カテゴリ:青之無也(モノ創り)( 10 )
Short-Design 青之無也-10/戦場のメリークリスマス

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先日再度鑑賞した映画、“戦場のメリークリスマス”をデザインしてみました。こころに残る一本に自分なりの想いを込め・・・。教授(坂本)が作曲した哀愁をおびた曲が流れた瞬間、作品のすべてが脳裏に浮かび上がる映画。戦争を題材にしたものだが戦闘シーンは一切ない。だが、これもまた反戦映画ではない だろうか?人間の犯した愚行のひとつを、愛で包み込みやさしく問いかけた名作はきっと語り継がれるでしょう。どんな場所にも、天使は舞い降りると信じて・・・。

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by eddy-web | 2017-12-23 00:00 | 青之無也(モノ創り) | Comments(0)
Short-Design 青之無也-9/鍵
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近代日本文学を代表する小説家・谷崎潤一郎。情痴や時代風俗などをテーマに、芸術性の高い作品を多く世に出し「文豪・大谷崎」と称された。数ある作品の中から1956年に発表された「鍵」を、創ってみました。夫婦間の窃視を主体に、読まれる事を前提にして書かれた日記をお互いに盗み読みする構図に、いつしか読者もその仕掛けにはまってしまう。そんな作風をわたしなりに仕掛けてみました。(鍵穴を型抜き、表紙を覗かせる)
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by eddy-web | 2017-03-24 14:44 | 青之無也(モノ創り) | Comments(0)
Short-Design青之無也-8/ルージュ
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柳美里さんの恋愛小説「ルージュ」。
自分が望む普通の暮らしと、人々の注目を集めるモデルとの狭間で揺れ動きながらも、背筋を真っ直ぐに伸ばして生きる主人公里彩。男性経験もなく、化粧もきらいな主人公が化粧する事で生き方が変わっていく???いや、変わらないものも・・・。そんな感じをイメージし、両面表紙で創ってみました。いかがでしょうか?
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by eddy-web | 2017-03-23 00:00 | 青之無也(モノ創り) | Comments(0)
Short-Design青之無也−7/沈黙
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スコセッシ監督の“沈黙”を観た感動、さらに原作を通し感じたイメージを表現してみました。特に印象的だった海の色と、遠藤周作さんが残した“人間がこんなに哀しいのに、主よ 海があまりに碧いのです。”という言葉をコンセプトに・・・。
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by eddy-web | 2017-03-06 00:00 | 青之無也(モノ創り) | Comments(0)
Short-Design青之無也−6/不思議の国のアリス
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最近観た映画“ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち”で、ティム・バートン監督の世界観に惚れ直したわたし。その監督が映像化した“不思議の国のアリス”を観た時は、ティムのために生まれた原作だったように感じました。それはまさに監督以外では創れそうにない、そんな作品だったからです。監督にはかないませんが、わたしも原作が大好きで自分なりの装幀を創ってみました。

