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“グレート・ショーマン”との驚きの縁。
e0120614_19074727.jpg2018.Feb.28

先日、話題のミュージカル映画“グレーテスト・ショーマン”を観たのですが、ちょっと意外な繋がりがあることを知りました。主人公のP.T.バーナムは実在の人物でショービジネス界に新風をお越し大成功を納めたひと。のちにサーカスの礎をつくり伝説の人物に・・・。映画は手際の良いテンポで、あっという間に時間が過ぎとてもHappyな気分にさせてくれます。楽曲が抜群で、全英アルバム・チャートで連続6週1位を獲得しました。そんな映画ですが、その主人公バーナム創り上げた「地上最大のショー」は、後に1881年にジェームズ・ベイリーが経営していたサーカスと合併し「バーナム・アンド・ベイリー・サーカス」と名を改め世界中を巡業。彼の死後サーカスは、リング・リング兄弟に売却され「リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス」となり2017年の5月まで続き、動物愛護団体などからの批判が強まり惜しまれつつも約150年の歴史に幕を閉じました。
さて、“驚きの縁”とはなのだが、実は1998年(昭和63年)にこのサーカスは汐留に大テントを張り、日本で公演されたことがあります。遠い遠い昔の話になりますが、この“リングリング・サーカス日本公演の時、チケット販売に関わるPOPデザインを担当したわたし。当時「リングリング・サーカス」はかなりの評判で、わたしなりに創作意欲が湧きあがり、サーカスの売りであったユニコーンと象の曲芸をイメージし3DのPOPを創作しました。立体絵本を創る気持で楽しみながら創ったことを、昨日のことのように覚えています。ということで、まさかの展開にちょっと驚きを隠せない自分です。長く生きていると、本当にいろいろなことが起こるもんですネェ~!!なんだか時が一瞬止まり、チョッと嬉しい気分です。
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by eddy-web | 2018-02-28 00:00 | チョッといい話?(沁みる話) | Comments(0)
よもやまシネマ381 “グレーテスト・ショーマン ”
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2018.2.26

話題作ミュージカル映画、“グレーテスト・ショーマン”を鑑賞。音楽スタッフは昨年“ラ・ラ・ラ・ランド”で見事アカデミー主題歌賞を授賞した、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。まだ記憶に新しいチームが再び手がけた音楽を引っさげ、本年度も再びアカデミー賞にノミネートされている作品が“グレーテスト・ショーマン”。主演はミュージカル映画、“レ・ミゼラブル”で見事に観客を虜にしたヒュー・ジャックマンとくれば期待しない訳にはいかない。実はジャックマンのイメージが180度変わったと言っていい作品だったのが“レ・ミゼラブル”。彼の底知れない才能に驚かされたのはわたしだけではないでしょう。そんなチームが創った作品ですので、期待を胸に劇場へ・・・。
物語は19世紀半ばに実在した、P.T.バーナムの伝記をもとに現代風に創られたショービジネス界の挫折と成功の物語。冒頭のジャック演じるバーナムのシルエットが浮かび上がり幕が明くシーンは、スタイリッシュでカッコイイのひとこと。あっと言う間に物語の世界へと引きずり込まれる。テンポよく進む話は、切れ味も小気味よく時間を忘れさせる見事なエンターテイメント作品になっています。何と言っても音楽(楽曲)の素晴らしさに、これぞミュージカルの王道と思わせる演出がしっかりとマッチし飽きさせない。主題歌の「ディズ・イズ・ミー(これが私)」の詩には、きっと誰もが心を揺さぶられるに違いない。名曲と言っていい見事な出来映えで、見終わったあと思わず口ずさんでしまいます。全9曲の全てがメッセージ色があり、こころを揺さぶる名曲揃い。全米ではサウンド・トラックながら、ポップチャートで1位を取ったそうです。バーナムのサクセス・ストーリーを現代風にアレンジして完成した作品は、一級品のミュージカル映画となりきっと映画史に残るものだと思います。貧しい家庭に生まれ苦渋を舐めて生きてきた主人公が、夢を見続け外見や地位に囚われずありのまま自分らしく生きることの素晴らしさを仲間と共に謳い上げる。このコンセプトには時代を超えた、メッセージが込められている。多様性が求められる現代こそが、この作品の中に描かれているのではないでしょうか?ハリウッドでは一度は消えかけたミュージカル映画が、息を吹き返し私たちに元気をくれ始めました。とても嬉しい限りです。ひとによっては「ミュージカルはチョっと・・・」と苦手なひとも多いようだが、音楽と踊り、そして美術、さらにストーリーと娯楽のすべてが詰まった作品がミュージカル。こんなお得な買い物を観ないのは損。ひとときの現実逃避も良いではありませんか?みなさんいかがでしょうか・・・。
