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「キングオブ縁側・タカラ湯」と双璧をなす、足立の銭湯を代表する“大黒湯”へのハシゴ巡礼決行。
e0120614_18203797.jpg銭湯探訪42/
大黒湯(足立区千住寿町)
2019.8.12


満を持しての銭湯探訪の旅は、ある意味歴史を尋ねるような小旅行。電車やバスを乗り継ぎ訪ねるお風呂屋さんは、長い歴史を刻み庶民の暮らしに寄り添ってきた生き証人。どこのお風呂屋さんにも、それぞれの魅力がありいつも優しく心身を癒やしてくれる。これは日本が誇る文化そのもの。それを味わう事無く人生を過ごすなんて、もったいないではありませんか?
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と言う事で、今日は時間もたっぷりあるのでチョイと欲張り銭湯ハシゴ旅。“タカラ湯”を後にし、再びバスに乗り“大黒湯”さんを目指した。地図上ではそんなに離れていないのだが、流石の暑さで歩く気にはなれない。じっとしていても汗ばむ今日は、35℃を行ったり来たり。せっかくいい汗を流したのに、バスに乗るまでに再び汗だく。「馬鹿じゃないの!!」と、普通なら思うだろうが銭湯好きにはノープロブレム。“大黒湯”の玄関前に立った瞬間、気分はもうパラダイス。一度リサーチしていたので、スムーズに到着。足立区で1・2を争う人気の銭湯は“タカラ湯”に負けず劣らずの堂々とした風貌である。目に飛び込む宮造りに唐破風の瓦屋根、その姿は観るだけでも一見の価値がある。時代を超えて来た姿の醸し出す外観をじっくりと堪能した後、いざ館内に・・・。
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下駄箱の文字がまず目に飛び込む。和文字で書かれたその板鍵が、昭和を感じさせ何故か懐かしい。聞いてはいたが、建物内はまるで重要無形民俗文化財。脱衣所の天井を見上げると格子で創られ季節の花の絵が・・・。歴史承認の絵は大分色あせ、時の流れを感じます。その他にも、大きな木の額に直接描かれた鷹?(鷲)などが飾られ、ちょっとした美術館。いくら時間が合っても足りないほど、見所が多い。浴室に入るとまずはその広さに開放感を味わう。正面には「富士山」のペンキ絵。これまた堂々としていて、嬉しい。湯舟は普通のものとジェット浴槽、そしてなんと言っても嬉しいのが露天風呂である。大きな岩が配置された小さな庭に囲まれ、こ洒落た感じでそれはある。温度はやや温めだが長~くっ、浸かっていられそれはもう天国。周りを囲む竹(風)の囲いの上の隙間から見える外から入る風が、何とも言えず心地良い。有料だがサウナもあり、言う事なしのお持てなしです。何が嬉しいかって、わたしは水風呂が溜まりませんでした。暖まっては、冷やしの繰り返しを何度もし120%“大黒湯”さんを堪能しました。東京では“タカラ湯”さんをキングオブ縁側、“大黒湯”さんをキングオブ銭湯“と呼んでいるらしい。たしかに行ってみれば、それが間違いのない事実だと確信する。ハシゴはお勧めしませんが、ぜったい一度は足を運んでほしいお風呂屋さんです。
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※ちなみに軒の左上にある弓矢は、江戸時代に屋根に掲げられていた銭湯の目印を再現したもの。「弓射る(ゆみいる)」「湯入る(ゆいる)」にかけた語呂合わせだそうです。
入り口横の板は何の暗号かというと、「わ+板(いた)」「わいた」。つまり「湯が沸いた」という意味で「営業中」の合図なんだとか。裏には「ぬ」と書かれていて、「湯を抜いた」=準備中、なのだそうです。粋ですね。


by eddy-web | 2019-08-14 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
お盆休み。「キングオブ縁側」と言う名に誘われ、猛暑の中千住に向った銭湯探訪の旅。
e0120614_15555624.jpg銭湯探訪41/
タカラ湯(足立区千住元町)
2019.8.12

