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2020年 01月 29日 ( 1 )
よもやまシネマ496 “ロマンスドール“
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2020.1.27

先週”ラストレター“を鑑賞し感動がさめやらない中、続けて観た作品は”ロマンスドール”。これには訳があり、単純にヒロインを演じている蒼井優さんのファンという理由。映画を選ぶ時、あまり深くは考えず観たいときに観たい作品を観る、と言うのがわたしの流儀。とくに構えて観る事も無く、気の向くままが普段のスタンス。だがひとつだけオタク的に選ぶのが、好きな俳優さんが出ているという時。この場合かりに作品が良かろうが悪かろうが、俳優さんを観たいという感情が優先するので、それだけですでに満足。今回は蒼井優さんが目的。彼女をはじめて観たのは”ラストレター”の監督岩井俊二が制作した”リリーシュシュ“。その時の透明感が何とも言えないくらい儚げで、それ以来ず~っとファンに・・・。
さて、話しを”ロマンスドール“に戻しましょう。先ほど彼女が出ていればそれだけで満足と言いましたが、ひとつ付け加えると彼女が出演した作品でハズレに当ったことがありません。どんな役も彼女でしか出来ない存在感があり、印象に強くのこる良い作品ばかり。今作も体当たりの演技でまた一皮むけた、そんな役どころを演じています。物語はどこにでもあるような男と女の物語。ひとつちょっと変った設定だったのが、夫の職業???妻にはず~っと隠していたアダルト商品ラブ・ドール(旧ダッチ・ワイフ)の制作技術者。この発想はなかなか面白い。これが物語の柱となり、出会いから結婚、そして・・・展開されていく。先ほども言ったがこの軸以外は、どこにでもあるラブストーリーで映画も面白おかしく、時折涙を誘うキュンとくるところを入れ淡々と進む。そんな平和な夫婦関係を突然襲う事件が・・・。これも普通に良くアル出来事で、心の隙間に忍び込んだ一瞬の過ちにすぎない。とてもリアルである。そこがこの作品の凄いところかも知れない。観てる内に「そこわかるなぁ~~」ってところが一杯でてくるのである。ようは人ごとではなく、まるで自分のことのように見えて来てしまうのである。そんな風に感じる人も多いはず。わたしは男なので、正直男の気持ちの方に傾いてしまうのは仕方ない。それでも女の気持ちも少しは解ります。中身は何時ものように話しません。ネタバレは基本しない方針なので、気になる人は毎度言ってるとおり自分で確かめに劇場へ足を運びましょう。
主人公哲雄役を最近活躍が著しい高橋一生が演じている。映画やTVでも良く観るようになった彼だが、この作品は彼にとっても代表作のひとつになったのでは無いでしょうか?男心(強さと弱さ)の不安定な感情が見事に演じられ、共感するところがそこら中に広がる。とくに目でこころの動きを伝えるさりげない仕草が、胸を打つこと度々。蒼井優さんももちろん良いのだが、一生くんは凄かったです。まわりを取り囲む脇役の俳優さんたちも芸達者ばかりで、こう言う人いるなぁ~~~って感じで親近感が湧く。舞台が立石だったか?その辺もなんだか身近に感じます。職人さんたちの思い入れというか、気質が良く出ていてあらためて拘りを無くしたら人生ってつまんないだろうな~って再認識しました。テーマはやや重だが、それをカラッと描いているのも救いである。なんか今までに観た事のない景色(蜃気楼)を見せられた感覚が残り、こころも体も「ふあぁ~~」とした感じになります。ラストも何となく笑って前を向ける感じでいいです。二人を観るだけでも充分おつりが来る演技だし、脇の俳優さんたち(お騒がせのピエール瀧など)も存在感のラッシュで「プロレスのバトルロワイヤル戦」を観ているようで楽しさ満載です。
P.S. 先輩職人の相川を演じた、きたろうさん良かったぁ~!!むかしの話しを聞かされるシーンは涙が止まらず嗚咽が出そうになりました。最後に疑問ですが、この作品ってR指定ですか?日本はうるさいですからね!
あと、忘れてならないのが監督のタナダユキさん。原作・脚本・監督と八面六臂の活躍です。女性ならではの視点で描く世界観は数多くの賞を獲っている事をみても明らか。蒼井優さん主演の“百万円と苦虫女”のファンでDVDも買いました。実は「蒼井優+4つの嘘」というBOXの中の1編で、とても良い作品です。このBOXはわたしのお宝。こちらも機会があったら観て欲しい作品です。


by eddy-web | 2020-01-29 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)


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