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よもやまシネマ462 “ブレードランナー/ファイナル・カットI-MAX”
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2019.9.6

SF映画の金字塔として名高い“ブレードランナー”がI-MAXで上映されることになった。わたしの中ではSF映画作品の中ではBest3入る作品で、もちろん以前出た「製作25周年記念アルティメット・コレクターズ・エディション・プレミアム(限定生産)」も持っています。今回そのディレクターズカット版をI-MAXで観る事ができることになり、そく公開日に参上しました。SF映画の中でも個人的には一番の好み作品“ブレードランナー”。続編の2049ももちろん鑑賞したが、やっぱり1984年公開の1作目には適わない。35年も前に創られた作品はいまでも色あせない、まさに金字塔の名にふさわしい作品。ストーリー、キャスト、原作、演出、デザイン、音楽、どれをとっても文句のつけようがないほどのクオリティの高さがひかる。“エイリアン”の大ヒットで世界に名を知られたリドリー・スコット監督だが、その名を不動のものにしたのは間違いなく“ブレード・ランナー”である。映像化は不可能とされていたフィリップ・K・ディックのSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を見事に描ききったその卓越した
才能は花開き多くの映画ファンを唸らせた。わたしも当時、その独特な近未来の世界観に引き込まれたひとり・・・。今観ても本当に凄い。CGを使った高度な映像技術をもってしても、このクオリティの高さを創り上げるのは用意ではないと思います。小手先の技術では描けない、付加価値がつまった傑作映画と言えるでしょう。観れば誰もが思うに違いありません。
あらためて物語についてですが、今回気がついたのが作品の時代設定が2019年ということ。まさに今なのです。これにはちょっと不思議な気持ちが湧いて、「そうか、当時はこんな未来に夢を馳せていたんだ・・・」なんて、ちょっぴり感傷的になりました。遺伝子操作をテーマにした多くのSF作品は、多かれ少なかれこの作品の影響を受けているに違いない。映画だけでなく漫画やアニメなどもそのひとつと想える作品が多い。大きなスクリーンで観れた事が何より嬉しいのと、映写技術の上がった現在のシステムを使った上映には感謝です。良い作品をいい環境で観せてもらえるのは、映画好きの小生には大変なご馳走。あらためて作品を観るといままで気づかなかったことが見えたりし、さらにこの作品の凄さを味わう事が出来ました。科学がどんどん発達し、映画や小説の中で表現される未来がそのまま現実になって来ている時代。科学の進歩は同時にリスクも生み、この作品に描かれてる「神の領域」に足を踏み入れようとしています。人間の中にある欲望(可能性)を追い求めるあまり、大切なこころを失わないようにしなければなりません。そのことをしっかりと教えてくれる“ブレード・ランナー”に合掌。
P.S. デッカードを演じているハリソン・フォードが脂がのりはじめ、人間味のある役を演じとても魅力的です。後はやっぱりレプリカント(人造人間)を演じた、役者さんたちの素晴らしさが印象に残ります。プリスを演じたダリル・ハンナの妖艶な雰囲気と身体能力(本人かは?)、そして自身を人間だと信じていたショーン・ヤング演じるレイチェルの哀しげな瞳、そしてなんと言ってもこの人レプリカントのリーダーバッティを演じたルトガー・ハウアーの渾身の演技。デッカードとのラストシーンは永遠に語り継がれる名シーンです。残念ですが今年7月19日に闘病生活をへて亡くなりました。またひとり名バイブレーヤーが世を去りましたが、わたしは永遠にあなたの事は忘れません。豊かな表現力で魅了してくれたことに、こころから感謝します。合掌。
# by eddy-web | 2019-09-10 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
風呂好きに人気の老舗銭湯は、天然温泉の上に湯舟の数が半端ない下町のお風呂屋さんでした。
e0120614_16264750.jpg銭湯探訪45
あけぼの湯(江戸川区船堀)
2019.9.4


