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大きなマンションが建ち並ぶ緑道を抜けると、姿を現したのは昔ながらのお風呂屋さん・・・。
e0120614_15431203.jpg銭湯巡礼の旅21
藤の湯(江東区東砂3)

2018.10.29

以前訪れたことのある銭湯“藤の湯”さん。家からはチャリで15~20分くらいかかるところにある。先日行った“旭湯”さんはほど近くだが、まわりの雰囲気は全然違う。こちらは近代的なマンションが多く建ち並び下町の雰囲気は感じられない。公園が整備され緑も多く写真で写すと一見江東区とは思えない。そんなところで今も暖簾を守り、地域の常連さん大切にする創業1955年(昭和30年)のお風呂屋さんは、わたしとひとつ違い。何だか同級生に会ったようで、懐かしい感じがする。“藤の湯”という名を表すように、店の前に藤棚があり季節には鮮やかな紫の花が咲き誇り、お客さんを迎えてくれるらしい。その季節になったらまた来ようと、入浴もしてないのに思ってしまう自分です。
いつものようにカウンターでスタンプをもらい中へ・・・。清潔感に溢れた脱衣所の脇に縁側があり庭が眺められる。店主に趣味らしい手入れの行き届いた盆栽が、ずら~っと並んでいる。ほとんどが五月だったが、その枝振りは素人が観ても見事で、きっと春には満開の花を楽しむことが出来るに違いない。
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浴場内に入ると目の前にどんと描かれたタイル画が目に飛び込む。ほかの何処でも感じたことのない、迫力ある見事な筆裁きの画(昇仙峡)。眺めていると描かれている昇仙峡の岩肌を抜け、今にも瀧の水が流れ落ちてくるそんな気分が味わえる。若い頃行った事のある、北海道の昇仙峡とこんなところで会えるなんて夢のよう。
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お風呂はやや温めの設定だが、ジェットバス、電気風呂、日替わり薬湯風呂とゆっくりと疲れを癒やせる。夕方の5時くらいだったが、お客さんも多く湯船に入るのにも順番待ち。こんなことはいままであまり経験がないことである。それだけ人気があるという証拠かも知れません。いま3代目が後を継ぎ、暖簾を守っているとのこと。これからもズ~ッと長く続けてほしいと願うわたしです。
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by eddy-web | 2018-10-30 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
事務所から親水公園の林道を抜け、東砂にある露天風呂付き銭湯“旭湯”さんへ。
e0120614_15431203.jpg銭湯巡礼の旅⑳
旭湯(江東区東砂7)