以前から絶対に行こうと思っていた聖地“タカラ湯”に、ようやく足を運ぶ事が出来た。前々から一度は行かないと、銭湯好きとは決して語れないと思っていたわたし。最近東京メトロの社内CMで、石原さとみちゃんが北千住を紹介していてその中でメインとも言える扱いで紹介されていたのが“タカラ湯”。あれを観てからますます往きたい感が増長し、寝ても覚めても“タカラ湯”のことが頭から離れない日々。遠いという事もあり、しっかりと計画を立て行こうと考えていたがようやくチャンスが・・・。日曜日だが今日はお盆休みで、稽古が休み。家族は田舎に帰省しのんびりひとりと言った所だが、そうは行かないのがわたしの性格。満を持して「いざ、鎌倉へ!じゃなくて、いざ、タカラ湯へ!!」。千住からバスに乗り千住桜木町へ。バス停からは歩いて2~3分、ようやく玄関前に立ったわたし。
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堂々とした佇まいに思わず見とれてしまい、写真を撮りまくってしまったミーハーな自分。これが「キングオブ縁側」か?とまだ、縁側を観てもいないのにひとり悦にいってしまった。中に早速入ると、いきなり緑の庭園が目に飛び込んで来た。いままで数多くの銭湯を訪ねたがこれぞ「キングオブ縁側」の名にふさわし造りと優雅さ。行き届いた庭の美しさが目を釘付けにする。縁側に腰掛け、風に吹かれながら煙草をくゆらすお客が・・・。お湯を楽しむだけでなく、その後のゆったりとした時間を楽しむのもお風呂の醍醐味。ここはそれを120%満足させてくれる場所のようだ。余に見事な調和に着替える事さえ忘れ、中を見て回ってしまった。きっと怪しい男に見えたに違いない。それでも好奇心を抑える事が出来ず、隅から隅まで目の中に焼き付けるべく散策。15分くらいたっただろうか、やっとのことで浴場へと足を入れ洗い場を確保。日曜だからか、夏休みだからなのかびっくりするほど客が多い。常連さんはもちろん、若い人が多いのにはちょっと驚いた。近くに大学のキャンパスなどがあるのは知っていたが、これほど若い人を見かけた銭湯は今までない。みんなそれぞれに、お風呂を楽しんでいる感じがとても嬉しい。そう言えば入り前、縁側のベンチに腰掛け上半身裸で小説(単行本)を読みふける青年の姿を観た。とても絵になっていました。
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洗い場の中も広く開放感でいっぱい。全体の配色が薄いピンクの塗装は珍しい気がする。大体は青(水色)と白でまとまった銭湯が多くそれが一般的である。意識しての事なのかは解りませんが、優しい感じで落ち着きます。湯舟もいろいろ揃い、満足感を得る事が出来る。一番嬉しかったのは、水風呂の存在。長湯な私にはもうたまらないサプライズ。サウナもないのに、ありがとうのひとこと。お陰さまで、何度もお風呂に浸かって暖まり、そして水風呂で身を引き締めること数十回。最高な時間を頂戴致しました。その名に違わぬ見事な銭湯「キングオブ縁側」に乾杯(完敗)です。縁側どころか、全部が素晴らしいこれぞ日本の伝統とさえいえる日本文化の象徴ではないでしょうか?死ぬまでに一度は行くべきお風呂屋さんです。ぜひ、一度足を運びましょう。損はしませんよ!!
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※昭和13年築の建物は二段構えの千鳥波風宮造り。入り口上部には、細かい細工が施された畳一畳分ほどの「七福神」の見事な彫刻が飾られお客を向い入れてくれます。


by eddy-web | 2019-08-13 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
よもやまシネマ455 “アルキメデスの大戦”
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2019.8.11