テーマである偏見や差別に対する強い反骨の想いが、ショーを彩る出演者たちに勇気と力を呼び起こし見事なパフォーマンスで魅了する演出の見事さに感動します。異系の目で見られ生きて来た人々の、心の叫びが歌と踊りに乗り移り胸に迫る最期のエンディングまで目が離せません。さぁ、劇場に足を運び、この感動を共有しましょう。
P.S. ジャックマンの他の出演者もみな皆素晴らしく、脇を固めているショーの仲間たちのパフォーマンスには大拍手です。話は個人的になりますが、中盤で登場するスウェーデンの歌姫ジェニー・リンドの歌と美貌にやられました。他の曲とも違う哀愁を帯びたその曲と歌声は主人公バーナムだけでなく、聞く人の心を癒し包んでくれます。それもまた本物の証。バーナムとの関係にはやや疑問は残りますが、その声と美貌に対し許します。演じているのはレベッカ・ファーガソン。“ミッション・イン・ポッシブル”や“ガール・オン・ザ・トレイン”そして“ライフ”などで印象に残る演技を見せていますが、今回の彼女の存在感は一番印象的。主役でもいけるひとだと思うのはわたしだけでしょうか?本当に奇麗な女優さんです。次回作は再び“ミッション・イン・ポッシブル”だそうで、いまから楽しみなわたしです。
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by eddy-web | 2018-02-27 15:18 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ380 “午前十時の映画祭8/バグダット・カフェ ”
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2018.2.21

映画史に残る傑作と思う作品、”グダット・カフェ ”のディレクターズカット版を鑑賞。何度観ても素敵な作品である。どこをとってもわたし好みの大好き映画のひとつで、死ぬまでに一度は観て欲しい作品。
公開当時に観た印象は、今までに観たことのない独特な雰囲気を醸し出す不思議な世界観を感じたわたし。そして何より耳に残る主題歌の「コーリング・ユー」のジュペッタ・スティールの歌声。もの悲しくも艶やかなその声は、そっと物語を包み込み印象を高めています。映画音楽で有名な曲は多いが、この曲も間違いなく心に残る一曲になりました。
ドイツ映画だが、舞台はアメリカラスヴェガス近くの郊外の寂れたカフェ。この設定にアメリカには不似合いなドイツ人女となれば、もうすでにお伽噺の予感がする。見終わると、期待を裏切らない傑作でとても気持ちが癒やされる。映像も実に美しく、雄大なアメリカ大陸の風景にふれ一度は行ってみたくなるような気持ちにさえなる。乾いた空気感と艶のある歌声による、演出効果の見事さは圧巻。
物語はドイツからアメリカに観光でやってきた女ジャスミン(本当はヤスミン)が、見知らぬ土地にひとり投げ出され(夫婦喧嘩により)偶然見つけた一軒のカフェ。そこで暮らす人々との交流を通し「幸せとは・・・」を紡いでくれる。砂漠のど真ん中に放り出され、ハイウェイを大きなスーツケースを引きずりながら歩く太ったドイツ人女の姿はかなりインパクトがある。顔立ちもコテコテのドイツ人で失礼だが、メイクのせいもありちょっと怖い。額に汗してやっとたどり着いたハイウェイ沿いのカフェ兼モーテル(&ガソリンスタンド)、その名も“バグダットカフェ”。実にお洒落な名の店だが、客などほとんどこない。店の前で椅子に座り涙を流している女主人ブレンダの前に現れた、異邦人ジャスミン。この出会いから物語ははじまり、最後までグイグイと引き込まれて行く。冒頭ちょっと怖い顔と表現したジャスミンだが、ラスト近くになるとまるで女神のように思えてしまうくらい可愛いと感じてしまう。まさにマジック。映画の中でもマジックの場面が出てくるが、彼女自身がマジックである。絶対に観なくては損をする作品である。彼女が乾いた砂漠に舞い降りた天使で、カフェがそこに暮らす人々のオアシスになる瞬間を是非観てはいかがでしょうか?
