![]() ![]() 2019.10.04 新作が公開される金曜日。待ちに待った今年一番観たかった映画と、一番きになっていた映画が同時にはじまり頑張ってはしごしました。前にも言いましたが年のせいで、2本続けて観るのはチョイと辛いものがあります。それでも観たいと思う衝動を抑えきれず、久しぶりのアタック。 まずは一番観たかった映画から・・・。予告編を目にした時から何か胸騒ぎのような感覚を覚え、公開日が刻々と近づきやっと目にした待望作“ジョーカー”。公開前からいろいろな情報が飛び交い、期待度はMAX。取りあえず感想ですが、期待通りというか以上の作品で見終わった後の余韻は今までに味わった事のないものでした。この物語の主人公はアメコミのバットマンの宿敵“ジョーカー”である。最近ヴィランをメインにした作品も登場しはじめ、結構ファンのこころをくすぐりはじめている。ヒーローとは違った個性が際立ち、何故かこころに響いてくるものがある。最近ではマーベルのサノスなどが、わたしの中ではお気に入り。そんな中満を持して登場した“ジョーカー”。こちらはDC発のキャラですが、わたしが最も好きなキャラ“バットマン”に登場するヴィラン。これまた一番好きなキャラ。コミックキャラなのに、何故かその異形な容姿とは裏腹な哀愁を感じさせる。ピエロ(クラウン)という職種が、そんなものを感じさせるのかも知れない。悲しみを押し隠して、人に(*^o^*)を提供する仕事に悲哀を感じさせます。今作はまさにその部分を描いた、、“ジョーカー”の誕生秘話。どおしてこれほどまで極悪非道な人物が生まれてしまったのかを丁寧に紐解き、その人生をまとめている。ひとのこころが壊れて行く、そんな過程を突きつけられる。善と悪。この作品に込められたメッセージは深い。肯定も否定も出来ない自分が怖い・・・。アメコミの世界を飛び出して、もはや人間ドラマとして描かれた作品は間違いなく一級品の傑作。先ほどお言いましたが、見終わった後の余韻が深く何とも言えない儚い気持ちがこころを覆います。 “ジョーカー”はいままでも個性豊かな俳優たちが演じ、圧倒的その存在感で“バットマン”を主役の座から引きずり降ろしてきた悪役。ジャック・ニコルソンにはじまり、ヒース・レジャー、そしてジャレット・レトといずれ劣らぬ個性豊かな演技で作品の濃度を確実にあげてくれました。すっぴんではみないい男ばかりで、そんな男たちが演じる狂喜乱舞の芝居はグイグイと胸に迫り強いインパクトを残してくれました。大好きなキャラで男のヴィランでは1番です。ちなみに女性ヴィランの一番はキャット・ウーマン。これはわたしのひとりごとですので、どうぞ聞き流してください。2008年に公開されたクリストファー・ノーラン監督の“ダークナイト”の”ジョーカー“は忘れる事の出来ない衝撃を残しいまもわたしの中で蠢いています。本当に凄い悪党ぷりっで、その時どうしたらこんなにもこころを無くすことが出来るのだろうと、しばらくの間だず~っと頭を悩ませてしまいました。たかが映画と思われる方もいるでしょうが、わたしの中では人ごとのようには思えませんでした。あの作品はヒーローを描いたのでは無く、人の中にある善と悪の表裏一体を表現したもの。”バットマン“ですら見方を変えれば、ジョーカーと同一な存在だということを描きだしました。でもどおして人間は、そんなヴィランに引かれるのでしょうか?少なくとも今回の作品を観ると、そんな部分に近づけるかも知れません。本作の”ジョーカー“の内容はあえて差し控えます。まず劇場に出かけ触れてみてください。 “ジョーカー”を演じたホアキン・フェニックスが凄すぎます。ヒースも凄かったがこちらも言葉では賞賛できないほどの怪演です。コミックの匂いを消し去り描いた作品は、文藝の色さえ感じる良質な映画となりました。オリジナルの脚本かは知りませんが、素晴らしい出来映えでホアキンの演技力と音楽や映像の演出が実に見事に溶け合い何度でも観たい作品です。 P.S. ホアキンはこの作品のために、壮絶な減量をして撮影に臨んだとの事。それが画面からほとばしるような、こころの内側から絞り出したような演技へと繋がっているように思います。往年の名曲「スマイル」が挿入歌として使われていますが、こんなに哀しい曲に聞こえたのははじめてでした。 ホアキンの兄は若くして世を去ったリヴァー・フェニックスその人。もし活きていたら2人でどんな名作を創ったことでしょうか?そんなことに思をはせてみるわたしです。 ▲
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| 2019-10-08 00:00
