すため、銭湯情報を調べてみた。やはりポイントになるのは足回り。比較的交通の便もよく、出来れば駅に近いところがベスト。こんなこと言うと、銭湯マニアの人から怒られるかも知れない。でも張っちゃ気になって頑張るのも、銭湯の醍醐味とは違う気がする。癒やしの空間を楽しむための旅なのだから、無理をしてはいけない。それこそノンビリ、ゆったりで良いと思う。ということでさんざん選べたあげく、まずは近場ということになり隣の墨田区を選んだ。墨田区も江東区同様まだまだ、多くの先頭が点在する下町。チャリでも充分行ける距離の場所も多く、その中から“松ノ湯”さんを選んだ。
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ここは錦糸町にほど近く、三つ目通りを真っ直ぐ行った菊川駅近くのお風呂屋さんです。実は昔、兄夫婦が住んでいて、中学生の頃ふたごの姪に会いに良く来ていた街。なんだかとても懐かしい。休みだったので家を早めに出て、ノンビリとペダルを漕ぎ清澄、菊川と街をきょろきょろ観ながら目的地を目指した。それでも以外に早く着き、ほぼ家から30分。大分寒くなってきたので帰りはちょっとシンドイが、そこは目をつぶりましょう。ネットで探したり、行くのに時間をかけたりと、さっき言ったノンビリ、ゆったりとはちょっと矛盾してますが、もともとM系なわたしはちょっと修行僧みたいなところがあるので許してください。みなさんに強要を決していたしません。
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4時ちょうどくらいに“松ノ湯”さんに着き、まずは外観を眺めて観た。オーソドックスな風貌は実に堂々とした家屋である。玄関の上には伝統的銭湯建築の波風造りが施され彫り物(鶴)があり、自転車を止めてしばらくの間見入ってしまった。細かい細工までは観れないが、良い感じの雰囲気。この部分だけ集めて紹介するのもいいと思える、お風呂屋の歴史資料。中に入ると驚いたことに受け付けが見当たらない。いきなり休憩スペースが拡がりそこら中に段ボールやら、風呂用のシャンプーなどが山積みに・・・。おばちゃんがふたり、ソファに腰掛けお喋りをしていた。ひとりが立ち上がり「いらっしゃい!!」と元気な声をかけて来た。ここの女将さんと思いお金を渡すと、そばにあった自販機にお金を入れ、おつりを手渡された。支払いが自販機なのははじめてのことだったので、ちょっとびっくり(o・д・)。外見とは裏腹にそこだけ文明が進んでいる。はじめてのところは何処も、お上りさんなのでキョロキョロと挙動不審者のようになる。すると女将さんが「男湯はそっち!」と指を差してくれた。ぶっきらぼうだが親切な感じが伝わり、この時点で◎。中も昔ながらの雰囲気でわたし好みのお風呂屋さん。
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ちょっと今まで観たことのない体重計があり、眺めてしまった。いざ浴場へと入る前、まずはいつもの体重計測と乗ったとたん「メモリが70kgを越え、思わず嘘!!」と飛び降りた。体重計のメモリは乗る前から2~3kgも進んでいる。思わず笑ってしまう出来事に「脅かすなよ!!」って呟いた。こんなことも楽しいことと思えるのが、お風呂屋の良いところとこの日もぴったり1時間の銭湯探訪でした。寝たままジャグジーを楽しむことの出来る湯舟があり、最高でした。薬湯はこの日「クリスマス・シャンパン」という名で赤紫色のお湯でジワーッと身体の芯まで温めてくれました。かなり年期の入った背景画はタイルで西洋風のお城と湖が描かれ、男湯と女湯をまたいで虹が架かっていました。何故がジェット旅客機が2機飛んでいるのが不思議でした。いろいろと驚くことばかりでしたが、とても楽しいお風呂屋さんに出会え大満足のわたしでした。


# by eddy-web | 2018-12-26 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
よもやまシネマ425 “レディ・バード”
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2018.12.20

