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よもやまシネマ437 “アリータ/バトル・エンジェル”
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2019.2.25

“アバターで世界中の映画ファンの度肝を抜いた、映像の魔術師ジェームズ・キャメロン監督が製作/脚本した、最新作“アリータ”を鑑賞。日本のSF漫画「銃夢」の斬新で創造力に満ちた世界観に魅了され、監督が映画化権を手に入れ挑んだ作品はいったいどんな夢を観せてくれるのでしょう。スケールの大きい想像力に富んだ映像美でファンをいつも驚かせる監督が創り上げた“アリータ”は、やはり徒者ではありませんでした。監督こそロバート・ロドリゲス(シン・シティの監督)に譲ったものの、映像美への拘りは相変わらずの超が付く完成度。どんな技術を持ってすれば、こんな世界を創る事が出来るのだろうと目が釘付けになりました。物語は遥か未来の地球が舞台で、廃棄物として捨てられていたサイボーグ少女の自分探しが軸となるお話です。テンポの良い展開と息もつけないスピード感は、時間忘れてしまう速さでラストへと向う。原作(木城ゆきと)のイメージを大切にしたのか、主人公アリータの顔がアニメ風にディフォルメされているのが少し気になっていた私だが、物語が進むにつれ全く違和感が消え去ってしまった。こんなに瞳の大きな少女など存在しないのに、途中からはどんどん可愛く見えてきて、劇中で流す彼女の涙につられ何度も不覚を取ってしまいました。まさかの展開は自分自身驚きである。キャメロン監督は映像美の追求も超一流だが、人のこころを掴むのも超一流。今回の撮影では最先端の映像技術が駆使され創られているのだが、その中でも目を見張るのが、アリータのリアルな表情の変化に使用されたモーション・キャプターの技術の凄さである。演じる役者さんの表情をつぶさに拾い上げ、デジタル技術にて加工していくとのことだが、想像を遥かに超えていてため息です。演じた役者ローラ・サラザールがようは一流の役者さんであると言う証しである。彼女が創る感情の表現が豊かであるが故に、アリータに命を吹き込んでいるのです。さきほども言いましたが、普通ではない大きな瞳の少女がだんだん可愛く観えてくるのです。きっとご覧になれば、あなたもアリータの可愛さにやられてしまうでしょう。カッコ良くて可愛いNEWヒロインの誕生です。馬鹿なことを言ってと思われるなら、まず劇場に足を運んでください。“アリータ”のバトルははじまったばかり。これからが本番といったラストに、胸が高鳴る自分です。そして2020年に公開が予定されている、キャメロン監督が自らメガホンを取る、“アバター”の続編公開が待ち遠しい限りです。
P.S. 大好きな女優さんのひとり、ジェニファー・コネリーが母親チレン役で出ていて本当に嬉しかったです。“ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ”の衝撃的デビューからず~っとファンのわたし。少女は大人の女性となり、いまも輝き続けています。
by eddy-web | 2019-02-26 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
チェット・ベーカーに酔いしれた、’86年日本公演の夜が甦る午前0時・・・。
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●Switch音-14 CHET BAKER


ジャズファンなら、誰もが知っているチェット・ベーカーの名。亡くなってから早いもので、もう31年の歳月が流れました。1950年代半ばジャズ界で時代の窮児と目され、当時マイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気を誇っていたトランペット奏者の彼。ヴォーカルでも定評を誇り、中性的なその歌声は一度耳にすると病みつきになる。今日紹介するお宝は、彼がはじめて日本に来日し公演を行った時に取得した記念パンフ。1986年3月、場所は渋谷パルコ劇場。その時のピンスポットでステージに浮かび上がる彼の姿と、哀愁に満ちたペットの音色と声が目を閉じると鮮明に脳裏に浮かび上がる。彼は来日から2年後、公演先のアムステルダムで、ホテルの窓から転落し帰らぬ人となりました。いまも多くの謎が残り、その原因は解っていない。コンサートで彼の音に触れ、魂を揺さぶられたことをいまも時折思い出す。そして独特な歌声はこころに沁み、自身の中の何かにリンクした瞬間涙を誘う。知らず知らずこみ上げてくるものに身をまかせ過ごす夜は格別で、歳を重ねることと彼に出会えた喜びにいまも浸る事が出来る。58歳という若さでの終焉は、わたしに深い喪失感を刻んだが、こころの中にいまもそしてこれからも永遠に生き続けていくことでしょう。
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P.S. 白人だと言うだけで大衆の人気を得たとする状況を、マイルス・デイヴィスは快く思っていなかったようである。だが、演奏や人間性はマイルスにも高く評価され仲が良かったと言われています。才能ある人は、人を見抜く目も一流なのでしょう。



