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よもやまシネマ-308 “ムーンライト”
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2017.3.31

多くの強敵を打ち負かし、今年度アカデミー作品賞を手に入れた話題作“ムーンライト”を鑑賞。正直いい、「ヘ~えっっ」って感じがしました。良い意味裏切られた感じですが、凄く意味のある授賞ではないでしょうか?こんな言い方をすると誤解を生みますが、なんかアメリカ映画っぽくありません。重たい感じでもなく、さらっと描いているのだがじわ〜っとこころに沁みて来る・・・そんな作品でした。映像が特に美しく、タイトルの意味を凄く意識して創られている事が感じられます。物語の中で主人公の少年に昔話を語る売人(違法薬物)が、月の光を浴びた黒人少年のことを話すのですが、ここにこの物語のテーマがあるのだと見終わったあとに感じます。手を振り上げさまざまな差別問題を訴えるのではなく、内面からえぐり出すようなそんな手法にすっかり浸ってしまいました。人とひと、親と子など切っても切れない繋がりの深さ、そして大切さを優しく包み込んで見せてくれました。アメリカの良心と言ったら失礼ですが、もがくやさしさが滲み出ていて素晴らしい作品でした。どことなく欧州作品のような、映像感覚がとても印象的で美しかったです。カット割など一枚一枚の映像が丁寧に繋がれ、人生のアルバムを見せられているような穏やかな気持になります。昨年末観た“Smoke”の余韻に近いものを感じたわたしです。いずれにしろ作品賞を争った“LA LA LAND"を押さえての授賞は見事。そこが一番の驚きで、冒頭失礼な発言をしてしまいました。“LA LA LAND"も凄く良い作品ですが、比べるのはやや無理があると思います。審査員はさぞ大変だった事でしょう。カンヌやベルリンなら、間違いなく“ムーンライト”かも???生意気いいすみません。主人公を演じた3人の俳優さん、よくこれだけ目の美しい、しかも似ている人を見つけたな~っと関心しています。それもみな素晴らしい演技で、眼力がとても印象に残りました。画像トーンがタイトルの“ムーンライト”を意識したブルーの色調で、静寂な中からじわじわと押し寄せる波のような感情を表現しています。芸術性もかなり高い作品ではないでしょうか?最後にオール黒人キャストで描かれた、この作品の本当の凄さは、人種の壁を越えて伝えたこころの叫び。拍手を贈ります。2作目にして作品賞だけでなく脚本賞も授賞したバリー・ジェンキンス監督にも、大拍手です。プロデューサーとしてプラピが関わっていることも、ちょっぴり嬉しい話です。みなさん劇場に足を運びましょう。
P.S. 入手したパンフ(ポスター)のデザインとても奇麗です。内容を映し出す表現は秀逸。ここにも作品への思いが溢れております。忘れていましたが、音楽(曲)の選定と使い方もはまっていて、術中にはまった感じだったことを付け加えておきます。
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by eddy-web | 2017-03-31 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-307 “パッセンジャー”
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2017.3.27

