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![]() ![]() 2011.Dec.21. ミッション:インポッシブルの最新作「ゴースト・プロトコル」を鑑賞。シリーズ第4作目になる「ゴースト・プロトコル」。トム・クルーズの顔になりつつある作品だが、今回も秒刻みでハラハラ、ドキドキと息つく暇を与えない展開は健在。そのむかし、TVドラマでやっていた「スパイ大作戦」を映画化したものだが、当時の音楽やはじめのタイトルバック(導火線が燃える)の演出はそのまま・・・。リアルタイムで見ていた世代の人たちにはたまらないものがある。もちろんスケールは比較のしようもないが、「きみもしくは、きみの仲間が・・・、当局はいっさい完治しない。」このセリフを裏づけるプロの厳しさは変わらない。今回ドバイにある高層ビルを使った侵入シーンは、本当に緊張感にあふれ、映画とわかっていても目を背けてしまう。このような映画はやっぱり劇場で観なければ絶対つまらない。家でごろんとして観てはいけません。というかわたしは、基本的に映画は映画館でと考えていますが・・・。非常なスパイの世界を描いていますが、本質は真逆の愛をテーマにしているところも、むかしのTVシリーズと同じで嬉しい作品です。そういえば去年観た「やさしい嘘と贈り物」に「スパイ大作戦」の変装のプロ、マーティン・ランドーが出ていて、すばらしい演技をしていたこと思い出した。この作品はお薦めです。 ▲
by eddy-web
| 2011-12-26 00:00
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![]() 2011.Dec.16. 新宿武蔵野館で懐かしい映画が、デジタルリマスターで上映されていた。そう「いちご白書」である。後にこの映画は、「イージーライダー」や「M★A★S★H」とともに、反体制テーマとしたアメリカン・ニューシネマの代表作となった。当時のファッションや音楽が懐かしく、ワンシーンごとに当時を噛み締め最後は涙。ユーミンの名曲「いちご白書をもう一度」は知っていても、この映画を観たことのある若者は少ないのでは・・・。 16歳の秋。昭和45年10月10日(土)日劇文化にて(当時のパンフに記載)で、この作品と出会った。“何が正しくて、何が間違っているのか?」なんてことは考えたことさえなく、ひたすら映画を観ていたあの頃。この映画はショックだった・・・。そして3日続けてこの映画を観たことを思い出した。コロンビア大学でおきた実話をもとにした作品である。舞台は1960年代後半、学生運動真っただ中の大学。ひょんなことから主人公の青年サイモン(ノンポリ)が、学生運動に身を投じる女性リンダにひかれ人間として成長していく話である。正直当時は学生運動もその意味も、全く興味なくただ過ごしていた。そんな自分でも当時、ラストシーンで言葉にはできないほど、ただただ憤りを感じたことがいまも鮮明に残っている。わたしが観て来た映画の数々。その中でベスト10に入るであろうこの「いちご白書」。ヒロインのキム・ダービーは美人ではないが、素朴でとてもキュート。 ぜひ、いまの若者たちに見てほしい作品のひとつ。観ればユーミンの曲も、ひと味ちがって聴くことが出来るでしょう。単純だが真剣に生きていた、そんな時代がそこにある。余談だが、わが母校「都立K工業高校」も当時、学園紛争の真っただ中でした。最後にバフィー・セント=メリーの歌う主題歌「サークル・ゲーム」の詩と、当時のパンフを載せておきましょう。 ![]() 「サークル・ゲーム」 どうせこの世はただの夢 昨日子供が遊び歩いて トンボをとってびんにつめた 空の雷におののいて 落ちる星に涙を流した そして春から冬が10回めぐって 凍った流れを10回渡った 「大きくなったら」と思いつめ いつかは夢が叶うだろうと 四季めぐるぐるぐると ペンキの木馬の上り下がり 「時」という回転木馬 わたしたちはそのとりこ 戻れないあの日をただ振り返るだけ ただぐるぐると回りつづける 遠くに去った16回の春と夏 めまぐるしいこの世の動き 「もうじきだ がんばれ」と 足を土につけて流れにさからう あすを夢見る少年も 今はもうはたち その夢をいくらか色あせたけれど ことによれば 新しい夢も豊かな夢も すべての流れがとまるまで ▲
by eddy-web
| 2011-12-19 00:00
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