by eddy-web | 2019-02-25 00:00 | Switch音(音楽の話) | Comments(0)
NANJYa?COLe/33 時代を駆け抜けていった、“血湧き肉踊る”プロレス名選手たちの思い出。
e0120614_17373132.jpg「ジャイアント馬場没後20年追善興行〜王者の魂〜アブドーラ・ザ・ブッチャー引退記念〜さらば呪術師〜」と銘打たれたプロレス興行が2月19日(金)に両国国技館で行われました。観には行けませんでしたが、NEWSで知り何だか残念な気持ともう20年かァ〜〜〜っと感無量になりました。参加した団体の多さをみると、馬場さんの偉大さと愛された人物像が浮かび思わず涙。紹介する今日のお宝は大のプロレスファンのわたしが観戦した、懐かしい試合のプログラムです。真ん中にあるのが、全日本プロレス’88チャンピオンカーニバルのパンフ。懐かしい往年の名レスラーが顔を揃えています。19日に引退表明をしたブッチャーを筆頭に、タイガー・ジェット・シン、スタン・ハンセン、ブルー・ザ・ブロディ、ジミー・スヌーカ、日本からは馬場さん、ジャンボ・鶴田、天竜源一郎、谷津善章、阿修羅・原、ザ・グレート・カブキ、そしてタイガー・マスク(三沢光晴)。今観ても凄い豪華メンバーが揃っています。まさにドリームマッチの祭典。こんな時を、いっしょに過ごせたなんて本当に幸せ者です。「プロレスよ!永遠なれ!!」
P.S. 「ブッチャー!お疲れさまでした!!」最期のメッセージ、「親は大切にしろ!!」は感動です。今は無きレスラーたちの分まで、どうぞ長生きしてください。
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by eddy-web | 2019-02-21 00:00 | NANJYa?COLLe(コレクション) | Comments(0)
よもやまシネマ436 “女王陛下のお気に入り”
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2019.2.18

第91回アカデミー賞9部門でノミネートされている話題作”女王陛下のお気に入り“を鑑賞。話題作ではあるが、正直この手の作品は余り好んで観るジャンルではない。簡単な動機としてあげるなら、出演しているエマ・ストーンが観たかったという理由。昨年“ラ・ラ・ラ・ランド”で見事主演女優賞を獲得し、いま乗りに乗っている女優である。”スパイダーマン“や”バードマンあるいは~“でなんて瞳の綺麗な女優さんなんだろうと思ったわたし。あれよあれよとハリウッドを代表する俳優になってしまいました。美しさに演技力の高さが加わり、紛れもない実力派女優となりました。まだ30歳という若さですので、これからも目が離せません・・・。
さて、感想です。先ほども言いました、あまり好きなジャンルと言えない作品のテイストではありましたが、知らず知らの内に物語の中に飲み込まれていたわたしです。18世紀初頭のイギリスが舞台の物語は、女王アンと関わる女二人による権力争いが軸となり進んで行く。フランスと戦争状態にあったイギリスを背景に、その裏で繰り広げられる愛と欲望のドラマは、英国版大奥物語と宣伝されていました。観れば確かにそうかもと思わせるが、やはりそこは文化の違いが出ていて興味は尽きない。まずはその贅沢な舞台美術や衣装など、当時を再現したクリエイティブな制作に圧倒され息を呑む。アカデミー賞の最有力に上がるのは当然と言っていい豪華絢爛の世界が写し出されています。これだけでも観る価値は充分と言っておきます。あと、音楽(バロック)がその時代を象徴するかのように流れ、時に皮肉に、そして時に滑稽な場面で使われ、絶妙に映像とマッチングしています。当時の貴族階級の暮らしが浮かび上がり、戦争という背景がまるで嘘のよう。でもきっとこれが現実だったのでしょう?もちろん映画ですから、多少なりと誇張はあるとは思いますが・・・。
そんな贅沢極まりない世界を舞台に繰り広げられる女たちの戦い。男としての意見ですが、「女性は本当に恐て、理解不能」という事実。よく逆のことを言われますが、きっと男と女っていう生き物はそんな距離をず~っと抱え「愛だの恋だの」と言って付き合って行くのでしょう???あれっ!何か変なことを言ってしまいました。聞き流してください。
主人公の女性三人の芝居が凄すぎます。言葉には出来ない迫真の演技で、圧が凄いのひとこと。アン王女を演じたオリヴィア・コールマン、権力闘ちせ争を繰り広げる側近のサラを演じるレイチェル・ワイズともう一人の従妹アビゲイルを演じるエマ・ストーン。三人三様の強い個性がぶつかり合う様は、野次馬根性や覗き見思考を多いに刺激する。悪趣味だとは思うがそこがこの作品のテーマではないでしょうか?このひとたちから観たら、男なんてカス同然。映画はそんな感じで男たちの稚拙な振る舞いを誇張し髀肉って描いています。どんなに高貴世界に生きて、何不自由なく見えても幸せとは限らないことや、人間が持つ自己顕示欲の奥深さには限界がないことが解ります。すべてのひとがこのレベルではないにしろ、きっとどこかに秘めている感情なのかも知れません。勉強になりました。作品を見終わった後、何かモヤモヤとした感情が残り「あの時の怒りはなんだったのだろう?この時の涙は何だでったんだろう?」とひとりモンモンと時間を過ごしました。結局答えは見つかりませんでしたが、観たひとに聞ける機会があれば聞いてみたいと思います。形はどうであれ、どんな意味でもこころに残るのは、傑作と呼べるものではないでしょうか?みなさん観て、意見を聞かせてください。
P.S. エンドロールに流れる製作スタッフなどの、字幕の文字配列が上品で美しく最後まで拘って創りあげていることに感激をしました。