ギンレイでの残り2本目の作品は“レディバード”。主人公「レディバード」ことクリスティンを演じるのはシャーシャ・ローナン。彼女は24歳という若さにもかかわらず、すでにその演技力は高く評価され、この作品ではゴールデン・グローブ賞主演女優賞を獲得しています。2007年“つぐない”という作品に13歳で出演し、いきなりアカデミー賞助演女優賞にノミネートと言うからただ者ではない。その後も“ラブリーボーン”“グランド・ブタペスト・ホテル”“ブルックリン”と10年くらいで、キャリアを積み上げそのすべての作品で高く評価される女優さんになった。まだ24歳というから、これからどこまで上り詰めてゆくのか空恐ろしい女優さんです。わたしは“グランド・ブタペスト・ホテル”で彼女をはじめて観ましたが、名優たちが溢れる作品の中、確かに存在感を漂わせていました。アイルランド出身の彼女は、他の女優さんにはない、何とも言えない雰囲気を持っています。そのブルーの瞳はまるで泉のような透明感で、吸い込まれそうな感じさえします。またシャープな顔立ちは一見冷たい印象を受けますが、そこがきっと彼女の武器なのかも知れません。今回も髪をオレンジに染め、卒業まじかな揺れ動く女子高生のナイーブなハートを見事に演じています。
さて、映画“レディバード”ですが、17歳の少女、通称“レディバード”が多感な時期を乗り越え、成長してゆく姿を丁寧に描いた青春映画といったところ。青春映画は今までも沢山あるが、この年齢の人にはきっと納得するところも多いはず・・・。だれもが通るその頃の悩み、苦しみ、そして希望などが入り乱れ描かれ「解る、解る!」とつい共感してしまう。よくある話しだからこそ、つい引き込まれてしまうのだろう。わたしのような年寄りでさえ、昔を思い出し自身と重ね合わせて観てしまった。かなり撫養もするが、それこそ青春の特権かも知れない。監督はインディーズ出身の女性でグレタ・ガーウィグ。女優としても多くの作品の出演し、“人生は最悪だ!”という作品では多くの賞に輝いているようだ。この作品では初の単独監督・脚本を手がけ高い評価を得、とくに公開の2017年度映画批評集積サイトで100%の支持率を記録した希有のな作品となっています。評論家の意見が正しいとは」思いませんが、専門家を唸らせた事実は高く評価されるのではないでしょうか?気むずかしい面々のこころを掴んだのですから・・・。これから彼女が作り出してゆく作品が、楽しみでならない。“レディバード”は女性の感性がほとばしり、一度しかない青春をある意味賞賛している作品である。いま青春真っ只中のひと、見に行くときっと元気、勇気をもらえます。そして感謝の気持ちも同時に湧いてくるはず・・・。青春バンザイ!
P.S.  お母さん役のローリー・メトカーフが暖かみと尊厳のある深い愛を表現していて、とても素晴らしかったです。演劇出身の女優さんで、有名なトニー賞の主演女優賞を取っている。調べると
“レディバード”と同じ2017年に“A Doll's House,Part2"という作品で授賞し、“レディバード”で取り損ねたゴールデングローブ賞助演女優賞のかりをしっかり掴んだという。いずれにしても凄いひひとに違いない。見れば納得です。


# by eddy-web | 2018-12-25 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
冬至と言えばゆず湯。風呂好きのわたしが、足繁く通う地元のお風呂屋さん“久の湯”へ。
e0120614_16012353.jpg銭湯探訪-28
久の湯(江東区南砂)

2018.22.