久しぶりに銭湯探訪に出かけた。暑い日が続きさすがに、外に出るのがおっくうになりちょっとご無沙汰していたわたし。とは言っても週一の銭湯通いは、ちゃんと行っている。探訪の方はしっかりとリサーチをし行動に移すので、なかなか体力を必要とします。それでも目的地に着けばいつも満足感が得られ、来て良かったと思えるのが銭湯(お風呂屋さん)である。今回はバスと電車を乗り継ぎ、江戸川区の船堀へと向かった。目指すは“あけぼの湯”。
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江戸時代創業の老舗銭湯はユニークな2階建ての上、すべて天然温泉と銭湯マニアには溜まらない魅力でいっぱい。江戸川区では55番目にあたる銭湯で、区内には60軒もの銭湯がいまだに健在のお風呂屋さん大国(大区)である。実は今日の探訪が巡礼旅の折り返し44番目になる記念の銭湯。88カ所はまだ遙か先だが、少しだけ気持ちが風呂上がりのようにほっとしています。これから秋が深まり、探訪の旅には最高の季節。帰りに汗をかく事も無く、せっかく汗を流してもまた自宅で風呂に再び入ることも無くなる。いまから予定をシュミレーションし、行き先を考える時間も楽しみのひとつ。杉並区や練馬区がつぎのターゲット。生まれ育った江戸川区もまだまだ行ってみたい銭湯が沢山ある・・・。
さて、“あけぼの湯”ですが調べて行ったにも関わらず道に迷い、歩いている人に道を聞くありさま。スマホを使っていないひとなので、こういう時は本当に苦労する。言い訳するわけではないが、迷ってふらふらする時間もある意味街を散策でき楽しいのである。チョとした小旅行気分なのである。“あけぼの湯”はいままで行ったどの銭湯とも違い、なかなか良い感じのお風呂屋さんでした。何が違うかというと一番は2階建ての銭湯だということ。意味が解りづらいが、浴場自体が二階建てになり脱衣所内に造られた階段を上ると再び浴場が現れるという不思議な造りである。
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まずは1階。電気風呂、半身浴風呂、寝風呂、ハイパージェット、そして露天風呂。これだけでも充分すぎる設備の充実。2階に上がると80℃の遠赤外線サウナと40℃低温スチームサウナの2種があり、そのほか櫓を組んだような岩盤浴風呂、マッサージバス&リラックスバス、そして丸い湯舟が個性的な牛乳風酵素風呂。もちろんサウナで火照った身体をリセットする水風呂も・・・。これだけそろった銭湯はもう銭湯の枠を超えた温泉レベル。1階にはお食事処まで揃え、これはもう温泉旅気分を満喫できる。すっごく得した気分を味わえるが、ついつい長湯をしてしまうのでそこは注意。わたしにはぴったりのお持てなしで、大満足のお風呂やさんでした。一度は行ってみたくなる銭湯のひとつに間違いありません。
# by eddy-web | 2019-09-09 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
よもやまシネマ461 “劇場版おっさんずラブ LOVE&DEAD”
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2019.9.3

ちまたで話題の映画“おっさんずラブ”を観に劇場へ出むいた。この作品はTVドラマで人気をはくしたラブコメディで男たちの恋愛を描いて社会的現象をおこをしたもの。とはいえ、実はわたしはまったく観た事もなく、今回娘に面白いと勧められての鑑賞。最近はTVに(特にドラマ)興味がなく、観るのはもっぱらNHKかコアなテレ東ばかり。この作品は特に女性に人気が高いらしく、何がそんなに女心を誘うのか確かめに来た。
まず感想ですが、この作品を映画にした訳があまりよく理解出来ませんでした。TVを観ていないので失礼かと思いますが、TVで特番にし放映すれば充分だったのでは?と感じたわたし。映画にした事で、かえって安っぽくなったのでは無いでしょうか?映画という表現にした意味、すなわち付加価値みたいなものが加われば幸いなのですが・・・。ただ、このおっさんたちの恋愛関係を軸にしたコメディは素直に面白く、久しぶりに腹を抱えて笑わしてもらいました。バカバカしいほど純な男たちの真面目な恋愛感情が、観ているうちにけなげにだんだん思えてきてしまいました。そっっち(男色)の気はありませんが、観ていると男女の恋愛とまったく同じで好きになるのに理屈は無いようです。ややオーバーな演出ですが、そこはコメディ許される範囲で多いに楽しめました。たまにはこんなバカバカしい映画も良いかも知れません。すごくリラックスできる時間を過ごしました。黒澤部長を演じている吉田鋼太朗さんの存在感は半端なく、「花子とアン」の時の石炭王伝助もインパクトありましたが、こちらも吹っ切った演技で魅了してくれます。ますます女性人気が高くなる事間違いなし。春たんを演じている田中圭くんがいまブレイクしているのも、何となく解りました。今時の女の子たちは、こんな男たちにひかれるのですねぇ~~~!今作で初参加の志尊淳くんが、春たんに自分の生い立ちと後悔の話しのくだりは自分と重なる部分があり、思わず涙してしまいました。笑いあり涙ありのエ
ンタメコメディは、わたしのこころに久しぶりの暖かい笑いと涙を提供してくれました。
P.S. 劇場内はやはり女性客が多く、隣に座ったちょっと綺麗なお姉さんが前屈みになり食い入るようにスクリーンに目をこらして入るのが面白かったです。前にいたおばちゃん2人組も、終始大きな笑い声をあげとても楽しそうでした。こう言う作品も世には必要なのですね!!
おっさんという年齢を遙かに超えてしまったわたしも、主人公たちに負けないように頑張ってみたいと思います。「何をっ!」て言われても困りますが・・・???