2018.10.23

久しぶりに少し遠出のお風呂屋巡り。と言うか江東区内の銭湯は後残すところ7軒。どれも家からは遠い。それでもまだ行った事のない場所を訪ねるのは、ちょっとした旅行気分。いつも新しい発見があり、この街や住んでいる人たちが好きになる。
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今回もとっても良い銭湯で、今までで最高滞在時間の1時間半になってしまいました。本当はもっと長湯をしたかったのですが・・・。東砂にある「旭湯」さんは葛西橋付近にある銭湯で、定休日が9のつく日のみと言う銭湯好きにはたまらない配慮のお風呂屋さん。湯の種類が多く薬湯、電気風呂、座風呂、水風呂、ジェットバス、その上露天風呂とサウナ(遠赤外線/追加料金100円)まで付いている。これはもう天国と言ってもいい設備ではないでしょうか?こちらは薪でいまも湯を沸かしているらしく、銭湯好きには解る柔らかいお湯。浴場に入ると湯船の数に圧倒され、どこから入ろうか迷ってしまった。まずはちょっと温めの薬湯に浸り浴場内を眺めてみる。夕方5時を回った時間帯はやはりお年寄りが多い。当たり前だが、そんな時間に銭湯に通えるのは余生を楽しむそんな人たち(わたしもそのひとり???)。
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湯船の背景画が意外と言っては失礼だが、お洒落。商船大学があるということもあるのか海に浮かぶ日本丸(帆船)と、それに寄り添い泳ぐイルカが2匹。富士山は顔を出してませんが、そのタイル画は威風堂々としていて見事な出来映え。そして浴室内はとての清潔感に溢れ居心地がとてもいい。こんな場所なら何時間でも過ごすことができる自分。何時間もいたら、オーナーにしたみたら営業妨害かも知れませんが・・・。一通りお湯を楽しみカランが並ぶ入り口前に場所を選び、髭を剃っていると隣に座ったオジサン(お爺さん)に声をかけられた。新参者に声をかける人は、結構珍しいのだがわたしはこういう機会が大好き(話し好きな自分)。一見強面のオジサンだか、いきなり「この銭湯の鏡はみな曇っていて、この並びの3つだけが良いんだよっ!」って話しかけられた。その口調はまさに江戸っ子。気取ってなくてとても親しみやすい。すぐに打ち解けいろんな話しを聞いた自分だが、もうずっと前から知っているかのような気分になってしまった。
一番面白かった話しをひとつ。「受付のばあさん、愛想悪いだろう。有名なんだよ!!」って言われて、「言われてみれば確かにそうですねぇ。」と答えたら、「でも実はそうじゃなくいい人なんだ」と一言。ただ不愛想なだけで、本当はとても気さくな人なんだと言ってました。こんな話しを聞くと、メチャ良い気分になります。となりに座ったオジサンも見た目は恐いけど、本当にいい人でした。また会いたいと、想う人に出会った今回の銭湯巡りでした。設備も重要な魅力のひとつではありますが、この人と人の繋がりを作ることの出来る場所というのが自分にとっては最高の魅力だと言って、今日はおしまいです。
次は何処へ行こうかなぁ~~っと。
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by eddy-web | 2018-10-26 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
よもやまシネマ418 “クワイエット・プレイス”
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2018.10.22.

気になっていた作品“クワイエット・プライス”。公開されてから大分時間が過ぎてしまったのだが、劇場を探し日本橋へ。SFホラー作品は数多く、傑作も多い。今作品は予告編で観たとき、絶対観ようと思っていたが近くの劇場では公開してなく気がつけば見逃すところ。
最近観た作品では“ドント・ブリーズ”や“ゲット・アウト”がとても印象に残っているが、これらと同じ臭いを感じた。五感を刺激するような創りは、恐怖心を掻き立てられ非日常を味わうことが出来たまらない。視覚や聴覚に訴えてくるホラー作品はもちろん多いが、今作品は聴覚を題材にし見えない恐怖をさらに倍増する。静かに物語が始まり、手話によるコミニュケーションで繋がる家族がスクリーンに映し出される。アメリカの田舎町に暮らす一家が主人公の物語は、声を潜め息を詰まらせ「音を出さない」というルールの中生きている。何の説明もなくいきなりそんな世界へ飛び込む観客も、訳も解らず息を呑む。これぞホラー映画の醍醐味で、いきなり画面にひきずり込まれる。そして始まるとテロップで「何かがやってきて89日」と表示される。街は静まりかえり人の気配はない。ここで観客は世界の終焉を何となくイメージする。見事な導入演出であっという間に主人公たちと一体化する感覚を覚え、ドキドキする感覚が増幅していく。89日目がはじまりアッという間に、家族の一番末の息子ボーが犠牲になる。一瞬の出来事で、なにも見えないが家族はその現実を目の当たりにし深く傷つく。ここから物語は進みラストへと続いて行きますが、出演者はこの家族と老人ひとり。後はだれも出てきません。久しぶりに見えない恐怖と、してはいけない恐怖(無音世界)に挟まれホラーを満喫しました。
それから約一年が経ち、472日と473日の2日間が描かれます。凝縮された時間が後半の展開を駆け抜けますが、エミリー・ブラントが演じる母親エヴリンがこどもを身ごもりっていることに驚かされます???これだけで恐怖心が倍増ですが、(ウッソ~ッ!この状況下で?)といった感じです。さてラストはいかに・・・。
エヴリンを演じたエミリー・ブラントは好きな女優さんのひとり。時に勇猛果敢な女戦士、時にアルコール依存症で心病む女性と、幅の広い演技力で観る度にその魅力を発揮する女優さん。今作でも張り詰めた緊張感のある演技を魅せ圧巻です。また、子ども役の二人も素晴らしい演技でした。長男役のノア・ジュプは“ワンダー、君は太陽”で世界が注目する子役ですが、今回も見事に繊細な役作りをしていました。もうひとり娘リーガンを演じたミリセント・シモンズが本当に素晴らしい演技をし存在感を表しています。彼女は役そのままで聴覚障害を持っているが、多くの作品で高い評価を得ているとのこと。この作品ではまさにキーパーソンの役どころを演じていて共感を呼びます。
P.S. 正直な感想をちょっとだけ言いますが、謎の生物(クリーチャー)が、はっきりと姿を現してから別次元の物語になってしまいちょっと残念に思いました。もっと違った表現はなかったのかと、生意気ですが思ってしまいました。SFは表現も落としどころも本当に難しい、作り手の覚悟が大切。名作にも愚作にもなる、諸刃の刃。前半が良かった分、ちょっぴり不満の残る結果でした。シャマラン監督の“サイン”を思い出してしまいました。


