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よもやまシネマ78ーパイレーツ・オブ・カリビアン(生命の泉)
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2011.Jun.27
学校が代休だった小2の息子にせがまれ、3Dの「パイレーツ・オブ・カリビアン」を観た。この大人気シリーズを映画館で鑑賞するのははじめて。ジョニー・デップは大好きな俳優。ティム・バートン監督との作品は、息もピィッタリで「シザー・ハンズ」「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」などどれも夢と映像が美しくまとめられ、ファンタジー映画の傑作ぞろい。「シザー・ハンズ」はとくにわたしのお気に入り。また1993年作品「ギルバート・グレイプ」は名作で、ジョニーのほかジュリエット・ルイス、レオナルド・デカプリオといまや名優と位置づけられる若き日の俳優でいっぱい。みな素晴らしく繊細な演技で、涙を誘われる。間違いなく映画史上に残る作品である。
さて、「パイレーツ・オブ・カリビアン(生命の泉)」鑑賞のひとこと。面白い!!前3作品もTVなどでは観ているが、この映画が一番かも!?とにかく飽きさせない演出の連続で、美術、衣装、特殊メーク、舞台装置など、どれも一級品。下世話だがお金かかってる〜って感じです。もちろん映像技術は観る度にアップし、多いに楽しませてくれる映画だ。主人公の海賊“ジャック・スパロウ”は、食えない男で何を考えているかまったく読めない。そこがどうしようもないくらい、魅力的に描かれていて男心をくすぐる。天真爛漫でロマンティストで、子どものように無邪気。男が一番あこがれる、自由奔放な生き方をしている奴。同類ではタイプは違うが“インディ・ジョーンズ”でしょう。今回の内容の印象は、そのインディとかぶっている感じだが許しましょう。物語の中、大切な役割として人魚が出てくる。みな美しいとしか形容できないくらいまぶしく、そして怖い。はじめに出てくる人魚タマラは、ほんとに息を呑む。演じたジェマ・ウォードは、ヴォーグ誌などで活躍するトップモデルと聞けば納得。“生命の泉”の鍵を握る人魚シレーナも、ピュアで違う意味また美しい。演じたアストリッド・ベルジェ=フリスベはアメリカ映画初の出演で、フランス、スペインと語学に堪能のバイリンガルと聞く。フランスやスペインの映画ではすでにデビューしているらしい。今後が楽しみな女優さんである。また今回はペネロペ・クルスがジョニーのお相手だったが、真っ向勝負の強い女を見事みせてくれ、あらためて美しさを確認。一児のおかあさんとは思えません出した。
# by eddy-web | 2011-06-28 00:00 | よもやまCINEMA | Comments(0)
よもやまシネマ77ースカイライン(征服)
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2011.Jun.24

梅雨明け前なのに、30度を超える日が・・・。節電が呼びかけられ覚悟を決め夏を待つ私たち。それにしても今からこの暑さでは・・・!?
映画館も工夫をし節電に取り組んでいる中、SF映画「スカイライン」を鑑賞。何の情報も入れずに観に来た。今年の夏はSF映画がぞくぞくとやってくる。マイティ・ソー、ハリポタ完結編、トランス・フォーマー、などなど。あの名作「猿の惑星」の新作も控えているとのこと。夏はやっぱりスカッと娯楽性の高い作品が良いですね。いま、スピルバーグのスーパー8が公開されているが、楽しみにしている自分。来週あたり観ようかと思っている。
さて、「スカイライン(征服)」の話をしよう。製作スタッフは「アバター」を創ったVFXチーム。映像技術はもちろん非の打ち所は見つからない。Xメンの時にもチョコっと触れたが、問題はテーマと内容の深さ。パンフの解説に冷徹なリアリティをもって描く“新世紀の映画黙示録”と謳っている。確かにリアル且つ残酷に映画はまとめられ、次から次と恐怖心をあおられ気がつくと終わっている。これもまたつづく・・・といった感じの終焉である。次回作でもっと掘り下げるのだろと、期待はするがちょと大味なつくりな気がした。宇宙には地球と同じような星が沢山あり、地球いやそれ以上の文明を持った異星人がいることだろう。それらが愛すべき友なのか、それとも地球破滅の敵なのか。この映画は後者で、突然なんの前触れなく現れ殺戮をはじめる。ただひたすら・・・。市民はただただ逃げ惑い、時に微力な力で立ち向かう。人間は地球上では強者でも、宇宙規模で観ると弱者であることが思い知らされる。「ET」や「未知との遭遇」のような何ともいえぬ心の安らぎはここには存在しない。ある意味、こちらのほうが現実味があると言えばあるのかも・・・。異星人の目的やら文明やらはきっと次回に種明かしだろうと思う。意味ありげな演出で最後のシーンは終わっていた。異星人はひたすら気味悪く、宇宙船も鉛色でいかにも敵という感じのグロテスクな形体。好みの問題なのでSF好きの方はご鑑賞を。それにしても、「アバター」は良かった!!
# by eddy-web | 2011-06-28 00:00 | よもやまCINEMA | Comments(0)
よもやまシネマ76ーX-men ファースト・ジェネレーション
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2011.Jun.14