# by eddy-web | 2019-09-07 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ460 “ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ”
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2019.8.30.

昨日に続き連チャンの映画鑑賞。観たくてしょうがなかったタランティーノ監督最新作“ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ”が今日公開された。2日続けては滅多にないこことだが、我慢出来ませんでした。ひとことで感想を言えば大満足の花◎です。監督10本目となる作品は、いままでの作品も大好きだが久しぶりの大満足感。監督らしさが満載の上、役者たちもメチャクチャ楽しんで演じているように観えイケテマス!!映画大好き少年の腕白な映画創りが、いたるところに溢れ出しわたしの感性を刺激しっぱなし状態にしてくれました。いままで観たどの作品より、好きな作品になったかもしれません。60年代の背景も青春時代真っただ中だったわたしにはたまらない宝の山。音楽、ファッション、時代の潮流などなど、すべてがハートにヒット。目に飛び込むTVドラマの場面や映画のビルボードなど、当時のカルチャーが満載。ハリウッドの古き良き風景など懐かしさに震えが止まりません。昔の映画のポスターなどは、わたしのコレクションの中にあるものも多く、見つける度にアドレナリン大全開。劇中いつものように、放送禁止用語が飛び交い、相変わらずの派手な暴力シーンも満載。だが、ここまで潔く演出されると、小気味よくて文句の言いようもない。きっといろいろな団体からクレームがつくのだろうが、そんなの覚悟の上で創っているに違いない。それがタランティーノ監督である。最高です!!
物語は60年代後半のアメリカ映画界を描いていて、そこに当時世界を震撼させたハリウッド女優シャロン・テート猟奇殺人事件を絡めた物語になっている。当時15歳の映画少年もかなりショックな事件だったことを思い出す。そんな時代をどんな風に料理してくれるのかと、観る前から期待はMax。懐かしい名優さんたちが続々と画面に登場し、ファンにはたまらない演出が目白押し。ブルース・リーやスティーブ・マックイーンなどちょっと笑っちゃうが良く似ていました。それにしてもメイクアップ技術の拘りがハンパなく、ファッションも含めスタッフに拍手です。まとめるとハリウッド映画業界の裏話みたいなところを面白おかしく暴露した、タラちゃんの悪ガキの悪戯っぽさが滲み出た贅沢な娯楽映画です。
主役のディカプリオもブラッド・ピットも最高です。2人とも生き生きとその役を演じていて甲乙つけがたくカッコイイ。他にも脇を名優たち(アル・パチィーノ、ブルース・ダーン、カート・ラッセルなど)が固め、それだけでも得した気分を味わえます。シャロン・テートを演じたマーゴット・ロビーも生き写しというか、それ以上の美しさとキュートさで可愛かったです。彼女(ロビー)は本当に美人です。偽物の俳優さんたちも、なかなかの役づくりをしていて雰囲気抜群でした。みんな亡くなってしまっていますが、映画ファンのこころの中には今も永遠に生き続けています。テート猟奇殺人をどんな風に描くのか、メチャクチャ気になってドキドキしていたわたしですがいいラストで良かったです。結末は言えませんが・・・。その前の返り討ちシーンはハチャメチャで、やりたい放題でしたが、案外監督って優しいひとなのかも知れません。と言うか深い愛情を持ったオタク監督です。大好きです。これからも多いにわたしたちに少年のこころを思い出させてください。よろしくお願いします。みんな四の五の言わず観に行きましょう。
P.S. ヒッピーなんて懐かしい単語も出て来て、こんな時代もあったなぁ~なんて想った自分。いろんなシーンで60年代の懐かしい楽曲が導入されますが、その使い方が絶妙です。「ミセス・ロビンソン」「サークル・ゲーム」など上げたら切りがありませんが、聞いただけで胸が熱くなり言いようのない感情が込み上げてきました。もう一度あの頃に戻りたいと想うわたしです。
# by eddy-web | 2019-08-31 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ459 “世界の涯ての鼓動”
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2019.8.29.