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by eddy-web | 2018-10-23 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
昭和レトロの銭湯「丸八湯」は、モルタル三角屋根、番台式が懐かしい。
e0120614_15423991.jpg銭湯巡礼の旅⑲
丸八湯(江東区北砂)
2018.10.19


ここ数日前から腰の具合が良くなく、BDの練習を休んだ自分。長い間の修行の付けが時おり顔をだす。年は正直で今はそれを受け止め、上手に付き合い身体を動かす毎日。調子の悪いときくらい休めばと思うのが普通なのだが、そこは性格というかじっと出来ない性分。リハビリを兼ねてと理由をつけ、いざ銭湯へ・・・。前に行った「文化湯」にほど近い、昔ながらの雰囲気漂う「丸八湯」へ、チャリを走らせ参上。砂町銀座商店街近くの銭湯は、丸八通り沿いにある下町情緒たっぷりのお風呂屋さん。
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中に入ると最近では珍しい番台の受付。親父さんに460円を支払い脱衣所へ。ぐるりと見回しまずは観察。番台のすぐ横に坪庭があり、金魚が泳いでいた。火照った身体を冷やすのにはうってつけの場所。昔の銭湯はみなこんな感じで庭に池があり、鯉や金魚が泳いでいたものだ。最近はめっきりと見かけなくなり、逆に新鮮な感じがする。体重計もレトロな感じで、一気にタイムスリップ。
浴場に足を入れると真正面に富士山の絵が・・・。湖越しに描かれた富士山は堂々としていて、これこそ銭湯と言わんばかり。サインには西湖と書かれていた。上を見上げると青と白で塗られた壁は天井に続き、モルタル三角屋根の高~ぁい創り。これもまたお風呂屋さんの常道を観る感じで懐かしい。やや剥がれそうになっている壁に歴史を感じながら、湯船に身を浸した。まだ、早い時間帯だったこともありお客さんはまばら。まずは温めの日替わり湯に身をひたしゆっくりと身体を温めた。見上げた天井横の小さな窓から光りが差し込み、気持ちはすっかりOFFモード。バイブラと座湯ジェットで腰をしっかりほぐし、身体を癒やし上がった時は1時間15分を過ぎていた。居心地が良すぎて、いつもより長い時間を過ごしてしまった。ひとつ言い忘れたが、男女の浴場を仕切る壁に書かれたタイル画とても素晴らしく見とれてしまいました。調べると九谷焼のタイル画で男湯は金沢の兼六園とのこと。そんな絵の前で身体を洗えるなんて、なんて贅沢なんでしょう。みなさんも昭和レトロに触れてみてはいかがですか?
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by eddy-web | 2018-10-22 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
先週空ぶった西大島のサウナ付き銭湯「らかん湯」を目指し・・・。
e0120614_15423991.jpg銭湯巡礼の旅⑱
らかん湯(江東区西大島)
2018.10.16



