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よもやまシネマ-219 “進撃の巨人・エンド・オブ・ザ・ワールド”
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2015.Sep.23

シルバーウィークの中、息子と“進撃の巨人・エンド・オブ・ザ・ワールド”を鑑賞。前作もふたりで観たので、観ない訳には行かない状況での鑑賞となりました。さて、何から話せばいいのかと思い悩んだ末、ちょっと外れた話から・・・。
みなさんご存知の通り、この作品ネット上でかなり話題となっています。前作が公開されると同時に、原作の信者たちの多くがダメだしの雨あられ。読むのをためらいたくなるほどの批判の嵐。前にも言いましたが私は、原作があるにせよ映画は映画としてとらえて楽しむタイプ。比べたりはしないし純粋に映画(映像表現)として楽しむことにしている。ですので正直なんでそんなに、何が許せないのか、よく解りません。ただ、映画製作側には原作を超えるような強い意志と覚悟を持って創って欲しいとは願っています。それは自分が好きな作品を形にするという中での、最低の仕事ではないでしょうか?
ちょっと熱くなってきたので、クールダウン。そもそも最近の映画は、あまりにも安易に漫画の原作を選び過ぎではないでしょうか?
小説などと違い、はじめからコンテがありそれを映像化する。すこし楽をしすぎでわないでしょうか?もちろん書き下ろして作るところもあるとは思いますが???はじめからハンデを背負っての勝負に、挑んでいるのだからそれなりの覚悟はあると思います。それが表われていないといなると、原作信者は許せないのかも知れません。わたしが思うに、映画製作側にはもっと強い志しをもって頑張って欲しいのひとことです。あと個人的意見ですが、恋愛ものや青春ものなどはいいかも知れませんが、SFアクションものはだけ考えた方がいいと思います。それかもうハリウッドにまかせましょう(ただしドラゴンボールみたいのはダメ!!)。もう、がっかりさせないで欲しい気持でいっぱいです。前に期待を裏切られた作品(カムイ・宇宙戦艦ヤマトなど)が甦ります。今回はそんな中のひとつに残念ですが加わってしまいました。もちろんけっこう良かった作品もあります。最近では「るろうに剣心」「寄生獣」など・・・。100点ではないにしろ、見る側を多いに楽しませてくれました。映像表現に走り過ぎず、人物設定や内面の描写などしっかりと演出した成果だと思います。総合芸術と呼ばれるのが映画だとするなら、そこは信念をもって創ってほしいと思います。
さて、ここまで言ってしまうと感想もなにもないのですが・・・。コンセプトは素晴らしいのですから、もう少し深く切り込んだ脚本なり演出をして再度挑戦してもらいたいものです。話の脈絡が全然感じられず、最後も消化不良でした。何この終わり方???と、思わせぶりに韻を踏んだ感じが余計に鼻についてしまい、もういいよ!って感じでした。途中からこの映画は何を伝えたいのだろうかと自問自答してしまった自分。ただし巨人同士が闘うシーンを観て、むかし観た「フランケンシュタイン怪獣、サンダ対ガイラ」を思い出しちょっと懐かしい気持に浸れたのがせめてもの救いです。また、見直そうかな・・・!?こっちの方が深いと思います。
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by eddy-web | 2015-09-25 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-218 “イミテーション・ゲーム”
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2015.Sep.07

さて、二本目の作品“イミテーション・ゲーム”。こちらも観たかった作品で、ギンレイさんは本当にお客目線に立ったGood-Choiceをしてくれます。映画好きのこころを本当によく解っています。あと、組み合わせが実に絶妙です。“イミテーションゲーム”も“フォックスキャッチャー”と同じく事実をもとにした作品で、こちらも今年度のアカデミー賞にノミネートされた作品。こちらはグレアム・ムーアが見事脚色賞を受賞しました。振り返ると今年のアカデミー賞は、派手さはないが実に濃い重厚感に富んだ作品ばかりで、さぞ審査員も苦労したことだろう。作品賞にノミネートされた、「アメリカン・スナイパー」「グランド・ブタペスト・ホテル」「博士と彼女のセオリー」「バードマン」「イミテーション・ゲーム」「セッション」「6才のボクが、大人になるまで。」「グローリー 明日への行進」。8作中6作品を観たわたしですが、どれも甲乙のつけがたい力作ばかり。そしてみな熱演である。
さて、“イミテーションゲーム”ですが、こちらもいままで表に出ることのなかった、第二次大戦後、英国政府が50年以上隠し続けた
極秘の機密事項とそれに関与した、ひとりの天才数学者の実話である。作品内容もさることながら、主役アラン・チューリングを演じたベネディクト・カンバーバッチが素晴らしい。常人には理解不能な特異な性格を持つ人物像をものの見事に演じてみせてくれた。時に滑稽でそしてときに傲慢な性格はひとのこころも平気で踏みにじるが、それは裏を返すとまぎれもなく純粋という証。そんな人物を実に繊細に演じたカンバーバッチは、この作品で間違いなく高い評価を獲たことだろう。第二次世界大戦中、ドイツ軍が世界に誇った“暗号機エグニマ”の暗号解読に挑んだチューリングと仲間たちの長い闘い。暗号解読のために行われたユニークな人材集めや、コンピュータの先駆けとなった、解読機「クリストファー」の完成までの苦労など、う歴史の上でもヘ~って思う逸話ばかり。それだけでも充分面白いが、さらに深い話が詰まっているので、色んな意味で勉強にもなり感動です。戦争を終わらせるために、こんなことが人知れず行われていたことが50年の歳月を経て、ようやく証されたこの事実はわたしたちが知らなければいけないことかも知れません。ちょっと前に観た、「日本のいちばん長い日」がそうであったように・・・。
劇中でみせる、孤独な天才数学者チューリングの悲哀にとんだ表情は、決して忘れることのできない。天才ゆえに語れない秘密とそれをゆるさない時代。数奇な運命で人生を終えチューリング博士が残したものは、現代におけるコンピュータ開発の発展は言うに及ばず。人種差別の壁をも、いままさに崩そうとしている。いま彼が生きて存在したのなら、どれだけ科学は進歩したのだろうか?部屋に閉じこもり解読機「クリストファー」と暮らす彼が、涙を流し「クリストファー」と離れたくないと言うシーンは、博士の素直な気持が詰まった言葉である。もっと長く生きてほしかったと、こころから思うわたしでした。
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by eddy-web | 2015-09-10 12:06 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-217 “フォックスキャッチャー”
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2015.Sep.07

