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よもやまシネマ-247 “バットマンvsスーパーマン(ジャスティスの誕生)”
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2016.Mar.25

待ちに待ったアメコミの2大ヒーロー激突作品の公開。それもだれもが知るスーパースター、スーパーマンとバットマンの対決となれば見たくないものなどいないはず・・・。ついにそれが現実になりました。マーベルが率いるアベンジャーズとは別の、アメコミの草分けDCコミックのヒーローシリーズが満を持しての対決に踏み切りました。監督は“300”でその創造力を世に知らしめた鬼才ザック・スナイダー。そして制作総指揮に巨匠クリストファー・ノーランを迎え、創られたとなれば期待せずにはいられない。デジタルをフルに使ったバトル・シーンは、度肝を抜く迫力です。まさにデジタル無くては表現出来ないアメコミファンタジーを映像化し、観客をアッと言わせます。
さて、あなたはスーパーマン派ですか?それともバットマン派ですか?両極のヒーローだがどちらも個性豊かなキャラな上、方や異星人そしてもうひとりは人間。普通に考えればスーパーマンが勝つに決まっております。それでもこればかりは、やってみないと解らないのが映画の世界。上手に好奇心をくすぐられ、気がつくとどっぷりはまって観ているわたしたち。今回の見所は何と言ってもバトルシーンですが、思わず笑っちゃうほどメチャメチャに壊してくれます。こんなに壊しちゃって大丈夫なの。これが現実なら戦争より大変です。どれだけ命が失われているのでしょうか?映画で良かったといったところです。映画のテーマにもなっていますが、正義だから良かったものの、もし逆なら人間には立ち打ち出来ません。人間は都合よくヒーローを創り上げ利用していると、今回の作品で訴えているような気さえします。一番ズルイのは人間で、悩み傷ついて行動しているのがヒーロー達。どんなに無敵の力があっても、必要とされていなければ無。見終わった後、ちょとセンチメンタルな気持になってしまいました。
主役のひとりヘンリー・カヴィルは“マン・オブ・スティール”に引き続いてのスーパーマンを演じ、バットマン役を監督としても高く評価されているベン・アフレックが新たに加わった。脇を固める俳優人も、アカデミー賞にノミネートされる常連の布陣で、ある意味贅沢な映画である。アクションだけでなく、そこだけとっても観る価値はあるかも?
友人がポツンとひとこと、「むかしのスーパーマン(TV)って、もっとECO(地球に優しい)だったよネ。」と・・・。ウ~ンッ確かに。いろいろとある意味考えさせられる、映画かも知れません。
P.S. 個人的にはバットマンが好きですが、それぞれにかかえているものがありどのヒーローもつらいですね・・・。だからいっそう好きになってしまうのかも知れません。(今回のビジュアルは、デザインが良かったパンフ裏表紙にしました)
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by eddy-web | 2016-03-29 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-246 “家族はつらいよ”
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2016.Mar.22

山田洋次監督“家族はつらいよ”を鑑賞。山田ファミリー(東京家族)とも言えるお馴染みのメンバーが、久しぶりの喜劇の中で躍動しております。今年日本アガデミー賞主演男優賞に輝いた“母と暮せば”より先に出来ていながら、公開が逆になった本作品。何か意図があったのかは、知る由もありません。喜劇は“男はつらいよ”から20年ぶりとのこと・・・。待ちに待ったひとも多いはず。“東京家族”のメンバーが丸ごと出演し、その個性溢れる演技で多いに笑わせてくれます。どこにでもあるようなお話ですが、もし自分の身に起きたらどうでしょう?という親近感が人ごとではない物語。芸達者な俳優さんたちが、表情豊かに家族の一員を演じいろいろな笑いを届けてくれます。腹を抱えて爆笑したり、思わず「プッ!」と吹き出したり、はたまた笑っちゃ行けないようで堪えたりとか・・・。家族の日常を俯瞰でとらえると、以外やこんなにも滑稽なやり取りが交わされているのだと、思わず自分を振り返ってしまいます。さすが山田監督、ツボを押さえた演出は見事です。家族とは所詮こんなもんです、と言わんばかりの自分勝手な言葉のやりとりが他人事ととは思えません。みんなバラバラなのに、繋がっています。終わってみれば、なんだかんだ言ってもホッとして、ジュワ~っと温かくなります。結局は家族っていいなァ~ってしみじみ思わせる、これが山田ワールドなのでしょうか?これを期に再び喜劇のシリーズをと、願ってやみません。
昨今、信じがたいニュースが多く「家族のあり方」が問われていますが、この映画を観て「家族とは?」を改めて考えてみてはどうでしょう。
先日TVで黒柳徹子さんが、この作品の感想を言ってました。多いに笑わせてもらったが、なんかチャップリンの映画を観た後のような感覚を覚えたと・・・。ン~ンッなるほど、そうかも。突然飛び出した、妻の要望(離婚届)からはじまる物語ですが、笑っていてみなさん大丈夫ですか?取りあえず劇場に足を運び、自分の立ち位置を確かめてみませんか???人生はまだまだ続くのですから・・・。
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by eddy-web | 2016-03-24 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-245 “ヘイトフル・エイト”
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2016.Mar.15

