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中村みつを個展のご案内
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09.Feb.28

 みつをさんが久しぶりに個展を開く。昨年は充電期間ということで、満を辞しての開催である。どうやら今年は秋にも予定しているらしく、年2回の大興行。そのはじめと言う訳で、案内状のデザインを頼まれた。今回のテーマは、昨年旅したベトナムの風景とのこと。頂いた案内状用のイラストは、アオザイを来た女学生。なんとも素朴で清楚な感じが、ベトナムの薫りを伝えてくれる。60年代初頭、歴史に残る戦争があったとは、だれも思えないような作品です。そんな過去を知っているみつをさんだから描ける絵が、やわらかなベトナムの風を運んでくれる。
 個展は3月末からの開催だが、待ち遠しいのは私だけではないだろ。いまその追い込みで大変なみつをさんですが、身体に鞭打ちラストスパート!ファイト一発!!
みなさん是非、個展会場に足をお運びください。きっと一度、ベトナムに行きたくなること間違い無し。
※個展会場にて、UZUMAKI工房で制作した、みつをオリジナルトートバッグも予約受付け致します。

中村みつを個展「ベトナムの風景」
2009.3.31(火)〜4.5(日)12:00〜19:00
(最終日18:00まで)月曜休廊
●GALERIE Malle
 東京都渋谷区恵比寿4-8-3
 Tel:03-5475-5054
http://http://galeriemalle.jp/
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by EDDY-Web | 2009-02-28 00:00 | 展・覧・会 | Comments(0)
よもやまシネマ-24 少年メリケンサック
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09.Feb.16

ハチャメチャな映画に遭遇した。やりたい放題と言った感の作品である。でも、きっちり押さえるところは押え、見るものにメッセ−ジを送ってくるのが心憎い。かの宮藤官九郎監督の第2作目の作品「少年メリケンサック」がそれである。主人公の宮崎あおい演ずるかんなが発する「パンクなんか大っ嫌い!」ではじまるのだが、わたしもパンクは苦手、大っ嫌い!!である。ところがどうだろう、映画を鑑賞したあと、好きにはならないが、結構アリかも?と思えるのは??何故だろう???音楽性の問題ではなく、魂にひびく何かがあるからかも知れない。50を過ぎてこんなことを言っている自分は変?音楽の世界も本当に深いなァ〜とあらためて感じた。まあその辺をしっかり踏まえ、宮藤監督は撮ったのだろう。してやられた感がある。個性豊かな俳優陣を手玉にとり、イメージをぶちこわしたり、引き出したりと遊び心満載である。映画ではよく泣く自分だが、今回は笑い過ぎて涙が止まらなかった。だがどんな場合でも、涙を流したあとはスッキリするのが不思議だ。『100%オ馬鹿キャラ』を演じた、宮崎あおいに拍手!『キッタナイ、ダメなオッサン』を演じた佐藤浩市もすごい!!先週観た刑事はどこへ行ってしまったのだろう?篤姫は実在したのだろうか、本当に・・・。他の役者さんもハマッテいました、お疲れさま。後半のシーンでヤングを演じる、三宅弘城が「やりましょうよ!今しかないっすョ」っ言うところはグッときた。おもしろおかしく創ったようだが、きちっと現代社会に向け、若い人から中高年までもっと「元気をだせ!!」と叱咤激励している作品だ。おおいに楽しめた今回の映画である。最後に役者さんって仕事は大変なことは解るが、自分と違ういろいろな人物を表現できるから、苦しくての楽しくてきっと止められない職業なのだろと思った自分である。★ポスターのイケテルデザインに◎。
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by EDDY-Web | 2009-02-18 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-23 誰も守ってくれない

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09.Feb.6

 被害者と加害者のそれぞれの家族を軸に、人権問題にメスをいれた今回の作品。公開日に合わせてTVの特番「誰も守れない」が中継され、まずそれを観た。こちらは被害者家族の立場からの視点で描かれている。映画に繋げてゆく手法は最近多いが、プロローグとしてだけでなく、さまざまな角度で出演者にスポットをあて、多くの人生を浮かび上がらせている。企画は意図的にTVドラマをうまく連動し描いているのだが、逆にある意味映画に繋げるメディアの恐さをも連想したわたしである。
 映画は物語そのものより、ネット犯罪や過剰なメディア競争など、こちらもいろいろと考えさせるやや重いテーマに挑んでいる。映画は本来、娯楽のひとつとして繁栄してきたのだが、今回のように鑑賞する側に問題を考えさせるテーマも近年増えている。かなり誇張されている部分もあるが、とても根深い問題を突き付けられ、観終わったあと頭の中で「自分だったら」と自問自答をくり返してしまった。近づく裁判員制度の現実の重さが、ひしひしと感じられる。
 主演の佐藤浩市もすごいが、何と言っても志田未来の演技には脱帽である。15歳とは末恐ろしいかぎり。TVや映画で難しい役を多くこなし、将来を嘱望された女優さんである。幼さののこる顔だちの中に、凛とした強さをもった彼女のこれからが楽しみである。映画の中で、涙したシーンはいっぱいある。だが、わたしは一番胸が苦しかったところは、過去にわが子を無差別殺傷事件で失った父親(柳葉敏郎)と佐藤演ずる刑事の会話シーン。父親が押さえていた感情を思わず吐き出すところがたまらなく切ない。どうしようもない憤りをぶつける父親。人間はそんなに簡単ではないと言わんばかりのシーンである。
 加害者と被害者、でもこの2つの立場は、いつ自分に起きるか解らないのが現実かも知れない。そのむかし、自分自身に言い聞かせた言葉を思い出した。「ひとりでも生きられるような強いひとになること。でも、ひとりでは生きてゆけない、生きていないということを忘れない。」強く生きる信念と、感謝の心を忘れないう2つのことがら。いろいろな意味で、人は決してひとりではないことを強く感じた映画になった。みなさんは何を感じるでしょうか?
 最後にもうひとつ。リベラというイギリスのボーイソプラノユニットが歌う、映画の主題歌「あなたがいるから」という曲がとても効果的に使われ、ゆさぶられる心をそっと包んでくれたことを言っておこう。
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by eddy-web | 2009-02-10 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
よもやまシネマ-22 チェ28歳の革命
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09.Jan.28