前回空ぶった銭湯“らかん湯”に満を持して出陣。何だか大げさに聞こえますが、前回は色々あり反省しきり。二度と同じ過ちを犯さぬよう、しっかりと巡礼旅を続けようと思うわたし。
“らかん湯”さんは数少ないサウナがある銭湯。今日は久しぶりにサウナも堪能しようとやや早めに家を出た。家からチャリで15分くらいの所にある、明治通り沿いのお風呂屋さん。一度来ているので、迷うことなくすんなりと到着。玄関前の脇道には、すでに自転車が所狭しと並んでいた。チョイと一台を横にずらし、マイチャリを置かせてもらい暖簾をくぐった。フロントでサウナ料と銭湯代を払い、いつものスタンプをもらい中へ・・・。
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とてもきれいで清潔感あふれる雰囲気は、どちらかと言えば健康ランドのような感じ。洗い場に入るなり真正面に丸い湯船。手を入れると、それは冷水風呂。左手にサウナ室があり、なるほどと納得。まずは、ルールに従いしっかりと身体を洗い流し湯船へ。3つに分けられた湯は、電気風呂、座風呂(ジェエト)と気泡風呂(赤外線)、そして高麗人参が含まれた薬湯その名も「宝寿湯」が並んでいた。湯船のうしろにはモダンなモザイク画。どこの銭湯にもなかった、赤を基調にした抽象的でスタイリッシュな画は、洗い場の清潔感と相まって落ち着いた雰囲気を作り出しています。まずは薬湯を選んだわたし。ちょっと独特のかほりがし、苦手なひともいるかも知れない。「良薬口に苦し」ではないが、なんか身体には良さそう・・・。ちょっと温めの設定だが、身体の芯まで温まりしばらくすると額から大粒の汗が。これだけでなんだか身体が良くなった(病気でもないのに(^0^))ように思えるのは単純でしょうか?これってわたしだけ???続けて他の湯船をひとつずつ味わい一息。しっかりと水分補給をした後、いよいよ久しぶりのサウナへ。先客がいたが空いている場所に座り、じっと目を閉じ一日を振り返った。日曜に大会が終わったばかりで少々お疲れモードだが、これで元気が回復できそう。10分~15分の入室と、冷泉風呂を繰り返すこと数回。いつもより長い時間(1時間半)を過ごし、大満足のわたし。
体重計は入る前よりも2㎏減。新陳代謝の良いわたしには、この数値は普通の表示。3㎏を減らすのにそんなに苦労はない自分の身体。自販機で買った水を一飲みすると、身体全体に水分が染みて行くのが感じられたまらない。また訪ねたいと思う「らかん湯」後に再びチャリをこいで家路へと向かいました。外はもうすっかりと暮れ秋の薫りが・・・。


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by eddy-web | 2018-10-17 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
よもやまシネマ417 “散り椿”
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2018.10.15.

