
'08.July.2
待ちに待った作品が公開された。シリ−ズ第4作、インディ・ジョ−ンズ「クリスタル・スカルの王国」。「最後の聖戦」から20年。もう無理だと言われていた、ル−カスとスピルバ−グのコラボが再び実現。やってくれました、これぞアメリカ映画。こういう作品はアメリカが似合うし、アメリカじゃなきゃ創れません。相変わらずノリはいいし、ぐいぐい映画の中に引っ張りこまれます。年はとったけど、ハリソン・フォ−ド演じるジョ−ンズ博士はカッコイイです。モデルになっている実在に人物は、かのツタンカ−メン王の墓を発掘した先生だそうである。実はその人、実年齢が今回のジョ−ンズ博士とほぼいっしょだとのこと。そう言う意味でスピルバ−グ監督はいまのフォードであと2〜3作品撮りたいと思っているらしい。ますます楽しみが増え、はやくも待ちどうしい。スト−リ−は至って単純で、これでもかこれでもかとアクションの連続。気分がスカッとしたい人は絶対観ましょう。何にも考えなくて、映画にひたすら身をまかすそれで良い映画。こんなことありえないと思って見る映画。それでいいのです。考古学にあこがれる人たちは、これを観て本気になっちゃう人がいるような、夢にあふれた作品。最後はまるで「未知との遭遇」。絵に書いたような読める展開だが、それはご愛嬌。作り手が楽しみ、見る人も楽しむ、そんな映画だろう。シリ−ズものはほとんどが失敗するのだが、このインディとスタ−ウォ−ズ、ほかにも少しあるが、まだまだ見せてほしい作品のひとつである。
★冒頭の登場シ−ン(ワクワク、ドキドキ)