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盆休みのひととき。黒澤明作品にあらためて感動。
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2011.Aug.23

小学館から出ている「黒澤明MEMORIAL10」という作品をご存知だろうか?黒澤監督が遺した30作品の中から、評価の高い作品10作品を厳選したDVD&BOOKのコレクション。黒澤ファンでなくても、一度は見てほしい作品の数々。「完全主義者」と謳われた監督の素晴らしさが、あらためて再認識できる作品郡である。個人的には10作品の中になんでこれを入れてくれないのだろう・・・?と思うところもある。どちらかというと娯楽的作品をチョイスした感があるようだ。それでも充分楽しめ、監督のこだわりやユーモアを満喫できる。わたしは時代劇が特に好きなのでお盆の間、節電(クーラーは今年1回も使用せず)しながら黒澤作品に浸った。何度観ても痛快、壮快、元気がでる。三船敏郎はやっぱ良いですね!もちろん周りの志村喬や藤原釜足、千秋実、宮口精二、東野英二郎などなど・・・。み〜んなもう召されてしまいましたが、素晴らしいのひとこと。いい味出してます。これぞ日本映画。
そう言えば小津監督の作品も、書店で見かけました。あらためて日本を堪能する良い機会かも・・・。良いものに触れ、こころを浄化しましょう。
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P.S. ちょっと前に出した映像を、再びここに載せました。親道場のPR目的で創られたものですが、なかなかの出来映えです。実はこの映像「黒澤フィルムスタジオ」で撮影したもの。スタジオのあちこちに、黒澤作品の写真が飾られていたことを思い出します。映像の中ほんの一瞬、わたしも派手にヤラレ役で出演。老骨に鞭を打ち、頑張っています・・・。



※道場のHPは、下記から入ることが出来るので、興味がありましたらご覧ください。
◆スポーツチャンバラ道場・護心館不動塾
URL/http://www.eddy-web.jp/fudo/
◆総合武道・拳正道東陽・足立支部道場
URL/http://www.eddy-web.jp/kenseido/
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by eddy-web | 2011-08-23 00:00 | ひとこと・ひとごと・ひとりごと | Comments(0)
よもやまシネマ85ーツリー・オブ・ライフ
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2011.Aug.17

今年度、カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品である。数ある映画祭の中、歴史や伝統を積み上げてきたカンヌ。カンヌに限らないことだが、これら映画祭で賞を取った作品は評価が大体二分する。興行成績も同じである・・・。映画を総合芸術と捉え、あらゆる面で評価を下すからに他ならない。内容はもちろん、脚本、構成、映像、音楽、撮影技術、などなど。ただ、あまり芸術面を追求しすぎると観客がついて来れない・・・これは事実である。この映画はそんな代表作みたいである。監督はハリウッドを代表するテレンス・マリック。彼は伝説の映像作家と評され、哲学者としても知られている。これだけ言えば解ると思いますが、かなりの難解さである。監督の思い入ればかりが強く感じる作品になった感がある。きっとこれは、理屈をひもとくようなことをせず、体を託す。自身の五感を開放して素直に映像を楽しむ、そうすることが最良の見方かも・・・。
映画は虚像(イメージ)と実像の二つに構成され進むのだが、これがどうもやっかいで観客を困惑させている。それぞれ別に創った方が解りやすいのではと思う。監督には意味があってのことなのだろうが・・・。映像はほんとうに美しいし、創造力を掻立てられるシーンもたくさんちりばめられまさに芸術。実像(俳優たちの演じる)の部、セリフは最小限に押さえられ、表情や目の動きで感情を巧みに表現している。ブラッド・ピット演じる厳格な父と、ひたすら上からのきびしい言葉が浴びせられる窮屈な日々の子どもたち。やがて子らは、「なぜ?」と感じそして反発をはじめる。テーマはいたってシンプルなのだが・・・。映像目線がこどもを意識しての、ローアングル。大人たちからの圧力を感じたり、逆に空ってこんなにも広いんだと感じたり・・・。あらためて目の高さの大切さを思い出した。ブラピも良かったが、妻を演じたジェシカ・チャスティン、三兄弟の特に長男・次男の表情が本当に素晴らしい。父親に対する疑念が憎悪に変化して行くあたり、何をしでかすかドキドキさせる。この辺は男の世界感かも知れない。虚像(イメージ)の方は、ちょっと「2001年宇宙の旅」を連想させる。むかしはキューブリックの作品も難解だと感じたが、まだ解りやすいかも知れない。あと、ショーン・ペンちょっと出番少なくないですか?残念!
この作品、解ろうと思わず感じることできっと解決する話です。ちなみに、映画が終了すると同時に席を立つ人ばかり。みんなブツブツ言っていて、まるで夢遊病者のようでした。きっと頭の中は「???!???!」ってとこかも。
連日30度を超える暑い毎日。夏バテで毎日「そうめん」ばかり食べていては消化できません。肉汁のしたたるステーキでも食らい、みなさんこの映画に挑みましょう。
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by eddy-web | 2011-08-18 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ84ーコクリコ坂から
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2011.Aug.08

