<   2015年 12月 ( 9 )   > この月の画像一覧
2016年、あけましておめでとうございます。
e0120614_1936687.jpg

2016年申。“遥か天竺への旅は、まだまだ続き修行はいつ終わることやら・・・。” あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になり、誠にありがとうございました。今年も時間の許す限り、ブログに記事をUPして行こうと思っております。昨年はやはり好きなジャンルの「よもやまシネマ」が圧倒的な割合でUPされたのは、周知の事実。好きなものはどうしても多くなりましたが、今年は他のジャンルのい記事も増やしていこうと考えております。観たこと、聞いたこと、味わったこと、感じたことなど五感を刺激するすべての出来事を載せて行くつもりです。何分にも年をくっているため、少々話が長いのがダメなところ。何かご意見などありましたら、コメントをお送り下さい。本年もよろしくおつき合い、お願い申し上げます。
[PR]
by eddy-web | 2015-12-30 19:36 | ごあいさつ | Comments(0)
よもやまシネマ-237 “STAR WARS 「エピソード7/フォースの覚醒」”
e0120614_1555447.jpg
e0120614_13402868.jpg



2015.Dec.22

とうとうこの日がやって来ました。どれだけ待ち望んでいたことか?こんな思いをしている人は世界中にいるはず・・・。ジョン・ウィリアムズのテーマ曲が流れた瞬間に、私たちは“STAR WARS”の世界へとワープ。こんな映画が今までにあっただろうか?おかえりハン・ソロそして、チューバッカ!!会いたかったです。1977年エピソード4公開から38年の月日を超え、復活したハン・ソロの第一声「チューイ、我が家だ!」の言葉が感動です。なんて表現をしたらいいのか解らないほどの、高揚感がスターウォーズシリーズにはありワクワクしてしまうのは何故でしょう?
すでに映画の枠を飛び出し、生活の一部と化しているのではないだろうか?見終わった後に、もう次回作に気持が飛んでいる。こんな気持にさせる映画はそうそうない。
さて、感想です。やはり王道をゆく作品だけあり、大満足。ルーカス監督が抜けチョッと心配はありましたが、作品のテーマ(軸)がぶれていないためいらぬ心配と相成りました。新らしいキャラたちも魅力的だし、懐かしいキャラたちも年輪を感じさせながらも存在感があり、これからの展開に目が離せません。いきなり種明かし状態ではじまった、新キャラカイロ・レンとハン・ソロの関係は意外(もしや)でしたが、続く作品でどうしてそうなったかがきっと証されていくのだろう。その辺りはとても興味深いところ・・・。ハン・ソロを演じたハリソン・フォードは年はとりましたが、やっぱりカッコいいですね。レイア姫のキャリー・フィッシャーも、いちだんと女の強さに磨きがかかり時の重みを感じさせてくれます。ルークのマーク・ハミルはこれからの感じですが、フォースの伝道者としてヨーダの役割をするものと期待に胸が膨らむばかり。いずれにしても旧キャラたちにも目が離せません。
今回の主人公は初となる女性キャラ「レイ」。演じたのはデイジー・リドリー。そしてもうひとり彼女を支える「フィン」を演じるジョン・ポイエガ。2人ともみずみずしい演技で、あっという間に私たちのこころに飛び込んできました。若くて熱い感情が迸り、まるで自分たちの思いを変わりに表現してくれているかのよう。
また、映像技術の発達はここでも見事に答え臨場感たるやまるでその中にいるような錯覚を覚えます。旧作を遥かに凌ぐその表現には拍手です。舞台美術や衣装、メークどれをとっても言うことなし。大きさの違いを実に上手く使った演出も、迫力ある映像を表現し最高。ミレニアム・ファルコン号はハン・ソロ同様、やっぱりカッコいい。っいうかすべてのプロダクトデザインが魅力的でこれがオタクたちにはたまらないのだと思います。
実物大の模型を作り、撮影を重ねていることを想像するだけでも何かワクワクしてしまいます。おとこの子はみんなそうだと思います。Xウイングの操縦席に一度は座ってみたいナンッて・・・。
筋は自分で観て確かめてください。きっと納得の一本だと思います。今回は主人公が女性になったことで、きっと女性ファンも広がること間違いなし。カップルで見るも良し、親子で世代を超えて見るも良し、もちろん夫婦でだって行けちゃいます。みんなで鑑賞し多いに語り合いましょう。あれっ!!なんか宣伝担当にいつの間にかなっちゃってます。(???)また、ひとり熱くなってしまいました。さあ、みなさん今からでも劇場に足を運びましょう。
[PR]
by eddy-web | 2015-12-25 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-236 “母と暮せば”
e0120614_14124982.jpg
e0120614_13402868.jpg