SF映画の名作は数多く、あげれば切りがない。“パッセンジャー”は、わたしの中にしっかりとメッセージを残し、そんな名作たちの中に割り込んできました。SF(サイセンス・フィクション)は、言うまでもなく科学的な空想に基づいた作り話。あくまでも創造の世界ではあると承知してはいるのだが・・・。この作品もそうだが、これから何百年も後のことかも知れないが現実になると思えるわたしは変でしょうか?
話は飛びますが、手塚治虫さんの漫画を幼い時むさぼるように読んだわたし。アトムに描かれた未来の街の風景は、いま現実として存在しわたしたちは当たり前のように暮らしています。きっとアトムのようなロボットももうすぐわたしたちの前に姿を表す事でしょう。
さて“パッセンジャー”、文句無くわたしのハートに響く作品でいろいろと考えさせられこころに残りました。感情移入の激しいわたしですが、今回ももしわたしだったら・・・と浸ってしまいました。近未来の話は、他の惑星に移民するために動く輸送船の中で起きた出来事。もうこれだけでも充分興味を引かれるのだが・・・。このリアルさは何だろう???ワクワク、ドキドキ感がたまりません。原因不明のトラブルで90年も早く目覚めた、移民乗船客の男(ジム)。たったひとり目覚め絶望の淵で、おのれと向き合い出した結論。決して許される事のないエゴの選択は・・・。これ以上話すと、もったいないのでみなさん自分でお金を払って観ましょう。損はしませんから安心してください。登場人物はたったの3人とアンドロイド一体。厳密に言えば俳優さん4人ですが・・・。それぞれみな存在感が、半端無く印象に強く残りました。主人公ジムを演じたクリス・プラットは、いま一番勢いのある俳優のひとり。最近観た“マグニフィセント7”でもカッコいい男を演じ、今回はまた繊細な役どころを見事に見せてくれました。相手役オーロラを演じたジェニファー・ローレンスは、もう言う言葉が見つかりません。奇麗な上に演技も素晴らしいなんてなんと罪作り。彼女の作品も沢山観てますが、こんなに美しいと思ったことははじめて・・・。強さを感じたことは多いのですが、今回はプラス眩しい美しさ。これじゃジムの気持も解ります。そして、大事な鍵を握るクルー役ガスを演じたローレンス・フィッシュバーン。短い出演でも圧倒的存在感で、唸らせます。そしてもうひとり、アンドロイドのバーテンダー(アーサー)を演じたマイケル・シーン。この人の表情や動きには、癒しのエネルギーが満ち溢れていました。彼が存在しなかったら、きっとジムは生きていられなかった事でしょう。
スペースシップのディテールの美しいフォルムや船内の美術など、きめの細かい拘りも凄くリアルで素晴らしいのひとこと。ここまで完成度が高いと、制作側も自慢の仕事ではないでしょうか?監督は“イミテーション・ゲーム/エグニマ”でアカデミー賞候補になった、モルテン・ティルドゥム監督。覚えづらい名前ですが、胸に刻みます。“エグニマ”も素晴らしい作品でした。次はどんな作品を観せてくれるのでしょうか?楽しみです。さぁ、いますぐ劇場に行きましょう!!

P.S. はじめにいろいろ考えさせられたと言いました。現代を映し出したような乗船客の待遇など、未来でも格差社会の壁は続いていることなどがひとつで、その中エンジニアのジムがこの航海に乗った理由が、わたしの中にグッときました。ここでクイズ、さてそれは・・・。見なければ解りません。
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by eddy-web | 2017-03-28 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-306 “キングコング・髑髏島の巨神”
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2017.3.25

小学生の頃観た怪獣映画は、いまもわたしの大切な宝物。ゴジラを中心に多くの怪獣たちが、子どもたちのこころをゆさぶり、今もなお息づいています。ゴジラが日本の代表なら、キングコングはアメリカの代表。何度も映画化され、その度に感動をし人間たちの身勝手さに本気で怒りを覚えたものです。アメリカのコング映画と言えば、美女を手にエンパイヤステートビルに上り、最後は落下し息絶えるのが定番。今作はいままでのコング映画とは異なり、むしろ日本が創った怪獣映画をハリウッドバージョンにしたような作品になっています。着ぐるみを着て創られた日本の怪獣映画も、ここまでバージョンアップ(I-MAX3D)されるとは誰が想像したでしょうか?流石といえばそれまでですが、ゴジラがハリウッドで制作されてからというもの、日本の映画文化が確実にハリウッドの注目を集めているのは間違いありません。怪獣映画は日本の専売特許、わたしとしては日本にもっと頑張ってもらいたい気持ち・・・。
そう言う意味では庵野さんの“シンゴジラ”は、素晴らしい作品でした。映像技術で対抗しても勝ち目はありませんから、やはりオリジナリティを追求しもう一度怪獣映画を復活させてくれることを希望します。頑張れニッポン!!
さて本題の“キングコング・髑髏島の巨神”、単純に面白く怪獣映画の原点を見せられた感じがします。理屈ぬきで怪獣映画ファンは楽しめそして、コンセプトである人間の愚かさをしっかり伝えていて昔覚えた感覚が蘇りました。戦争(第2次世界大戦/ベトナム戦争)を背景にした演出もうまく、当時の音楽が見事に使われ時間を飛び越え空想の世界へと誘います。愚かな人間たちの犯した罪を、許すコングの度量の大きさに感謝です。人間たちよ、反省しなさい!!
次へと繋がるラストは、すでに情報が流れていましたのでさほど驚きませんでした。それより早く見せてください。待っております。
元SASの隊員コンラッド大尉を演じたトム・ヒドルストンは、戦争を通し失った自身の喪失感をクールに演じ存在感を出していました。マイティ・ソーの悪役ロキとはひと味違う、良い味を出しています。また、兵士を束ねるパッカードを演じたサミュエル・L・ジャクソンも、軍人の性を強烈に印象ずけ愚かな人間を象徴的に演じ見事でした。この人はいつでもインパクトがある演技をします。コングと並ぶ主演といえる存在です。
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by eddy-web | 2017-03-27 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
Short-Design 青之無也-9/鍵
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近代日本文学を代表する小説家・谷崎潤一郎。情痴や時代風俗などをテーマに、芸術性の高い作品を多く世に出し「文豪・大谷崎」と称された。数ある作品の中から1956年に発表された「鍵」を、創ってみました。夫婦間の窃視を主体に、読まれる事を前提にして書かれた日記をお互いに盗み読みする構図に、いつしか読者もその仕掛けにはまってしまう。そんな作風をわたしなりに仕掛けてみました。(鍵穴を型抜き、表紙を覗かせる)
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by eddy-web | 2017-03-24 14:44 | 青之無也(ものづくり) | Comments(0)
Short-Design青之無也-8/ルージュ
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柳美里さんの恋愛小説「ルージュ」。
自分が望む普通の暮らしと、人々の注目を集めるモデルとの狭間で揺れ動きながらも、背筋を真っ直ぐに伸ばして生きる主人公里彩。男性経験もなく、化粧もきらいな主人公が化粧する事で生き方が変わっていく???いや、変わらないものも・・・。そんな感じをイメージし、両面表紙で創ってみました。いかがでしょうか?
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by eddy-web | 2017-03-23 00:00 | 青之無也(ものづくり) | Comments(0)
よもやまシネマ-305 “たかが世界の終わり”
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2017.3.14