公開前から待ちわびていた作品“散り椿”を鑑賞。日本映画の王道ともいえる時代劇。一時期時代の流れに呑み込まれ、創られることがめっきりと減り衰退の一途を辿ったチャンバラ映画。制作費がかかるとか、集客が見込めないなどさまざまな理由はあったと想像される。ハリウッド映画の西部劇がまさに同様に衰退した時代があったが、これも娯楽作品への思考が時代とともに変わったという証。それでも時代はめぐり、時代劇も西部劇も映画界に戻ってきました。国は違えど本物の娯楽作品に自国のアイデンティティが描けるこのジャンルの価値を再認識したのでないでしょうか?単にノスタルジーを追っかけている訳ではなく、きちっと過去の作品をリスペクトした作品創りが感じられる良い作品が近年多い。また漫画を実写化したものなどは昔の作品ともちがい、ある意味New時代劇ともいえるものも生まれ嬉しい限りです。
さて、今回の作品は昔ながらの王道時代劇が描がき出され、オールドファンたちにはたまらない。物語のストーリーはある藩でおきた汚職をベースに展開していく定番の話しだが、なんと言っても時代描写や殺陣の見事さには息を呑む。これぞ日本映画と言ってもはばからない、日本のこころや美が丁寧に丁寧に描かれ、日本人として何か誇れる気持ちが湧いてきます。監督は“剱岳・点の記”で日本アカデミー賞最優秀監督並びに撮影賞を受賞した木村大作さん。業界に60年以上携わる日本映画とともに生きてきたひと。もともとは撮影監督出身で映像への拘りは追随をゆるさない。今回もその美意識が溢れんばかりの演出で、観客のこころに響き染み渡る。初めて撮影助手を務めたのが巨匠黒沢明監督の作品で、その後何十年の時を名匠・巨匠とともに映画と向き合って来た人。観れば感じますが、美への拘りは半端ないと実感させられる。沢山の経験を積み重ね、きっと拘り職人の監督が誕生したに違いない。主演の岡田准一も語っていた「美しい時代劇を撮りたい」という木村監督の熱い思いが見事に開花した作品となっています。久しぶりに正当派の時代劇を魅せられ、もっと沢山時代劇を創ってほしいと心底思うわたしである。
キャスティングもみなはまり役で、なんと言っても主人公・瓜生新兵衛を演じた岡田くんには拍手です。新兵衛が乗り移ったかのように、凜としていて武士道を貫く真の武士を演じていました。殺陣が得意とは知っていましたが、椿の樹木前で西島秀俊(榊原采女)との立ち回りはただただ美しく見とれてしまいました。岡田くんのアイデアでこのシーンが創られたことを某TVで知りました。印象に残るシーンとなったのは、間違いありません。自分勝手な妄想もあり、きっと泣けるのだろうと思っていましたがそこは空振り。でも後で考えると、監督がそんなめそめそした映画にはしたくなかったのだと思えてきました。これは男の中の男を描いた、人生の生きざまを魅せてくれたそんな作品です。


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by eddy-web | 2018-10-16 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
祝日明け、久しぶりの銭湯に勢いよく出かけたはいいものの・・・。
e0120614_15423991.jpg銭湯巡礼の旅⑰
竹の湯(江東区・大島)
2018.10.9



祝日開け、チョット早めに出かけ目当ての銭湯へ・・・。これが大失敗。事前に調べて容易万端の気分で出かけたのだが、思わぬ落とし穴。月曜日がお休みの銭湯だったが、インターネットで祝日は営業とあった。でも、翌日が休みとは謳ってなかったので出かけてみると、玄関に「本日休業」の張り紙。せっかく来たのにと、落ち込んだわたしだが決めたことは引けないタチで地図を参照し近い銭湯をすぐに検索。2つあったので迷ったが、「竹の湯」さんを選んでいざ・・・。ちょっと迷い汗だくになったがようやく目的地近くに到着。大島のサンロード中の橋商店街に入り、2~3分のところにあるお風呂屋さんは、まさに地元愛に溢れた昔ながらの銭湯。下町情緒満開の商店街は夕方の買い物客でいっぱいで、自転車を降り押しながら「竹の湯」さんを探した。昭和26年創業の銭湯は商店街のど真ん中。どんと構えた入り口が「どうぞ、一っ風呂」といわんばかりに、暖簾を揺らしていた。中に入ると早速、順礼スタンプ帳を出しまずはスタンプを・・・。おばちゃんがやさしく「ごゆっくり!」とひとこと。これだけでもうすっかりと癒やされるわたし。この触れ合いがたまらないのが、銭湯通いの醍醐味である。「竹の湯」さんは江東区に3軒ある。すでに2軒は行ったので、ここが最後になる。
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60年以上の歴史を見守って来た「竹の湯」さんの、守り神。