3月だと言うのに、まるで真冬の陽気。冬ものの洋服が、タンスを出たり入ったり大忙し。やっと出来た時間で今月初の映画鑑賞。選んだ作品は、タランティーノ監督最新作“ヘイトフル・エイト”。独自のバイオレンス表現で、いつもアッと言わせる監督作品。さて今回は・・・。
まずは、家族や彼女とは絶対観ないことをお薦めします。きっと見終わってからの会話が弾まないと思うので・・・。これは表現が過激という意味ですので、誤解の無いように。今作品で8作目となる“ヘイトフル・エイト”。実際はもっと多い(シリーズものはひとつと数える)のだが、監督自身が決めてることなので・・・。監督が作品を発表する度に、アメリカ国内で銃乱射事件(偶然)がおこり、その度に叩かれるのがタランティーノ。教育上よろしくない表現と揶揄される。もちろんそんな因果関係などないが、その過激な表現がいつもネタにされてしまう。確かに監督の作品は超がつく過激かつリアル。はじめに家族や彼女とは観ない方がいいと書いたのは、そう言う意味である。きっと監督の作品は、ファンの好き嫌いが両極に分かれるに違いありません。
さて“ヘイトフル・エイト”ですが、またまたド派手にやっちゃってくれました。今回はそれに加えサスペンス要素が加わり、最後までどうなるのか読み解く事が出来ません。西部を舞台にした密室の物語は8人の個性がぶつかり合い、目がはなせない。監督が今回拘ったのは撮影方法で、デジタル撮影でなくフィルムを使った70mm撮影。引きでとらえた画面は実にリアルな臨場感を醸し出し、そして8人の動きが怪しく目に飛び込む、ある意味贅沢な雰囲気を出しています。外(風景)のスケ−ル感を出すのに使われる手法を、あえて密室に持ち込んだのはさすが監督。奥行きがひろがり、ひとりひとりの動きが手に取るように観え怪しさが増しています。フィルム時代の作品では、キャッチフレーズで「70mmシネマスコープ」と銘打たれ、公開された大作映画に観客は引き寄せられ映画館に足を運んだもの。細かい拘りも多く、監督のやりたい事が全て出ている気がします。例えば音楽は、映画ファンならだれでも知っているエンニオ・モリコーネ。西部劇やマカロニ・ウェスタンの巨匠セルジオ・レオーネ監督作品のすべてに関わったそのひと。タランティーノ監督はこの二人をリスペクトしていて、念願がかなっての今作品の映画音楽担当が実現。作品の印象をさらにグレードアップしています。衣装や舞台美術なども時代背景を見事に演出し見事です。
俳優さんたちはみなラタンティーノ組みと呼ばれている、芸達者な個性溢れる面々。ウォーレン役のサミュエル・L・ジャクソンを筆頭に、まるで演技を競う合うような上質な演技のバトルを繰り広げ、それだけでも充分に楽しめます。もともと同じスタッフでやった1回限りの朗読舞台が評判となり、映画へと繋がったとのこと。ちょっと舞台でも観て見たいものですネ・・・。
さて、結末やいかに・・・。血の嫌いな人は、ご遠慮ください。
P.S.
タランティーノ監督は、監督以前に大の映画ファン。これは周知の事実ですが、例えば日本のヤクザ映画が大好きで、“KILL・BILL”では日本のサブカルチャーを自由奔放に表現しました。今回は大好きなマカロニ・ウェスタンを、これまたタランティーノ流にアレンジ。ちなみに、監督が選ぶ西部劇のBest1は“荒野の用心棒”。マカロニ・ウェスタンのBest1は“続・夕日のガンマン”。意表をつく選択の血みどろ映画Best1は“ワイルド・バンチ”。なるほど・・・と納得。
最後に紅一点として8人のひとりドメルクを演じたジェニファー・ジェイソン・リーさん、「大変お疲れさまでした。」あれだけボコボコにされても、薄ら笑いを浮かべていたのが印象的でした。そう言う意味では一番の怪演。拍手です。聞けば、往年のTVドラマ“コンバット”のサンダース軍曹を演じていたビック・モローの娘さんとのこと。これからも活躍をお祈り致します。
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by eddy-web | 2016-03-17 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
“風の電話”が繋ぐもの・・・。
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3・11 東日本大震災から5年。昨日の夜、その番組はやっていました。“NHKスペシャル・風の電話”(残された人々の声)。突然飛び込んできた、白い電話ボックスの映像。緑に囲まれた美しい庭の片隅にポッンと佇む、小さくて可愛い電話ボックス。いったい何がはじまるのだろう・・・。
カメラが遠隔でその電話ボックスを映していると、ひとり、またひとりとその中に・・・。そこは東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県大槌町。町外れの小高い丘の上に、それはまるで海を見下ろすように立っています。震災で大切なひとを亡くしたひとたちが、今日もひとり。繋がっていない電話を手に、話しかける「元気でやってるよ!」。時が過ぎてもこころの傷は癒える事無く、いまも残されたものに重くのしかかる。そんな現実が胸を打つ。その電話は、逝ったものと残ったものとを繋ぐこころの架け橋となり多くのひとを包んでくれている。
ある男性は失った家族を思い“なんのために、生きているのか解らない”と言葉を絞り出す。こころが痛い。そしてある女性は、ボックスに入り黒い電話機のダイヤルを回し動かない。そしてひと言も言葉を出す事無く、扉の外へ。またある少年は、「風の電話」の噂を聞き青森から・・・。ボックスに入り受話器を取ると、“とうさん、聞きたい事がある。なんで死んだんだよ!なんで俺なんだよ!!”と叫ぶ。
泣いては失礼だと解っていても、涙が止めどなく溢れ苦しかった。ここ数日、震災後の現地が写し出され、いまだに兆しの見えない復興の姿が報道されています。「いったい何をやっているんだ!」とぶつけようのない怒りが湧いてくる。なにも出来ない自分が歯がゆい、そして情けない。番組の最後に少年の家族が再び訪れ、妹、弟、そしてお母さんがそれぞれの想いを電話の向こうに・・・。止まってしまった時間を、みんな頑張って動かそうとしているのが伝わる。みんなずっと我慢していたのだろう、そんな会話はほんとうに胸が締め付けられました。“口にしたらこころが折れちゃうから・・・。”と言ったお母さんの言葉が突き刺さる。“壊れそうになったら、又来るからね!”の言葉を残し家族は「風の電話」を後にしました。
もう5年。それともまだ5年。どう思うかはそれぞれ。だが、もう時間は戻せないということだけは確かなこと。前に進むために何をしなければならないのかを、もう一度考えなくてはいけない時が来ています。そして出来る事を考えなくては・・・。こどもともう一度いっしょに観て、考えてみたいとこころから思う。ぜひ、再放送を・・・。
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by eddy-web | 2016-03-11 16:44 | ひとこと・ひとごと・ひとりごと | Comments(0)
よもやまシネマ-244 “ザ・ブリザード”
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2016.Feb.29