カンヌ国際映画祭グランプリ作品“たかが世界の終わり”を鑑賞。朝から小雨が降り肌寒い。どんな日でも、観たい作品があれば出かけるわたし。雨の銀座もたまにはいいなんて、思うようになったのは年のせい・・・?
今回の作品は予告編を観て、ぜったい観ようと心に決めていたもの。魅力的な出演者たちに加え、天才の呼び声高い27歳の監督グザヴィエ・ドランにひかれてのこと。彼の作品ははじめてだが、19歳で監督デビューしたドラン監督の高い評価はカンヌ、ベネチアなど多くの国際映画祭で賞を手にし折り紙付き。今回も監督のほか、脚本/制作/編集とその才能を存分に発揮しています。
さて、作品ですがただただ俳優さんたちの魂のこもった演技に圧倒されるばかり。久しぶりに演技力の持つ作品の重さを感じさせる、まさに死闘とでも言う迫力ある演技を官能しました。ある家族のたった一日を描いただけなのに、この家族が抱える目に見えない葛藤やこころの叫びが見る側に怒濤のように押し寄せてきます。映画を鑑賞するとよく泣くわたしですが、この作品は今までとは違う涙を誘い考えさせられます。たまたまですが、朝の連ドラの中のセリフで、「映画は見せるためのものではなく、考えさせるものである」と言っていましたが、この映画はまさにそれ・・・。
ある知らせ(主人公ルイ)を伝えるため、12年の時を経て再会する5人の家族。一人ひとりがそれぞれの立場で押し殺していた感情を爆発させ咆哮する姿は胸に突き刺さる。ほんのすこしのボタンの掛け違いが、家族を迷路へと引きづりこみ時が過ぎて・・・。誰が悪い訳でもなく、誰が正しい訳でもない・・・。そこにはただ深い、家族と言う繋がりが存在している。わたしたちにも身に覚えがあることではないでしょうか?物語はちょっぴり哀しいが、わたしは家族の絆の深さを感じとても印象に残りました。音楽もとても効果的に使われ、家族とは・・・をとても上手に表現しています。ラストシーンも目に焼き付く印象深い演出で、こころに残りました。自分の目でお確かめください。この作品はフランスとカナダの合併作ですが、台詞がフランス語なのが言葉の持強さを抑え
、それがむしろ重厚感を醸し出しております。宣伝文句の“これが最後だなんて、僕たちは哀しいくらい不器用だった。”は物語の本質を言い当てた名言ではないでしょうか?主人公ルイ役のギャスパー・ウリエルの言葉少ない哀しみを押さえた演技は、いっそうその辛さが伝わり締め付けます。長男アントワーヌのヴァンサン・カッセル、妹シュザンヌのレイ・セドゥ、兄嫁カトリーヌのマリオン・コティヤール、そして母のナタリー・バイ。みな凄いとしか形容できない演技で、この作品はこの人たちだから表現されたと思わせる凄みを感じます。舞台劇でも観ているような言葉のバトルは、本当に胸ぐらを掴まれ言われているようでぐいぐいと沁みてきます。大拍手の演技です。それぞれの俳優さんたちのポテンシャルの高さを再認識出来ます。ハリウッドにはない薫りのする作品に、久しぶりに酔いしれたいい時間をいただきました。
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by eddy-web | 2017-03-15 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-304  “アサシン/クリード”
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2017.3.10

