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よもやまシネマ-206 マッド・マックス(怒りのデス・ロード)
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2015.Jun.22

1979年に公開された“マッド・マックス”が再び降臨。いまから38年前に公開され、映画ファンの度肝を抜いたアクションシーンの数々で、死亡説まで飛び出したバイオレンス映画の再登場です。この映画のファンはいまも多いはず・・・。当時オーストラリア映画というのが、なんかうさん臭くちょっとためらいがちに鑑賞したところこれが大当たり。そんな映画だった“マッド・マックス”。超低予算で創られたのは有名で、その原因はほとんどを車やバイクの改造にあてられたと聞く。その上暴走族役のエキストラはすべて本物だったそうです。だからあれだけリアルな雰囲気が出せたのだといまさらの納得です。あの映画で主役マックスを演じたメル・ギブソンは、そのままスターダムに上り詰め押しも押されもしない名優、そして監督になりました。その後シリーズ化され3本の作品とも大ヒット。これぞアクション映画と言った、その道の代表作になりました。
さて、“マッド・マックス(怒りのデス・ロード)”38年ぶりに私たちのもとへ再び姿を現してくれました。それも同じ監督のジョージ・ミラーにより・・・。これは期待しない訳がありません。いまの映像技術の凄さは、38年前と比べようがないほど進んでいるのは事実。それを考えると何だか、武者震いが起きて来ます。今回の映画は、マッド・マックス2のリメイクともいえるスチエーションの時代背景で、核戦争後の退廃した世界が舞台。今度の映画も前シリーズをさらに超えた、アクションの連続。超ド派手な演出は、男たちにはたまらない。相変わらず出るは出るはの改造車のオンパレード。それが、砂漠の中をひた走り、派手に壊れてゆく。操るキャラたちもエキセントリックで、まるでサーカスでも見ているような感覚になります。物語はもちろんあるのだが、そんなのどうでもいいというほど徹底した破壊と暴力を観せてくれる。ここまでくるともうアートかも知れません。衣装やメイク、改造マシンとどれも徹底した拘りが迸る。また何より嬉しいのがCGに頼らない映像表現が本当に嬉しく、監督が超カッコ良くそして今まで以上に好きになりました。
今回マックス役を射止めたのは、クリストファー・ノーラン監督のダークナイト・ライジングで宿敵ベイン役を演じたトム・ハーディ。同監督のインセプションにも出ているがこちらはあまり印象に残っていません。ベイン役の時はマスクで顔が被われ素顔が見えなかったので、今回はじめてお顔を確認。とはいっても今回もはじめ鉄仮面を装着しています。このひとよっぽどマスクに縁があるようです。結構イケメンですので、これからは思う存分顔を出してください。次回も期待しています。今回の映画は私が思うに、マックスが主役でなく、片腕の女闘士フュリオサ大隊長だときっと皆が思うはず・・・。その役をこなしたシャリーズ・セロンは、めちゃカッコイイし男前。さすがアカデミー賞女優で役への取り組み方が半端ではありません。凄すぎる、脱帽です。凄い美人なのを知っているので、感動ものです。これだけでも一見の価値ありです。最後に次回作が待ち遠しい、映画がまたひとつ増えてしまったことをお伝えし筆を下ろします。
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by eddy-web | 2015-06-26 11:37 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-205 ハンガーゲーム(FINAL:レジスタンス)
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2015.Jun.19