「コクリコ坂から」を観た。カウンターでツボにハマってしまった。映画の内容もそうなのだが、時代背景が自分の育ったときそのもの。高度成長期が幕開けするちょっと前の日本。みんながまっすぐ生きていた、そんな時代の話である。画面の中、1994年東京オリンピック(亀倉雄策・作)のポスターが目を引く。そのときわたしは小5である。主人公たちはすこし年上の高校生。だが、描かれているすべてが、まさにリアルタイム。わたしは江戸川区の下町育ちで、舞台の横浜にはほど遠い風景だが、町並み、商店、外灯、オート3輪車、路面電車などなど・・・。全部育った頃と同じである。肉屋で買ったコロッケを歩きながら食べたことも、もちろんある。コロッケは薄い木の皮に包まれ、当時は売られていたことが懐かしい。わたしの家は貧乏で、むかしはいっぱいあった長屋に住んでいた。6畳と4畳半の家に6人家族で住み、うなぎの寝床状態。それでもなんか幸せだった。ご近所のひとたちも個性的だが、あったかいひとばかり。わが町は、映画の「コクリコ荘」のような、洋館もあった。庭先におおきなソテツの木があったことを、思い出す。映画を見終わった後、こんなことがやたらと頭に浮かび、すっかりノスタルジックな気分になってしまった。そう言えば、わたしの高校時代も学園紛争があり1年もの間、授業が行われず毎日が集会。物語のあれやこれや本当にピタッとハマってしまって、映画鑑賞なんてところを通り越し浸ってしまった。もうひとつ、初恋は中3のときで、2学年下のクラスメートの妹。その子も3つ編みの、ちょっぴり生意気だがとても清潔なひとでした。すみません昔話ばかりが出てしまい・・・。鑑賞中何度も涙をぬぐってしまったが、わたしひとりが浮いていた気がする。小学生にはまだムリかも・・・?
映画だが、宮崎駿さんが、息子の吾朗さんに監督をまかせたのは、自身が描くとリアルすぎて懐古趣味的になってしまうようでと、TVのインタビューで語っていた。まったくその時代をしらない吾朗さんは、逆に知ろうとし丁寧にそして自分なりの世界を築き上げたようである。主人公の海と俊の淡い恋に、問題が生まれ二人の間になにかそらぞらしい空気が流れる。こんな経験だれにも1度はあるのではないだろうか?ふたりが気持ちを確かめ合うシーンで「嫌いになったらはっきりそう言って」ストレートで小気味良い表現である。そのあと俊がずっとかくして溜め込んだ気持ちを「まるで安っぽいメロドラマだ」と捨てるように言い放つ。ここもとても胸が詰まる。こまかい話はどうぞ自身でお確かめください。最後に印象に残ったセリフをひとつ。「新しいものばかりに飛びついて歴史を顧みない君たちに未来などあるか!!」これはまさに、現代人に宮崎親子からのメッセージかも・・・。
P.S. 手嶌葵の歌はこころが洗われる。なんてやさしい声なのだろう。聞くだけで涙が湧いてくるのは、わたしだけでしょうか?