by eddy-web | 2019-02-19 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ435 “午前十時の映画祭/パルプ・フィクション”
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2019.2.15

1994年の作品はその年のアカデミー賞7部門にノミネートされ、脚本賞を見事手にしました。同じ年、カンヌ国際映画祭でもパルム・ドール賞をも授賞し名実共に世界に認められる監督のひとりとなった作品が“パルプ・フィクション”。
いまやタランティーノ監督の名を知らない映画ファンは、少ないと思うわたし。作品が公開される度話題を呼び、その過激で独特な映像表現にはファンも多いがその反面賛否の評価が分かれることも多い。それだけ期待度が高いという現れでもあるのだが・・・。日本が大好きでとくにサブカルに大きな影響を受けていると自ら語っています。漫画が好きでアニメが好きで、チャンバラ映画が好きで、またマカロニウエスタンが大好きと言う。そう監督である前に、子どものこころを失わないひとであり続けているひとという感じ。以前日本での映画公開に来日した時、忙しい中ある取材を申し込まれ条件に、大フアンの梶芽衣子さんに会わせてくれたら応じると言ったことは有名な話。なんか近しい感じがして、そんなところがわたしは大好きです。
やりたい放題に楽しんで作品づくりをしているような監督だが、センスは一級品の格好良さ。”パルプ・フィクション“のストーリー展開は、時間を巧みに操作し出ているすべての役の人間にスポットを当てた、タランティーノ監督ならではの作品ではないでしょうか?1日か2日間の出来事が、こんなにスリリングでドキドキするのかと息を呑む。これだから映画は面白いのだが、そこを切り取ることの出来る才能がやはり凄いと思います。出演している役者さんたちはいずれ劣らぬアクターばかり。見応え充分の演技バトルを観れるだけで、わたしは充分すぎる満足感を得ることが出来大満足。出ている出演者すべての人物が輝いていて魅力的です。中出もトラボルタとユマ・サーマンは最高。常軌を逸するその演技は、もしこんな人が近くにいたらどんな接し方をすれば良いのか・・・。でも映画だからかも知れませんが、こういう人が魅力的に見えてしまうのがとても不思議です。結局自分にはないものだから、光るのかも知れません。映画はそう言う疑似体験をさせてくれる世界で、役者はわたしたちの代わりに演じているのだと感じています。音楽やファッションもセンス抜群で、色々楽しめる作品をスクリーンで観ることが出来、とても幸せな時間を過ごすことが出来ました。この作品は間違いなく、タランティーノ監督の最高傑作。まだ、監督業は続いているでこんな事を言うと叱られるかも知れませんが・・・。タランティーノ監督の新作”ワンス・ポン・ア・タイム・イン・ハリウッド”の公開を心待ちにしている、一ファンのわたしです。
P.S. パルプ・フィクションの意味/パルプ・フィクションの意味/安っぽい小説(ザラ紙)、くだらない話。
by eddy-web | 2019-02-18 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ434 “アクアマン”
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2019.2.08