前回紹介した“ニュー松の湯”さんと交互に通う、もう片方のお風呂屋さん“久の湯”さんの紹介です。
もうどれくらい通ったのだろう。家から近いこともあるが“久の湯”さんに通うのには、理屈ではない居心地の良さを感じているわたし。下町の中でも外れに位置する銭湯。交通の便もけっして良くないし、行けば解るが地元密着のレトロなお風呂屋さん。番台には、いつも旦那さんと大女将さんが交代で座っています。地元ならではの話しになりますが、3年ほど前に廃業した銭湯“松の泉”というお風呂屋さんがあり、ここはそこと親戚筋のあたるらしい。ず~っと通っていた“松の泉”さんはわたしのオアシスだった場所。廃業を聞いた時は、身内が不幸にあったと思えるくらショックだったことを思い出す。その場所は現在更地になり、駐車場へと変ってしまいました。当時息子と良く通い、女将さんとも良く話しをさせていただきました。とても愛想のいい笑顔の素敵な女将さんでしたが、ある日“久の湯”に行ったら番台にちょこんと座って「いらっしゃい!」と聞き覚えのある明るい声が・・・。顔を見てびっくり!「えっ!なんでここに居るんですか?」と話しを聞くと親戚でたまに手伝って居るとのこと。何だか無くし物を見つけたみたいに、嬉しい気持ちがこみ上げ話し込んでしまったことがあります。息子が通っていたころは小学生。「坊ちゃんは今日、いっしょじゃないの?」と聞かれたが、「いま反抗期で大変です」とこたえると「ほんと、信じられないわぁ~」と、ちょと長話。それから何度か顔を合わせることがあるが、元気な姿をみるとそれだけでちょっと幸せな気分になれる。“松の泉”での思い出は沢山あるので、いずれ番外編で語ろうと思う。
今日は冬至。一年の内で最も昼の長さが短く、夜の長さが長い日。この日はゆず湯に入るという古くからの風習があるが、一般的には正月前の厄払いを兼ねたもので、柚子(ゆず)=融通がきく、冬至=退治。という語呂合わせから運を呼び込む前の禊(禊)だと考えられているようです。諸説あるらしく、いまは血行を良くする効果で、風邪を引かないというのが単純に厄除けと結びついて理解されているよう・・・。
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さて、“久の湯”さんですが、伝統的な家屋でもなく見た目はとても地味。入り口隣にあるコインランドリーも年期を感じるが、地元に根付いた雰囲気がありとても良い。脱衣所にある体重計が歴史を感じさせ、毎回上がるのが楽しみなわたし。入る前に1回、上がって1回必ず体重を量る。わたしのルーティーンはここから始まり、ここで終わる。拘りは必ず2kgの減量で、何十年も変らない。新陳代謝が異常にいいため、一っ風呂浴びるだけで2kg落とすことができる。今日はいつもより柚子湯の効果で、代謝がハンパない。これが良いことなのかは解らないが、ある意味自慢の身体である。浴場内は無造作に観葉植物が窓際に並び、このあたりも庶民的な銭湯。ひとことで言えば「気取ってない!」ということ。自分の家の延長先を感じるお風呂屋さんと言えるここは、わたしにはなくてはならない存在です。丸山画伯のペンキ画も、お風呂の温度も種類も、そして黄色いケロリンの桶もみんなでひとつの“久の湯”さん。この庶民のために寄り添う銭湯が、大好きです。
P.S. 最近ちょっと心配なことがある。週一だったお休みが2度にふえました。事情は解りませんが、ぜひこれからも長く続けてほしいと願うわたしです。


# by eddy-web | 2018-12-23 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
よもやまシネマ424 “タリーと私の秘密の時間”
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2018.12.20

