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よもやまシネマ-159 あなたを抱きしめる日まで(原題/philomena)
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2014. Aug. 26
(1本目)

今日はギンレイで梯子。正直、2本続けて鑑賞する元気は流石に無くなっている自分。むかしは5本を1日で観たこともあるのだが・・・。どちらも観たかった作品なので頑張っちゃいました。まずは1本目。“あなたを抱きしめる日まで”ボンドシリーズで「M」を演じていたジュディ・デンチ主演の映画です。見落としてしまった大切な作品。やっぱり観てよかったと思わせる素晴らしい作品とジュディの演技でした。お話は50年の歳月を経て、ある老婦人フィロミナが生き別れた息子を捜すという物語。ジュディは文句なく名演でさすがアカデミー賞女優の貫禄ですが、相対するマーティンを演じたスティーヴ・クーガンが見事でした。はじめて観た彼ですが、イギリスではコメディアン兼コメディ作家として有名とのこと。今回の映画はともすると暗く重たいテーマなのでちょっと構えてしまいましたが、彼とジュディのユーモア溢れる軽妙なやり取りで一筋の光を差してくれています。2人の喜怒哀楽を存分に出した巧みな表現力に圧倒され、グイグイと物語に引きづりこまれます。ジュディは人生の晩年を迎え、現実同様に時に可愛くそして哀しい母と女を演じ分け、とてもキュートで可愛いです。こんな年の取り方をしたいものですね。ジュディはお国で勲章ももらっているそうですが、何個でもあげちゃってください。いつものように内容は話しません。映画はみなさん自分眼で観て確かめてください。この映画は実話だそうです。「事実は小説より奇なり」をまさに地で行く話。それにしても運命の悪戯と言うか、こんなことって本当にあるんだ!とビックリ!!凄過ぎます。印象に強く残ったセリフを今回も書き留めます。ラスト近くで老修道女に掛ける言葉です。フィロミナ“わたしはあなたのことを赦します。”もうひとりマーティン“わたしはあなたのことを赦しません。”どちらも重く深い言葉です。涙が止まりませんでした。ひとは過ちをおかす生きもの。だから成長しひとに優しくなれるもの。
エンドロールで実在するフィロミナが、いまも元気で暮らしていることが字幕に出、ふたたび涙してしまいました。善い映画に出会うと、とてもこころがほんわかします。
P.S. ボンドシリーズの「M」が、前作で亡くなりました。とっても残念でなりません。見事な幕引きでしたが、ファンとしてはジュディ以外の「M」は認めません。
※もうひとつ余談ですが、主人公フィロミナが劇中に自分が変形性股関節症で「足にチタンが入っていてすこぶる快調な生活よ!」とユーモア溢れるひとこと言ってます。実はわたしも同じ病気でとても親近感がわきました。わたしはまだ、自分の骨ですが・・・。
Shoji UEKUSA
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by eddy-web | 2014-08-29 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-158 トランス・フォーマー(ロストエイジ)
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2014. Aug. 11