ジャスミンを演じたマリアンネ・ゼーゲブレヒトの存在感は凄いのひとこと。ドイツでの活躍は知りませんが、この映画で彼女は間違いなく映画史に残る女優さんになりました。現在70歳を超えたようですが、もっと沢山映画で観てみたいひとりです。そして対するブレンダを演じたCCH・パウンダーの演技もマリアンネに負けない素晴らしいものでした。二人の掛け合いがこの物語を創るあげたと言っても過言ではありません。ラストは涙がジンワリとほほを濡らし、とても幸せな気持ちになります。
P.S. ジャスミンに淡い恋心を抱くカウボーイ風の老いた男を演じた、ジャック・パランス。名作“シェーン”の殺し屋役をした名優が輝いています。とてもピュアな男を演じ、こんな年寄りになれたら良いなと思ったわたし。すでに年寄りの域には入っていますが、まだ修行が足りません。頑張ってジャックを目指します。
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by eddy-web | 2018-02-23 16:46 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ379 “スリー・ビルボード ”
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2018.2.13

今年度のアカデミー賞候補筆頭の作品“スリー・ビルボード ”を鑑賞。間違いなしの傑作です。アカデミー賞候補に上がっている作品は、まだ公開前の作品が多く鑑賞に至っていない。なので賞を獲るのかは定かではありません。ですが観た感想を素直に言えば、久しぶりに胸にくる作品でした。何よりも出演者の演技が素晴らしく、だれひとり掛けても成立しないであろう表現力の高さを感じざるをえません。
物語はアメリカ中西部の小さな町エビング(架空)の日常を舞台にしている。きっと普通なら何事も無く穏やかで、静かな生活が平々凡々と繰り返されるそんな場所に違いない。ただそれは閉鎖的な環境の中、波風を恐れた人々が息をひそめ我慢している証でもある。アメリカのミズーリ州が背景のこの映画ですが、人権問題や差別がいまだに多く絶対に行っては行けない、生きたくない土地だと聞きます。先日観た“デトロイト”同様に人種差別は露骨に横行し、その中みな息を殺し生きているようだ。
作品は冒頭のシーンから朽ち果てたビルボードが映し出され、うっすらと霧の中に浮かぶ。BGMの曲(アイルランド民謡)がやさしく静かに流れ、何やら不穏な雰囲気を醸し出し一気に画面に吸込まれる見事の演出である。3枚のビルボードに込められたメッセージが町に波紋を拡げ物語ははじまる。人間とは何と愚かな生きものなのかと、つくづく考えさせられる。悪い人間もいないかわり、良いと言える人間もあまり見当たらない。みな生きることに精一杯で、もがき苦しみながら虚勢をはり何とか精神のバランスを保とうとしています。これはまさに人間の本来の姿なのかも知れません。誰が悪い訳でもないのに、つい感情をむき出しにしてしまう人間のこころのあさはかさが物語ひっぱり、ラストへと繋がれる。結末は描かれていないが、考えさせられる余韻を残し幕は閉じます。ダメな人間ばかりなのに、なぜか愛しいのは何故だろう・・・。きっと私たちも同じようにひとを傷つけ、そして悩みもがき苦しみながら生きているからに違いない。人間の内面にこれほど深く切り込んだ作品は久しぶりである。小さな田舎町を舞台にしたところが、逆に印象を深め人の関わりの大切さが見事に謳われている。監督の研ぎすまされた見事な演出力に、圧倒されます。汚い言葉が飛び交い、むき出しの感情のぶつかりあいに思わず苦笑してしまうことすらある。ここまで本音をぶつけあうことなど、私たちの生活ではあり得ないこと。それだけに羨ましさ半分、怖さ半分の極限状態を体験させられる。
監督はマーティン・マクドナーという人物で、監督・脚本・製作の全てを手がけた今作。もとは舞台の脚本からのスタートと聞き、今作は珍しいダークな作品と言われているらしい。本人は哀しい作品と呼んでいるらしい・・・。確かに見終わると儚い哀しみが込み上げてくるのは間違いない。はじめて監督の作品に触れましたが、わたしの中の扉はしっかりと開きつぎをお強請りしています。
冒頭俳優人が素晴らしいと言いました。観れば納得の演技力で、どの役の俳優さんも存在感が半端ありません。主人公の母親ミルドレッドを演じたフランシス・マクドーマンドの鬼気迫る迫力に終始圧倒されますが、それゆえ時に見せる寂しさ哀しさはグサッと胸に突き刺さります。ビルボードの前でひとり花を植えている、彼女の前に現れた子鹿に話しかけるシーンはたまりません。これまでも高い評価を受けているひとだが、わたしははじめて・・・。こんなに凄い俳優さんがいるのだと、勉強不足に猛反省。正直美人とは言いがたいがとてもチャーミングな女性ではないでしょうか?ちょっと怖いですが・・・。敵対する警察所長のウィロビーを演じたウディ・ハレルソン、そしてその部下の危ない警官ディクソンを演じたサム・ロックウェル、この二人の俳優さんも甲乙つけがたい記憶に焼き付く演技でした。3人はアカデミー賞の女優賞と助演男優賞にノミネートされています。観れば納得ですので、ぜひ3人の演技を堪能してみてはいかがでしょうか?
