

汐見夏衛女史の作品“あの花の咲く丘で君とまた出会えたなら”を装丁デザインしてみました。前回に続き第二弾になります。この作品は昨年映画化されスクリーン上で観ましたが、この手の作品にはめっぽう弱く上映中はず~~~っと泣いていました。物語は第二次世界大戦末期の日本が舞台で、現代からその時代へとタイムスリップした女子高生と特攻隊員との一夏の淡い恋と別れを描いています。シンプルな構成で、当時の若者たちの国への念いと愛する者への思いが交差する切なくも悲しいお話は、胸に刺さり涙腺が壊れるそんな作品です。主人公の男女が互いの思いを素直に語るシーンに使われるお花畑(ゆり?)の群生が目に焼き付いています。明日にも特攻へと向かう思いびととの別れの場面は白い花畑の中での幻想的なシーンは、心に残る忘れられないものとなりました。