久しぶりに日比谷まで足を運んだ。何の情報も入れず、Netで拾った題名に引かれ出むいたわたし。観たい作品が尽きてくると、たまに当てずっぽで映画を観る事がある。今回もその一例だが、主演のジェームズ・マカヴォイの名が目に入ったのも要因のひとつ。“ミスター・ガラス”“スプリット”で多重人格の役を見事に演じ強烈なインパクトを残した彼。“X-MEN”シリーズのチャールズ役が代表的だが、わたしはシャマラン監督の、このキャラにゾッコンである。かなり個性的な俳優さんだが、観る度に強い存在感を感じひかれる俳優さんのひとり。そんな彼の名に引かれ“世界の涯ての鼓動”を鑑賞。タイトルぼ名にふさわしい不思議な世界感に包まれた作品で、2つの物語が同時に写し出されているような感覚でまるで蜃気楼を観ているよう・・・。まったく別次元の人生が重なり合い、あり得ないような状況とあり得ない物語が紡ぎ出される。見終わった後の余韻に、しばらくは地に足がつかない。後に知ったのが、この作品の監督がヴェム・ヴェンダースという事実。そうだと知ると、なるほどと大納得。ヴェンダース監督と言えば、ドイツ出身の名匠で、“パリ・テキサス”“ベルリン・天使の詩”などインパクトの強い傑作を世に送り出しているひと。ドキュメンタリー作品の“ピナ・バウシュ踊り続けるいのち”もクリエーターがクリエーターを撮るとこんな風になるのだという見本のような芸術性豊かな作品で感動したことを思い出す。彼の作品を全部見ているわけではないが、独特の世界感は他の監督とは違った夢見心地を味わえる。今作品も終わってみれば、間違いなくヴェンダースとうなずける。2017年の作品なのに、マカヴォイ出演の「X-men」「ミスター・ガラス」の方が後に創られたのだが先に公開されている。映画興行の目に見えない操作があるようだが、どちらにしてもこの作品“世界の涯ての鼓動”は観る事ができて幸せです。ひと言で作品を言い表すなら「人間の根源を探るひとと、人間の尊厳を守るひと」のサスペンス恋愛映画とても言った作品です。こんな出会いは絶対無いだろうという、まったく違う環境の中で暮らす男女が出会い恋に落ちる。あり得ないとは思っていても、そこがヴェンダース監督の凄さで、巧みな演出と映像に知らず知らず引き込まれてしまう。評論家からはかなり手厳しい評価を受けているようだが、監督でしか描けない作品である事は観れば解ります。この作品が最高とは言えませんが、監督らしさを充分味わえるそんな作品です。
P.S. ヒロイン・ダニー役を演じたアリシア・ヴィキャンデルが強い信念を持つ生物数学者を好演している。地味な俳優さんだが、“リリーのすべて”でみせた実力は本物だと確信する出来映えである。不思議な世界感を写し出す背景に選ばれた、ノルマンディーの海の景色が美しく印象深い。特にシンボルとなっていたのが、浜辺に突き刺さった第2次大戦の爪痕であるドイツ軍の掩体壕の残骸。まるで“猿の惑星”の自由の女神のようで、世界の終焉をイメージしたののはわたしだけでしょうか?もの悲しくもインパクトのある画像は、タイトルをまさに象徴したロケ地の選択で一度行ってみたい気になりました。
# by eddy-web | 2019-08-30 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ458 “午前十時の映画祭/ニュー・シネマ・パラダイス”
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2019.8.27