P.S. 劇中で使われたミルドレッドへの言葉(バカ夫の恋人が発した)、「怒りは怒りを来す」はこの作品のコンセプトと言っていい言葉。強くこころに残りました。
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by eddy-web | 2018-02-14 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ378 “THE DARK TOWER ”
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2018.2.05

モダン・ホラーの開拓者と称される、人気作家スティーブン・キングのライフワークとされる同名小説の映画化である。作品の名は
“ダーク・タワー”。つい最近“IT-イット”を観たばかりだが、この人の作品は本当にワクワクドキドキさせてくれ、まずはずれることがない。彼の才能は他の作家には感じられない、日常の中に潜む不思議な感覚を抽出する類いまれなるセンスにある。ホラー作品も他とは違う、非現実世界の中で描かれ気がつけば夢見心地の中・・・。また、ホラー作家とは思えない「ショーシャンクの空に」や「スタンド・バイ・ミー」のような感動作も執筆するまさに天才。彼の作品はほとんどと言っていいくらい映画化されヒットする。その中身がいいからに他ならないのだが、そう思うととそれらを映像化する側にはそうとうなプレッシャーがあるに違いない。わたしが観た作品群の中にも良いものばかりでなく?っと思う作品はあった。どうしてもスティーブン・キングの名が、期待を大きくしてしまうのはしょうがないことだろう。
さて、“ダーク・タワー”の感想です。原作は長編ですでに第7巻まで出版されているもので、世界幻想文学大賞を授賞した大作。その内容は彼のどの作品とも類似しない壮大かつスリリングな旅が描かれている。特にシリーズとしては描かれておらず、一話分冊形式で書かれているようである。個別に読んでも楽しめるということ。映画は全体の一部をピックアップし脚本が創られたようですが、やはりその世界感は流石と言わざるをえない。毎夜得体の知れない夢にうなされる少年の体験からはじまり、あっと言う間に物語の中に引きずり込まれてしまう。設定も実に奇想天外で宇宙と現実世界との間に存在する「中間世界」での善と悪の闘いが描かれている。その舞台が西部開拓時代を彷彿させる設定なのも意外な感じで、武器も拳銃というアナログな表現である。そこらへんが逆に新鮮なのも面白いところである。中間世界に立つダークタワー(世界の平和を保つ塔)を破棄しようと企む悪の権化「黒衣の男」とタワーを守る最期の守護者「孤高の拳銃使い」とその仲間の壮大な闘いが軸になっている。黒衣の男ウォルターは魔術を操り、対抗するローランド(ガンスリンガーと呼ばれる守護神)は、目にも留まらぬ拳銃さばきで弾丸を撃ち敵を倒す。荒唐無稽な世界なのだが、観ているうちにすっかりはまってしまうのは何故でしょう?よくこんな発想が生まれてくるなと、キングの才能にまたまた驚かされる。彼の創造力には限界など無いのかもしれません。ちょと聞きかじった話だが、彼は実生活で大事故に遭い生死の境を彷徨った経験があるらしい。そんな体験が彼のような、天才を生んだのかもしれない。
監督がスウェーデン版映画“ミレニアムドラゴン・タトゥーの女”を撮ったニコライ・アーセル。知らずに観て、なるほどと思わせてくれました。ガンスリンガーを演じたイドリス・エルバは“マイティー・ソー”のヘイムダル役でお馴染みの俳優さんですが、今回はメインでしっかりと存在感を出しカッコいいです。敵の黒衣の男ウォルターを演じたマシュー・マコノヒーに関しては言うことはありません。何をやっても絵になる男ではないでしょうか?鍵を握る不思議な力を持つ少年ジェイク役のトム・テイラーも二人に負けない演技で、次回作がとっても楽しみです。新たなキングの世界に、みなさんも一歩足を踏み入れてみませんか?きっと癖になると思います。
P.S. 中間世界に足を踏み入れたジェイクが観た屋敷の残骸。その壁に描かれた「ペニー・ワイズ」の文字には、ちょっとほくそ笑んでしまいました。まさにサプライズの演出で、思わず「キング万歳!!」とこころの中で叫んだ瞬間でした。

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by eddy-web | 2018-02-06 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ377 “デトロイト”