小雨ちらつく中、銀座へと・・・。雨だからと思い満を持して出かけたのだが、映画館前は長蛇の列。ウッソ〜〜〜!劇場前で整理しているひとに訪ねると、「次の回は今からですとお立ち見となります。」と・・・。最近では珍しい出来事。さすがに立ち見は勘弁と諦めかけたのだが、ただ来て戻るのはしゃくなので手当たり次第映画館を回り面白そうな作品を探してみました。前もってリサーチしておけばよかったとただただ後悔。闇雲に回った映画館でギリギリセーフの作品を見つけ飛び込みました。こんなことは滅多にないことですが、取りあえず良かったです。
そして観た作品は“ハンガーゲーム(FINAL:レジスタンス)”。前から気にはなっていたシリーズは完結編との宣伝。全く観ていない作品でしたが、主人公カットニスを演じる女優さんジェニファー・ローレンスが気にかかり鑑賞。彼女は好きなシリーズのX-MENでミスティークを演じているのだが、24歳という若さですでにアカデミー賞主演女優賞に3度もノミネートされ、一度その栄冠を手にしています。ある監督に「メリル・ストリープの再来」とまで言われ名実共にいまやハリウッドのトップ・スター。彼女の凄いのはその演技力の幅。ドラマ性の強い作品から超娯楽作品まで、どんな役も見事にこなし存在感を残すところ。決して美人ではないと思いますが、その演技力は折り紙つき。そんな彼女のシリーズ作品完結編となれば、観て損はないと汗と雨で濡れた身体で劇場に・・・。
完結編という触れ込みには、一杯食わされました。完結編ではありますが、その一。後編は11月くらいに公開とのこと。シリーズを一作も観ないですこし無謀ともいえますが、映画の初頭にダイジェストで説明が入りなんとご親切にと感謝。でも、時間をみつけシリーズを観なければと思いました。最近シリーズものが多くなったと“メイズ・ランナー”のときにちょっと言いました。理由はいろいろでしょうが、大抵は2匹目のドジョウと大方のひとは思っています。ですので2作目以降はほとんど失敗に終わるケースが多いのは確か。これは興行成績のことではありません。シリーズもので成功作と言えば、“スター・ウォーズ”くらいかな?あとは“ハリー・ポッター”??。異論はあると思いますが・・・。長いとどうしてもほころびが出てくるのは否めません。“エイリアン”や“プレデター”なども好きですし頑張ってますが、最後は結局融合させグチャグチャでした。それぞれキャラにファンがいて、どっちが強いか見てみたいという欲望を捕らえた制作会社の罠にかかってしまった感じです。ただ、見る人は承知のひとたち(わたしも)。それもありの映画ファンだと思います。
さて、話がいつもながら脱線してしまいました。戻します。“ハンガーゲーム(FINAL:レジスタンス)”の前編。思っていたよりは、真面目な内容で割と地味。創造していたよりは現実味があり、近未来の戦争とは電波媒体を利用した情報の戦いという表現になっていて興味を引かれました。ひとのこころをどう動かすかがカギになる、洗脳合戦と言ったところでしょう。そこはいまも未来も変わることがないのだと痛感しました。まだ未完なのでコメントはあまりありません。ただ、戦争はひとのこころを壊すのだけは確かなことのようです。11月にまた、会いましょう。
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by eddy-web | 2015-06-23 16:11 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-204 海街Diary
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2015.Jun.15

本日は是枝監督の“海街Diary”を鑑賞。はじめに言いいますが、個人的には好きな作品です。もとは吉田秋生のマンガが原作の作品で、2013年にマンガ大賞受賞し今なほ続いている。是枝監督と言えば昨年作品“そして父になる”がカンヌ国際映画祭で審査委員賞を受賞し話題になったことは記憶に新しい。福山雅治がはじめて難しい父親役に挑戦したことも相まって、大ヒットしました。そんな監督が手がけた新作は、やはり監督らしい作品とひとめで解る作品になりました。わたしがはじめて監督作品に出会ったのは、やはりカンヌで話題となった“誰も知らない”である。日常の中に埋もれてしまっているひとの営み〔事件)を、繊細なタッチで拾い上げ丁寧に紡いでみせた作品はこころに沁みました。そんな代表作を観ても、監督の作品には一貫して共通するテーマが感じられます。「ひととひとの繋がり」の儚さ、危ういさ、そして優しさ。いつも一生懸命に生きているひとをカメラに納め、自然体でまるですぐ側で起きているかのように描いています。
“そして父になる”、“誰も知らない”も新聞の片隅掲載されるような事件の話。いまでは、もう当たり前のようになってしまった話である。ただ、そんな事件を拾い上げ、実に身近に感じさせる演出は凄いし考えさせられる。監督はドキメンタリー作品も数多く手がけているので、その辺に拘りがあると思えます。
さて、今度の作品もいきなり新しい家族が増えるという導入ではじまるが、これも最近ではわりとある話。なんて言うのか、現代では結婚も離婚もそんなに重たくないのである。困ったことですが・・・。ある意味自由になったということかも知れません。人生はひとそれぞれで、そのひとが決めるもの。だれも咎めることなど出来ないのです。ただ、そこには確実にひととひととの葛藤がありもの凄いエネルギーが使われているという事実があるのです。そんな物語が今回の映画“海街Diary”。
さきほど上げた2作品に比べると、ややおとなしい感は否めない。ただ自分的にはたんたんと普通に流れていく、物語の流れはすごく気持のいい感じがしました。奇をてらわずどこまでも普通なところが、わたしは好きになりました。すごく感動するとかではない、後からいろいろ思い出しながらジンワリとくるそんな映画だと思います。
4姉妹は美人揃いだし、出てくるひとたちもいい人ばかり。そこはちょと???ですが、優しさに満ち溢れた作品になっております。見終わるときっと素直になれる気がします。
長女役の綾瀬はるか、次女役の長澤まさみ、三女役の夏帆、そして最近出まくっている腹違いの妹役広瀬すずちゃん。みんなすごく自然に演じていて本当の姉妹のようでした。長女幸と四女すずの思い出の場所で「お父さんの馬鹿やろう!お母さんの馬鹿やろう!!」と叫ぶシーンは観ているこちらも胸の仕えが取れました。
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by eddy-web | 2015-06-16 13:39 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-203 チャッピー
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2015.Jun.01