DCコミックのNewヒーロー最新作”アクアマン“の初日公開に出かけた。アメコミヒーローの映画はDCにしろMABELにしろ、観ないではいられない。男子に取ってはたまらない刺激のエンターテイメント作品。前作”ジャスティス・リーグ”で初登場した、新キャラ“アクアマン”の登場である。いままでにない風貌のキャラには観る前から期待大。今回、その生い立ちや誕生秘話が明かされる内容だが、最先端の映像技術を駆使した表現には大満足のわたし。海という神秘の世界は宇宙に匹敵する創造の舞台。そこをどう表現するのかと言うだけで、男子の五感は刺激されたまらない。キャラは長髪で見るからに野生児のムキムキマン。正直他のキャラたちとは一線をひいている感じがする。知性的には正直見えないが、そこら辺がだんだん好きになっていくひとも多い気がする。まさに自然児で枠にはまらない、ひたすら正義を貫くそんなタイプのニューヒーローの登場です。背景に神話となっている海に沈んだ幻の大陸「アトランティス」が描かれています。いまもその大陸の存在を信じ捜索している学者も多い。世界にはそんな過去の文明に、魅了されている多くのひとたちがいる。わたしも信じているというか、あったらいいなぁ~と思っている男(子どもみたいに)。
少年時代に手塚治虫の作品「海のトリトン」というアニメにはまってていた。中高年のひとたちはきっと覚えているだろう。キャラのイメージはかなり違うが、まさに”アクアマン“とかぶります。トリトンが好きだった昔子どもだったおじさんは、きっと”アクアマン”も好きになると思います。
さて、感想です。”ジャスティス・リーグ“では明かされなかった、ニューヒーローの過去と生い立ち。壮大なスケールでアクションバトルが繰り広げられ、アメコミの面白さをこれでもかと魅せてくれる。背景となる海の神秘的な表現や、登場する多くのキャラたちの想像力豊かな作り込みにはそれだけでもうワクワク。それに加えて、家族愛などもしっかりと押さえての物語構成になっていたのは、他のDCコミックヒーロー同様に納得の出来。もうひとつ、アトランティス大陸の過去の統治時代の描写が、騎士道で有名なアーサー王の伝説を意識しているところがこれまた好奇心を刺激してくれます。結構沢山の要素が加味された骨太な物語となっています。俳優陣も豪華絢爛で母親アトランナ役のニコール・キッドマンをはじめ、アクターの名にふさわしいウィレム・デフォーなどが脇をかためしっかりと物語に厚みをつけていてたまらない。キッドマンの美しさは相変わらずで、目が釘付け。美しいと言えば今回”アクアマン”に登場するヒロイン・メラ役のアンバー・ハードもキッドマンに勝るとも劣らない美形。なんとあのジョニー・デップの奥様だったそう(2016年離婚)。美しさは本物で、彼が惚れるのは無理ないと納得です。さてアクアマンを演じたアーサー・カーリーですが、今度のキャラのイメージがかなり濃いので、これからが大変かも知れません。ただ、ウィキペディアで観たら髭がないと、思いのほかシャープな雰囲気で格好良かったです。きっとまだまだいろんな顔を持っているのでしょう。また違った役の彼を観たいものです。この作品の何時ものように次回作を匂わせるエンディングで終了します。そこがDC,にしろMABELにしろ、釣った魚は逃がさない手法でまとめてくれてます。次回は1年、それとも2年後。楽しみにず~っと待ってます。その前に”フラッシュ“も創らないといけません。楽しみは尽きないなぁ~・・・。
P.S. 先日観た“クリード”に出ていた、ドルフ・ラングレンが出ていました。はじめ解らなかったのですが、途中で気がつき嬉しかったです。渋くなりましたが、極真時代からファンです。余談ですが、漫画「北斗の拳」の2部に出てくる「金色のファルコ」のモデルは間違いなく彼だと思うのですが・・・。


by eddy-web | 2019-02-11 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
懐かしい思い出の地には、スタイリッシュなお風呂屋さんが・・・。
e0120614_16595868.jpg銭湯探訪30
湊湯(中央区湊)
2019 .2.07