しばらく映画を観れなかったわたし。観れなかったと言うより、観る余裕がなかったのが事実。PC癇癪事件は先日書きましたがそれがすべて。ということでひさびさの映画鑑賞。ギンレイにて、頑張って2本も観てしまいました。二作とも見逃していた作品ですが、どちらもじわじわと染み込んでくる素晴らしい作品でした。映画を観る度に、感じるさまざまな発見。今回はその余韻も強く、いろいろな想像が頭を駆け巡り、ひとり自分の世界に入り込んでしまった。
まずは一本目。第87回アカデミー賞にノミネートされ、賞こそ逃しましたがまぎれもなく秀作です。実話をもとにしたこの作品は、はじめからすこし重たく暗い感じでスタートし、最後までそれは続きラストの悲劇を描き出す。アマレスというスポーツに生きる兄弟。その深い絆に結ばれた2人の隙間に舞い込んだ誘惑の穴に、知らず知らず落ちてゆく主人公をストイックなまでに表現した監督に拍手です。
監督は「カポーティ」「マネーボール」と立て続けに大ヒットを世に送り出したベネット・ミラー。「事実は小説より奇なり」という全米を震撼させた事件の謎を紐解くように、被害者と加害者の深層心理に切人込む見事な演出は秀逸。結局は最後まで事件の謎は解明されないが、それが逆に見る側に強く残りず~っと引きずってしまう。中途半端なミステリー小説より遥かに深い、人間の中にある計算出来ない感情のスパイラルがそこに映し出されこころに刻まれます。主人公のひとりマーク・シュルツ(1984年ロス五輪金メダリスト)とその兄デイブ(同メダリスト)。全然ちがう生き方をする2人が、見事にアマチュアスポーツ(レスリング)のもつ独特の閉鎖感を浮き彫りにし見せてくれる。普通のひとには入り込めないストイックな男の世界が・・・。そしてそこに割って入るアメリカきっての大財閥ヂュポン家の御曹司ジョン。マークを演じたスティーブ・カレル、兄デイブを演じたマーク・ラファロ、そして異彩をはなつヂュポン家の御曹司ジョンを演じたチャニング・テイタム。3人の演技派見事としか言えない、鬼気迫る演技に脱帽である。それぞれにその人物の内面を深い洞察力で表現し観客のこころは釘付けにする。とくに加害者ジョンを演じたスティーブ・カレルは、その常気を逸した姿を強く印象づけ忘れることのない存在になりました。聞けば彼はコメディーが中心の役者さんだったと知り、その才能はこれからもきっと私たちを驚かせてくれるだろう。この実話に基づく事件は、いろいろな意味でわたしの中に疑問を投げかけてくれました。例えばオリンピックで金メダルに輝いても、そんなに恵まれた人生を送れないという事実。日本では良く聞く話だが、まさかアメリカも同じとは・・・。そしてやはりある、地位と名声に群がる輩の裏の人間関係。そんな一面をも描き出した、この作品の意味は大きい。重たい作品ですが、鑑賞の価値は大いにありです。何故、こんな悲劇が生まれたのかを、観てそれぞれの人物像に迫ってみるのも面白いと思います。
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by eddy-web | 2015-09-09 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
PCに翻弄された、日々の修復。
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2015.Sep.07

しばらく更新が滞り、みなさまにはご心配、ご迷惑をおかけしましたことお詫び申し上げます。
PC突然のご乱心により、機能が完全に停止状態となり頭は真っ白顔は真っ青。こんなにもコンピュータに依存していたなんて???とあらためて思い知らされました。
生活のすべてが静止してしまい、情けないほど右往左往とのたうちまわったあげく、何とか元の状態に戻りました。ただこの一週間の慌てぶりを振り返ると、正直これで良いのかと複雑な思い。自分が機械に支配されているではないか?と思うと、人間らしい生き方をしているのかが解らなくなりました。PCは復活しても、わたしのこころはまだもとには戻りません。それでも容赦なく時計の針は、またときを刻み始めたのでした。「Shoji! come(感)back!!」
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by eddy-web | 2015-09-08 00:00 | ひとこと・ひとごと・ひとりごと | Comments(0)



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