今年も後10日あまり。私だけかも知れないが、年末は以外と観たいと思う映画が少ない。やや前倒しで公開される作品が多く、ほとんど鑑賞済みなのがその理由。年の瀬である意味、忙しい毎日から非現実に身を浸したいと思うひとも多いはず。そんな時に観たいと思う作品が見つからないのは、実に辛いものだ。そんな時、必ずチェックするのが飯田橋の「ギンレイ・ホール」。全国展開で公開するような作品ではなく、単館での公開など普段観ることのあまり多くない作品を選りすぐり見せてくれる場所。2本立てで料金も安いので、映画好きにはたまらない。ただ一日で2本見るのはかなりしんどい。年を重ねた壮年代には体力的(集中力)にも、厳しいのである。客層はほぼ壮年の方が多く、行ったことのあるひとは解りますが、ここはその年代のオアシス。作品のチョイスも素晴らしく、何を観ても満足感が得られるいい劇場。昔はこう言う映画館が多くあったが、都内ではほんとうに少なくなってしまい、ここはまさに聖地。ず~っと残ってほしいと思うのは、わたしだけではないはずです。個人的な感情が出てしまい申し訳ありません。
さて、今回も頑張って2本、ハシゴをしてしまいました。1本目は“タリーと私の秘密の時間”。主演はハリウッドを代表する女優シャーリーズ・セロン。この女優さんにはいつも驚かされる。観る度全然ちがう役をこなし、その上見た目(容姿)さえ変貌し物語の人物になりきる。ただただそのストイックな姿勢にいつも圧倒されるばかり。メチャクチャ美人なのに、そんなものにあぐらをかかない彼女にひかれているファンはきっと多いはず。わたしもそのひとりです。“モンスター”という作品での演技は、世界中のファンの度肝を抜きその年のアカデミー賞最優秀女優賞を獲得。この主人公を何も知らず観て、シャーリーズ・セロンと思うひとはまずいないと思います。ほぼノーメイクでの出演で、その上体重を何十キロも増量しての役作りはプロとしての覚悟と、それ以上のエネルギーを感じさせる見事な演技でした。彼女が今回挑戦した主人公マーロは、育児と家族との生活に追われ、身も心もクタクタになっいる母親を演じている。きっとこの作品を観て「そうそう」と頷く女性(主婦)は多いはず・・・。男のわたしでさえ、そう思えるくらい忙しく大変な毎日。主人公マーロは、超真面目な性格で、それ故自分をどんどん追い込んでしまう。そして本来持っていた明るく前向きな性格を忘れ、どんどんと自身が持っていた輝きを失いだらしなくなっていく。身体もぶよぶよになり、こどもに指摘される始末。そんな彼女の前に現れたのが、タイトルである夜専用のベビーシッター“タリー”。彼女との出会いがマーロが忘れかけていた、輝きを取り戻す大きなきっかけをもたらす。若い上に物怖じしない自信に溢れた言動に、はじめは戸惑っていたマーロがこころを開くようになるのにそう時間はかからなかった。いつしか彼女の存在は、絶対に欠かせないほど大きなものに変っていきマーロは所々に輝きを取りもどいていく。日常の中にある、生活感を描いた普通の物語だが、こころに沁みてくる。ラストが不思議な感覚を残し、余韻が続く。この締めくくり方が、作品の質を一気に高めていることは言うまでもない。ある意味ファンタジー映画かも知れません。わたしは自分なりの答えを見つけましたが、観るひとによりきっと感じ方が違うと思います。そこは是非、確かめてくれるようお願いします。観て損のない作品であることは間違いありません。
P.S. セロンはこの作品でも、20kgちかく増量したそうですが母親の美しさは見事に見せてくれています。やっぱり凄い女優さんです。タリーを演じたマッケンジー・デイヴィスは、はじめて拝見しましたが、小気味よい外連味のない演技がピタッとはまりこれからの活躍に期待が大◎。良い作品にいっぱい出て、その魅力に磨きをかけてくれるよう願っています。劇中に流れるシンディ・ローパーの曲が、主人公の気持ちに重なってベストセレクションでした。
# by eddy-web | 2018-12-21 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
36~7年前、近くに事務所をかまえ通った木場のお風呂屋さん。
e0120614_16012353.jpg銭湯探訪-27
ニュー松乃湯(江東区東陽)

