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よもやまシネマ59ーインセプション
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2010.Aug.10
世間は夏休み真っ直中。わたしもお盆はお休み。かといってどちらかに出かける予定もとくにない。バイクを走らせ海にでもとは思うのだが、あまりの酷暑に負け家から出る気さえおきない。今月末、富士山に登るのでそれまでは、すこしの間おとなしく・・・。
そんな中、映画は別腹で「インセプション」を観た。ディカプリオと渡辺謙の競演。それにしてもすっかり国際俳優になった謙さん。昔はケンさんと言えば高倉だったが、いまや渡辺。この映画でも素晴しい存在感を、流暢な英語で演じています。
「インセプション」というこの映画、クリエイティブ(創造)な発想と内容の凄さにまず圧倒された。人の潜在意識(夢)の中に潜り込むというアイデア、これだけでも何かワクワクさせる。それをまた見事に映像化し、良くここまで創ったと拍手を贈りたい。最後まで緊張感の途切れることなく堪能できた作品でした。監督はアメコミ映画の評価を一気に高めた「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン。この監督の才能には、これからも目がはなせない。映像も凄いのだが、なんといっても物語の面白さに尽きる。夢の中に入りアイデアを盗む、この発想力はおもしろい。さらにそれをコントロールし操るなど、神の領域に触れている気がする。精神分析の医療世界では、きっともう現実化されているのかも・・・。
映画や漫画の世界では、その時は空想でも何年かするとみんな現実になっていることがある。人間の能力に、終わりはないのだろうか?
ディカプリオはすっかり演技派俳優になり、主人公の心理をきめ細やかに描写し、本当にカッコイイ男になりました。
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by eddy-web | 2010-08-16 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
お盆と蓮と蜻蛉。
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2010.July.26

初夏のある日、仕事で筑波を訪ねた。昼食で立ち寄ったお店の前、蓮の花の蕾に留った蜻蛉を見つけた。じっと動かないその姿に、何か不思議な感覚を覚えた。このとき、わたしはふと兄のことを思っていた。
兄が亡くなりもうすぐ四十九日。幼い頃、夏になると蝉や蜻蛉を死ぬほど捕まえてきては有頂天だった。家に帰ると、兄が”虫たちが生きられる時間は少ないから逃がしてやりな!”と。命の尊さなどまだ知らなかったが、その時から虫は捕っても逃がすようになった・・・。
家族愛の深い兄だった。むかし家が貧しく、中学を出てすぐに働きに出た兄。小さい妹や弟の面倒を見ながら、自力で夜学の高校、そして大学を出た。だれよりも努力家で生真面目な兄は、わたしが世の中でいちばん尊敬するひと。面と向ってこんな事を言ったことはない。だが、素直に兄はすごいひとだと思う。全然違う生き方をしてきた自分だが、兄には言い尽くせない感謝の気持ちで満ちあふれている。兄の人生を語れるほど偉くはないが、もう少し我がままに生きて欲しかった。できれば後すこし・・・。
忘れられない兄の言葉がある。高校受験の頃、わたしは勉強もしないで毎日絵ばかり描いていた。兄弟同様、私立に行ける余裕などない家庭環境。落ちたら働けと親父から言われていて、半ば覚悟を決めていた。そんな時、「心配するな!俺が何とかしてやるから・・・」と。そのひとことでどれだけ救われ、勇気をもらっただろう。結果、何とか無事都立に合格。もちろん私立は受けていない。
「ありがとう、にいちゃん」。元気な時に言っておけばよかったと、強く思う自分がいまここにいる。合掌。
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by eddy-web | 2010-08-15 15:48 | ひとこと・ひとごと・ひとりごと | Comments(0)
よもやまシネマー57 ソルト