2月最後の映画鑑賞です。2016年度はスタートからローペースでしたが、2月は何とか5本目になりました。選んだ作品は、“ザ・ブリザード”。最近多くなった、実話をもとに創られた作品。主演はイケメン俳優のクリス・ペイン。一昨年前に観た“エージェント・ライアン”では4代目として、ジャック・ライアンを見事に演じておりました。でもやっぱり印象が強いのは“スター・トレック”のカーク船長。今年の夏に新作が公開されると聞いて楽しみにしています。
さて、今回の作品でも沿岸警備隊の若きリーダー・バーニーを身体を張って見事に熱演。任務に対する責任感の強さを力強く演じ、思わず「頑張れ〜!!」って、こころの中で叫んでしまいます。カーク船長と共通する、真直ぐな使命感がよく似合う俳優さんです。その他の俳優さんも魅力溢れる演技でしたが、何と言っても遭難したタンカーの機関長レイをやったケイシー・アフレックがとても印象に残りました。極限の状態でも自分を見失うことなく状況判断をする、真のエンジニアを見事演じ素晴らしい演技を披露しています。2人のリーダーの人命を預かった者にしか解らない、強い意志の繋がりがこの作品のすべてと言っていいかも知れません。それにしても映像の迫力は、怒濤のように迫り来る波以上で度肝を抜かれます。よくこんな困難な救出に挑んだものだと、本気で思ってしまいます。救出どころか自分たちの命さえ保証のない、かなり無謀な救助であることはだれがみても明らか。それでも海に挑む男たちの姿に、感動です。2人のリーダーの専門知識の凄さが、随所で描かれていてそのキャリアが冷静な判断力を生みラストへと続くのだが、あらためて専門分野で働く人たちの凄さに敬服いたしました。64年も前にこんなことが実際にあったと思うと、救出する側もされる側も最後まで諦めない強い意志が見て取れ感動です。救命艇にすべての船員が移りはしたものの、まるで木の葉のように荒波の上に浮かぶ小型救命艇でバーニーが発したことば「さァ、家に帰ろう!」は力強く温かい。もうひとつ救助に向う途中、恐怖の苛まれ荒波に揉まれながら救助艇の上で唄われる、唄がとても印象的で素敵でした。エンドロールでもオリジナルが流れ、何とも言えない余韻を残してくれます。「事実は小説より奇なり」の代表作になる一本に出会いました。
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by eddy-web | 2016-03-01 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)



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