猛暑お見舞い申し上げます。いやぁ~ぁぁ、ホントに今年は暑い。外に出るのを躊躇させるほど、厳しい暑さが続いていますがこんな時こそそとのに出て夏を感じましょう。と言う事で、映画館に足を運びました。
毎年8月に入ると戦争をテーマにした作品が、映画やTVなど多くのメディアで取り上げられる。そんな中公開された“アルキメデスの大戦”に引かれ鑑賞に出かけたわたし。今作品は、三田紀房による漫画が原作の映画作品。今までに無い発想の物語は、戦争の愚かさと矛盾を考えさせられる。そして日本人の性みたいなものが、浮き彫りにされ、グイグイと物語に引き込まれてしまう。今までも多くの戦争作品が創られて来たが、漫画が持つエンタメの可能性が最大限に生かした新戦争表現映画ではないでしょうか? 2005年に公開された“男たちの大和”は記憶に新しいが、この時も戦争の愚かさと、人間が行った愚行を感情に訴え架ける内容で涙を誘った。だが観ようによってはエゴ色が濃く、戦争の本質からすこし離れた感じは否めない。バトルシーンが戦争の悲惨さを表現するのに必要なのは解るが、まるでゲーム感覚で描かれるのには正直違和感を感じざるを得ない。2014年に公開された“野火”を観た時、そのリアルさに戦争の中にある、人の心を壊すエネルギーの強さと怖さをまざまざと感じたことを思いだす。世界中に名作は多いが、本当の怖さはどれほど伝わっているのだろうか?いまだに争うことを止められない人間たち。いつも犠牲になるのは何の罪も無い人々。戦争映画を観る度に考えさせられるのだが、その後が見えてこない。それでも観なければいけないのが、戦争作品なのかも知れません。何故なら戦争から生まれるものは何もないから・・・。何を言ってるのか、なんだか話しがとっちらかってしまいました。
話しを“アルキメデスの大戦”に戻します。歴史事実をベースにして、新しい切り口で戦争の断片を切り取った作品は正直面白い。面白いと言うと語弊があるが、こんな角度で戦争批判をする発想に驚かされたわたし。山本五十六海軍少将(この作品内)など、実在の人物が多く描かれているが、過去の作品と比べるととても近しい感じの演出で親近感を覚える。会議の席での個人的感情をむき出しにした、のの知り合いの場面では思わず失笑してしまった。まさかこんなやりとりがあったとは思えないが、ある意味人間味を感じさせるものでした。と同時にこんな感じで本当に戦争が行われた???とは思えず、そこからはエンタメ映画として最後まで物語りを楽しんだ。戦争の記録は多く残っているが、日本やアメリカが残すものにはかなりの食い違いもある。そこが映画では描ききれない事実の難解さである。ただそこを逆手に取って創造の中から生まれる内容が、これほど見事にはまった作品は他にないかも知れません。大和の構造上に問題ありと唱え、戦争を回避しようとした人間がいた、というフィクションがとても魅力的に描かれています。時間を忘れ最後まであっという間に進み、最後はやはり空しさを感じさせ知らず知らず戦争の愚かさを考えさせられます。それは、ある意味成功した作品ではないだろうか?わたし自信はとても満足のいく作品でした。
P.S. だれもそんなこと思わないと思いますが、この作品で一番感じたのは人間(日本人)の中に潜む業の深さである。主人公の櫂(菅田将暉)は数学者であり、山本五十六は間違いなく軍人でどんなことが起きてもそこはぶれないという事実。良くも悪くも人間の本質が描かれ、そんな業がぶつかり合い世界は動いていると言う事である。今も・・・。負けると解っていることでも、前に進んでいた時代が儚く哀しい。田中民さん演じる平山造船中将に「日本の象徴・大和」を君はその目で見たくはないか?」と言われた、櫂の表情はこの物語の肝である。オニちゃん頑張ってます、ぜひご覧あれ!


by eddy-web | 2019-08-11 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
うだるような暑さの中、ひとっ風呂浴びに下町情緒漂う人形町へと出向いたわたし・・・。
e0120614_15555624.jpg銭湯探訪40/
世界湯(中央区人形町)
2019.8.6


