'08.May.15.
![]() Tokyo Midtownの『STYLE MEETS PEPOLE』というお店で友人が個展を開いている。平竜二「プラチナプリント展」。1ヶ月の個展期間も終了まで3日となり、やっと訪れることができた。HP上では拝見していた作品だが、直に見てその素晴らしさに感動。生で見ないとこの良さは、とうてい伝わらないと断言できる。写真という枠を飛び出し、とても繊細な世界を創りだしている。印画紙のかわりに使われる和紙が、タッチを絶妙な雰囲気でかもし出していて心地いい・・・。この印画紙から創ると言うプラチナプリントの世界にこころを奪われた。わたしは一枚のお皿にぽつんと置かれた、タンポポの綿毛玉の写真に心ひかれた。モチーフの綿毛の球が触れるとこわれそうである。はかなく危ういのだが、凛として心を奪う。雑誌の記事で平さんが語っていた。「写真とは錬金術」であると、今日その意味がすべて解けた。大切に守りつづけてほしい技の世界に触れ、心が和んだわたしである。 平竜二「プラチナプリント展」 ●STYLE MEETS PEPOLE TEL/03-5413-3705 http//laurant.whitesnow.jp #
by EDDY-Web
| 2008-05-17 14:44
| 展覧会
|
Comments(0)
08.May.4
公私ともに長いおつき合いのみつをさん。またまたの展覧会です。絵を描き、執筆し、山にのぼり、その上うちのUZUMAKI工房にも参加していただき、いったいどこにそんな時間があるのだろう。頭が下がります。もしかしたら仙人!? みなさん是非、足をお運びください。 中村みつを*ビビ原画展 場所:オリオン書房ノルテ店ラウンジ(立川駅北口) 電話:042-522-1231 日時:5月2日→5月22日(10:00→20:00) 最終日は17:00まで 原画30点を展示します。 絵本「ビビ」をお買い上げの方には、原画ポストカード1枚プレゼントします。 その他、原画ポストカード各種販売もします。 木像ビビが入り口でお待ちしています。 ![]() えんグループ展「記憶のビーズ」 2008年5月22日(木)→25日(日) 午前11時→午後6時 (初日は午後2時から、最終日は午後5時まで) 古民家ギャラリー 風の庵 栃木県佐野市堀米町655-20 TEL:0283-24-7144 http://www.sctv.jp/~yorozuya/kaze_phot.html イラストレーター、版画家、立体作家、人形作家、和布小物作家、型染作家など、独自の世界をもつ37人が、記憶に残る出来事、なつかしい風景、大切にしていた宝物などを作品にしました。 主な出展作家はイラストレーター・中村みつを、版画家・大野隆司、漫画家・内田カズヒロ、立体作家・大久保八重魚など。 * グループえんについて 目黒区駒場で2001年から2004年まで「ギャラリーえん」をオープンしていたオーナー・尾花則子(作家名はこざる〕と、企画展に出展したり、個展で作品を発表していた作家たちが、ギャラリーをクローズした後も交流を続け、1年半に1回程のペースでグループ展を開催しています。 2005年 埼玉の蒲生で、2006年東京の青山で開催。 お問い合わせ、ご質問などありましたら下記までお願いします。 尾花則子(えん代表) TEL&FAX:0283-24-7237 e-mail:gallery-en@boat.zero.ad.jp #
by eddy-web
| 2008-05-04 12:59
| 展覧会
|
Comments(0)
![]() NEWS 08.Apr.3 今月末に発売予定の中村みつを作品、「森のくらし」リヨン社刊の最終校正のため、神保町を訪れた。九段下で乗り換えるのだが、九段下の駅構内は人、人、人。きっと千鳥ケ淵の桜を愛でる人々に違いない。散りそうで散らない桜もきっと、この土日が最後。それにしてもすごい人だ。ここのところ忙しく、花見どころかブログもとんとご無沙汰である。毎日書ける方はすごいと本当に思う。まあ、もともとお気楽気分ではじめているので、気が向けば書くという自分である。桜などを見て春を満喫したいところだが、今日は我慢我慢。 みつをさんとは長い付き合いでかれこれ、20年くらいになろうか?仕事もいろいろご一緒している。それなのにみつをさんの執筆する作品は今回がはじめて。プレッシャ−はないが変な気分である。好きな人の書いた、好きな人の作品である。当然へんなものは創れない。ひとことで言うとこころが「こそばゆい」のである。解りますか?ゆっくりと話し合って創る時間は、いつもながらなかった。みつをさんを精一杯デザインしたが、さてどうだろう・・・。 4コマまんが的な短編をまとめた今回の作品。エッセイをはさんでとても読みやすい。昨今文字離れが進む若者にも、きっと読みやすい本に違いない。それにみつをワ−ルド満開で、ジワ〜ッとこころが熱ったかくなること間違い無し。ひとりでも多くの人に読んでもらいたい、いちおしの作品です。都会ぐらしで乾いてしまったこころのちょっとお水(森のくらし)はいかがですか・・・。4月15日発売予定。UZUMAKI工房でも取り扱いますのでどうぞよろしくお願いします。 ![]() #