2018.12.18

このブログをはじめ1年ほどになる。つい先日銭湯巡礼を一区切りの24を達成。江東区はすべてのお風呂屋さんを回ったが、どの銭湯も味わいのあるとても良い癒やしの空間を創り最高でした。この旅をはじめる前からもともと銭湯好きだったわたし。週一ではあるが、毎週お風呂屋さんには通っている。いま住んでいるマンションからほど近いところに、2軒の銭湯がある。東西に分かれていてほぼ交互に通っているのだが、まだブログで紹介をしていないので、今日はそのひとつ“ニュー松乃湯”さんを紹介します。
ここはわたしが独立してはじめて住んだ街、木場。そして当時事務所を構え住んでいたマンションの目と鼻の先にあり、たまに気分転換に通っていたのが“松乃湯”さん。住所は東陽だが、木場駅の方が近くすぐそばを運河が流れていて古き良き時代を感じる下町情緒たっぷりの場所。36~7年前のことだが、いまもその雰囲気は変らない。いまは大きなマンションになり、1階が銭湯になっている。昔のレトロ感はないが、とても清潔感に溢れ居心地がいい。フロントにはいつもご主人(おじいちゃん)が、笑顔で迎えてくれる。隔週で通っているので、もうお馴染み。お客さんとも顔見知りがふえ、最近はホーム感が味わえ超リラックスできる場所に・・・。天井とかは低い造りだが洗い場全体が白いタイル張りなので、浴場全体が広く感じられる。カランや鏡もお洒落で、女性客に人気とか・・・。いやいや男だって気に入ってます。湯舟の背景画もタイルを使ったモザイク絵。これがまた、お洒落で南国のビーチに打ち寄せる波と椰子の木。時代に即した生き残りの戦略さえ感じるポリシーが見て取れる。お湯の温度はやや温めだが、丁度いい湯加減。
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銭湯周辺は駅のハズレと言うこともあり、30年前とほぼ変っていないバリバリの下町なのだが???そのギャップをうまく取り込んだお風呂屋さんかも知れない。最近は会社帰りのサラリーマンも多いとか・・・。
フロント前にソファーが置かれTVを観ながら、ご主人と世間話をしている常連のお客さんがいつもいる。火照った身体をさましながら、ひとときの時間を楽しむ場面はいつ見てもこころが和みます。こんな瞬間が、わたしの身とこころを癒やしてくれるのです。これからもず~っと、この街と生きていってほしいお風呂屋さんです。
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※玄関のタイルに貼ってある『ニュー松乃湯』の文字の上に、NEW COMMUNITY SPACEの文字が・・・。
# by eddy-web | 2018-12-18 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
よもやまシネマ423 “来る”
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2018.12.11