X-menシリーズ最新作を見た。この手のSFアクション映画のアメリカ映像技術には舌を巻く。ただほとんどのケース、内容が技術に圧倒され薄っぺらな作品も多い。ず〜っとこのシリーズを見て来て感じるのは、スタート時のこと。まるで“紅白歌合戦”のよに、CGとキャラのてんこ盛りでミュータント総出演状態。楽しいがおなかいっぱいで、何が良かったか内容の記憶が薄いというのも事実だ。
さて今回は、過去にもどり主人公の的をしぼった構成で“なるほどそうだったのか”というもの。キャラにも的をしぼり、それぞれの覚醒した原因などとても興味深く観ることが出来た。スター・ウォーズやバットマンも過去のエピソードに帰る手法で成功しているが、X-menも同じようにどんどん面白くなっている。前作の「ウルヴァリン」はシリーズで一番の出来と感じた。最後が次回に続くような表現だったので、今回は続編と思っていた。見事裏切られたが、十分すぎる作品に仕上がっている。マグニートの怒りや、プロフェッサーXの愛、そのほかミスティークの悲しみなどなど・・・。人と違うことの苦悩が丁寧に描かれ、SFの世界に収まらない問題をわたしに感じさせてくれた。次回作品が楽しみである。サプライズでウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)がワンシーン出演していて“おととい来やがれ!”のひとこと。今回も新しいキャラがたくさん出てきたが、ウルヴァリンの存在感はピカ一です。
# by eddy-web | 2011-06-18 12:11 | よもやまCINEMA | Comments(0)
よもやまシネマ75ーBLACK SWAN
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2011.May.20

ナタリー・ポートマンが今年度主演女優のオスカーを手にした作品である。彼女ももう30歳。11歳で鮮烈なデビューを果たした「レオン」は、いまだ記憶に新しい。あれから19年が過ぎ、しっかり大女優への道を歩んで来たそんな結果のこの作品。子役でスタートした俳優たちは、いろんな意味でスキャンダラスな人生をおくることが多い。だが彼女はしっかりと地に足をつけ自身を貫き、仕事さえセーブし名門ハーバード大学で心理学を学んだという。自分のビジョンをしっかり持っていることは、やはり大女優の証だろう。先輩のジュディ・フォスターにどこか共通するものを感じてしまう。
さて映画だが、ややホラー仕立ての色が濃く、きっと好き嫌いがはっきりと分かれてしまうに違いない。映画公開時にクラシックバレー界から、ひどい悪評で叩かれたらしい。ストイックな世界を表現しているので、かなりの誇張やスキャンダラスな演出もある。そこいらが芸術の世界の方たちのお気に召さなかったのかも・・・?!
この作品で見事オスカーを手にしたポートマンだが、やはり評価に値する見事な演技は間違いない。彼女のために生まれた作品と言っても過言ではないだろう。主人公の内面にある焦り、拘りや葛藤など、複雑かつ繊細に表現し、その変貌が美しい分なお怖い。堕ちて行く先輩ダンサー役のウィノナ・ライダーや母を演じた懐かしいバーバラ・ハーシーなど、脇を固めた俳優さんたちもしっかりとリアルな存在感を出している。監督は昨年見た「レスラー」で、あのミッキー・ロークを復活させたダーレン・アロノフスキー。「レスラー」は大好きな映画の一本。クラシックバレー、イコール芸術。かたやプロレス、イコールエンタテイメント。両極のような2つだが、今回の映画を観ると、そこで生きる人たちのいちずなまでの拘りはいっしょである。ポートマンの肉体改造に相当な時間を裂いたことは、無駄のないその体の線を観れば息を呑む。やはりそんな所も「レスラー」と共通している。変形した足の指先の関節、新品のトゥーシューズの底に傷を入れるといった細かな描写は、その世界の厳しさが素人にも伝わるシーンのひとつだ。はじめに好き嫌いははっきり分かれると言ったが、ストイックなその世界感はわたしを十分堪能させてくれました。完璧を求めるあまり大切なものを引き換えに失う。主人公が踊る黒鳥のシーンは、背中が寒くなるほど官能的で美しくそして痛々しい。白と黒は、表裏一体。ラストシーンの“パーフェクト”の言葉がこころに刻まれ映画館を後にした。
# by eddy-web | 2011-05-21 00:00 | よもやまCINEMA | Comments(0)
心なき同意書。
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2011.May.12
12日の朝刊で悲しい現実を知った。それはそれは本当に小さな記事。震災後やっと前に歩き出した被災者の方たち。原発事故で計画区域に入り、避難を余儀なくされている福島県川内村の人々。震災から2か月が立ち、ようやくおりた2時間の一時帰宅。そこで求められた国からの同意書。そこには「自己の責任において立ち入ります。」の文字が・・・。
なんという冷たいことばだろう。こんなことを平気で言える日本が悲しい。世界中の人が、日本人の逞しさを賞賛している。援助のこころが広がる中、冷水を浴びせる出来事にただただ呆然とし将来への不安がよぎった。
# by eddy-web | 2011-05-13 00:00 | ひとこと・ひとごと・ひとりごと | Comments(0)



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