

2026.4.27.
夏目漱石の代表作、「吾輩は猫である」が今回のデザインテーマ。
「吾輩は猫である。名前はまだない」。からはじまるこの小説。生まれてすぐに捨てられ、英語教師・苦沙弥先生のもとに棲みついた猫が主人公。先生の書斎を訪れる学者や詩人はいささか変わり者だったり、金の亡者だったりして……。
1匹の猫の目を通して、当時の知識人たちの姿を風刺とユーモアあふれる文体で描きだす。
明治38年に漱石が初めて発表した長編小説である。今もなお人気の高いこの本に、どのような表現をと考えた末、ここは素直に猫のイラストを・・・。明治時代の雰囲気(レトロ感)を出したいとあるマッチのラベルをチョイスし、そこにちょっと味付け。いかがでしょうか?
※猫が登場する小説は結構多い。一番人間のそばにいて、そしてわたしたちを観察(俯瞰視)している。そんな存在の猫が登場する作品は、「夏への扉」「猫の事務所」に続き3作目となりました。