
2017.Nov.27
映画鑑賞と同じくらい好きなものが、漫画購読。キャリアはこちらの方が遥かに古く、小学生の頃にはじまり時代を超え現在にいたる。小学生の頃は、手塚治虫を筆頭に横山光輝、石森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄、桑田次郎など上げれば切りがないほどお気に入りの作者がいっぱい。いまでも好きなのは変わらない。いまほど少年週刊誌の数もなく、サンデー、マガジン、キング(後に廃刊)そして後発でジャンプと、これくらいので数でした。小学生の頃は忍者ものがだ大好きで「伊賀の影丸」にどっぷりとはまっていました。手作りで手裏剣などをつくり、遊んでいたことが思い出されます。
今日のお宝は、少しそれより歳を重ねちょっと色気付きはじめたころのもの。大人の世界に憧れ始めた、まだ青臭い年頃に買ったコミックの全集。双葉社が1969年に発行した、全12巻の「現代コミック全集」です。青年向けの漫画を集めたもので、当時15歳の私にとって買うにはちょっと勇気がいりました。例えば石森章太郎の作品にまとめられていた作品“009ノ1”。サイボーグの女スパイが活躍する話で、セクシーなハダカがいっぱい出て来ます。当時どきどきしながら観たことが、思い出されます。あの頃はまだ汚れていなかったようです。
※作家はつぎの通り。1.石森(現・石ノ森)章太郎 2.梅図かずお 3.小島剛夕 4.さいとう・たかお 5.佐藤まさあき/南波健二 6.白土三平 7.棚下照生/モンキー・パンチ 8.つげ義春 9.手塚治虫 10.永島慎二 11.平田弘史 12.水木しげる
P.S. 痴話話ですが、友人にこの中の「永島慎二」を貸したら戻ってこなくなり、そのうちだれに貸したのかも忘れて行方不明になりました。結局どうしても解らずネットでこの一冊をやっと手に入れました。やっぱり全巻揃ってのお宝。必死に探した一冊は、他の作品といっしょに現在は本棚に整列しております。青春の紛れもない思い出の一品です。