一月ぶりに巡礼の銭湯めぐりに出かけた。中央区八丁堀駅近くにある、湊湯が訪ねたお風呂屋さん。中央区は東京のど真ん中にある街。銀座が有名だが、銭湯のイメージはほとんどないに違いない。ところがどっこい結構あるのです。昔銀座に勤めていた頃、お世話になった“銀座湯”。京橋にほど近い場所にあり、いまも現役。一っ風呂浴びて、銀座でビールなんてお洒落じゃありませんか?!
“銀座湯”はさておき、今日は“湊湯”さん。八丁堀といえばご存知「中村主水」。この銭湯で巡礼スタンプをもらうと「中村主水」の似顔絵が入っている。なんかちょっと、意味もなく嬉しくなる。銭湯の近くは高層マンションが建ち並び、銭湯のある雰囲気はない。湊という地域は、その昔鉄砲洲と呼ばれ、わたしが勤めていた頃はまだ下町情緒の残る雰囲気のある街でした。湊も鉄砲洲もなんだか江戸時代の匂いがしませんか?実は鉄砲洲には縁があり、20年ほど前まで当時の鉄砲洲小学校の体育館を借り、拳法の道場をやっていました。いま小学校は2つ(鉄砲洲と京華)の学校が統廃合され中央小学校となり、最先端を行くカッコいい現代建築の小学校へと変っています。余談ですがこれまた縁で、現在こちらの放課後支援学級のボランティアで年間5~6回ほど、子どもたちとの交流をしております。古今同じ場所にあった学校で活動が出来るなんて、想像もしていませんでしたが、なにか運命的な出会いを感じます。余計な話しばかりして、申し訳ありません。歳を取るとちょっとセンチメンタルになります。
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さて、湊湯さん。リニューアルしていまは、マンションの1階にある。入り口が自動扉で、格好良すぎて「ここで良いのかなぁ~???」と躊躇してしまう。ネットで調べると「湊湯」のうたい文句が“シンプル&スタイリッシュの洗練されたやすらぎの空間”。玄関前の電飾はまるで料亭風で、まさにスタイリッシュ。どきどきしながら、扉を開け中へ・・・。フロントは銭湯と言うよりは、もうホテル。浴室へと繋がる光の回廊は幻想的で、何かの展覧会に迷い込んだ感じさえする。何もかもがお洒落な演出で夢見心地。脱衣所は意外と狭く、多くの人で混み合っていました。時間は午後4時をちょっと回った頃。普通なら以外と空いている時間帯のはずなのだが・・・。ただ、他の銭湯同様年配の方が多く、話しに耳を傾けると地元の常連客のようだ。ロッカーの鍵が掛からず焦っていると側にいたおじいちゃんが「あっそれっ、100円入れるんだよ!」と声をかけてくれた。「スミマセン。ありがとうございます。」と返事をしたら「帰りにお金戻ってくるから、忘れないでね!」とひとこと。時代は変っても、下町人情は変ってないようです。これがたまらなく好きなわたしです。浴場内は照明を薄暗くしてあり、内装や湯舟、洗面台やカランすべてにおいていままで経験したことのない空間を創っていました。
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お洒落すぎて、どぎまぎしながら浴場内を歩き回ってしまいました。女湯と男湯を各週で入れ替え、いろいろなお風呂を楽しめるらしい。と言うことは2回は来ないと、本当に満喫することが出来ないと言うこと。来週という訳にはいかないが、近いうちにもう一度訪ねてみたい。富士山も高い天井もなかったけど、新しい時代の波を感じさせる本当に洒落た銭湯でした。ぜひ、一度行ってみてください。サウナもあるので、好きな人にはたまらないオアシスになる場所かも知れません。
※銭湯裏には由緒古い鐵砲洲稲荷神社があり、歴女にはたまらない穴場の見所。広重が名所江戸百景に選び描いたのも有名だそうです。また、境内の奧には区内唯一の富士塚があり江戸庶民の信仰の深さを感じることが出来る。観れば何かを感じること間違いなし。一見の価値あり。新しさと古さが溶け合ったタイムスリップしたような錯覚を覚える街は、何かまだまだありそうでわたしのこころを誘惑します。
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by eddy-web | 2019-02-08 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
よもやまシネマ433 “メリーポピンズ・リターンズ”
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2019.2.01