6月に入り厳しい暑さが続いております。本日は作品を発表する度、未来について考えさせられるニール・ブロムカンプ監督の“チャッピー”を鑑賞。SF映画というジャンルに新しい風とも言おうか、今までにない発想で近未来を想像してみせる監督。いま人類が抱えるさまざまな問題を、そのまま未来に投影しサイエンス(ノン)フィクション映画とでも言える新しいSFジャンルが・・・。アクションやアドベンチャーと言ったワクワクドキドキ感だけのSFはそこには存在しない。第1作“第9地区”では低予算にも関わらず、多くの賞に輝き世界の注目を集めました。エイリアン移民と人間の共存というテーマで、いまも続くアパルトヘイト問題を物語に組み込み、斬新な切り口でわたしたちにあらためて差別の意味を問うてきました。この作品は、その年のアカデミー作品賞・脚本賞にノミネートされ弱冠30歳の監督はいきなり才能を開花し世界が注目する監督となりました。さらに第2作“エリジウム”でも勢いは止まらず、貧富の格差社会にメスを入れ未来を創造してみせました。SFにも関わらず、なにかリアルで現実味をおび、まるで人間たちに警報を打ち鳴らすかのような作品に仕上げてみせました。今までのSF作品にはない、きっと来るであろう現実の未来を実に丁寧に表現し、ある意味怖い・・・。人類がいまいちばん考えなくてはいけないことを、目の前にプレゼンされているそんな気がします。
そして、今回の“チャッピー”。監督の一環したテーマはさらに深まり、人類がいずれ辿り着くであろうロボットとの生活を描いている。そのロボットにもし人間の感情が組み込まれた時、はたして社会はどんなかたちに変化して行くのだろうか?というのがテーマ。開発が進む人工知能(AI)を、ロボットに組み込むという発想の話は今までも多い。スピルバーグが描いた“AI"はまさにそのもの。大好きな作品のひとつに数えられるそれは、やはり人間の都合で創られそして壊されるロボットたちの悲劇が描かれている。身勝手な人類への警告をファンタジーにし、こころに沁みる映画となっていまも記憶に残っています。テーマはいっしょだが、“チャッピー”はより現実的でそんな先の話ではないリアルさに溢れている。きっと観れば、考えざるをえない未来がそこに横たわっていること間違いなし。「AI」は人類にとって是か?非か?を問いかけるこの映画。ラストを観た後でゆっくり考えてみましょう。
P.S. シガニー・ウィーヴァーとヒュー・ジャックマンというSFには欠かせない俳優が脇をかため、ロボット“チャッピー”が頑張っています。まるで人間のようで話が進むにつれ感情移入が激しくなり、最後は人間にみえてきます。もうひとつ、実名でその筋では有名なラップグループの“ニンジャ”と“ヨーランディ”という2人が強烈な個性で“チャッピー”とタッグを組んで大暴れ。容姿はもとより、ものすごいインパクトのイッチャてる役を演じて(たぶん素)いました。また、挿入されている彼らの音楽も印象的で耳について離れません。残念ながら全く存じ上げなかったわたしですが、しっかり胸に刻まれました。
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by eddy-web | 2015-06-08 18:35 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)



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