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by eddy-web | 2017-02-21 00:00 | 青之無也(モノ創り) | Comments(0)
Short-Design青之無也−5/戦国自衛隊
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暮れに懐かしい映画を観た。角川が一番元気な頃の作品“戦国自衛隊”である。いま観ると時代の古さは感じてしまうが、内容はなかなか面白い。荒唐無稽な発想だがこれぞSF。男心にグイッと迫る話で結構好きな人は多いのでは・・・。もちろん原作者・半村良(直木賞作家)さんのSFファンは多い。実はこのかた、わたしが子どもの頃大好きだったTVアニメ「8マン」「スパージェッター」の脚本書いていたひと。1988年に“岬一郎の抵抗”で日本SF大賞を授賞しています。ということで、“戦国自衛隊”の装幀を創ってみました。
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by eddy-web | 2017-01-14 00:00 | 青之無也(モノ創り) | Comments(0)
Short-Design青之無也−4/桜の園
e0120614_19261811.jpge0120614_1925688.jpg“桜の園”と言えばチエホフですが、わたしはどういう訳か吉田秋生の同名少女漫画とそれを映画化した作品の方を思い出します。どちらも思春期の揺れ動く心を繊細に表現していますが、原作よりインパクトが強いのです。とくに1990年公開の映画はオーディションで選ばれた若手女優たち(つみきみほ・白鳥靖子・中嶋ひろ子など)が、初々しい演技で内面感情を見事に演じ名作となりました。劇中でチエホフの“桜の園”を演じる演劇部の彼女たちがみせる、健全さと色気が交差した女子校という特有の匂いが戯曲や漫画をも超え、強く心に残ってしまったわたし。そこで映画のイメージをもとに装幀を創ってみました。表紙は二重重ねにし、下には桜の満開の木の写真を配し、そのうえに淡いピンクのトレーシングペーパーを巻き桜の花びらを型抜きにしました。それを織り込むという手法で表現し、触れると壊れそうな少女たちの儚い思いをシンプルに包み込んでみたつもりです。
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by eddy-web | 2016-10-05 00:00 | 青之無也(モノ創り) | Comments(0)
Short-Design青之無也−3/今夜、全てのバーで
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中島らもの小説、“今夜、全てのバーで”をテーマにカバーデサインを試みた。彼ほど破天荒な人生を歩んだひとも、そうはいない。小説家という看板のほか、戯曲家、随筆家、俳優、コピーライター、広告プランナー、ミュージシャンなど多彩な才能を持っていた。仲間は自称ミュージシャン、パンクス、フーテン、ジャンキー、山師、グルーピーとこれまた怪しげな集団。かなり危ない経験もあるようで、こころを病んでいたころアルコール依存になり、その体験を書いたのが“今夜、全てのバーで”だそうだ。この作品で、吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。2004年不慮の転落事故により、52歳の若さで死去。
カバーデザインは集めた飲み屋のマッチを使い、ボトルの形状を創りそして撮影イメージ化してみた。作者の“お酒”へのこだわりと執着をひとつひとつ大切に、積み上げてみました。この作品が作者の1000分の1でも表現出来たかは分りませんが・・・。合掌。
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by eddy-web | 2013-02-04 17:27 | 青之無也(モノ創り) | Comments(0)
ShortDesign青之無也-2/夏への扉(The Door Into Summer)
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ロバート・A・ハインライン原作のSF小説。発明家の主人公が共同経営者や婚約者に裏切られつつも、冷凍催眠で現実逃避の30年後へと向かう。元の世界へ戻るタイムトラベルなどの波乱の旅を軽快に、そして前向きに進んで行くお話。ハインラインの最高傑作と言われています。ネコは物語の中に登場する主人公の愛猫。この本は、むかし大切なひとからすすめられた小説のひとつで、その頃の思い出といっしょにデザインしてみました。あの頃へは扉を開けても戻りませんが・・・。表紙は型抜きにし、下の中扉が覗くように・・・。
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by eddy-web | 2013-01-30 19:18 | 青之無也(モノ創り) | Comments(0)
ShortDesign青之無也-1/泥の河
e0120614_19234356.jpge0120614_7555657.jpg宮本輝原作・小栗康平監督の第一回監督作品。この年の映画賞を総なめにした名作。
昭和30年の大阪を舞台にした、貧しくとも力強く生きる少年たちのひと夏の体験を描いた作品。生きることとはを、子どもたちの出会いと別れを通し描いた何とも言えぬ悲しく切ない物語。冒頭のシーンで大雨が降る中、少年(信雄)が橋の上から見た川面に映るコイの魚影(本当は黒色)と、もうひとりの少年(喜一)の母にイメージを重ね、装幀を創り上げてみました。ラストの船を追いかけ「きっちゃ〜ん」と叫ぶ信雄のシーンは思い出すだけで、涙がでてしまいます。
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by eddy-web | 2012-08-18 00:00 | 青之無也(モノ創り) | Comments(0)



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