“メリーポピンズ/リターンズ”を観てきました。1964年に製作公開されたでディズニーの名作が、55年ぶりに帰って来ました。ミュージカル映画としては、今も記憶に残る金字塔の一作。リメークではなく続編として創られた今作に、当時感動に胸を膨らませた世代は期待度MAX。わたしは10歳で、ディズニーのアニメを観て毎日が夢心地だったことを思い出す。1954年からTVで放映されていたディズニーランドは、プロレス放映と交互に各週で写し出され日本にはない異次元の世界が画面から溢れだし子どもたちはもう釘付け状態。TVは「未来の国」「おとぎの国」「冒険の国」「開拓の国」4つの国に分けられランダムにアニメだったり実写のドキュメンタリーだったりと、そのどれもが好奇心を刺激する異文化に触れる感動の時間でした。冒頭のタイトルロールに登場するティンカーベルがとっても印象的で、出てきた瞬間に子どもはみなディズニーの魔法にかかってしまいました。懐かしさで話しは尽きませんが、ここはちょっと落ち着いて映画の話しに戻しましょう。
一作目の“メリーポピンズ”はジュリー・アンドリュース主演で、世界中の大人や子どものこころを掴みその年のアカデミー賞最多13部門にノミネートされ、主演女優賞を含む5部門を受賞。当時実写とアニメーションの合成で創られた作品は、想像を遙かに超えた表現でいったい何が起きているのか?と本当に魔法にかけられた状態になっていたことが蘇る。50年以上の時は流れ、蘇る“メリー・ポピンズ”がいったいどんな感動を新に与えてくれるのだろうか?映像技術の発展はめざましく、もはやそのリアリティの表現には言葉も見つからない。そう考えるといま、“メリー・ポピンズ”を描くとなるとどんな表現になるのかと期待と不安が交差する。昔のあの懐かしい合成表現が引き継がれる今作に、SFXやVFXに慣れ親しんだいまの人たちのこころに響くのかが心配である。 
さて、感想です。個人的には大満足です。何か忘れかけていた夢見るこころが蘇り、とっても幸せな気分になりました。一作目同様に家族愛をベースに構成された物語は、テンポ良く突っ走りあっという間にラストへと続きます。衣装や音楽、ダンスそしてアニメとのコラボ
がこれこそエンターテーメント作品と言える。むかし子どもだったわたしには、言葉では言い表せないほどの至福の時間となりました。いまの子どもたちにこの感度が伝わるかは、正直解りません。息子でも伴い、もう一度観たい気もします。そしてどんなことを感じたか聞いて観たいと思います。受験が近いので、それもすべて片付いてからになりますが・・・。それまでやっていると嬉しいのですが?
お話は昔の話しの続きで、当時子どもだったジェーンとマイケルの兄妹が大人に成長しマイケルは3児の親になっている。奥さんに先立たれひとり子育てと仕事に追われる中年となり現実に追われ疲弊した毎日に追われている。そんな時に再び現れるのが、“メリーポピンズ”そのひと。空かパラソルを片手に舞い降りる彼女の姿が何とも言えず美しい。この瞬間から自身も画面の中へと誘われる。前作の中での挿入歌「チム・チム・チェリー」は出てきませんでしたが、楽しい楽曲と歌そしてダンスはキレキレでもう最高。メリーの役はジュリーからエミリー・ブラントへと引きつがれましたが、こんなナニー(乳母)がいたらどんなに毎日が楽しいことでしょう?ジュリーは愛らしくキュートなイメージでしたが、エミリーは聡明で輝くような美しさで目が点になってしまう。今回魔法を駆使して、家族を守ろうとしますが、簡単には使いません。とことん人の力を信じ最後の最後にその力を使い助けるところが、とても深い愛情を感じます。昔子どもだった人はもちろん、現在こどものみなさんにもぜひ、観てもらいたい作品です。そして、前作を見直すのも一興かと・・・。
P.S. サプライズでディック・バン・ダイクがミスター・ドース・シニアからジュニアとなって登場します。御年93歳になるとのことだが、軽快なステップは健在。カッコいいおじいちゃんになっていました。エミリー・ブラントは幼い時観た“メリー・ポピンズ”の彼との共演を本当に光栄と思い、掛け替えのない時間を過ごしたと語っています。
by eddy-web | 2019-02-04 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)


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