2015.Dec.22

山田洋次監督自ら、生涯で一番大事な作品をと語っていた“母と暮せば”を鑑賞。監督渾身の一作に込められた「平和」というメッセージを強く感じその大切さを改めて考えさせられました。山田監督と言えば”寅さん”。そのライフワークが終わり作品の数は減ったようにも感じられますが、作品を発表される度に変わらぬ“人の優しさ”を問う作品を観せてくれる。その優しさに触れる度、忘れかけていた気持がいつも甦る。
戦後70年を期にこの映画は創るべくして創ったとも語る山田監督。近年立て続けに戦争をテーマにした作品が続いている。例えば“母ベえ”“小さいおうち”、そして小津安二郎監督の“東京物語”のリメイクなど・・・。どれも心を打つ作品ばかり。大好きなものばかりです。監督がなにか今の平和の本当の意味を私たちに考えさせようと、まるで使命感のように創られているとさえ感じてします。“母と暮せば”は、井上ひさしさんの小説「父と暮らせば」の続編ということになっている。生前、井上ひさし氏が“母と暮せば”という題で長崎を舞台に作りたいと言っていたことを知り、山田監督が是非自分にとご家族に了承を得て脚本を書き上げたと聞く。いろいろな思いを込め完成したこの作品には、「生涯で一番大事な作品」と言わしめるだけの重いメッセージが込められているに違いない。少なくとも私は強くそれを感じ、幸せの本当の意味をこどもたちと一緒に考える時間を持とうと思いました。
さて、“母と暮せば”ですが、主演に吉永小百合さん(福原伸子)と息子役に嵐の二宮和也(福原浩二)をキャスティング。監督がこの2人しか思い浮かばないと選び、脇には“小さいおうち”で世界的評価を得た黒木華、そして浅野忠信と演技には折り紙がつく俳優陣が勢揃い。それぞれにその人物になりきった素晴らしい演技で、作品のテーマを本当に強く伝えてくれました。小百合さんの(福原伸子)しっとりとした女像の中に隠れた強さと弱さ、そして二宮くん(浩二)の母や恋人を残し逝ってしまった悔いや未練といった感情などなど。お二人ともきめ細かく演じ、涙を誘います。ラストの方で小百合さんの母親像がただ奇麗ごとで創られてなく、こころを抉るセリフがとても人間味を感じ涙が溢れました。このあたりも監督の拘りが感じられ、人(母)とはそう言う生きものなのだと言われた気がします。ぜひ、みなさんも鑑賞して頂けると嬉しく思います。どんなことを感じたか良かったら教えてください。最後に脇役で福原伸子の伯父役をやった加藤健一さんですが、実に存在感のある演技で戦後の暗い時代の中で逞しく生きる姿が良く出ていて印象に残りました。ちょい悪オヤジだが、元気をくれる何故か憎めないそんなおじさんでした。
全体に薄暗い(夕景)感じで創られた作品ですが、なにか哀愁をそそりゆっくりと動く時間の流れに身を委ねてしまうそんな映画でした。
P.S. 冒頭のB29の中での操縦士たちのさめた会話が、たんたんとしていて妙に怖い。そして大学の窓からみえる空を横切るその飛行機雲。次の瞬間、閃光が画面を包み溶けて行くインク瓶が・・・。戦争はただ人を死に追いやるだけでなく、残された人にも大きな荷物を背負わす大罪です。世界から戦争が無くなることを心から願います。
※母との思い出が薄い自分は、ふたりがちょっと羨ましかったです。(不謹慎でゴメンナサイ)
[PR]
by eddy-web | 2015-12-24 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
NANJYa?COLLe/18 “STAR WARS”エピソード7、発進!
e0120614_11475970.jpg


