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よもやまシネマ-226 “トランスポーター/イグニション”
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2015.Oct.27

“トランスポーター”と言えば、ジェイソン・ステイサム。脚本・制作はリュック・ベッソンで、第1作は2002年に公開。愛車の黒いBMWに乗り、何でも運ぶプロの運び屋が主人公のカーアクション映画である。高額な報酬と引き換えに、どんな品物も時間厳守で運ぶ。モットーの三つのルール「契約厳守」「(依頼者の)名前は聞かない」「依頼品は開けない」を守り、クールに仕事をこなす。天才的運転技術に特殊部隊で磨いた格闘技のセンスは抜群。そんな主人公をリュック・ベッソン監督が手がけた映画は、スタイリッシュであっと言う間に人気シリーズとなった。
今回の“トランスポーター/イグニション”は役者さんも替わり、新しいシリーズとしてスタート。リュック・ベッソン監督の脚本・制作は替わらないので、コンセプトはそのまま・・・。とは言え、やはりジェイソン・ステイサムに替わることの出来る人って、ちょっと思い浮かばないわたし。シリーズものの主人公を演じる役者が替わるのは、時間の流れの中仕方のないことではある。だが、一度植え付けられたイメージはそう簡単には替えられないのが現実。人気シリーズはやりがいのある仕事だが、二代目は大変だといつも思うわたし。例えば007のジェームス・ボンド。何度も世代を替え、現在も続く長寿シリーズだが、人気はいまだ衰えない。わたしも大好きな映画である。初代ボンド役を演じた、ショーン・コネリーのインパクトが強く、やはりその後の役者さんにはなかなか慣れなかったことを思い出す。だが、いまボンドを演じているダニエル・クレイグは6代目になり、24作目“スペクター”が近々公開される。もちろんほとんどの作品を観ているが、ダニエル・クレイグのボンドは素晴らしい。気品があり、英国情報部員という誇りすら感じさせる。初代ボンドを演じたショーン・コネリーすら、いままでのボンドで最高と大絶賛を送っています。
あれっ!、また違う話に変わってしまいました。これがわたしの悪い癖。つい熱くなると、話の枠を飛び出し自分だけ楽しんで話しに夢中になってしまいます。申し訳ありません。(いつも言われます、遠回りしすぎると・・・。)トホホ???
戻します。二代目主人公フランクを演じることになった、エド・スクレイン。導入部では違和感を感じたものの、物語が進むにつれそれは消し飛び、スクリーンの中には「Newフランク・マーティン」が縦横無尽に暴れまわる姿が・・・。相変わらずの小気味いい流れの演出とアクションの展開が、グイグイと画面に引っ張り込みます。ジェイソン・ステイサムよりやや線が細い感じですが、逆にそこが魅力に繋がっていく気がします。最後まで手に汗握る展開は大満足。女優陣もみんなキレキレで美しいし、お父さん(フランク・シニア)役のレイ・スティーブンソンが、また実にいい味をだし渋くてカッコ良かったです。息子より一枚も二枚も上手のチョイ悪親父が、存在感を出しまくりで大活躍。まるで主人公は、2人といってもいい作品でした。スカッとしたい人は、今すぐ劇場へ・・・。
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by eddy-web | 2015-10-29 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-225 “メイズ・ランナー2”
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2015.Oct.26

“メイズ・ランナー2”を観た。言わずと知れた続編である。最近はシリーズものが増え、作品の善し悪しは別にして一作目を観れば当然二作目もと言うことになる。マンマと戦略にはまってしまった私である。一作目はSFタッチで少しファンタジックだったのに対し、二作目はかなり現実味を帯びている。やっとの思いで分けの解らない岩のラビリンスから抜け出たと思ったら、それはただの実験だったみたいなことになり、「エッそんな!」と謎解きがはじまってつかの間、気がつけば果てしなく続く砂漠へ放りだされサバイバル。この作品、展開が飛んでいて予測不可能。ただオリジナリティの部分はやや薄い感じがするのは、わたしだけであろうか?バイオハザードのテイストに良く似ているのが、ちょっと気にかかる。物語の構成はTVドラマの“LOST"に似ているような気もするし・・・。先が全然読めません。もちろん最後は一件落着ということになるのだろうが、あっと言わせるラストを多いに期待しているわたしです。二作目のシリーズだが、一作目のほうが何が出るかな的で面白かったです。二作目はちょっと真面目すぎて固かったかも・・・。
「生死を共にした友との絆」が涙腺を刺激しますが、もっと突っ込んだ話にしてくれると嬉しいのですが・・・。贅沢でしょうか?この前観た“野火”が強烈すぎて立ち直るのに時間がかかりましたので、丁度食休めと言った感じになりました。悪い意味ではなく、なにか気楽に観れるっていうのもいいと思います。個人的には嫌いではありません。どっちかというと男の子向けの映画です。
もうすぐ“ハンガーゲーム”も最終章を迎えるのですが、こっちもはめられてしまって待ち遠しい限りです。こちらは映画のファンというよりは、主人公のカットニス(なんかかっこいい名です)を演じている、ジェニファー・ローレンスに魅了されてのことですが・・・。強い女はカッコいいですよね、みなさん。もうすぐ公開です、我慢我慢!!