2月以来の「午前十時の映画祭」訪問。劇場の改築工事などにより、しばらくご無沙汰をしていたわたし。“パルプ・フィクション”後約半年ぶりに観に来た作品は、映画好きにはたまらない映画“ニュー・シネマ・パラダイス”。この映画を観て、泣かない映画ファンは絶対にいないと確信する自分。数ある名作の中でも、この作品ほど映画好きのハートを掴む作品は他にない。この作品は映画好きのファンのために創られたと言っても過言ではない。映画の持つ影響力を遺憾なく再現し、そして関わる人々の深い愛が見事に描かれ観るもののこころを豊かにしてくれる。見終わると本当に映画が無限に大好きになります。ビデオでしか観ていなかったので、スクリーンで観られた事に至福の喜びを感じます。
まずは監督ですが、イタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレ(マレーネ、海の上のピアニストなど)。故郷シチリアを舞台に唱い上げた作品は、監督自身の体験談がモチーフになっているとのこと。主人公少年トト(サルヴァトーレ・カシオ)と映写機師のアルフレード(フィリップ・ノワレ)との映画を介したさまざまなひととの関わりを通し、生きる事の重みを温かく描いている。この作品が好きなんて簡単な言葉じゃ表せないくらい、本当に大好きな作品です。何が良いって言われると、全部!としか言えないくらい良いです。ひとつだけ残念なのは、今回上映された映像は完全版ではなかったこと。もちろん完全版じゃなくても、素晴らしい作品には変わりありませんが・・・。劇中のトトとエレナの再会シーンがなく、エンドロールに写真だけが映し出されるため余計に心残り感が強くなりました。それにしても名作とか、秀作とか、傑作とか褒め言葉は数あれど、全部あてはまるのがこう言う作品のこと。死ぬまでに絶対に観て欲しい、観ないと損する作品のひとつです。名シーンも上げたら切りがないので省略しますが、個人的にはこれは映画好きのお伽噺。過去も現在もそして未来も、ず~っと映画を好きでいると気持ちを強く思わせてくれます。何度でも観たくなります。なんだか好き過ぎて、うまく言葉では言い表せません。ゴメンナサイ!
絶対に言っておきたいことですが、作品のテーマ音楽が作品の付加価値を何十倍何百倍と高めている事が再確認できました。映画音楽の第一人者エンニオ・モリコーネの美しい旋律は数ある名曲の中でも最高傑作ではないでしょうか?何度も流れる音楽ですが、様々なシーンにそっと寄り添う感じで、時に優しく、時に哀しく、そして時に強く主人公のこころに重なり涙を誘います。好きなシーンが沢山あり選ぶのは大変ですが、ラスト近くの劇場が爆破されるところは色々な感情が入り乱れもう涙が止まりません。嗚咽がでるほどに感情が高ぶり、ひとりで観たら思いっきり泣けるのになァ~~~。思いっきり泣けるなんて、幸せですよねェ~。みなさんはどう思いますか?
劇中、往年の名作や俳優さんたちがいっぱい出て来る所の、この映画のオプション的喜び。知っている作品が出る度、こころが踊りました。忘れてはいけない人生の断片を再発見させてくれる、そんな作品を見逃しては一生後悔します。だから、絶対観てください。

P.S. 初老のトトを演じたジャック・ペランは、デビュー当時美青年俳優として人気をはくしましたがこの作品で再び脚光を浴びたレジェンド。いまはドキュメンタリー映画監督業のほうが多いようですが、“WATARIDORI"は公開時に観ましたが素晴らしい映像に感動しました。この人自身が今作のトトのように、映画が大好きなことが解ります。そう言う意味でもベストのキャスティングではないでしょうか?若い頃より、年輪を重ねた彼の方が、これもまたトトと同じで熟成したワインのようで香しくいい味を出しています。トトの子ども時代をやったサルヴァトーレ・カシオはイタリアで実業家になっているとのこと。映画だけでなくすべてが時間の重みを感じさせます。

★こころに残る名台詞(アルフレードが旅立つトトに捧げた言葉)
今のお前は私より盲目だ。
人生はお前が見てきた映画とは違う。
人生はもっと困難なものだ。
行くんだ。お前は若い。
もうお前とは話したくない。
お前の噂が聞きたい。(前・後略)


※エピソード(日本)ですが、初公開は良くお世話になる「シネスイッチ銀座」での単館上映。200席ほどの劇場ですが、当時にしては異例の40週におよぶロングラン上映になり、動員数27万人・売り上げ3億6900万円は今だに破られていない記録だそうです。もうひとつ、映画評論家の淀川長治さんが「胸をかきむしられた作品」と評しているのもこの作品です。

# by eddy-web | 2019-08-27 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ457 “ライオン・キング”
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2019.8.23