e0120614_1140154.jpg

2015.Dec.15
待ちに待った“STAR WARS"エピソード7が、今週金曜ついに先行ロードショウされる。この日を指折り数えていたファンは多いはず。何故、これほどまでに人気が高いのか?それはファンによりさまざまな理由があるに違いない。第1作が公開された当時は、ルーカス派とスピルバーグ派(未知との遭遇)に分れ盛り上がったものでした。わたしはどっちの大好きです。Xウィングがデススターを攻撃するシーンに、シュノーケルカメラなる超小型カメラが使われたことは知られている。スピード感やリアルな表現は今観ても色あせない。また敵・味方無く個性溢れるキャラたちは、本当にわたしたちの心をワシヅカミ。あなたはどのキャラのフアンですか?

e0120614_11491942.jpg

e0120614_11495984.jpg

※ボトルキャップのコレクションをお届けします。(みなさん持っていると思いますが・・・)
[PR]
by eddy-web | 2015-12-15 00:00 | NANJYa?COLLe(コレクション) | Comments(0)
よもやまシネマ-235 “グラスホッパー”
e0120614_1255134.jpg
e0120614_13402868.jpg



2015.Dec.10

伊坂幸太郎のベストセラー小説を映画化した作品“グラスホッパー”を鑑賞。伊坂氏の作品はすでに10作品も映画化されているとのこと・・・。申し訳ないが、一本も観たことのないわたし。それどころか小説も読んだことがありません。そんなわたしが何故この作品に引かれたのか?それは予告編で観た、俳優さんたちの危ないイッチャテル感がこころを刺激したからにほかならない。怖いもの観たさはある種、人の煩悩かも?やはりそう言う意味では、予告編て大事な仕事ですね!
さて、“グラスホッパー”ってタイトル、何かカッコいいなァと思っていたらトノサマバッタのことでした。作品の中でもジリジリとした感覚の中で、ちょくちょく繋に使われ印象的。そしてその意味がこの作品のテーマということが解り深みを増しています。その意味とは、(トノサマバッタは密集して育つと、黒く変色し、凶暴になるとのこと。)ナ・ル・ホ・ド・・・。素晴らしいタイトルです。
それはそうと、映画ですが導入部からスピード感溢れる展開であっという間にラストへと進み飽きさせない。俳優さんたちも自分の立ち位置をしっかりと踏まえ見事に役をこなしています。それぞれの役をしっかりと理解しその人物になりきろうという、意気込みがひしひしと伝わり映画の中にぐいぐいと引っ張ってくれます。はじめに言いましたが、とくに殺し屋役の鯨(浅野忠信)や蝉役(山田涼介)のふたりは半端ないイキップリ。個性豊かと言うか、内面の葛藤など複雑な感情表現を見事演じてカッコいい。もちろん主人公の鈴木を演じた生田斗真くんも、優男のうちから沸き上がる強さを熱演してこれまた素晴らしいです。脇をかためる俳優さんたちも本当に、力を存分に出し切り満足させてくれます。原作にはないシーンも多く脚本に加えられたようで、伊坂幸太郎氏も絶賛しております。小気味良いハードボイルドを観せてもらい、娯楽の王道を走ってくれました。この映画を観た後、すぐに本屋に行き伊坂氏の作品をチェックしてしまいました。殺し屋シリーズ「グラスホッパー」の続編とも言われている「マリアビートル」を思わず手にしてレジへ直行。この作品もいつか映画になるのでしょうか?お楽しみはこれからだ・・・。

