

2026.5.03.
倉本聰といえば、国民的人気ドラマ「北の国から」。物語は東京から突然、父親・黒板五郎(田中邦衛)のふるさと北海道富良野にもどり、大自然の中で二人の子供(純と蛍)と数々の苦難を乗り越え生きるヒューマンドラマとして人気を博した。21年間に渡り家族の絆と、成長を描き、多くのファンの心を掴んだ。わたしもその一人で、連続ドラマ終了後の単発で創られたシリーズは最終話の「北の国から 遺言」まで全て録画し今も大切に観ている。このドラマは綺麗事で家族愛を描くのではなく、三人の成長過程をダメな部分も正直に表現し人間の犯す過ちを真っ正面から描いているところに共感が集まったように思える。切ってもきれない家族の絆を、大自然をバックに優しくも逞しく描いた名作ドラマである。さだまさしのテーマ曲が、なんとも言えない郷愁を誘い、その曲が流れるとそれだけで涙が溢れるドラマでした。
そんな「北の国から」に挑戦した装丁です。前回同じ倉本さんの作品「優しい時間」を写真で創作しましたが、今回は友人N氏のイラストを使いシンプルにデザインしてみました。北海道の広大な美しい大自然が目に浮かんでくれると嬉しいです。大好きな倉本さんの作品はまだまだあるので、折を見てまたチャレンジしたいと思います。