ここのところ、突然雨が降ったりする日が多く外に出かけるタイミングがそらされどうも予定が立たない。さっきまで日がさしていたかと思うと、突然雨が降り出す。ここ数日そんな日が続き、映画鑑賞に行けない日が・・・。
そんな合間をぬってようやく観にいった作品は、ディズニーの話題作“ライオン・キング”。ライオン・キングはアニメにしても、舞台(ミュージカル)にしても、超人気作品。単純明快なストーリーに壮大な自然をバックにした演出が、老若男女の心をとらえファンが多い。劇団四季が超ロングラン興行をしている舞台も、一度観るとはまってしまうようである。1994年にアニメ化され、世界中で大ヒット。今回は時代を経てのフルCGによる実写化リメイク。公開前から話題の最新作は、観る前から期待感でいっぱいである。夏休みも終盤になり、劇場の混雑も一段落。ゆったりと映画鑑賞ができ、作品を堪能することができた。内容自体はそのままなので特に新しい感動はなかったが、実写化された映像の圧倒的再現力のクォリティの高さに驚愕することしきり。いったいどんな作業を繰り返すと、こんな映像を創り出せるのだろう?とため息が漏れる。動物はもちろん花や虫などの生態が生き生きと映し出され、ドキュメント作品でも撮る事出来ないリアルな動きに目が釘づけ状態になる。思わずクスッと笑みがこぼれるような生きものたちの動きが沢山映し出され、それだけ観ていても楽しい作品に仕上がっています。映像技術の進歩には日々驚かされますが、人間の表現能力はまさに無限です。フェイクという言葉が最近良く使われますが、映像においては何が本物で何が偽物なのかなどほとんど解らない時代に突入しました。この先映画の進歩は予測不可能ですが、技術の進歩に伴う原作や脚本が同じように生まれて来ることを望んでやみません。もちろん出来ると信じていますが・・・。作品の面白さはストーリーや映像だけでなく、音楽でも多いに観客を楽しませてくれるのが“ライオン・キング”。有名な楽曲も多くこちらもファンがいる。わたしも好きな曲が多いのだが、何と言っても挿入歌の中でひときわ耳に残るのが「ライオンは寝ている」である。これは映画のオリジナル曲ではないのは、良く知られている。1961年にソロモン・リンダという人が書いた曲で当時トーケンズというグループがアカペラ(ドゥーワップ)により唱い上げ大ヒット。それ以降も多くのグループにより謳い続けられ、いまでも人気の高い名曲のひとつである。ファルセットを巧みに操る独特の謳い回しと、コーラスの素晴らしさが何度聞いても飽きないメロディです。この曲には深い意味が実はあるようで、ヨーロッパが進めたアフリカ植民地政策の隠れた民話がベースになっているとのこと。そんな思いがこの曲に込められていると知ると、一層この曲に愛着がわくわたしである。さて、夏休みも後わずかいろんな角度で楽しむ事の出来る作品です。劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか?
P.S. 音楽の話の続きですが、他の楽曲も印象に残る作品が多く中でも「ハクナ・マタタ」は、人生の応援歌のようで人気が高い。何をやっても上手く行かない時に、聞くのはいいかも?スワヒリ語が由来で、「問題ない」という意味がより強調されたポジティブ思考の言葉です。楽曲はその年のアカデミー歌曲賞にノミネートされたが、惜しくも授賞を逃しました。


# by eddy-web | 2019-08-24 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
スカイツリーのお膝元、錦糸町にほど近い“黄金湯”と書いてこがね湯というの下町銭湯へ・・・。
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黄金湯(墨田区大平)
2019.8.16


錦糸町は昔から馴染みの深い街。小・中通して子供だったわたしには、大人の人たちが遊ぶ場所というイメージが強かったところ。高1の頃、友人と恋愛映画“個人教授”を観に行き、私服の警官に呼び止められた事がある。月曜日だったので、間違いなく学校をさぼった不良に観られたのだろう?文化祭の代わりで休みになり、それを利用しての映画鑑賞だということを説明した訳だが・・・。その時はもうドキドキで、何を言ったかさえ思い出せない。今思うと忘れられない青春の一コマ。今だから言いますが、実は嘘をその時つきました。丁度その時、三船敏郎の「山本五十六」がやっていて、それを観に来たと思わず言ってしまったのだ・・・。自然に出たのだが「個人教授」を観に来たと言えるほど、大人にはなっていない小心者だった自分。いまではそれも笑い話のひとつです。
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さて、“黄金湯”は蔵前通りを渡り2本目の道を右に入った路地裏にある銭湯。マンションの1階にある下町銭湯のひとつ。入り口に「黄金湯」の看板が掛かっていないと、ただのマンションである。中に入ると珍しく若い男性が迎えてくれた。若旦那さんでしょうか?(*^o^*)が素敵な優しい感じが好印象です。銭湯の造りはごく普通の感じだが、洗い場に足を踏み入れると何故か温泉のような薫りが・・・。
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調べると地下水を汲み上げ、薪でお湯を沸かしているとのこと。柔らかい肌触りのお湯は、ちょっと温めだが気持ちいい。お客さんは間違いなく常連さんたち。地元に根付いた銭湯といった感じで庶民的。目についたのが、湯舟の後に貼られた壁新聞。毎月書かれているらしく、季節感を感じさせる内容につい読み入ってしまいました。きっとさっきの若旦那が創って入るのだろう。頑張ってますねぇ~!良い感じです。コミニュケーションを大切にした、銭湯ならではの工夫がなされ共感を呼びます。ここは、この日も洗い場を使いコンサートが開かれたらしい。銭湯を知ってもらうための創意工夫が色々と考えらえられ、若旦那の前向きな姿勢に拍手です。お湯を楽しむ時代から、地域交流のイベント会場として人と人との新しい繋がりへと変わる時代になりました。
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# by eddy-web | 2019-08-20 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
よもやまシネマ456 “マイ・エンジェル”
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2019.8.16