P.S. 作品の中で、蝉の相棒岩西(村上淳)という男がいい味を出しています。「猾いのだが憎めない、優しい男」を演じ印象に残りました。その男がこよなく愛す架空のアーティスト「ジャック・クリスピン」として使われた曲“Don't Wanna Lik The Dead"という曲がとても印象的に使われていました。この映画のためにわざわざ楽曲を提供し、Jack Crispinとしてなりきったのはブルース・エクスプロージョンの3人。ここも要チェックです。あと、情報屋役で山崎ハコさんが出ていたのにはちょっとビックリ。サプライズな感じで得した気分になりました。昔からのファンでレコードを、いまでも大切に持っています。
[PR]
by eddy-web | 2015-12-12 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-234 “リトル・プリンス 星の王子さまと私”
e0120614_1685069.jpg
e0120614_13402868.jpg



2015.Dec.08

師走最初に足を運んだ作品は“リトル・プリンス 星の王子さまと私”。サン=テグジュペリの原作は、世界で最も知られている創作童話。これほど世界中で読まれている本もないであろうと思う名作。私自身この本は、バイブルと言っても過言ではありません。もちろん箱根にある、「星の王子さまミュージアムは一日中過ごしていたい場所のひとつ。
そんな原作をモチーフに新たな脚色を加え、現代に甦る「星の王子さま」。その昔ミュージカル映画「星の王子さま」(1974年)は、いまも忘れられない映画のひとつ。物語は何十回と読み返しているので言うまでもないが、その映画の印象深さは作中に登場するヘビとキツネの演技の凄さ。ヘビ役を世界的舞踊家(演出家)のボブ・フォッシーが演じその生体を見事に躍りで表現し、丁度20歳だった私はそのパフォーマンスに驚愕した。そしてもうひとりキツネ役を演じたのがジーン・ワイルダー。名匠メル・ブルックスと組んだ作品はどれも記憶に残る優れものばかり。そんな彼の演じたキツネの見事だったこと。とくに目の表情ときたら、本当のキツネに途中から観えてしまうほど凄かったです。どちらも衣装は着ているものの、生身の人間で演じていながらヘビやキツネになりきっていたのが今でも忘れられません。後で知ったことですが、ジーン・ワイルダーはこの役をもらってから、何ヶ月も動物園に通いつめたそうです。さて、また昔話にのめってしまいました、スミマセン。
さて、“リトル・プリンス 星の王子さまと私”。久しぶりの忘れかけていた憶いを思い出させてもらいました。大好きだった物語でも、歳を重ねて薄らいでいたことに気づかされました。よかったです。「ありがとうと」素直な気持でこの作品に感謝をします。新しい切り口で、“星の王子さま”が再びわたしたちの前に姿を現しました。CGとアナログ的表現を巧みに融合させた、構成は見事で人物は別にしても背景描写は見事に現実と夢の世界を素晴らしい映像でみせてくれました。特にお伽噺(おじいさんの昔話)の描写は人形を少しずつ動かすストップモーション・アニメーションという古典的な技法を使い、見事に臨場感や原作の持つ温かさ優しさを包み込み見せてくれます。そのふたつの技法を、こんなに見事に融合させた作品に拍手です。CGキャラクター監修をしたのは、日本人の四角英孝氏。彼の制作時のコメントに、有名な原作をCGにしていいものか躊躇したと言っています。そのくらい原作のもつ深い世界観があることを知っている四角氏だからこそ、このような素晴らしい作品が生まれたのかも知れません。原作でも何度も泣かされたわたしですが、今回も新しいスチエーションの中、泣かされました。でも、気持ちの良い涙でしたので幸せな気分になりました。再び原作を読み返したくなりました。昔と違った気持をみつけることが出来ると嬉しいのですが・・・。
P.S. 遠い昔(中学時代)、大好きだった兄チャンがくれた、はじめての本が“星の王子さま”でした。
[PR]
by eddy-web | 2015-12-11 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
NANJYa?COLLe/17 待ちに待った“STAR WARS”が・・・。
e0120614_124468.jpg
2015.Dec.10