いつものように体重計に乗り(ルーティーン)、体重を確かめいざ・・・。浴場は思いの外清潔感に溢れ、湯船はL字形で3つに分けられバイブラ、座風呂、赤外線風呂と楽しめる。背景の画はタイル画で、どこか外国の湖が美しく描かれモダンな感じ。昼間だったせいもあり、窓から光が差し込み気持ちがいい・・・。なんて贅沢な460円だろう。お客さんは見渡す限りご老人ばかり。かくゆう私も充分年寄りだが、大先輩たちの前では若造に違いない。いつもながら「こいつ、あまり見かけね~奴だなっ11」って感じでジロジロ見られた。もう慣れたことなので、ゆったりしっかりお風呂を堪能した。さて上がろうか?と湯上がりの湯を流し立った瞬間ロッカーの鍵のないことに気づいた。えっ!!と思ったが気を取り直しまわりを見渡す。どこを探しても見あたらず、鍵をかけっぱなしでとと思い脱衣所へ出たもののない。それからどれだけ時間が経ったのか覚えていない。頭は真っ白になり、浴場内をそわそわ、ウロウロ。いつもの癖でロッカーの鍵は座った場所の前にタイルに置くのが徒となった。他のお客さんが不思議そうにわたしの動きを見ていた。さんざん探したが見つからず、意を決して店主さんに声をかけた。しばらく一緒に探してもらったが見つからず、結局ドライバーを使いチョウツガイを外すことに・・・。もう、ひたすら謝るばかりのわたしに「いいよ気にしなくて!前にもあったし」と優しい言葉。お客さんも見ていて「良かったなぁ~、空いて」「気にしない、気にしない」って言葉を架けられ「ご迷惑をかけスミマセンでした。」とひとこと。
帰りにご主人に「弁償したいので」と言うと、「また、来てね!」と笑って言われた。今日はいろいろあり、すっかりと湯冷めしてしまったがそれ以上に暖ったかいこころに触れることが出来たいい一日になりました。外はすっかり日も暮れていたが、商店街の道を歩きながら私はもう一度来ようとこころの中でつぶやいた・・・。
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by eddy-web | 2018-10-12 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
都民の日、横十間川親水公園を通り抜け、明治通り沿いの大島にある「第二久の湯」へ。
e0120614_15423991.jpg銭湯巡礼の旅⑯
第二久の湯(江東区・大島)
2018.10.2


家の近くある「久の湯」は、わたしの定銭湯。前にも話しましたが、銭湯は同じ名前が多い。その訳は何か組合の関係なのか、知るよしもない。親戚なのかと思ったこともありますが、どこの区に行ってもあるような名前も多く、結局あまり深く考えないようになった。今日は江東区大島にある「第二久の湯」へ、ちょっと早めの訪問。夕方4時の空は台風の後もあり、雲ひとつない青空。ちょっと贅沢な時間帯で、少しだけ後ろめたさもある。家からチャリを走らせ約15分、明治通りからちょっと引っ込んだところに銭湯がある。昔風の煙突が屋根の隙間に顔を出していた。のれんをくぐり中へ入ると、おばあちゃんが笑顔で迎えてくれました。脱衣所へ入るとガラス戸が開かれ、外に出られるようになっていた。湯上がりに涼を楽しむためのものだが、近年にしては珍しい。そんなに大きくはないがこじんまりとした庭に池が創られ鯉が泳いでいました。昔ながらのまさに王道銭湯の出で立ち。この雰囲気はわたしが好きなお風呂屋さんの形のベスト。そんな雰囲気を楽しみながら、浴場の中へ・・・。
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中も天井の高い白と青のツートーンカラーで彩られ、開放感で溢れている。まず、嬉しいのが湯温。最近は若い人を意識しているのか、温めの設定が多い中ここは43℃と熱め。サウナも隣接され、水風呂も用意されている。風呂好きにはたまらないセッチングである。湯船のバックにはナカジマ画伯のペンキ絵が堂々と手を広げ包んでいる。何度も書き換えられたのだろう、山々と渓流の画の後に前の画(富士山)がうっすらと浮かび歴史を感じる事ができる。3つに分けられた湯船は日替わりの薬湯やジェット風呂など、たっぷり楽しめる。熱めの風呂に浸かり、その後水風呂を浴びること何度も繰り返しいつも以上に長湯をしてしまいました。私好みの下町銭湯に大満足の一日。帰り道、西に沈んで行く夕日に向かって、鼻歌交じりで家路につきました。
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by eddy-web | 2018-10-03 00:00 | 銭湯探訪(Love ゆ Tokyo) | Comments(0)
よもやまシネマ416 “フロリダ・プロジェクト/真夏の魔法”
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2018.9.25