今年の夏は半端ない暑さ。出来る事なら1日中、家の中にいたいところ。ところが60歳を過ぎてからというもの、時間が気になりじっとしていられない。いつ、この世からおさらばするか解らないので、毎日生きていることを楽しむようにしている。そのひとつが銭湯通い・・・。近所はすべて走破したため、いまは目的地をしっかり調べて電車を使っての探訪。今日は中央区人形町にある“世界湯”さんを訪ねてみた。人形町と言えば「水天宮」。言わずと知れた、安産の神様。その節はお世話になりました。下町情緒が残る中、成田行きのリムジンのステーションもあり上手に近代化が進んだ街といったところ。駅に着くと甘酒横丁の道に入り、“世界湯”を目指した。この横丁は歴史のあるお店はもちろん、明治座までは左右に数多くのお店が所狭しと並び、どのお店も好奇心をくすぐる。なのでちっとも前に進む事が出来ない、ある意味やっかいな通りである。そんな誘惑を振り切るように、銭湯に向かったわたしだが、やっぱり何度も足を止めてしまいました。やっとのことで玄関前に立ったのだが、駅の出口からは普通に歩けばきっと5分くらいの道どりだろう。
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男女の入り口が2つに別れ、正面は壁が覆っている。その前には、やや大きめの植木が並んでいた。はじめてのケースだがこれも個性。さっそく中に入ると番台に女将さん。中はレトロ感に溢れ、まさにザ・銭湯である。脱衣所の天井を見上げると天窓がアリ、さんさんと太陽の光が差し込み室内は明るい。何時ものようにまずは体重計。「えっ!と思わず声を上げてしまった」。いつもと体重が明らかに違う???この体重計、歴史観たっぷりなのだがまったくお役にはたっていないよう・・・。まぁ、ご愛敬と言う事で浴場へ。綺麗に描かれた「富士山」のペンキ絵が、雄大に裾野を拡げ迎えてくれる。これこそお風呂屋さんの醍醐味。地のトタンも新しく、めちゃくちゃ綺麗(HPには立山連峰と北陸新幹線の絵が?)。ほとんどの銭湯の絵が歴史を刻んだ感があるのだが、はじめてこんなに綺麗な絵を観て感動。
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湯舟もどシンプルで余計なものはついて無く、広くて清潔感に溢れている。温度はやや熱めの設定だが、わたしには最高のおもてなし。ただそのまま上がるとわたしの体質では汗がなかなか引かないので、しっかりと水を浴びる事数十回。しっかりと体温を下げてからの帰宅準備の少々時間が掛かった。脱衣所はクラシックの音楽が流れ、ちょっとお洒落。天上扇風機の風に吹かれながら、音楽に耳を傾けると時間を忘れてしまう。外は猛暑、このままここにいたいが気持ちを振り切り玄関をでた。モワッとした空気が、せっかくの湯上がり気分を現実に引き戻す。やれやらだが、昼間っからお風呂に入ったこれも神様が与えた試練かも?帰りに横町で鯛焼きを買い、アイス最中(小豆)をほおばりながら電車に乗りました。家に着いたらまたシャワーを浴びるのか???なんかへんですかねぇ~!!


by eddy-web | 2019-08-08 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
よもやまシネマ454 “ワイルド・スピード/スーパーコンボ”
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2019.8.2

「W・Sシリーズ」のスピンオフ作品、“スーパーコンボ”を公開初日に鑑賞。ここのところ硬派な作品ばかりを見てきたわたし。素晴らしい作品ばかりで、映画の持つ奥深さや影響力をしっかりと味わいさらに映画が好きになりました。そんな中、息抜きと言ったら失礼だが今回はひたすら娯楽性重視でエンタメの作品を選んでみた。本来映画の役割はエンターテイメントの追求である。そう言う意味では「W・Sシリーズ」はその代表と言っていい。
車好きや音楽好きには溜まらないシリーズも今作で9作目。ワイスピメンバーの2人、ホブス(ドウェイン・ジョンソン)とショウ(ジェイソン・ステイサム)の凸凹コンビが主役。面白くてカッコいい作品に出来あがり、多いに楽しませてくれた。ラスト近くのサモアでの展開はちょっとやり過ぎ感はあるが、これからの展開が楽しみである。もともとは凄腕のドライバーで強盗団のボス、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)とそれを追うロス市警の警官ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)の奇妙な友情ドラマだった作品はあれよあれよと様変わり予測不能状態になった。今作品のホブスとショウも元をたどれば敵。その頃の作品も小憎たらしいほど嫌な奴(ショウ)だったが、いつの間にか仲間になっていた。
途中ブライアンを演じていたポール・ウォーカーが交通事故で亡くなるという事もあり、今の流れが生まれたのかも知れない。それほど人気を誇るシリーズは、配給会社はもとよりシリーズファンにとっても長く続けてほしい作品である。今回の“スーパー・コンボ”はもともと犬猿の仲の2人の丁々発止の会話がツボにはまるエグさで、ずーっと(^0^)放しでした。途中からこんな色の作品だったっけ!と我を忘れてしまいました。話術の面白さも抜群でちょっとブラックなところが溜まりません。2人のキャラが表裏で表されてはいるのだが、家族愛の深さに関しては同。そのあたりの演出も上手で、2人のキャラがますます好きに鳴ります。相変わらずのカーアクション+バトルアクションも見応えばっちりで、格好良くて溜まりません。両方の母親が出てきますが、その存在感がハンパありません。ショウの母親役は英国が誇る名優ヘレン・ミレン。もう画面に出るだけでオーラがハンパありません。74歳とは思えないエネルギーがほとばしり、実に美しい。前回の作品紹介で紹介したジュディ・デンチといい、イギリスには素晴らしい女優さんが歳を重ねて活躍していて嬉しい限りである。みなさん、夏休みにはぜったいお勧めの1本です。彼女と行くもよし、華族で見るもよし、ぜひアクションを堪能しに出かけてみてはいかがでしょうか?
P.S. ショウの妹ハッテイ役で今回出てきたヴァネッサ・カービーがメチャクチャ格好良かったです。美人な上に身体能力も抜群。その上男気があり魅力満載です。これからが楽しみな女優さんのひとりになりました。