10月に鑑賞した“散り椿”以来の日本映画を鑑賞。監督はCM界でハ知らない人はいないくらい有名な中島哲也。映画界に入ってもそのスタイリッシュな映像美を駆使し“下妻物語”でブレイク。その後“嫌われ松子の一生”“パコと魔法の絵本”“乾き”そして“告白”と立て続けに話題作を世に送り“告白”では日本アカデミー賞の最優秀監督賞と最優秀脚本賞を受賞。名実共に日本を代表する監督となった。どの作品もすべて観たが、いつも見終わると何か考えさせられる印象が強い。物語を完結させず、観客それぞれにその後を考えさせる余韻を大切にした演出は中島ワールドの魅力に違いない。少なくともわたしはその魅力にハマッているファンのひとりです。
さて今作“来る”ですが、このタイトルにまず興味が湧きそそられる。“乾き”もそうだったが、中身がまったく想像出来ない。いったい何(あれ)が来るのだろうか?予告編で見る限り、ジャンルで言えばホラー作品なのだが、中島監督ならどんな料理を出すのかと勝手にワクワクしてしまう。基本そんなに得意な作品分野でないので、違った意味で好奇心に火が付いてしまう。終わってみれば、何が来るのか解らないし、何が来たのかも解らない。普通のホラーは、だいたい形あるものが象徴として現れ悪さをするのが普通。が、この作品は最後まで姿を現さないのである。なんと嫌らしい存在だが、それだけにやっかいだし安心できない特別なものとなって恐怖を煽る仕掛けに最後まで引っ張っていかれる。沢山の人間が出てくるが、その中のひとりに自分がだんだんなっていることに途中で気づきます。わたしだけかも知れませんが、物語の中のひとりひとりは、だれもみな近くにいる人だし実は自分なのかも知れません。中島監督は恐くて一番面白いのは「人間」と謳っています。確かにと納得してしまう、そんな作品に仕上がっていました。面白かったの一言です。キャスティングされた俳優さんたちは、岡田准一をはじめ黒木華、妻夫木聡、松たか子、小松菜奈と演技力のある俳優陣。作品はこの五人を中心に動いて行きますが、ほぼ全員が主人公でみなこころに闇をかかえています。その人たちが関わりの中で、物語を紡いでいくあたりがいままでにない展開です。ひとのこころに潜む嫌な部分が浮き彫りにされ、とても不愉快きわまりない演出ですが、それだけにリアリティがありふと我を振り返ってしまう。どの俳優さんも今までと違う役どころで、とても力のこもった演技をしています。小松菜奈さんが、どんどんと女優さんとして開花しているのが実感出来ます。
P.S. 「あれ」って呼ばれたものは、わたしたちの中にあるものだと言うことが最後に解ります。そこが一番恐いところです。原作は澤村伊智さんの「ぼぎわんが、来る」という作品ですが、「ぼぎわん」って何ですか?だれか知っていたら教えてください。そうじゃないと今夜眠れそうにありません。やっぱ「あれ」ですか???


# by eddy-web | 2018-12-12 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
30年ぶりに応募した、デザインコンペの結果が発表され・・・。
NEWS
8月に募集された「江東」ナンバープレートデザインに応募し、最終選考作品にまで選ばれました。区民のアンケート調査が9月に行われ、最終結果では残念ながら第二位。惜しくも栄冠を手に入れることは叶いませんでしたが、良い夢を観させて頂きました。コンペ参加は30年ぶりでしたが、昔と違い楽しんで作品づくりができました。コンペを知ったのが締め切りギリギリで、やや市場調査が足りなかったのが悔やまれます。それでも「優秀賞」を頂き、まだ行ける手応えを掴むいい経験をさせて頂き感謝です。機会があれば、また挑戦しようと思います。
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# by eddy-web | 2018-12-11 00:00 | NEWS | Comments(0)
よもやまシネマ422  “ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生”
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2018.12.06

