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友人から借りて読んだのが、この本との出会い。詩人である夫と共に開拓者として生きた女性の年代期は、残酷なまでに厳しい自然や、弱くも逞しく生きる人間の強さが質実かつ研ぎ澄まされた言葉で語りかけてくる。本物の生きた証が詰まったリアルな物語が凝縮された、70代で作家デビューした才能に息を呑む。そんな物語に飾ることなど必要ないと思いつつ、自分なりに祈りを込め創作してみました。購読お勧めの一冊です。 #
by eddy-web
| 2026-04-01 00:00
| 青之無也(モノ創り)
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![]() ![]() 2026.3.27. A24の最新作、“マーティ・シュプリーム 世界をつかめ”を鑑賞。卓球をテーマにした作品は、今最も勢いに乗るティモシー・シャラメを主演に置いた話題作。卓球といえば思い出されるのが、松本大洋氏の漫画「ピンポン」。卓球に魅了された高校生たちの熱い戦いと青春を描いた人気作品。2002年に窪塚洋介主演で映画化もされ、こちらも大ヒット。今見ても感動する作品は、ピンポンのイメージを変えたといっても過言ではない。今でこそ日本のお家芸とまで言われ、世界に知られている卓球ですが地味な世界観は当時スポーツの中でも地味な存在。そんな世界観をひっくり返したのが「ピンポン」という作品ではないでしょうか? さて、今作はそんな地味な世界をテーマにした、ましてアメリカ映画となれば興味は尽きない。その上ティモシー・シャラメ主演となれば、A24制作のお手並み拝見という感じです。シンプルに面白い作品でした。ティモシー・シャラメの演技力に関心というか、若いのに流石と思わせる熱演。今や、ハリウッドを代表する俳優さんだという事を実感しました。 物語は1950年代を舞台に描かれた、ヒューマンドラマで実在した卓球選手マーティー・ライスマンをモデルにしたもの。世界選手権で5度の銅メダルを獲得した選手。映画を観るとこの時代からマイナースポーツとして描かれていて、卓球界の苦労が手に取るようにわかる作品に心が揺さぶられました。この物語は単に卓球というスポーツにスポットを当てるだけでなく、貧しい生活から抜け出すために卓球という舞台で世界の頂点を目指し豊かな生活を夢見る若者の姿を描いている。大リーグやアメフト、そしてバスケと華やかなスポーツをテーマにせず、あえて卓球を選んだアメリカの映画制作にもかなり興味が湧いた。お金持ちになるために「卓球」を選ぶなんて今でも難しいことのように思えるので・・・。 感想です。主人公はマーティー・マウザーという天才卓球プレイヤーが、世界選手権ロンドン大会に出場したが決勝で日本のエンドウに敗れたところからはじまる。日本が登場するあたりは、ちょっと嬉しいやらリップサービスかとも思える演出ですがそこは素直に受け止めました。そこから再び世界の頂点を目指し、マーティーが日本で行われる世界大会に出場するために奔走するドタバタなストーリーが幕をきる。はじめに紹介した日本の「ピンポン」には、似ても似つかない真逆の要素ばかりの内容は、ちょっと驚かされる。主人公は嘘つきで女たらし、その上お金に汚いという自分勝手な「最低男」。はじめのうちはなんだコイツって感じで、不愉快キマワリない。それでも命懸けで好きなものに打ち込む姿は、嘘だらけの生活の中で唯一本物。そこだけはぶれがなく、大切なものとはをちゃんと伝えてくれる。 ラストシーンの男の意地というか、人としての意地を貫くフィナーレはカッコ良かったです。そして人としてひと回り大きくなり責任ある立場になった涙は、素直に感動します。A24制作の映画は、これだからやめられません。本当に色々な角度で多角的視野に立った、新しい映画制作に向かうポリシーに拍手を贈ります。これからも期待し応援していきます。 P.S. ティモシー・シャラメの演技力の高さを改めて、確かめる事になる作品でした。すでに多くの演技賞をとっている彼ですが、まだ、まだ伸び代を感じる凄さに目が当分離せません。 #
by eddy-web
| 2026-03-29 00:00
| よもやまCINEMA(映画の話)
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森村誠一と言えば、映画化された「人間の証明」「野生の証明」がパッと頭に浮かぶ。そして次に浮かぶのがTVのサスペンスドラマ。今回の作品はど真ん中をいく、銀座を舞台にしたサスペンス。森村節炸裂の王道をいくサスペンスは、政財界がらみの官能ミステリー。魑魅魍魎が蠢く悍ましい世界を描いています。タイトルがあまりにストレートなので、内容の複雑さにちょっと違和感はありますが、素直に女性の美しい曲線美を強調した写真を加工し攻めてみました。 P.S..実のところ創作イメージは、ジェーン・フォンダ主演で1971年に公開されたアメリカ映画の印象を反映した表現になっています。 #