by eddy-web | 2019-08-05 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
その昔花街として賑わっていた街「神楽坂」。いまもその薫りを残し、江戸情緒を感じさせる路地裏のお風呂屋さん。
e0120614_15555624.jpg銭湯探訪39/
熱海湯(新宿区神楽坂)
2019.7.29.


はじめて新宿区の銭湯に足を運んだ。たださすがに銭湯だけを目的にするほど暢気でも無いので映画鑑賞と一緒に訪ねたわたし。場所は神楽坂。東京の中でも指折りの江戸情緒を残しつつ進化している人気スポットの街。飯田橋の近くにある風情豊かな街は、近隣に多くの大学があり若者にも知られたエリア。小洒落たお店と昔ながらの小料理屋が融合し、いまやあらたな文化発信地に成りつつある。坂道を挟み昔ながらの老舗と、若者に人気の洒落たお店が建ち並び普段でも賑わう。そんな人通りの多い道をちょいと脇に入ると、そこには時間が止まったような石畳の風情豊かな料亭や小料理屋の看板が立ち並ぶ。このあたりはその昔花街として栄え、芸子さんたちが闊歩し路地裏のあちこちから三味線も音が聞こえてきたらしい。いまでも運が良ければ、そんな三味の音に遭遇する事できる。
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そんな街にたったひとつある銭湯“熱海湯”が今日の目的地。建物は昭和29年築というから、わたしと同級生の65。これも何かの縁、とても親近感が湧きます。細い路地を抜け、小料理屋の看板を横目に見ながら歩く事10分、ちょっと迷ったことを計算しても駅(飯田橋)からはそう遠くないロケーション。雰囲気もとても良い感じで、一っ風呂浴びた後に一杯なんて溜まりませんねぇ~っ!!ただ、ちょっと見た感じお店はどこも「一芸サンお断り」ってな感じです。勝手な思い込みかも知れませんが、ちゃんと調べてからいった方が良いかも・・・。
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ちょっと話しがそれたので“熱海湯”さんのお話しを。表の造り構えも宮造で、いまも薪で湯を沸かしているとの事。ここら辺も銭湯好きには溜まらない拘り。湯の温度が半端なく熱い事で有名らしく、そこも確かめたいこと。玄関前にはご主人の趣味なのか、植木が置かれ夏の雰囲気を演出している。暖簾をくぐるとちょっと低めの番台が・・・。下手をすると見えてしまうのでは無いかと、辺にドキドキしてしまった。浴場の戸を開け中に入るとそこは、ザ・銭湯といった雰囲気で王道のペンキ絵が眼に入る。見事な「富士山」が女湯と男湯をまたがり裾野を大きく拡げ迎えてくれる。この絵も良いのだが、そのしたにあるタイルに鯉や金魚が泳ぐ姿が描かれとても綺麗。
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洗い場のカランが設置された壁にも山や渓流が描かれ、もう気分はMAX溜まりません。いよいよ噂の湯舟へと足を入れると、噂に違わず確かに熱い。きっと43℃~44℃くらいはあるだろう。40軒ほど銭湯は回ったが、この温度に近いところは2~3軒しか記憶に無い。2つある湯舟の片方に“あつい”と書かれた手書きの札が下がっていて面白い。入って見れば、大差なくどっちも熱く看板にだまされてはいけません。わたしは熱い方が好きなので、ぜんぜん問題ありませんでした。一度だけ身動きが取れないほど熱いお湯があったことを思いだしました。「どこだったかなぁ~???」調べて今度また行ってみようと思います。久しぶりに100点満点のお風呂屋さんでした。みなさんもたまには、家のお風呂から飛び出し銭湯に行ってみてはいかがですか?きっといい出会いと発見があると思います、ぜひ一度・・・。


by eddy-web | 2019-08-01 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)


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