世界を席巻したハリーポッターシリーズが終わり、新に登場したのが“ファンタスティックビースト”。原作はもちろん同作家のJ.K.ローリング。ポッターと同じ魔法界の話しは5部にわたり、今回はその二作目にあたる作品。ここだけの話しですが、ポッターシリーズも好きですが、個人的にはビーストの展開に心ひかれています。動物(魔法)というアイテムの登場が物語りにほのぼのとした暖かさを生み、ファンタジーの世界を更に拡げワクワク感がたまりません。動物たちも個性豊かで、なんとも愛らしい。私見だがポケットモンスターを実写化したら、こんな感じになるのだろうか?話しはそれるがハリウッドでいま“ポケットモンスター”の実写化が進んでいることは、すでに知られています。さて、どうなることやら・・・???心配なのは“ドラゴンボール”の二の舞だけは、勘弁してほしいということ。
本題を戻し“ファンタステックビースト”の二作目の感想です。
第一作を上回るスケールと登場人物にスポットを当てた演出に、導入部からグイグイと引き込まれ、あっという間にラストまで見入ってしまい面白かったです。ちょっと寂しかったのは魔法動物たちの活躍が少なめな部分。はじめに言いましたが、魔法動物の登場がユーモアを生み出し物語をホッコリしてくれる。今回はそこら辺がちょっぴり少なかった気がします。このままだと“ハリーポッター”と同じように「正義VS悪」の戦いがメインになって行ってしまう展開が予想されます。バトル好きにはたまらないかも知れませんが、なんとか魔法動物の力とニュート(エディ・レッドメイン)の優しさで暖ったか~い物語の終わりを迎えてほしいものです。今回はランブルドア(ジュード・ロウ)とグリンデルバルト(ジョニー・デップ)との因縁を紐解く話しが軸になり、登場人物たちの内面に前作を上回る形で迫っています。ジュード・ロウもジョニー・デップも流石の存在感で、デップの演技は悪を越えた深みがありこれからますます目が離せません。VFXを存分に使った映像表現の素晴らしさは、さらに磨きがかかりもはや芸術。ただただ圧倒され、夢心地を満喫させてくれました。時代背景に準じたファッションも上品で、気品を感じさせてくれます。本物とはこういうものを言うのでしょう。
なかなかまねは出来ませんが、センスを磨くのには多いに参考になるのではないでしょうか?ニュートと魔法動物たちとの暖かい繋がりが随所に出ていて、彼の純真で真っ直ぐなこころが動物たちのこころも開かせる力(魔法以上)があると感動しました。彼のどことなくあどけない表情は、この物語の魅力になっています。ハンサムとは言えませんが、女性ファンもさらに増えることでしょう。前作で大活躍の唯一人間として絡んでいるジェイコブ(ダン・フォグラー)も、魔法動物と同じ立ち位置の役ですが和みます。恋する彼女のクイニー(アロソン・スドル)が、今後どうなるのかちょっと気がかりな展開で目が離せません。
P.S. 魅力ある俳優陣が多い映画ですが、一番わたしが注目しているのがティナ役のキャサリン・ウォーターストーン。一作目からひかれていて、他の女優さんには感じない内面的な美しさを感じ注目をしています。どうやら舞台出身の方のようだが、控えめな雰囲気が人間味に溢れ大好きになっています。どんどん映画に出てくれると良いのですが・・・。


# by eddy-web | 2018-12-07 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
緑眩しい季節からスタートした銭湯巡礼のお遍路旅も、一区切りの江東区走破。
e0120614_14543577.jpg銭湯探訪-番外編
2018.11.16


前回のブログでもお伝えしましたが、7月から始めた銭湯巡礼旅が26カ所無事終わり、江東区24カ所の走破が終りました。5ヶ月あまりでの巡礼でしたが、実りあるお遠路旅は暮らす町の再発見が多くありこの町がより好きになりました。気持を新たに88カ所の旅を続けていく覚悟を決め再スタートしたので、これからも応援よろしくお願い致します。
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さてひとつとても残念なお知らせが・・・。門仲にある“第二和泉湯”さんが、つい先日営業をやめました。9月に訪ねたばかりなので、ちょっと面食らっています。おじいちゃんとおばあちゃんが仲良くやっていたのが懐かしいのと、またひとつ歴史が終ったそんな気がしとても寂しい気持です。ここ数年で5件目ではと記憶しているわたし。お風呂屋さんはその町を代表するシンボル。長い間その町を眺め、そこで暮らす人々とともに歴史を刻んで来た証人。銭湯に通うお客さんを見ると、生意気に聞こえるかもしれないがその町のことが解るような気がする。出来る事ならず~っと残って、わたしたちのこころと身体を癒し続けてほしいものだが・・・。“第二和泉湯”さん、お疲れさまでした。
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# by eddy-web | 2018-11-29 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
江東区最期を飾る24カ所目のお風呂屋さんは、これぞ銭湯と言わんばかりの出で立ちでした。
e0120614_14543577.jpg銭湯探訪26
“常磐湯”(江東区常磐)
2018.11.26