※もうひとつ、いま彼女がリコーのCMで、吉田拓郎の「流星」を歌っています。とても癒されます。そして、あらためて名曲だと再確認できます。ゆっくりお聞きください。


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by eddy-web | 2011-08-08 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ83ー海洋天堂
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2011.Aug.02

大好きなジェット・リーの映画をシネスイッチで鑑賞。みなさんちょっと驚きませんか?アクションゼロの映画です。ジェット・リーはいまやだれもが知っている世界的アクションスター。最新作「エクスペンダブルズ」では、シルヴェスター・スタローン監督に招かれ、個性派ぞろいのアクションスターの中で相変わらず小気味よいアクションをみせてくれている。19歳の時「少林寺」で鮮烈にデビューし、リー・リンチェイの名をわたしのこころに刻み込んだ。並外れた身体能力の高いアクションは、ブルース・リーとも、ジャッキー・チェンともちがい鮮烈であった。その拳法の腕は、中国全国武術大会で5年連続優勝と聞けばうなずける。まさに筋金入りの本物である。わたしも恥ずかしながら、武の道を志し日々修行をいまだ積んでいるので、彼には多いに引かれるものがある。ジェット・リーの話はつきないので機会があれば叉にしよう。
「海洋天堂」実に地味な話だが、本当に良い映画でした。物語は“親子や人との絆”をテーマにした、特に目新しい題材でもない。ごくごく普通の、何処にでもいるような父と子の物語。ひとつ問題なのは、こどもが障害を持ち、そして父の命が余命いくばくもないという事実。ちょっと重いテーマだが、とてもシンプルにたんたんと描いていて胸を打つ。親はどんな状況に置かれても、決して諦めずこどもを守ろうとする、そんな姿に涙をさそう。リーは2006年「SPIRIT」を最後に武術映画から引退すると公言した。だが、やはり彼の武術センスをまわりがほっておく訳もなく、結局彼の思い通りにはなかなかならなかったようである。ファンもやはり彼のずば抜けたアクションを観たいのだろう。CGやワイヤーなど使わない、本物のアクションを・・・。そんななか彼自身が脚本を読み感動し、ぜひやってみたいと惚れ込んだのが「海洋天堂」。わたしはこの映画を観て、心底リーが好きになった。別の意味、体をつかったすばらしい演技をしていました。ぜったいにみなさんにお薦めの1本です。言葉を超えた、スキンシップの大切さをとても丁寧に描きじわじわと胸に染み込んでくる作品です。自閉症の息子ターフーを演じたウェン・ジャンは、素晴らしい演技で沢山の賞を手にしたそうです。この映画は、シュエ・シャオルーという女性監督が撮ったもの。女性ならではの感性できめ細かな演出をし、俳優さんたちの目の表情を実に大切にしていました。次回作も期待です。ラスト、ウミガメと泳ぐターフーはさかなそのもの。忘れられないシーンになりました。エンドロールに「平凡にして、偉大なるすべての父と母に捧ぐ」の言葉が深く心に残り、ひとり噛み締めた自分でした。
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by eddy-web | 2011-08-06 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ82ーカーズ2
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2011.Jul.30
小2の息子が夏休み真っただ中。カーズ2が観たいとせがむので、いざ映画館へ。会場は親子づれでいっぱい。うちの息子は前作のファン。DVDを何度も繰り返し観ていて、端で見ているとよく飽きないなとあきれる。こどもはやっぱり、万国共通でアニメが大好きなようです。いや、こどもじゃなくても、好きな人はいっぱいいますが・・・。何を隠そうわたしもそのひとり。
さて、今回の作品だが、日本がレースの舞台になっていたりして大サービス。がしかし、レースは添え物的な扱いで内容はスパイアクション映画といったところ。主役も“ライトニング・マックィーン”ではなく、相棒のおんぼろレッカー車“メーター”。お人好しでちょっとピントがズレているが、いつもマイペースな愛すべきキャラ。ひょんなことから、石油に変わる燃料をめぐり、陰謀に巻き込まれ大活躍する。007さながらの物語は、小さなこどもたちに理解されるのだろうか?はてさて・・・。
ピクサーのCG技術はいうまでもなく、相変わらずの美しさである。個人的な話で恐縮だが、わたしはCGアニメよりアナログ技法のむかしのディズニー映画が大好き。
“ダンボ”なんか何回観ても泣ける。ファンタジアも大好きな作品のひとつ。比べる必要もない表現方法のちがいなので、とくに深い意味はない。
初期に発表された、ルクソーJr.は確かに傑作。カーズ、ファイティング・ニモ、トイ・ストーリーとなんだかんだ言ってわたし結構観てます。スミマセン前言撤回です。ピクサーさま、これからもこどもたちに夢を与える映画をいっぱいつくってください。
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by eddy-web | 2011-08-05 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)



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