by eddy-web
| 2008-04-05 22:41
| ひとこと・ひとごと・ひとりごと
|
Comments(0)
![]() 08.Feb.4 覚えていますか?1月の終り、新聞の片隅にこんな記事が掲載されました。「手紙 風船飛ばして15年・・・カレイが届ける?」というタイトル。内容は、むかし小学生だった少女が、通っていた学校の創立記念で風船に手紙をつけ飛ばした。そして・・・。どこか遠くに暮らす会ったことのない人がそれを拾い、返事が帰り出会いが生まれる話。きっと少しは本当にあることだろうと思う。子供にとっては大切な、夢をのせた手紙である。と、ここまでは良くある話。驚くのはこのあと、記事には千葉の銚子沖で、漁師の人が釣上げたカレイの背中に、ついた手紙を見つけたことからはじまっていた。手紙は15年前のものである。魚の背にどうしてついたかは、カレイしか知らない。信じられない出来ごとだが、ふつうは別に捨てられても仕方ないもの。それを漁師さんのやさしい思いやりから、手紙が差し出し人に戻ったという話。小さな話だが、とってもあったか〜い、ふしぎな話。毎日報道される、暗いニュ−スの数々。そんな中、見つけた記事はその日一日、とても幸せな気分をわたしにくれた。こんな話しが毎日聞けたら、どんなに平和なこころでいられるだろうと思う私である。 P.S. ひとつ気掛かりなことがある。そのカレイはどうなったのかなぁ〜。やさしい漁師のおじさんが、きっと供養してくれたに違いないと、わたしはひとり思っている!? ![]() #
by eddy-web
| 2008-02-04 18:35
| チョッといい話?(沁みる話)
|
Comments(0)
![]() 08.Jan.27 大阪国際女子マラソンが号砲とともにスタ−トした。北京五輪の代表選考をかねた今回のレ−ス。注目はやはりひとりのランナ−にむけられていた。中距離に於いては国内に敵のいない、福士加代子その人である。いつも笑顔を絶やさない、明るいイメ−ジの彼女。どんなレ−スを見せてくれるのか・・・。わたしは稽古の関係で、レ−ス20kmくらいまでをTVで見て出かけた。その時点ではブッチギリの展開で、福士選手が独走していた。レ−ス前のインタビュ−でも、自信を覗かせていた彼女。このまま終わるとだれもが思ったに違いない。帰宅し一番気になっていたのは、朝青龍と白鵬の優勝あらそいと女子マラソンの結果。画面から目に飛び込んできた映像にわたしは驚き、そしてふるえた。涙がとまらない。そこには何度も顔から前のめりにたおれる福士の姿。信じられない光景だった。完全に足にきている様子が伺える。なぜか彼女はそんな状態なのに、笑みを浮かべている。それがなおさらこころを締め付けた。競技場内からは悲鳴にもにた、声援が画面から伝わってきた。そしてGOOL。終わった。 結果は19位。彼女にとって生涯わすれることのないレ−スになったことは間違いない。だれがこの結末を予想しただろうか?いろいろなコメントが、解説者から寄せられてていた。残念な結果と言ってしまうには、あまりに過酷で重い。わたしはこの結果は、きっと彼女をひとまわりもふたまわりも大きくすると信じている。それは1ランナ−としてだけでなく、人として。なぜなら彼女自身が一番この結果を、良くも悪くも受け止めているからである。これからがもしかしたら本番なのかも知れない。少なくとも彼女のレ−スへのこだわりや、自分自身に負けない姿は、しっかりとわたしのこころに刻まれ残った。レ−ス後のコメントで、倒れたことすら覚えていないと彼女はいった。闘争本能のみが彼女の足を動かしたのだろうか?それは彼女しか解らない。こんど彼女のレ−スを見る時は、いままでとちがった笑顔が見たいと思う自分。そしてその日を楽しみに明日も頑張ろうと思う。 #
by eddy-web
| 2008-01-29 15:25
| ひとこと・ひとごと・ひとりごと
|
Comments(0)
|
最新の記事
カテゴリ
よもやまCINEMA(映画の話) ひとこと・ひとごと・ひとりごと(つぶやき 展・覧・会 風来紀行(散歩と旅) チョッといい話?(沁みる話) ごあいさつ NANJYa?COLLe(オタク訪問) 魚々苑(魚と草花の話) 青之無也(モノ創り) Switch音(音楽の話) NEWS Love ゆ Tokyo(銭湯探訪) 大好きな映画(BestChoiceMov 以前の記事
2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 06月 2007年 05月 フォロー中のブログ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
![]() |