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08.Apr.3
今月末に発売予定の中村みつを作品、「森のくらし」リヨン社刊の最終校正のため、神保町を訪れた。九段下で乗り換えるのだが、九段下の駅構内は人、人、人。きっと千鳥ケ淵の桜を愛でる人々に違いない。散りそうで散らない桜もきっと、この土日が最後。それにしてもすごい人だ。ここのところ忙しく、花見どころかブログもとんとご無沙汰である。毎日書ける方はすごいと本当に思う。まあ、もともとお気楽気分ではじめているので、気が向けば書くという自分である。桜などを見て春を満喫したいところだが、今日は我慢我慢。
みつをさんとは長い付き合いでかれこれ、20年くらいになろうか?仕事もいろいろご一緒している。それなのにみつをさんの執筆する作品は今回がはじめて。プレッシャ−はないが変な気分である。好きな人の書いた、好きな人の作品である。当然へんなものは創れない。ひとことで言うとこころが「こそばゆい」のである。解りますか?ゆっくりと話し合って創る時間は、いつもながらなかった。みつをさんを精一杯デザインしたが、さてどうだろう・・・。
4コマまんが的な短編をまとめた今回の作品。エッセイをはさんでとても読みやすい。昨今文字離れが進む若者にも、きっと読みやすい本に違いない。それにみつをワ−ルド満開で、ジワ〜ッとこころが熱ったかくなること間違い無し。ひとりでも多くの人に読んでもらいたい、いちおしの作品です。都会ぐらしで乾いてしまったこころのちょっとお水(森のくらし)はいかがですか・・・。4月15日発売予定。UZUMAKI工房でも取り扱いますのでどうぞよろしくお願いします。