いきなりの話しですが、有楽町スバル座が今年の10月で、半世紀の歴史に幕を下ろすとのこと。1996年(昭和41年)に開館した老舗が、またひとつ消える事に・・・。映画が人々にとって一番の娯楽だった時代に、デートするなら有楽町で映画というのが当時のステータス。わたしも随分お世話になりました。(デートの記憶はほとんど無いが?)
そんなスバル座に足を運んだ。2年ほど前に“花筐”(大林宣彦)を、観に来て以来になる。有楽町駅前にある劇場は、そんなに大きくはないが他のロードショー公開館とも違う独特の雰囲気をもつ場所。後2ヶ月と迫った閉館前に、最後の洋画公開に選ばれた作品が“マイ・エンジェル”である。夏休みに観たい作品をほとんど観ていたため、インターネットで映画を検索していたらマリオン・コティヤールの名が目に飛び込んだ。好きな女優さんのひとりで、どんな作品に出ても存在感抜群の演技で魅了する彼女。エキゾチックなキリッとした顔立ちが印象的な美しいひとある。目力が強く意思の強さがひしひしと伝わる女優さんで、そんな彼女が主演の映画に興味をそそられない訳がない。猛暑の中、意を決して(ちょっと大袈裟???)有楽町へ・・・。観客はまばらだったが、いかにも映画が大好きといった感じの中高年たちが鑑賞に来ていました。早速いつも通りパンフと売り場へ行くと、どういう訳か制作してなく売っていない。流石のわたしもちょっとビックリ!?何で???である。パンフを記念に買うのもわたしの楽しみのひとつ。「嘘っぉ~~~」って、感じでショック大である。ちょっと気分を壊された感じで映画を鑑賞。そんなモヤモヤした気分で映画に臨ませた映画関係者には説明責任義務があると思います。せっかく良い映画を観たら、余韻を楽しむのに不可欠なのがパンフ(プログラム)の存在。こんなこと今までに経験したことありません。閉館まであとわずかなのに・・・。
さて、映画“マイ・エンジェル”ですが良かったです。モヤモヤを引きずったため、すんなりと内容に浸るまで時間が掛かってしまったが良い映画でした。マリオン・コティヤールの演じたダメダメな母マルレーヌと、母親を誰よりも愛してやまない娘エリーの理屈では語れない親子の絆がテーマになっている。いきなりの性描写にちょっと驚かされるが、この物語の本質人間の中にある不可解な行動と理屈では処理できないエゴの意味が描かれている。ここまで奔放に行動する人間は、現代では社会不適合者と見なされる。あえてこのわがままな生き方を描くことで、問題提議をした監督に緻密な才能を感じたわたし。今回初監督となるヴァネッサ・フィロは女性監督で写真家やミュージシャンとしても活躍するひと。今作品はその彼女の才能が至る所に出ていて、まず画像の美しさに引き込まれる。また心理描写の繊細さは、女性ならではの感性が感じられ深くこころに残る。娘エリーを演じたエリーヌ・アクソイ=エタックスの演技力は驚愕である。この先どんな女優人生を送るのか、この先創造もつかない。子どもがメインの映画を観る度、演技力の高さに驚くことが多い。どんな名俳優さんたちも、子どもが相手では最高の演技をもってしても喰われてしまう。そんな典型的な作品ではないでしょうか?「親子の絆」なんて、簡単に語れないほど複雑なこころの動きが描かれ考えさせられる。劇中エリーが発する言葉「ママがいなくなった子供はゴミ箱行き」の台詞は胸に突き刺さる。7月に観た“存在のない子供たち”、昨年観た“フロリダ・プロジェクト”。後者は今作品との共通点が多いが、いずれにしても親の責任と子どもの権利を思い知らされる良い作品でした。