“アサシン・クリード”を鑑賞。予告編の映像を観て、公開を心待ちにしていたわたし。つくづく予告編という映像の重要性と、期待感を増幅させる演出の大切さを痛感します。本編以上に大変な仕事かも知れません。さてこの作品ですが、いままでにあまり観たことのない不思議な世界観があり見終わった後、なにかもやもやとした感覚が残りました。時空を超えた話なので当然と言えば当然・・・ですが。今作品はこれからはじまる壮大な物語のプロローグを思わせ、ラストはこれからが本番といったカットで終了。2つの教団が出てくるのですが、どちらが正義なのかもよく解らないような演出になっています。具体的にはこれから、紐解いていくといった感じではないでしょうか?人の意識の中に入り過去(祖先)のDNAに繋げ仕事をする、そんな展開はあまりない発想です。少しだけ近いと思ったのは、キャメロン監督の“アバター”。DNA操作により人造生命体を作り、脳にリンクし憑依させ異星人とのコンタクトをはかる話が思い浮かんだ。それでも発想が近いというだけで、内容は全く違います。調べてみたらもとは「潜入アクションゲーム」ソフトで、「バイオ・ハザード」と同じ流れのようです。ゲームをまったくやらないわたしは、恥ずかしながら「ヘェ~、そうなんだ!」といったところ。と言う事はゲーム好きな方達は、待っていた作品なのでしょう。ゲームはシリーズ化されているので、この作品もきっと長くなりそうです。まだはじまったばかりなので、ゲーム愛好者の方たちには失礼かとおもいますが、あまりだらだらと先延ばしするような作品づくりだけはやめて頂きたい。“バイオ・ハザード”がそうであったように・・・。物語の発想は面白いので、その歴史(ルネッサンス時代)との繋をうまく紐解いて頂ければ嬉しいです。もちろんフィクションという前提で・・・。登場すりアサシン(暗殺者)たちの、類いまれなる能力のポテンシャルがこの作品の最大の魅力。“トリプルX”でも取り入れられた、エクストリームスポーツのアクションを元に創られた表現は素晴らしいものでした。この先の展開は創造が及びませんが、次回作に期待です。次回が本当の勝負かと思います。ジェレミー・アイアンズ、シャーロット・ランプリングなどが脇をかため、アイルランド出身のマイケル・ファスベンダー(Xメン)が躍動しています。マリオン・コティヤール(エデイット・ピアフ)さんも相変わらず美しい上、アカデミー賞女優の風格で、重要な役どころを演じています。彼女、2013年「世界で最も美しい顔」の第1位に選ばれているそうです。どおりで・・・。先月観た“マリアンヌ”でも、ブラピを呑み込んでおりました。アカデミー賞俳優をずらりと揃えたこの作品、かなり贅沢なキャスティングです。

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by eddy-web | 2017-03-11 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-303  “トリプルX/再起動”
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2017.3.07

エクストリームスポーツをベースにした映画“Xーミッション”。CGなしのアスリートポテンシャルを最大限に生かしたアクションは、度肝を抜かされ記憶に新しい。その走りとも言うべき作品が今回の“トリプルX/再起動”。3作目となる作品だが、わたしははじめて・・・。2作目が興行成績で落ち込み、企画が頓挫した因縁の作品と聞く。諸説あるようだが、主演がヴィン・ディーゼルから変わったことも要因のひとつらしい。観ていないので何とも言えませんが・・・。今回はヴィン・ディーゼルが復活し、新たに魅力ある個性派俳優が集結してのスパイアクション映画となり、まさに再起動。ヴィン・ディーゼルと言えば、いまやアクション俳優の代表格。シリーズ物も多く人気を博している。わたしも“ワイルド・スピード”のファンである。理屈抜きの小気味良い展開は、娯楽作品としては天下一品。アクションシーンもCGなどを極力抑えた演出で、格闘技ファンのわたしは映画そっちのけでアクションの技に目がいってしまいます。なので内容は正直あまり気にしません。“トリプルX/再起動”も見所満載で、その上“ローグ・ワン”に出ていたドニー・イェンや“マッハシリーズ”のトニージャーなど一流のアクションスターが勢揃い。その動きに目が釘付けになってしまいました。イヤ~っ!カッコいいとはこう言う事。女優陣も個性的でみな美人揃い。ガンプレイも実に決まっていて、男優陣にも負けない存在感でした。物語の中では伝説化されている、エクストリームスポーツの第一人者サンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)。全身に幾つものタトゥーを刻み、その鍛えられた技術を武器に普通では不可能なことをクールにこなす。こんな男が本当に存在したら、女だけでなく男もその魅力に取り付かれてしまう事でしょう。ヴィン・ディーゼルからこれからも目が離せません。ちなみに近々公開の“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”に参加していることはご存知ですか?実は木のヒューマノイド・グルートを演じています。セリフは一言「アイ・アム・グルート」だけ。だが、その同じ言葉がいろんな場面で意味が出て来ます。こちらのマーベル作品も面白いので、観ても損はしません。