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by eddy-web | 2015-10-27 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-224 “野火”
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2015.Oct.19

戦争をテーマのした、今年いちばん観たかった映画“野火”を見に大森へ・・・。何十年ぶりだろう大森の地をおとずれたのは?終戦記念日の夏を迎えた頃、続けて戦争映画を観たわたしだが、一本だけこぼしていたのがこの作品“野火”。塚本晋也監督による、渾身の一作である。20数年もの歳月をかけ完成した作品はわたしたち、いや私のこころに深い傷跡(トラウマ)を残し言葉を失なわせてしまいました。この記述を書くのにまるまる一日、悪霊を振り払うかの時間を費やしました。この作品は映画という枠を超えたものがあり、そのメッセージに私たちは答えを求められているような気がします。いままでも多くの戦争映画を見て来たが、どんなにリアルな表現で描かれた名作もこの作品を観たら、なんとオブラートに包まれた奇麗ごとだったのだろうと打ちのめされる。塚本晋也監督は、きっと覚悟を決めて挑んだに違いない。だから、見る側も覚悟を決め、観なければいけないのだ。
戦争はなにも生み出さないと、思い知らされる。ただただ失望感に襲われ常軌を逸してゆく人間のありのままの姿がここに映し出されている。リアルな戦闘シーンとは相反する自然の美しさが対比され、より効果的に残酷さが強調され恐ろしい。生きるということへの極限までに追いつめられた人の行動がこころを抉ります。現代人は観なくてはいけないと思う反面、見せてはいけないかも・・・と思ってしまう。少なくともある程度、年齢を重ねるまでは・・・。
この作品は10年くらい前に、一度動いたらしいが結局頓挫してしまったと聞く。紆余曲折を経ての、この作品はまさに塚本晋也監督のすべてを注いだ作品に違いない。塚本監督は自ら主演(田村役)をし、この作品に血を通わせ人間の愚かさを表現しています。リリー・フランキー(安田役)さんも相変わらずの存在感を出し、作品に厚みを加えております。しかしよくここまで、追い込んだ作品(戦争)に辿り着いたものです。
それでも本当の戦争は、もっともっと恐ろしいのだろう。のど元にナイフを突きつけられたそんな冷たい感覚が残ってはいるが、これは生きることへの意味を考える貴重な時間を与えられたのかも知れない。ご覧になった方たちはどんな感想をお持ちですか?劇中、永松(森優作)が田村との会話で発した「俺がお前を殺して食うかッ?お前が俺を殺して食うかッ?え、どっちだ!?」というセリフが耳から離れません。かれもまたインパクトのある演技をみせてくれました。ここまで究極の戦争映画は、そうそうもう出てこないかも知れません。無理には勧めませんが、価値は大の作品です。
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by eddy-web | 2015-10-20 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-223 “JOHN WICK”
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2015.Oct.16

キアヌ・リーブス最新作“JOHN WICK”を鑑賞。最近では一番観たかった作品です。これぞアクション映画の王道と思わせる、徹底してアクションシーンに拘った映画は久しぶり。それもそのはずで、この作品の監督はチャド・スタエルスキはスタントマンとして活躍したバリバリの人で、今回この作品で監督デビューをはたした。となればそうとうな意気込みとプライドで拘り抜いた作品に違いありません。インタビューで「これまでに見たことのないアクション映画を目指した」と述べています。