“STAR WARS”ファンはもちろん、SF映画ファンも心待ちしていた、最新作「エピソード7」がもうすぐ公開されます。どんなにこの日が来るのを待ち望んだことか・・・。1977年に第1作「エピソード4」が公開されるや、たちまち世界中の人々を虜にしてしまったSF映画の金字塔。シリーズの生みの親ジョージ・ルーカスが今作より撤退したことは気になるところだが、公開前から胸を踊らせているファンは私だけではないだろう。そこで今日はそのコレクションの一部を・・・。コレクターの多い“STAR WARS”ですので、持っている方も多いはず。そんなにコアなものはありませんがちょっとだけ・・・。
e0120614_11234930.jpg

[PR]
by eddy-web | 2015-12-10 00:00 | NANJYa?COLLe(コレクション) | Comments(0)
よもやまシネマ-233 “黄金のアデーレ 名画の帰還”
e0120614_15475897.jpg
e0120614_13402868.jpg



2015.Nov.30

11月最後に観た作品は、こころに残る歴史秘話でした。作品の感想の前にちょとだけ余計な話を・・・。わたしNHK「歴史ヒストリア」という番組が大好きで、時間があれば必ず観ております。歴史上の人物や歴史そのものにスポットをあて、一般人でもすんなりと入ってくる解りやすい解説と溢れ話は見る側を多いに楽しませてくれます。学校の教科書では知ることの出来ない話がとても興味深く、いつも“ヘ〜ェエ!”と思わせてくれます。歴史はある意味人間が資料に基づき想像して創り上げたもの。最近ではよく事実とは違っていたなどという、歴史解釈も数多くでて来ております。それゆえ創造力を掻き立てる歴史は、へたな小説よりも面白いです。
さて、今回の作品“黄金のアデーレ 名画の帰還”もまさに、歴史に隠された秘話といっていい物語。かの有名な絵画、クリムトの「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」が重要なアイテムとなる作品である。その名を知らぬものはないほどの、有名な作品である。独特の画風と金箔を施した装飾的な作風は、いわゆる「黄金の時代」を象徴している。その名画に秘められた時代の秘話(悲話)が、この作品で証されます。絵画マニアの方たちは、たぶん知っている話なのでしょう。絵画は大好きですが、このような裏話はさすがに知りませんでした。
“ヒトラーの暗殺”の時にちょっとだけ触れましたが、歴史の裏側で起きた出来事の深さや重さは、表舞台の話よりも正直とても興味深い。いろいろな歴史的背景が観えてくると、その出来事の本当の意味が浮かんできます。大げさに言えば、そんな時間の積み重ねで本当の歴史が創られているのだと知ると、何だか生きることの意味がさらに深まります。
内容は証しませんが、この作品も“ヒトラーの暗殺”同様ある意味反戦映画と呼べるのではないでしょうか?過去と現在を交互に展開しての構成は、緊迫感にとみ最後までアッと言う間に駆け抜ける。監督(サイモン・カーティス)のなみなみならぬ底力を感じました。戦争は終わってもその傷跡は永遠で、その傷みは消えること無く続いているという事実。だからこそ、ひとはその事実を認め受けいることで、2度と過ちをおこしては行けないことを悟るのではないでしょうか。
主人公のマリアを演じたヘレン・ミレン。大女優がみせた演技は、言葉に表せないほど見事でため息もの。気品と深い慈愛に満ち、そして何ものにも屈しない精神力を見事に演じて観せてくれます。きっとこれは彼女自身でもあるのだろう。そしてもうひとり、彼女をサポートする若手弁護士ランディを演じたライアン・レイノルズ、彼も実に繊細な演技で見事に自身最高の闘いを勝利する。この2人はこの作品で間違いなく、今まで以上の評価を得ることことになるだろう。
ラストの判決が下った瞬間の2人の表情は、清らかで美しく胸を締め付けました。それはマリアが何十年もの間抱えてきた、“戦争と言う重い荷物”をおろす瞬間だったに違いありません。こんな作品を見逃しては損をします。ぜひ、劇場へお出かけ下さい。
[PR]
by eddy-web | 2015-12-08 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-232 “007スペクター”
e0120614_13465675.jpg
e0120614_13402868.jpg