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by eddy-web | 2017-03-08 15:40 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
Short-Design青之無也−7/沈黙
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スコセッシ監督の“沈黙”を観た感動、さらに原作を通し感じたイメージを表現してみました。特に印象的だった海の色と、遠藤周作さんが残した“人間がこんなに哀しいのに、主よ 海があまりに碧いのです。”という言葉をコンセプトに・・・。
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by eddy-web | 2017-03-06 00:00 | 青之無也(ものづくり) | Comments(0)
よもやまシネマ-302  “ラ・ラ・ランド”
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2017.2.24

2017年度「第89回アカデミー賞」で、史上最多14部門ノミネートと話題のミュージカル映画“ラ・ラ・ランド”を鑑賞。その他の作品賞候補8作品がまだ日本未公開なので比べようもありませんが、とても素晴らしい作品でした。ミュージカル映画はハリウッドの専売特許・・・でしたが???。いままでも多くの作品が、アカデミー賞を授賞しているジャンル。なにかわざとらしさを感じ毛嫌いする人も多いですが、娯楽としてはまさに映画の王道。ただ西部劇同様、衰退の一途を辿っていることは否めないのが現状です。「レ・ミゼラブル」以来の鑑賞になりますが、この古典的作品と違い新しい風を果たしておこせるのかが、制作前にかなり論議されたと伺いました。そんな苦難を乗り越え生まれた作品は、間違いなくこころに響くアメリカンドリームを描いた作品となり、わたしには感動を与えてくれました。
アカデミー賞発表前に観たのですが、評判通りに素晴らしい出来の作品は、ミュージカルのエンターテイメント性+シンプルなストーリーが見事にマッチングし時間を忘れさせてくれます。音楽や衣装も80年代を見事に演出し、観客を大いに楽しませてくれます。3度重なる偶然の出会いから恋に落ちる男女は、それぞれに幾度となく挫折を味わいながらも少しずつ夢に向かい互いに励まし合う。そんなふたりが互いを思いやりながらも、少しずつズレて行く微妙な関わりが繊細に描かれています。等身大の男女の感情は観る側の共感を呼ぶに違いありません。若い頃の自分と重ね合わせて観るひとも多いはず。解りやすいという点は、娯楽作品には絶対条件のひとつ。そして全体の構成が無駄なく演出され、わびさびの決め所が秀逸で最後まで堪能出来ました。ミュージカルのわざとらしさが苦手な人も、しっかりと楽しめる物語ではないでしょうか?
監督はデイミアン・チャゼルで、2014年に“セッション”で高い評価を受け世界にその名が知られました。短編を除いてたった2作目。その上32歳という若さとなれば、今後の活躍がまだまだ期待されるひと。
26日に発表されたアカデミー賞では、監督賞・主演女優賞など最多6部門に輝きました。おしくも作品賞には手が届きませんでしたが、名実ともに高い評価を得たことは間違いありません。他の受賞部門は、撮影・美術・作曲・歌曲とミュージカル作品の面目躍如。観どころはいっぱいあり、いろいろな楽しみが出来るエンターテイメント作品です。
監督のインタビュー記事に、衰退するジャズ(音楽)を軸にした展開と、同じく衰退するミュージカルをあえて選び創り上げたことが語られていました。映画会社との間で、かなりの軋轢があったとも・・・。その信念凄いことだとおもいます。これからも良い作品をいっぱい撮ってください。
最後にミアを演じたエマ・ストーンさん主演女優賞、おめでとう!本当に気持ちの伝わる素晴らしい演技でした。オスカーは逃してしまいましたが、セブを演じたライアン・ゴズリングさん、ピアノの演奏シーンは忘れられない場面となりました。吹き替えなしで挑んだふたりの演技には、賞賛の言葉すら失います。ラストで二人が交わすアイコンタクトの微笑み、こころに沁みました。これからもますますの活躍をこころからお祈りいたします。素敵な映画をアリガトウ・・・。

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by eddy-web | 2017-03-03 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)



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