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2010.Aug.2

うだるような暑い夏日が続き、塩でもなめて元気を取り戻そうと映画「ソルト」を観に?!。今回は映画の中身より単純な動機、アンジェリーナ・ジョリーのいちファンとして出かけました。
いま、ハリウッドでもっとも輝いている女優のひとり。そんなアンジーの最新作「ソルト」。見て下さいパンフの彼女、奇麗ですね本当に。男勝りのアクションは相変わらずカッコイイ。彼女が演じる「ソルト」はロシアとアメリカの二重スパイという設定。最後までどちらの国の人間か解らない。ラストを見る限り、どちらでもない個人として生きていくのだろうと予感させ、続きはまたという展開でした。結果的にちょっとプロローグ的な構成になり、少しモヤモヤ感が残ってしまいました。でも許しましょうアンジーですから・・・。当初この役は、トム・クルーズをイメージに進んでいたそうです。そうなると彼女にした意味を、もっと強く出してほしかった気もします。何故なら彼女、まるで男・・・。冒頭に北朝鮮で捕まった彼女が出てくるのですが、女スパイという部分はこのシーンのみ。女性をもっと武器にした展開をしてくれると、もっと深みがでる気がします。ジェイソン・ボーンとはちがうスパイものを期待しています。
そう言えば、みなさんご存知ですか?つい最近アメリカでロシアの美人スパイが捕まり、話題になったことを。どうやら映画の中だけの話ではない、現実も動いているようです。写真がネットで流れていましたが、どこが美人スパイなのかはちょっとわたしは理解できませんでした???。もちろんアンジーみたいに美しいスパイはそうそういないと思いますが・・・。
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by eddy-web | 2010-08-12 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマー58 しあわせの隠れ場所(原題・THE BLIND SIDE)

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2010.Aug.6

猛暑をぬって、またまたギンレイホールを訪ねました。時間ギリギリだったせいで、あわや立見。それにしてもこのにぎわいは凄い。圧倒的に中高年の方が多いのだが、映画好きの匂いがプンプン。今日は見落とした映画「しあわせの隠れ場所」。今年アカデミー主演女優賞を獲得した作品で、主演はサンドラ・ブロック。「スピード」でブレイクした彼女だが、この映画では強い女・母・人間をピシッと演じわけている。実話がベースの映画だが、こんなことって本当にあるんだとちょっと嬉しくもあり、逆に現実はもっと厳しいのだろうと考えさせられる。アメフトをモチーフにした映画は有名な「ジョーイ」がある。あれも実話がベースだった。変わり種では、囚人たちのチームを描いたバート・レイノルズの「ロンゲスト・ヤード」がある。これは異端だがグッときた作品です。あげたらきりがない。アメリカの象徴スポーツだから、きっとテーマにしやすいのでしょう。
内容だがひとことでいえば、アメリカンドリーム。だが、そんな簡単な言葉ではかたずかない深い物語である。深くこころに傷をおう人と交わらない黒人青年が、少しづつこころを開いてゆく。主人公のリー・アン・テューイ(サンドラ・ブロック)とマイケル(クイントン・アーロン)の会話シーンで最も印象に残った、部屋を与えるシーンは泣かされる。“自分のベッドなんてはじめて・・・”という言葉に彼女が表情を変えず聞き、自分の部屋にもどり佇むシーンは大好きなシーン。それにしても家族みんないい人ばかりで、嘘のような話である。こんな斜めな見方は怒られるのを承知で言うと、この物語は万にひとつの奇跡だと感じる。マイケルの友人が銃で21歳の若さでこの世を去り、彼マイケルの成功は偶然のような言い回しをしていた。きっとこれが現実なのだろう・・・。
ズ~ッと泣きっぱなしの自分でしたが、両隣のおじさんも同じでした。なにか妙な連帯感を感じたこの日。温かい気持ちになれる素晴しい映画でした。お薦めの一本です。余談ですがサンドラ・ブロックはこの年「ウルトラ I LOVE YOU!」という映画で、最悪の映画に贈られるゴールデンラズベリー賞・最低主演女優賞にも輝き、同年アカデミー賞と合わせ初の二冠に輝いた。そして彼女は授賞式で観客に向い「あなたたちは、映画の良さが解らない!」と、ジョークをまじえ切りすてたそうです。カッコイイ女性ですね。拍手!!
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by eddy-web | 2010-08-12 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)



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