作品の感想を言う前に、ちょっとよもやま話を・・・。そもそもアクション映画というジャンルはと、ひとくくりにしがちですが調べてみればかなりその範囲は広い。なぜこんなこと調べたかって言えば、自身いままであまりその辺に拘らず無作為に見ていたのでちょっとこの機会にと思いつきました。単なる興味本位で深い意味はありません。みなさんはアクション映画と言われたら、どんな作品を一番にあげますか?わたしは格闘技をやっていることもあり、ブルース・リーやジェット・リーといった格闘技メインの作品が頭に浮かびます。述べた2人は大好きな俳優さんで、作品の内容もさることながらいろいろと勉強させていただいてます。
さて、アクション映画とは・・・ですが、分類としては観客の視点により異なり、西部劇、格闘技(空手・拳法・カンフーなど)、冒険映画、時代劇、スパイ映画、ギャング映画、ヤクザ映画などを含めたくくりとする見方があると書かれています。(フム?フム!)ドラマとして構造が単純明快で、時代や場所など導入部から解決部まで、段落で主人公とその内面に葛藤を引き起こす多くの環境(敵)の対比が弁証法的に説明され、最後のクライマックスへと向い目標が達成されるもの。ナルホド・・・。そんなことは解っております。随分難しく説明されてます。
ようはだれにでも解る、勧善懲悪の世界を描き、解りやすいキャラ(ヒーロー)が活躍する娯楽の王道ということ。なんかちょっと馬鹿にされている感じもしますが、解りやすくて楽しくて、スカッとするのは最高です。みなさんもそうですよね・・・。
キアヌの映画はかなり観ていますが、“スピード”でその名を世界に知らしめ“マトリックス”シリーズで名を不動にしトップスターとなった彼。今回の作品のプロモーションでインタビュウーを受けているのを見ましたが、大の日本びいきで片言の日本語もなかなか。とてもフレンドリーな感じがとてもよくますますファになりました。きっと今回の映画は彼の新しいキャラとして、代表のひとつになるのでは・・・。すでに次回作も決まっているとのこと。昨今、CGやVFXといった映像技術をメインで創るアクション映画が多い中、身体をはったリアルな表現はとても新鮮でした。90%アクションシーンの連続と言っていいこの作品、小気味よいテンポであっという間に時間が過ぎ面白かったです。
P.S.
アクション映画(バイオレンス)と言えば、ペキンパーにはじまりタランティーノ、リュック・ベッソンと大好きな監督がいっぱいいます。スローモーション撮影を表現に多用したサム・ペキンパー監督の“ワイルド・バンチ”、“ゲッタウェイ”“ガルシアの首”など大好きです。北野監督も影響を受けていると・・・。みなさん一度ご覧あれ。
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by eddy-web | 2015-10-19 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
芸術の秋に、友人たちが展覧会。
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清々しい季節が訪れ、こころが静かに時を刻んでいます。
さてお知らせです。10月、11月と仕事仲間が相次いで展覧会を開催致します。
最近では、なかなか会えなくなってしまいましたが、頑張っている便りにとても励まされるわたし。
まずは、写真家・斎藤文護氏と詩作家の古屋利幸氏のこころみプロジェクトによる、“神記憶”展。写真と詩を組み合わせた、こころを映し出す癒しの世界を表現する展覧会。新しく音楽家の古賀久士士を加え、その世界をさらに拡げみなさんに安らぎの時間を提供してくれるはず・・・。どうぞ足を運んで、その目で確かめてはいかがでしょうか?