 年明け初の映画鑑賞。随分長い間、見なかった気がする。選んだのは話題の2部作、ゲバラの映画第一部「チェ28歳の革命」。実はこれを見る1週間ほど前、若き日のゲバラを描いた「モーターサイクル・ダイアリーズ」を観て、とても感動をし余韻にひたりながらの鑑賞である。なぜ再び、ゲバラなのだろうか?言う間でもない、世界が彼のような人物を必要としているに違いないからだ。わたしの高校時代はまさに、ゲバラはヒーロー。学生の多くが、彼の肖像が入ったTシャツを着て街を闊歩していた。そう言えばその頃、オマー・シャリフが演じた「ケバラ」を観た記憶がある。記録に残っているゲバラの写真に本当に似ていて、それだけが強く印象に残っている。40年の歳月が過ぎて、いままたゲバラの時代が・・・。
 
 新作の「チェ28歳の革命」はかなりドキュメント色が強く、彼の人物像にスポットを当てていた。歴史を知るにはいい教科書である。主演のベニチオ・デル・トロが実に見事、まさに熱演である。国連総会での演説シーンは圧巻。オマー・シャリフもすごかったが、デル・トロは何か乗移っている気さえする。内容ははじめに言ったように、記録を追った演出で、次の第二部「39歳別れの手紙」へと続くプロローグになっている。正直、少々物足りなさがすこし残る。だがその分、二部が待ち遠しいのはわたしだけだろうか!?キュ−バ革命を樹立した後、カストロに別れを告げ、自分を必要とする人たちを求め旅立った彼。その最後の生きざまを、はやくこの目で確かめてみたい自分がいる。
 さて、ここで話しを「モーターサイクル・ダイアリーズ」に移してみよう。この映画なかなかの佳作である。若き日のゲバラとその友が、おんぼろバイク(ノートン500)に跨がり南米横断の旅をする、自分探しの青春映画とでも言おうか・・・。フーセル(ゲバラ)が医大生だったことは、周知の事実だが、この作品は大学の友人で、無二の親友アルベルトと2人で過ごした2年あまりの旅を描いている。フーセルはどこにでもいる、普通の青年。当時にしたら、まあ裕福な家庭で育ったいわいるボンボン、そんな感じである。一方のアルベルトも、ちょっとスケベなお調子者といった感じである。はじめは、でこぼこコンビの珍道中ってな雰囲気だったのだが・・・?中盤から旅を通し、いろいろな経験を重ね、何か得体の知れない憤りに、心がゆれて行くさまがジワジワと描かれる。自分探しのこの旅を通して、ゲバラが何かを掴んだことが伺える。旅の最後に訪れた、ハンセン病の施設での経験は、2人にとても大きな影響を与えたことは間違いない。とても印象に残ったシーンがある。施設で治療をこばむある女性患者と会話をする。彼女の『どうして医者になったの・・・』という問いに「人の役にたちたいんだ」と答える。そしてこう会話が続く、『時間のムダよ』。「なぜ」。『人生は苦痛よ』。「そうつらいよ、生きるために闘い続けなきゃならないからね」。このセリフのやりとりは胸がつまされる。そしてもうひとつ熱いシーンがある。24歳の誕生日の夜に、隔離されている施設を挟んだ対岸から、太河を死にものぐるいで泳いで渡るところだ。何か熱いものが込み上げてくる。あれはまぎれもなく、越えなければならない何かを、ゲバラ自身が渡った瞬間だったに違いない。なんだか旅に出たくなりました。
 最後にこの映画、名優ロバート・レッドフォードが制作総指揮をしているのを、字幕スーパーで知りちょっと驚いている。彼もまたゲバラを崇拝しているのだろう。良い映画です。ぜひご覧ください。


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オマケ/旅をともにした、
    わが愛車(初代)。


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3代目。
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by EDDY-Web | 2009-02-04 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)



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