2015.Nov.27

観たくてしょうがなかった作品“007スペクター”。公開日に観に来ました。昔から大ファンの007シリーズ、ジェームズ・ボンド。スパイ映画の先駆者でかつ現役のヒット作品である。こんなに息の長い作品があるだろうか?イアン・フレミング原作の小説をもとにはじまったシリーズ作品は、今回で24作目にあたる。イアン・フレミング没後、何人もの作家がシリーズを引き継いだが、評判はいまひとつだったようである。近年はオリジナルの想定を残しつつ、オリジナルの脚本で映像化を進めているようだ。1962年“007ドクター・ノオ”が初上映されてから、すでに50年以上が立っている。凄いことである。
ジェームズ・ボンド役はすっかりはまり、風格さえ感じるダニエル・クレイグ。今回で四作目となる。先ほども言いましたが、ここまで長く続いている作品は回りを見回してもありません。それはやはり内容はもとより、すべての娯楽要素が映画という映像表現の中にギュッと凝縮された作品となっているからである。観客を必ず満足させてくれるのも、息の長い証かも知れません。今回の“007スペクター”も初っぱなから派手なアクションを展開しアッと言う間に画面に引きづりこんでくれます。風格と先ほど言いましたが、ダニエル・クレイグだけでなく作品そのものがまさに風格を醸し出しております。このシリーズ、コアなファンは見所がいっぱい。例えば冒頭のオープニング映像から楽しみがはじまります。ここだけでも充分楽しめるクリエイティブな映像表現は、テーマ音楽との融合でスタイリッシュかつセクシー。まさに007の代名詞とも言えます。女性のシルエットをモチーフにした一貫した表現は、タイトルデザインとしても秀逸。さらにファッションや身につけるアイテムの数々もセンスにとんだものばかり・・・。庶民には贅沢な品ばかりだが、ボンドなら許される。今作でも懐かしいアイコンのひとつ「アストン・マーティン」が登場し、派手なカーチェイスを拡げ多いに盛り上げてくれています。映画の中でその値段5億○○万とか言ってましたが、いつものように惜しげも無く使い、最後はア~ァ!!とやってくれます。気前のいいところも、相変わらずカッコいいです。なんだか話をしているだけでワクワクして来ます。話したいことがいっぱいあり過ぎて、困ってしまう程です。もともと話し始めると止まらないタイプの人間なので、いつも脇に話がそれて迷惑をかけています。ですので、今日はこれくらいにして、後は自分の目でどうぞ確かめてください。最近観た日本映画「○○○○」と比較してはいけませんが、この総合的映画のクオリティは到底及びません。ニッポン頑張れ!!
P.S. 今回メガホンをとったサム・メンデス監督は、1999年にデビュー作“アメリカン・ビューティ”でいきなりアカデミー賞監督賞を獲ってしまった気鋭の監督。前作“スカイ・フォール”に続いての作品は、今までのシリーズに敬意をはらった、実に味わい深い気品と風格を見事に表現してくれました。次回作も是非お願いしたいものです。わたしが言える立場ではありませんが・・・。
もうひとつ、通称ボンド・ガールと呼ばれているヒロイン2人。どちらも大好きな女優さんで、ひとりはイタリアの至宝とも称賛されているモニカ・ベルッチ(マレーナ主演)。出演時間がちょっと短いのですが、やっぱり素直に奇麗です。もうひとりはいま一番注目している女優さんレア・セドゥ。彼女の主演した作品“アデル・ブルーは熱い色”を観ていらい、大フアンになりました。この作品でもその魅力を遺憾なく出してくれています。どこから切っても、楽しめる金太郎飴の007でした。
[PR]
by eddy-web | 2015-12-01 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)



エディデザイン室
by eddy-web
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新の記事
カテゴリ
以前の記事
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 06月
2007年 05月
フォロー中のブログ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


logobr.gif