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もうひとつは、古くからの友人中村みつを氏の「山のことば」イラスト展。数年ぶりの個展は満を持しての心象風景がテーマ。こちらも間違いなく、みなさんのこころに癒しの風を届けてくれること間違いなし。ぜひ、そのやさしさに触れてください。
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中村みつを個展「山のことば」
会期/2015年11月10日(火)〜22日(日)
   12:00〜19:00まで 月曜休廊(最終日は16:00まで)
場所/ギャラリーMalle
渋谷区恵比寿4−8−3 ☎03−5475−5054
JR恵比寿駅より徒歩5分
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by eddy-web | 2015-10-15 16:21 | 展・覧・会 | Comments(0)
よもやまシネマ-222 “マイ・インターン”
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2015.Oct.13

こんなにもリラックスして、観れた映画は久方ぶり。そしてベテラン俳優の演技を思う存分堪能させてもらいました。ロバート・デニーロを知らない人など存在しないだろうと思うわたしだが・・・。この作品に70歳を過ぎても、なお輝きを失わない彼を観て、きっと今日からまたファンが増えること間違いなしと再確認。イヤ~~ッァもうカッコよ過ぎです。いままでも男臭いカッコいい男を何度もみせてもらいましたが、今回は熟成したワインのような包み込まれる味わいである。ワインの味など全然解らない私が言うのも変ですが?何と言うかまろやかで深みのある感じをどう表現したらいいかと、思い浮かんだお酒がワインでした。沁みるビールでもほろ苦いウイスキーでもないとなると、そこはワインかなっと??いや~っ、もしかして日本酒かも???いや、きっとそうです。時間をかけ丹念に丹念につくられた大吟醸の味わいに違いありません。映画の中で女社長のジュールズ演じるアン・ハサウェイと、70過ぎの新人社員ベンを演じたデニーロの二人が交わすお別れの言葉「サヨナラ!」がまさにそれです。なんで「サヨナラ」って言葉が使われたか解りませんが、きっと監督さんは日本びいきでその上にそのいぶし銀の老紳士にその味を重ね合わせたに違いありません。でもこの言葉、スンナリこころに響き温かいぃんです。みなさんもきっと感じてくれると思います。こんな70歳に自分はなれるだろうか?現時点を観る限りぜったい無理。60年も歳を重ねてきた自分が憧れてしまうほど、深い懐と限りなく澄んだ愛の力を存分に見せつけられました。も一度カッコイイ!!(心の叫び/無理は承知で、近づけるようガンバッテみようと思います。)
さて、もうひとりの主人公を演じたアン・ハサウェイ。こちらも美しさはもとより、頑張り屋の女性社長を見事に演じていてとても魅力的な演技を披露しています。アカデミー賞助演女優賞をもらった“レ・ミゼラブル”。その名を不動にした“プラダを着た悪魔”そして“ダークナイト・ライジング”のキャットウーマンなど、数えきらない存在感をみせてくれた彼女だが、わたしは今回の彼女が一番好き。強さの内に秘めた繊細な女性の弱さがとってもこころに響き、ますますファンになりました。
ちっとも物語のことには触れず、いっきに話し込んでしまいましたが中身は自分の目で確かめてください。
ストーリーは新しい時代の魅力と古き良き時代の魅力を、実に見事に融和させた演出が見事でした。ビンテージの鞄や服もカッコよかったし、最先端のファッションやIT駆使した生活感も悪くないと思わせてくれました。何故ってデニーロがあんなにお茶目に、そして好奇心旺盛にフェイスブックなんかはじめているところをみせられれば、歳は取ってもこうでなきゃ人生つまらないよなってと心底思いしらされます。デニーロ最高!!!!!
と言う訳で、渋いデニーロとチャーミングなアンを観に、映画館へ出かけましょう。
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by eddy-web | 2015-10-13 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-221 “FANTASTIC-④”
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2015.Oct.09

本日公開のMARVEL作品“FANTASTIC-④”を鑑賞。ファンタスティク・フォーと言えば、ジェシカ・アルバ。大好きな女優さんのひとりだが、今回公開の“FANTASTIC-④”は完全リニューアル。ちょっと寂しいが、これも時の流れ。ジェシカ・アルバには、また別の機会に会いたいと思います。
さて、今回の作品は2005年に公開された同シリーズのリニューアル作品で、メンバーも総入れ替え。実験の最中に宇宙船を浴びた4人の若者が超能力を身につけてしまい、その力を結集させて悪と闘うというもの。MARVEL作品お馴染みのヒーローものである。ただ他のヒーローものと違うのが4人が力を合わせ闘うという展開。XーMENやアベンジャーズと似てはいるが、ここのキャラはさほど派手ではなくユニットとして力をあわせる、日本で言うなら戦隊ものである。原作コミックも大分先に進んでいるようで、中心的人物リードと4名中の紅一点スーザンはすでに結ばれ、子ども授かっているとのことである。もちろん子どもたちも超能力をもって・・・。