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![]() ![]() 2018.7.16 週ごとに、急ピッチで展開する物語に完全に踊らされているわたし。その巧みな構成に翻弄されっぱなし。先週感動した涼ちゃんさんの詩「僕は、」。鈴愛はこの詩で涙し、わたしもつられて涙した。ところが、この詩は涼次のものではなく師匠の監督元住吉祥平(斎藤工)が創ったもので、製作中の映画「追憶のかたつむり-2」の冒頭ナレーションの一遍だという落ち。あんなに感動したのに・・・。と思ったわたしだが、鈴愛同様あっさり“良いものはイイ”と認め素直に受け入れた。しかし見事に北川女子にやられました。前回も言いましたが、先の読めない展開は良い意味で期待を裏切ってくれ一日たりとも見落とせません。これは完全に北川マジックに掛かった証拠。最終回を迎えるまでに、あと何回こころを弄ばれるのだろうか?しっかりとついて行こうと思う・・・。 ▲
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| 2018-07-16 00:00
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![]() みんさん、こんにちは。連続TV小説“半分、青い”にはまっている小生ですが、またまた投稿を致します。ドラマは現在急展開をみせ、予想不可能状態になっています。ただ、相変わらず北川悦吏子さんの脚本は素晴らしく、胸きゅんは一時たりとも目を離せません。前の投稿でも言いましたが、わたしは二度観し二回目は目をつぶり台詞の妙味を楽しんでおります。こころに響く台詞をノートに書き留める毎日。今回はドラマの中で出てきた素晴らしい詩(涼次の)が、あまりに良かったのでみなさまにも是非知ってほしいと思い投稿しました。 「僕は、」 僕は、遅いかも知れない。 でも、走ろうと思う。 僕は、悲しいかも知れない。 でも、隠そうと思う。 僕は、負けるかも知れない。 でも、戦おうと思う。 僕は、弱虫かも知れない。 でも、強くなろうと思う。 人生は、過酷かも知れない。 でも、夢見ようと思う。 翼は折れたかも知れない。 でも、明日へ飛ぼうと思う。 僕は、君の望むような僕じゃないかも知れない。 でも、君の、君のこころの火が消えそうな時は、 そっとこの手をかざそう。 いつまでもかざそう。 ![]() P.S. 昨年放映されたドラマ10「運命に、似た恋」北川さんNHK初の脚本とは知らなかったわたし。ちょっとミステリアスな展開に、知らず知らず引き込まれていたことを思い出します。原田知世ちゃん(知世さん)が変わらない可愛さで、まさに「時をかける少女」でした。 ▲
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| 2018-07-10 00:00
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![]() そしていま放送中の“半分、青い。”に、またはまってしまっている自分。時代背景と環境が、自分の青春時代とオーバーラップしているのもその要因のひとつ。重要なアイテムの笛(マグマ大使を呼び出すもの)は、直球でこころに突き刺さる販促の品。一気にタイムスリップし、物語へとつれていかれる。主人公のスズメ(永井芽郁)の天真爛漫な清々しさに、エネルギーがもらえます。幼なじみ律(佐藤健)との丁々発止のやりとりは笑いも誘うが、見えない糸で結ばれたふたりの絆が胸キュンです。脚本は北川悦吏子さんで、この作品は彼女の素晴らしい脚本あってのものと言わざるをえない。何が凄いといえば「台詞」の重み。なかなか出てこない言葉の深みが、ドラマの中で飛び交い胸を打つ。素直にこころに届くのである。こころに残るセリフばかりで、わたしは朝からメモを取る手が忙しい。こんなに言葉を巧みに使い、ドラマを紡ぐ北川さんには降参(ゆるしてくだせ〜ぇえ、お代官様)です。実はいま、BSで30分から一回目を観て、15分後に再び見直す毎日。二度目は画像は眺めず目を閉じて、言葉(台詞)だけを聞き、ひとり深い言葉を楽しんでいます。みなさんはどうですか? P.S. 漫画家見習いの頃の、寝袋生活(締め切りに追われ)はまさに、若き自分の経験と一致。なにか懐かしさを覚えます。あの頃があるから、いまがある。いま憶えば、良い経験をさせてもらったと感謝です。 ![]() ▲
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| 2018-06-25 00:00
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| 2018-01-01 00:00
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![]() 日差しが柔らかな日中、ベランダにあるビオトープに目をやると緑もやや秋色に色付きはじめています。その中で、まるで夏の終わりを告げるかのようにウォーターポピーの黄色い花が凛として咲いている。夏を名残惜しむかのように・・・。そこへてんとう虫が一匹。この子もきっと夏の終わりを感じているのでしょう。時間がちょっとだけ止まった瞬間です。 ![]() ![]() ▲
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| 2017-10-05 00:00