P.S. エリーノ寄り添う孤高の青年フリオヲ演じた、アルバン・ルノワール主演の2人にも負けない存在感で、とても好印象を持ちました。これから期待大の俳優さんです。誰もが憧れるリゾート地として有名な南仏コート・ダジュールの美しい街。そんな場所にも生きる事の難しい人々が暮らし、社会の表裏が皮肉な感じに映し出されていて現実を思い知らされた作品でした。

# by eddy-web | 2019-08-19 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
「キングオブ縁側・タカラ湯」と双璧をなす、足立の銭湯を代表する“大黒湯”へのハシゴ巡礼決行。
e0120614_18203797.jpg銭湯探訪43
大黒湯(足立区千住寿町)
2019.8.12


満を持しての銭湯探訪の旅は、ある意味歴史を尋ねるような小旅行。電車やバスを乗り継ぎ訪ねるお風呂屋さんは、長い歴史を刻み庶民の暮らしに寄り添ってきた生き証人。どこのお風呂屋さんにも、それぞれの魅力がありいつも優しく心身を癒やしてくれる。これは日本が誇る文化そのもの。それを味わう事無く人生を過ごすなんて、もったいないではありませんか?
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と言う事で、今日は時間もたっぷりあるのでチョイと欲張り銭湯ハシゴ旅。“タカラ湯”を後にし、再びバスに乗り“大黒湯”さんを目指した。地図上ではそんなに離れていないのだが、流石の暑さで歩く気にはなれない。じっとしていても汗ばむ今日は、35℃を行ったり来たり。せっかくいい汗を流したのに、バスに乗るまでに再び汗だく。「馬鹿じゃないの!!」と、普通なら思うだろうが銭湯好きにはノープロブレム。“大黒湯”の玄関前に立った瞬間、気分はもうパラダイス。一度リサーチしていたので、スムーズに到着。足立区で1・2を争う人気の銭湯は“タカラ湯”に負けず劣らずの堂々とした風貌である。目に飛び込む宮造りに唐破風の瓦屋根、その姿は観るだけでも一見の価値がある。時代を超えて来た姿の醸し出す外観をじっくりと堪能した後、いざ館内に・・・。
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下駄箱の文字がまず目に飛び込む。和文字で書かれたその板鍵が、昭和を感じさせ何故か懐かしい。聞いてはいたが、建物内はまるで重要無形民俗文化財。脱衣所の天井を見上げると格子で創られ季節の花の絵が・・・。歴史承認の絵は大分色あせ、時の流れを感じます。その他にも、大きな木の額に直接描かれた鷹?(鷲)などが飾られ、ちょっとした美術館。いくら時間が合っても足りないほど、見所が多い。浴室に入るとまずはその広さに開放感を味わう。正面には「富士山」のペンキ絵。これまた堂々としていて、嬉しい。湯舟は普通のものとジェット浴槽、そしてなんと言っても嬉しいのが露天風呂である。大きな岩が配置された小さな庭に囲まれ、こ洒落た感じでそれはある。温度はやや温めだが長~くっ、浸かっていられそれはもう天国。周りを囲む竹(風)の囲いの上の隙間から見える外から入る風が、何とも言えず心地良い。有料だがサウナもあり、言う事なしのお持てなしです。何が嬉しいかって、わたしは水風呂が溜まりませんでした。暖まっては、冷やしの繰り返しを何度もし120%“大黒湯”さんを堪能しました。東京では“タカラ湯”さんをキングオブ縁側、“大黒湯”さんをキングオブ銭湯“と呼んでいるらしい。たしかに行ってみれば、それが間違いのない事実だと確信する。ハシゴはお勧めしませんが、ぜったい一度は足を運んでほしいお風呂屋さんです。
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※ちなみに軒の左上にある弓矢は、江戸時代に屋根に掲げられていた銭湯の目印を再現したもの。「弓射る(ゆみいる)」「湯入る(ゆいる)」にかけた語呂合わせだそうです。
入り口横の板は何の暗号かというと、「わ+板(いた)」「わいた」。つまり「湯が沸いた」という意味で「営業中」の合図なんだとか。裏には「ぬ」と書かれていて、「湯を抜いた」=準備中、なのだそうです。粋ですね。


# by eddy-web | 2019-08-14 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)


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