今回は超能力ユニット誕生までの紹介物語。映像はいつものようにCG使ったまさにファンタスティックな造りになっている。ただ最近のSFアクション作品は、映像に関しては高レベルなのでさほど驚きもなく、何かどっかで観たような感じばかりが残ってしまいました。作り手側のセンスと創造力が、これからは問われる映像技術時代に入った感がある。主人公Mr.ファンタスティックことリードを演じたのが、昨年“セッション”での演技で世界に名をはせ数々の賞を手にした若手俳優のひとりマイルズ・テラー。もちろんその年のアカデミー賞にもノミネートされている。わたしも作品を観たが、魂のこもった見事な熱演でした。イケメンではないと思うが、優しい眼差しが印象に残る俳優さんだ。ほかのメンバーも特に個性があるといった感じではないが、だからユニットという作品に会っているのかも知れない。あまり個性が強すぎると、互いをつぶし合ってしまう訳でそれなら単品でということなのだろう。そう考えるとアベンジャーズはあえてそこを売りにした、超贅沢映画かも知れない。
はじめにいった前ファンタスティク・フォーは、わたしの中ではジェシカ・アルバがすべての作品となっている。お披露目的今回の作品が、次回どんな化け方をするのかが楽しみである。
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by eddy-web | 2015-10-12 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
秋深し、ちょっと一息。
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趣味のひとつに漫画購読がある。最近のまんがではまっているのが「深夜食堂」。出汁のきいた良質の作品とはこの本のこと。もとは深夜番組のTVで観たのがはじめ。深夜枠の番組としては異例のシリーズもの。もう3部も放映され人気がある。その原作の漫画がこれまた実に味わい深い。短い短編の中に、それこそマスターの作る料理のように温かくこころを癒す。店に訪れる客の人生が凝縮した味わいを醸し出し、じわ~っとこころに沁みて来ます。新刊の出る度一遍は必ず涙を誘われ、ひとりその人生物語に浸ってしまう。最新15巻のひとつ、「第204夜◎クリームシチューと焼き魚」のラストは、気づいたら涙が出ていました。もともと泣き虫ですが、日々涙腺が緩んできている今日この頃のわたしです。線画のタッチもシンプルで優しいこの作品、これからもず~っと続いてくれることを切に願っております。
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by eddy-web | 2015-10-09 00:00 | ひとこと・ひとごと・ひとりごと | Comments(0)
よもやまシネマ-220 “罪の余白”
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2015.Oct.06

ここしばらく観たいと思う作品がなくもんもんとしていましたが、やっとみつけて馳せ参じました。作品は“罪の余白”。日本の映画ですが、予告を観て引かれるものがあり鑑賞に・・・。原作は芦沢央(よう)さんで、女子校で起きた事件から浮かび上がるいじめの実態に迫る心理サスペンス。まずいちばん衝撃だったのは、主人公咲を演じた吉本実憂のしたたかな演技。美しい少女の裏側に潜む得体の知れない狂気の世界を見事に演じ、見る側の背筋を寒くする。とんでもない新人が出て来た感じがする。これだけインパクトのある役を演じると、次回作はさぞ大変ではないでしょうか?作品中では、基本笑顔はまるでない。時折みせる笑顔と涙は、なにか嘘くさく冷たい。まさにアイスドール。言葉の使い方も巧みなうえに高圧的でどんどん相手を追いつめてゆく。裏と表の顔を表情と言葉で表現し、相手を追い込んでゆく姿は息が詰まる程怖い。“美しいバラには刺がある”とはまさにこのこと。映画を通り越し、女は怖いと本気で思わせてくれました。
相手をした心理学者の安藤(被害者の父)を演じた内野聖陽も、悩める父を演じ苦悩の表情は見事でした。小説の中の話と思って観ても、こんなことってあるのかも・・・?と思ってしまう。最近起きている事件を知る度、日常の中にひっそりと潜む狂気が、いつ出てもおかしくないそんな時代が来ている気がしてならない。この映画はそんなことを思わせてくれるちょっと怖いお話です。
観賞後なんかモヤモヤとした感情が収まらず、一日中灰色な気分でした。加害者・咲がどうしてあんな人格になっていったのか、その負の背景を自分なり考えたが映画だけでは辿り着きませんでした。家庭環境や人間関係など、これは原作を読むしかないかも???で、原作はそこまで描かれているのか少々きになるところ。ここまでこころモヤをかけた作品、あなたも観て見ませんか?感想を聞きたいものです・・・。
P.S.
昨年観た“渇き”という作品を思い出した。こちらも美少女の裏側の顔を描いた作品でしたが、かなり過激な演出でエキセントリックなものになっていました。こちらが動なら、今回の“罪の余白”は静の怖さといった感じです。タイプの違う2人だが、“渇き”の主演の小松菜奈といい、今回の吉本実憂といい、これからがたのしみな女優さんたちの登場である。
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by eddy-web | 2015-10-08 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)



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