先日訪ねた”辰巳湯“さんを通り過ぎ、清澄通りを真っ直ぐ3分ほど行くと”常磐湯“さんがある。清澄通り沿いは大きく綺麗なビルが建ち並び、下町の匂いはほぼ感じる事ができない。だが一本、道を入るともうそこは別世界が拡がる。一瞬でタイムスリップし、あっという間に昭和時代に逆戻り。このギャップがたまらないと感じるひとも多いはず・・・。森下に向かい小名木川を越え、3つ目の路地を左に入ると大きな煙突が見えてくる。堂々とした佇まいは、これぞ銭湯と言わんばかりの風格。
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今年7月からはじめた銭湯お遍路旅だが、今日は江東区にある24軒目、最後のお風呂屋さんになった。途中足立区の銭湯などにも足を運び、スタンプノートも一区切りの26番までたどり着きました。認定証をいただき、ひとりちょっと悦に入っているわたし。長いようで短くもあり、最後と思うとちょっと感慨深い。これで終わりではないが、しっかりと“常磐湯”さんの歴史を肌で感じようと思う。
“常磐湯”さんは昭和30年にいまの建物になったらしいが、始まりは江戸時代までさかのぼるらしい。長い間その場所に根を下ろし、そこで暮らす人々を観てきたまさに生き証人。そんな風に思うとなんだか、不思議な気持が湧いてくる。どんな人たちがこのお湯につかり、時代を越え過ごしてきたのだろう・・・。数え切れない数の人たちが、ここで身体を癒やし明日への力を充電したに違いない。
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番台にいたおじいちゃんがとてもキュートで可愛い(先輩に失礼でした)。ご主人はいったい幾つなのだろう???とても愛想がよく「いらっしゃい!」と明るく言われ、これだけでもう癒やされる感じです。番台の造りからしてもう感動もので、脱衣所をぐるりと見渡し天井に張り詰められた板や柱に架けられた柱時計どれもみな歴史そのもの。男湯には庭が隣接され、大きな池には錦鯉が優雅に泳いでいるのが見える。火照った身体を冷ませるよう長椅子が縁側に並んでいる。何もかもがたまらない風情で、わたしはもう夢見心地状態。何時ものように体重計に乗り、いざ浴室へ・・・。
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目に飛び込むのは銭湯の醍醐味である壁一面のペンキ画。王道の富士山が女湯と男湯をまたがり描かれていた。男湯の方は伊豆からの眺めのようで、岩にぶつかる波しぶきが雄大に描かれている。かなり年期が入っているようで、ペンキがところどころ剥がれているところがある。そんなところも妙に懐かしく愛おしい。
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湯船は三層の分けられ、単純に熱い湯、中くらいの湯、そしてぬるい湯となっていた。壁にプレートが貼られ「高温湯」「低温湯」と描いてあるのがなんとも嬉しい。バブルだのジェットだのと描いたところは多いが、なんだか逆に新鮮な感じさえする。もちろん全部入りましたが、「高温湯」の熱さは半端なかったです。ちょっと深めの湯舟に入るなり、身動きが出来ないほどの熱さ。ピリピリと肌を刺す感じでほぼ拷問状態。電気風呂など必要ないくらいしびれる感覚でなんとか3分我慢した。石川五右衛門の気分をちょっと味わった気がします。「低温湯」が一般的な温度のような、そんな気がしまう。江戸っ子のオヤジたちは熱い湯が好きと思っていましたが、わたし以外だ~れも入っていませんでした。「低温湯」がちっちゃいのでひとりしか入るスペースがなく、観ているとお客さんが入れ替わり立ち替わり待ち状態。3つの湯舟の温度計は何故かみな42℃の表示???なんだかそんなすっとぼけた感じも最高!!わたしはこのお風呂屋さんが大好きになりました。これからも庶民のために長~く続けてくれると嬉しいです。湯上がりに鯉を眺め涼しんだ後、すっかりと日の落ちた街を通り抜け家路へとチャリを走らせました。空には綺麗なお月様が・・・。


# by eddy-web | 2018-11-27 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)


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