

♨️銭湯探訪87・小杉湯(杉並区高円寺北3)
2015.10.07.
長い長い夏がようやく落ち着き、朝夕の涼しさがやっと秋を感じる頃となりました。前回の旅からやく1っか月。突然の衝動で家を飛び出したわたし。以前行く予定だった高円寺にある“小杉湯”さんを尋ねる事に・・・。あと2つとさまった88ヶ所の銭湯巡礼旅。“小杉湯”さんは絶対外せないと、急に思い立ち青春時代を過ごした懐かしい街にやって来た。JR高円寺駅北口側にある純情商店街を抜けた所にある“小杉湯”さんは、地元の人たちに愛される昭和8(1993)年創業の老舗。
唐破風屋根を構える重厚な建物は昭和のレトロな姿を残しつつ、2003年にリニューアルOPEN。そして2020年8月には、国の登録有形文化財に登録された。先月訪れた“燕湯”さんが登録有形文化財だったが、これで2件目となる銭湯の中の銭湯といった所。知らずに来たが、ちょっと得した気分になりました。

玄関前でいつものルーティン、写真撮影を行い早速暖簾をくぐり入館。受付にはお婆ちゃんが笑顔で迎えてくれ、「ごゆっくり!」と一言。87個目のスタンプをいただいた時、手元を見たらピンクのマニュキアが目に入りオシャレと心で呟いた。 !(^g^)!
脱衣所に入るとまず目に入ったのが神棚。沢山お風呂屋さんを訪ねて来たが、神棚を見たのははじめて・・・。こんな所にも老舗の心意気が感じられる。天井も高くいい雰囲気。さっと着替え、浴室へ入ると真正面に両手を広げているような「富士山」のペンキ絵が、女湯と男湯をまたいで迎えてくれた。これぞ銭湯。もうこれだけでテンションはMAX。カランの数を数えると24箇所。思っていたより少なめだが、ほぼ満席状態。若者とお年寄りが入り乱れるように鎮座し、1日の汚れを洗い流している。湯船の数は4箇所で名物になっている「ミルク湯」を筆頭に日替わりの薬湯、もちろんそれぞれにバイブラ、ジェエトなどが装備され心と身体を癒してくれる。冷水枕が熱った身体に気持ちいい。サウナはないが水風呂も設置され、ちょっと厚めの薬湯に使った後の水風呂はたまりません。これでは長湯してしまう禁断のセットメニューである。だから湯船は空き待ち状態で、ほぼ奪い合い状態。午後2時からやっているのを事前に調べ、自分なりにタイミングを図って来たつもりだったがそんなに甘くはありませんでした。それでも頑張って1時間半ほど滞在し、帰路に着いた。帰りは懐かしい純情商店街をのんびり散策しながら、昔の思い出に浸りゆっくり歩いたが、そこらじゅうから美味しそうな匂いが鼻をつきお腹の虫が「グゥグゥ」。時間が中途半端なので、今日のところは我慢し電車に乗車。いろんな意味で後ろ髪をひかれる一日を過ごしましたが、昭和へのタイムスリップは最高でした。また、来たいと思います。