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![]() ![]() 【 鎮静剤 】 マリー・ローランサン /堀口大學 訳 退屈な女より もっと哀れなのは 悲しい女です。 悲しい女より もっと哀れなのは 不幸な女です。 不幸な女より もっと哀れなのは 病気の女です。 病気の女より もっと哀れなのは 捨てられた女です。 捨てられた女より もっと哀れなのは よるべない女です。 よるべない女より もっと哀れなのは 追われた女です。 追われた女より もっと哀れなのは 死んだ女です。 死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です。 (亡くなった昔の恋人(詩人アポリネール)を思い、書かれたとされる詩) ※マリー・ローランサン/フランスの女性画家・彫刻家 ▲
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| 2017-09-08 00:00
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![]() 会見の中、「良い時も、悪い時もファンに支えられ来たので、こころから感謝します。」との言葉がありました。この言葉はそのまま、彼女に返したいと思うのはわたしだけではないでしょう。どれだけ多くのひとが勇気をもらったことか。ソチオリンピックのフリー演技は、生涯こころに残る宝物になりました。どの大会の素晴らしい演技よりも・・・。 こころから“ありがとう”を贈ります。 ![]() ▲
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| 2017-04-12 00:00
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![]() ![]() 10.29日に息子を連れ立ち、プロレスを観戦に行きました。力道山の時代から大好きだったプロレス。時代が変わりその形は多種多様の様変わりし、大小合わせ多くの団体が乱立する現在。力道山の名は知られていても、勇姿を見た人は昭和20年代のひとばかり。当時と比べれば技の数は比較にならないほどあり、そのスケールや複雑な技術はまさにプロ。力道山ももちろんプロですが、どちらかと言えば力対力のガチバトル。戦後復興のシンボルだった力道山は、国民にとってはスーパーヒーローでした。その後、時代はジャイアント馬場とアントニオ猪木の2つのスタイルに分れ継承されて行きました。バブル期あたりから雲行きが怪しくなり、プロレスは他の格闘技の波に巻き込まれ衰退の一途を辿り、ファンたちは行き場を失いました。そのプロレスがいまにわかにまた、元気を取り戻しているらしいと・・・。
その昔、団体同士の存続を掛けた抗争時代がわたしのプロレス愛はピーク。大好きな団体UWFには、本当に足しげく後楽園に通ったことが思い出されます。そばにはいつも大切なひとが・・・。 プロレスの話は尽きないのでやめましょう。今回は知人を通じ手に入れたチケット。会場は昔と変わらずファンの熱気で噎せ返っています。驚いたのは女性の姿の多い事。聞いてはいましたがこれほどとは・・・。黄色い声援が飛ぶ中、身体と身体がぶつかり合う音と選手たちの熱いパフォーマンスに時間を忘れ見入ってしまいました。息子ははじめての体験で、家に帰っても少し興奮ぎみでパンフと睨めっこ・・・。 この興行は藤波辰爾率いるドラディションの主催で、本人も出て頑張っています。変わらない真面目なファイトスタイルが、昔のままで嬉しくなりました。わたしと同じ62歳。「ガンバレ!ドラゴン!!」である。短い時間でしたが、本当に楽しい時間を頂きました。感謝。 ▲
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| 2016-11-05 00:00
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![]() しばらく前のお話ですが今年の1月、わたしの道場生ふたりが結婚をしました。そのふたりから結婚式後のパーティで出す、ケーキを頼まれたわたし。自分がデザイナーということと、娘がパテシィエということで過大な期待をこめ頼まれたのですが・・・。わたしはケーキづくりに関しては素人、娘はパテシィエになりまだ一年。はてさてどうしたものか?と思いつつアイデアを出し合い(ワイン好きのふたり)イメージをなんとか完成。久しぶりにものづくりの原点に帰ることができとても楽しかったのと、はじめて味わった娘とのコラボがいい思い出になりました。“創ったものの向こう側に浮かぶ笑顔”。これ、なんか癖になりそう・・・。 ![]() ![]() ▲
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| 2016-06-01 00:00
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