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2019年 10月 08日 ( 1 )
よもやまシネマ468  ”ジョーカー“
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2019.10.04

新作が公開される金曜日。待ちに待った今年一番観たかった映画と、一番きになっていた映画が同時にはじまり頑張ってはしごしました。前にも言いましたが年のせいで、2本続けて観るのはチョイと辛いものがあります。それでも観たいと思う衝動を抑えきれず、久しぶりのアタック。
まずは一番観たかった映画から・・・。予告編を目にした時から何か胸騒ぎのような感覚を覚え、公開日が刻々と近づきやっと目にした待望作“ジョーカー”。公開前からいろいろな情報が飛び交い、期待度はMAX。取りあえず感想ですが、期待通りというか以上の作品で見終わった後の余韻は今までに味わった事のないものでした。この物語の主人公はアメコミのバットマンの宿敵“ジョーカー”である。最近ヴィランをメインにした作品も登場しはじめ、結構ファンのこころをくすぐりはじめている。ヒーローとは違った個性が際立ち、何故かこころに響いてくるものがある。最近ではマーベルのサノスなどが、わたしの中ではお気に入り。そんな中満を持して登場した“ジョーカー”。こちらはDC発のキャラですが、わたしが最も好きなキャラ“バットマン”に登場するヴィラン。これまた一番好きなキャラ。コミックキャラなのに、何故かその異形な容姿とは裏腹な哀愁を感じさせる。ピエロ(クラウン)という職種が、そんなものを感じさせるのかも知れない。悲しみを押し隠して、人に(*^o^*)を提供する仕事に悲哀を感じさせます。今作はまさにその部分を描いた、、“ジョーカー”の誕生秘話。どおしてこれほどまで極悪非道な人物が生まれてしまったのかを丁寧に紐解き、その人生をまとめている。ひとのこころが壊れて行く、そんな過程を突きつけられる。善と悪。この作品に込められたメッセージは深い。肯定も否定も出来ない自分が怖い・・・。アメコミの世界を飛び出して、もはや人間ドラマとして描かれた作品は間違いなく一級品の傑作。先ほどお言いましたが、見終わった後の余韻が深く何とも言えない儚い気持ちがこころを覆います。
“ジョーカー”はいままでも個性豊かな俳優たちが演じ、圧倒的その存在感で“バットマン”を主役の座から引きずり降ろしてきた悪役。ジャック・ニコルソンにはじまり、ヒース・レジャー、そしてジャレット・レトといずれ劣らぬ個性豊かな演技で作品の濃度を確実にあげてくれました。すっぴんではみないい男ばかりで、そんな男たちが演じる狂喜乱舞の芝居はグイグイと胸に迫り強いインパクトを残してくれました。大好きなキャラで男のヴィランでは1番です。ちなみに女性ヴィランの一番はキャット・ウーマン。これはわたしのひとりごとですので、どうぞ聞き流してください。2008年に公開されたクリストファー・ノーラン監督の“ダークナイト”の”ジョーカー“は忘れる事の出来ない衝撃を残しいまもわたしの中で蠢いています。本当に凄い悪党ぷりっで、その時どうしたらこんなにもこころを無くすことが出来るのだろうと、しばらくの間だず~っと頭を悩ませてしまいました。たかが映画と思われる方もいるでしょうが、わたしの中では人ごとのようには思えませんでした。あの作品はヒーローを描いたのでは無く、人の中にある善と悪の表裏一体を表現したもの。”バットマン“ですら見方を変えれば、ジョーカーと同一な存在だということを描きだしました。でもどおして人間は、そんなヴィランに引かれるのでしょうか?少なくとも今回の作品を観ると、そんな部分に近づけるかも知れません。本作の”ジョーカー“の内容はあえて差し控えます。まず劇場に出かけ触れてみてください。
“ジョーカー”を演じたホアキン・フェニックスが凄すぎます。ヒースも凄かったがこちらも言葉では賞賛できないほどの怪演です。コミックの匂いを消し去り描いた作品は、文藝の色さえ感じる良質な映画となりました。オリジナルの脚本かは知りませんが、素晴らしい出来映えでホアキンの演技力と音楽や映像の演出が実に見事に溶け合い何度でも観たい作品です。
P.S. 
ホアキンはこの作品のために、壮絶な減量をして撮影に臨んだとの事。それが画面からほとばしるような、こころの内側から絞り出したような演技へと繋がっているように思います。往年の名曲「スマイル」が挿入歌として使われていますが、こんなに哀しい曲に聞こえたのははじめてでした。
ホアキンの兄は若くして世を去ったリヴァー・フェニックスその人。もし活きていたら2人でどんな名作を創ったことでしょうか?そんなことに思をはせてみるわたしです。


by eddy-web | 2019-10-08 00:00 | ひとこと・ひとごと・ひとりごと | Comments(0)


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