by eddy-web
| 2026-03-28 00:00
| 青之無也(モノ創り)
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![]() 2026.3.24. 映画好きの教え子S田からメールが入り、「わたし好みの作品だから絶対に観てください」との連絡。そして観たのが本作、プロジェクト・ヘイルメアリー”。S田は良くわたしの事を知っている同志みたいな存在。その彼がお勧めとなれば、観ない訳はない。感想ですが最高です。SF作品というジャンルは想像力を掻き立てるクリエイティブの宝庫。一度味わうと虜になり、さらに深みにハマってしまう。 時代が変化する中、SF作品は多くの名作を生み出し今も進化を続けている。今作はアメリカのSF作家・アンディ・ウィアーが2021年に出版した小説が原作の映画。彼の作品は日本でも高い評価を受け今作は第53回星雲賞海外長編部門を受賞している。彼は子供の頃からのSFファンで、SF作家に成るべくしてなった選ばれた人間のよう・・・。第一作目に執筆した「火星の人」はWeb小説として連載し2011年に自費出版され、その後読者の反響により再出版。そして2016年にジョン・W・キャンベル新人賞を受賞しべステセラー作家となり現在に至る。「火星の人」は“オデッセイ”と題名を変えリドリー・スコット監督により映画化され、2015年に大ヒットさた事は記憶に新しい。本作はアンディ・ウィアーの3作目の作品で、2021年に発表され同年12月に日本では発売。こちらも2度目となる星雲賞を受賞しSFファンの心をつかみ、その年のベストSF&ファンタジーの1冊として高い評価を獲得。 長い前置きになり申し訳ありません。さて、映画ですが原作が良いのもありますが、映像技術は当然ながら音楽の使い方がめっぽう上手で、往年の名曲を絡めての演出はシニア世代にはたまらない作品になっています。理屈抜きのエンタメ作品は、久しぶりに心が揺れる大好きな一本になりました。初めて観たSF作品は「猿の惑星』ですが、その時のような感動を覚えました。冒頭シーンの主人公グレースが目覚めるシーンはそれに似ていて、その時の感覚がすぐさま蘇りスクリーンに釘付けとなりました。概要は異星人とのファーストコンタクトをベースに、宇宙に1人きりとなった主人公(科学者)グレースが、太陽の光度現象による人類滅亡の危機を救うべく奔走する物語。内容はあかしませんが、宇宙を扱った作品は王道をいくストーリー展開でいい夢を見させてくれます。ワクワク・ドキドキ、そしてユーモアと涙。全部がが詰まった最高のディナーでした。主人公グレースをライアン・ゴズリングが演じ、孤独を克服しながら手探りでミッションをこなす姿をユーモアを絡め熱演しています。のちにバディとなる異星人ロッキー(エリダニ40星のエンジニア)も、登場時は「なんだこれっ!!」って感じですが、だんだんと愛着が湧いてきて最後は可愛くさえ思えてきました。今まで見たことのないイメージの想像物もこの作品の魅力となっています。二人の絆がどんどん深くなるくだりは、胸を熱くさせファンタジーの世界へ誘います。ラストも良かったです。アンディ・ウィアーの原作も読みたくなるし、また別の作品も・・・。難しい科学的用語がたくさん出てきて、ついていけない部分もありましたが、それをど返ししても楽しめる作品だと思いますので、ぜひ劇場でご覧あれ!! P.S. タイトルの「ヘイル・メアリー」とはアヴェ・マリアの英語読みで英語圏では『イチかバチか』、『神頼み』のニュアンスを言らしい。※音楽の事を言い忘れていました。往年のヒット曲を随所に使った演出はシニアにはたまらないものと言いましたが、このサントラはお買い得かと思います。アーティストはクリス・クリストファーソン、ニール・ダイアモンド、ビートルズ、アイク&ティナ・ターナーなど最高です。 !(^g^)! #
by eddy-web
| 2026-03-26 00:00
| よもやまCINEMA(映画の話)
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最近はあまり見ることの無くなった、電信柱。興味が無くなったのか?それとも数が減ったせいなのか?子供の頃に見た電信柱は、昼間見るとなんでも無いのだが、夜見ると何となく不気味で不思議な感覚を覚えている。夕方お使いを頼まれるとソワソワし、電信柱の側を通る時は何故か早足になり通り過ぎたことが思い出される。大人になった今でも、たまに夢にでてくる。そんなことを思いながら、宮澤賢治の寓話「月夜のでんしんばしら」を読見返した。賢治の想像力はまさに宇宙。 今回は子供の頃の体験と重ねながら装幀デザインをしてみました。イラストはふと目に止まった雑誌の挿絵。静まり返った闇夜に佇む、電信柱の姿がまるで巨人のように見えるのは、私だけでしょうか? #
by eddy-web
| 2026-03-23 00:00
| 青之無也(モノ創り)
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