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2018.1.31

いきなり関係ない話ですが、今回の映画鑑賞のチケットですが見知らぬご夫人から頂きました。実は先日“午前十時の映画祭”に来た時、チケット売り場で財布を出していたら後ろから「このチケット余っているので、よかったらどうぞ!」って声をかけられました。ちょっとビックリはしましたが、「いいんですか?」といいありがたく頂戴をしました。その日はとてもハッピーな気分でいちにちを過ごしたわたし。せっかく頂いたものなので、その日は大事に持ち帰り今日“デトロイト”の鑑賞に使わせて頂いた次第。想いも知らない出来事でしたが、映画ファンへのご褒美と勝手に喜んでおります。頂いた方へ感謝をこめ「この場をかり、ありがとうございました」と言わせて頂きます。
さて、“デトロイト”ですが公開前から気になっていた作品。なぜ、興味を引かれたかと言うと物語が1967年に起きたデトロイト暴動の最中に発生した「アルジェ・モーテル事件」の実話が題材だと言うこと。人種差別がまだ色濃く残る時代の警察官のよる、無抵抗の黒人殺害事件がベースになっています。更に監督が、史上初の女性アカデミー監督賞受賞者キャスリン・ビグローであること。“ハート・ロッカー”での監督賞受賞だが、わたしは“その後に公開さてた“ゼロ・ダーク・サーティ”で大ファンになった。女性目線でとらえた作品は、やはり実話の「ウサーマ・ビン・ラーディン殺害」に挑む特殊部隊の物語で秘密裏に行われた作戦の舞台裏が描かれ緊張感溢れる作品でした。正直こんなハードな内容の作品を女性が監督したなどと、当時はにわかに信じがたいものがありました。でも、今作を観れば彼女の実力は間違いなく本物と納得。ここのところ実話ベースの作品が多いが、リアリティを追求する姿勢にはとても共感するものがある。いま、「アメリカン・ファースト」を叫ぶかなり危ない大統領の出現に、迷えるアメリカが抱える深い問題が浮き彫りにされているようにさえ感じる。この作品で再び浮かび上がらせ一石を投じているように思えるタイミングの公開である。
世界中で大きく平和を訴える時代になっても、未だ無くなることのない人種に対する偏見と差別の根深さが、鬼気迫る緊張の中描き出される今作。言いようのない怒りが込み上げて、思わず大声で叫びたくなる衝動に駆られる。どうして人間は、こんな過ちを犯すのだろうとつくづく考えさせられる。事件の被害にあった人たちのこころの傷は、一生消えること無く続くと思うとやるせない気持でいっぱいになる。本当に平和と呼べる日は来るのでしょうか?人間が愚かな生きものである限り、きっとまた同じようなことが起きるだろうと残念だが思ってします。決して簡単なことではないが、少なくとも相手を思いやる気持を忘れない、そんなひとでありたいと自身に言い聞かせる作品との出会いになりました。
作品のすべてが事実かは解らないが、キャスリン・ビグロー監督の描いた“ハート・ロッカー”や“ゼロ・ダーク・サーティ”、そして“デトロイト”は忘れては行けない歴史の1ページの裏側を見せている。だからこそ観るべきだし、記憶に残してどう生きるべきかを考えるヒントにすべき作品ではないでしょうか?
今作品ではあまり馴染みのない俳優さんが多く出ていて、ひとりジョン・ボイエガ(スターウォーズのフィン)だけが知っている俳優さんでした。地味な存在ではありましたが、しっかりと存在感を伺わせこれからの活躍が楽しみになりました。そして強く印象に残った俳優さんは加害者の警察官クラウスを演じたウィル・ポールターそのひと。もの凄い嫌な奴を身体前身でエネルギーを発散し、近くにいたら殴りたくなるそんな演技で圧倒されました。すでに沢山の賞を獲っているようですが、タダモのではありません。要注目の俳優さんです。もうひとり歌手を夢見る黒人青年ラリーを演じたアルジー・スミスのきめの細かい演技は実に見事で、強く心に響くものがありました。二人に拍手です。
最期にこのような痛ましい事件が再び起こらないことを願うのと、事実を忘れず語り継ぐことの大切さをクリエーターのみなさまにお願いしたいと思います。
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by eddy-web | 2018-02-05 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)



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