トランス・フォーマーのシリーズ最新作“ロストエイジ”を鑑賞。シリーズ第1作は製作総指揮をかのスピルバーグがし、監督としてマイケル・ベイを起用してスタートしたこの作品。映像技術のVFXを駆使し、最先端CGで観る者をあっと驚かせてきた。シリーズを追うごとにその驚愕の映像技術は進歩し、そのスケールはさらに拡大し3D・I-MAXで観客度肝を抜く“ロストエイジ”。細かいディテールにも拘り、まるで本物ではと思わせる映像体験をすることができる。新しいキャラクターも登場し、メカ好きにはたまらない。変身シーンは言うまでもなく、キャラの表情の豊かさに驚かされる。バンブルビーの目の動きなどは、まるで少年のようにあどけなくもはや人間である。リーダーのオプティマスプライムは相変わらずカッコいいし、他のキャラも個性的。日本のサムライをイメージ化した“ドリフト”の声を、声優として渡辺謙がやっているのも話題である。SF作品は数あるが、瞬時に姿を変える金属生命体という新しい宇宙人の姿を登場させ、それをスーパー(スポーツ)カーやコンボイに合体させたトランス・フォーマーシリーズ。車&ロボットの変身ものとなれば、少年のこころは嫌がおうでも動きます。それも着ぐるみではない最新のCG技術を使い、まるで実写と見間違えるものならなおさら。映像に至ってはもう言うことは何も内ない。ただただ驚きの連続。今回はオートポットのシーンだけでなく、人間がらみのアクションシーンにも目が離せない。冒頭のシーンで納屋から登場するオプティマスプライムのカッコいいこと。そして主人公ケイド(マーク・ウォールバーグ)たちが謎の集団から逃げるシーンで、車がジャンプし人間の顳かみをかすめてゆく所などリアリティと臨場感満載。なんか興奮して映像のことばかり語ってしまいました。さて内容ですが、シリーズものとは違う新たな人物構成で作られた今作品。訳の解らない集団が相まみれ、だれが敵なのか味方なのか全然解りません。かなりのドタバタです。けっこう笑えるところも・・・。みなさん頑張ってましたが、やっぱり主人公はオートポットたちでした。その存在感は俳優たちを脇にしてしまうほど、デザインやカラーリングが洗練され、その上表情までが人間ぽくなればもう人の出る幕はない。ビルの間にかかるケーブルを渡るシーンなど、嘘と解っていてもドキドキはしましたがきっと助かるだろうと安心してみてしまいました。という訳であっと言う間の2時間45分でした。
Shoji UEKUSA
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by eddy-web | 2014-08-15 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-157 るろうに剣心(京都大火編)  
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2014. Aug. 01

小5の息子と連れ立って“るろうに剣心(京都大火編)”を見て来ました。初日に劇場に足を運ぶのは、かなり久しぶり。2人とも剣心の大ファンで、映画を観るのは夏休み前からの約束。前作も2人で観たこの作品。原作は和月伸宏の漫画で、わたしはこちらでまず虜になった。明治維新が背景のこの作品は、実在の人物などを上手にからめ奇想天外な物語を創り上げている。新時代を創るために数多くの“人斬り”を実行してきた伝説の主人公の苦悩を、時代の潮流に流され行き場を失った武士の残党たちとの戦いを交え描き出した内容は、他の時代劇にはない斬新な発想で強く引かれた。登場するキャラはみな魅力に溢れ、個性的でカッコいい。その攻防も破天荒だが、妙にリアル。そんな作品が映画になると聞けば、観ない訳には行きません。前作も予想以上のスピード感溢れるアクションと、展開の早い物語の進行に時間を忘れる程・・・。今までにない時代劇の殺陣は、こんな動きはぜったい無理と解っていてもつい引き込まれてしまう。今度の“京都大火編”では新しい宿敵“志々雄真実”が登場し、益々目が離せない面白さ。もうひとつ先ほども言ったが、敵として登場する人物たちの魅力感と言ったらないのである。敵でもカッこいいのです。それぞれに背負うこころの闇が、痛々しいほど切なく悲しい。だから、こころからその敵キャラを憎めないのはわたしだけではないと思う。今回の作品は2作を分け、立て続きに公開する仕掛け。ちょっと観客を弄ぶ的、展開だが許して上げましょう。お楽しみは少しづつということで・・・。剣心が使う逆刃刀をはじめ、左之助が使う斬馬刀、今回出て来た連刃刀とキャラたちが使う武道具やその奥義だけ見てても充分楽しめる。そしてファッションにも注目です。これは男たちしか解らないかも・・・。きっと新しい時代劇の幕開けになる作品になるのではと、大げさではなく思っています。原作の和月先生は実写映画は監督のものとはっきり言い切り、かつ一歩退いて観客として楽しめたと言っています。ふところの深いお言葉です。前作では作家である奥様・黒碕薫さんが脚本協力で参加されているとも聞いています。“伝説の最後編”は9月公開だが、待ち遠しくてたまりません。我慢して、再びコミックを読み返すことにしたでござる・・・。
Shoji UEKUSA
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by eddy-web | 2014-08-03 12:28 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)



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