2本目に観た作品は”フロリダ・プロジェクト“。題名だけ聞くと何だか創造もつかない。ところが見終わった後も、何故この題名がついたのか???のわたし。副題で「真夏の魔法」とあるが、こちらの方ある意味納得のいくネーミングである。タイトル(題名)は、本もそうだが重要な役割を担う。説明過ぎても駄目だし、かといってあんまり飛びすぎても心に響かない。この落としどころが実に難しい作業なのである。
後で思ったことだが今回の作品は本題と副題のペアで、なほどと思わせている気がする。副題は日本の映画配給元がつけたのだろうが、オリジナルのタイトルを壊さないよう配慮された気遣いが感じられる。いきなり小難しい話しからのスタートになりましたが、これから感想をふくめ話をしたいと思います。
さて、物語はフロリダのディズニー・ワールド近郊のモーテルで暮らす子どもたちと、その親たちやまわりの大人との日常が描かれている。主人公はシングルマザーのヘイリー(プリア・ビネイト)と、6歳の娘ムーニー(ブルックリン・キンバリー)。けっして褒められるような生活を送っているわけではないが、懸命に寄り添い必死に生きている親子がそこにいる。そして二人が暮らすモーテルの管理人ボビー(ウィリアム・デフォー)がそっとより添い厳しくも暖かく見守っている姿を重ね映し出しながら進む。ムーニーの明るく無邪気な性格が、ともすると暗くなる現実に光を灯し救われることしばしば。母親のヘイリーは客観的に観れば、間違いなく自己中の駄目親。事情はあるにせよ決して褒められる親とは言えない。そのだらしない生活ぶりが、矢継ぎ早に描かれちょっと不愉快にさえなる。それでも娘ムーニーにとってはかけがいのない存在であることが、しっかりと彼女の(*^o^*)が表している。そしてどうしようもない母親ヘイリーだが、だれよりもムーニーを愛していることが良く解る。このふたりに未来はあるのか・・・?
昨今NEWSで報道されるDVや育児放棄といったことは描かれておらず、健全とは言えないが賢明に生きようとする親子の絆が胸をうち、ラストは深く考えさせられる。映像も美しく、舞台となるフロリダの街がポップでカラフルに写し出され、内容の重い雰囲気を払拭する演出になっているところは見事です。アメリカが抱える「光と闇」を浮かび上がらせた作品は、現実を考えるためのテーマとして訴えかけてくる。思わぬ拾いものをし、とても良い時間をもらったわたしです。
P.S. 管理人役を演じたウィリアム・ディフォーがこの作品でアカデミー助演男優用にノミネートされています。その素晴らしい演技はいぶし銀の輝きで、観客を魅了します。観ていただければ納得です。ムーニーを演じたブルックリン・キンバリーも子どもとは思えない見事な役者っぷりで、末恐ろしい気がします。どんな俳優さんになって行くのか、とても楽しみ・・・。
※「フロリダ・プロジェクト」とは、60年代に始まったディズニーのテーマパーク開発計画を指す言葉とのこと。監督は幸せの象徴である”魔法の国“を皮肉にも明のシンボルとして位置づけ、そのそばで生きる貧困者の闇の現実を見事に対比させ秀作を生み出しました。
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by eddy-web | 2018-10-02 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)


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