

2025.8.14.
ジェラシックシリーズ最新版“ジェラシックワールド/復活の大地”を鑑賞しました。このシリーズは全て観ていますが、いつもその映像技術の素晴らしさに驚かされています。ただ、シリーズものの宿命ですが、何かマンネリ気味になることは避けられないようで、初めて観た第一作の衝撃は感じることはないのが正直な感想です。
さて、今作ですが・・・。相変わらずCG技術の凄さには圧倒されます。まるで現実の世界のように感じてしまうリアルな表現は、すごいの一言。中身についてですが、「ジェラシックパーク」から数えて七作目になるこの作品は、前作ではジェラシックパーク”の出演者が揃い、懐かしいだけでなく何か新しい展開を期待させるようなお話で好印象を持ち、次回作を楽しみにさせる、そんな作品になっていました。そして今回新作を観てのファンの一人として感想を述べます。シリーズという括りは恐竜が出ているということだけで、物語が続いている感じはなく全く別の新たなお話になっているような感覚を覚えました。話がかなり飛んでいる上に、キャスティングも総入れ替え。その辺は別に気にはならないのですが、人間たちのDNA操作により新種の生命体(恐竜もどき)が創られるというストーリーには、やや困惑を覚えた。第一作のコンセプトである、その昔地球上を闊歩していた恐竜たちの復活というロマン溢れる夢のような話に子どもだけでなく大人たちもどれだけワクワクしたことか・・・。琥珀の中に閉じ込められた蚊から恐竜の血を抽出し、現代にその姿を甦らせるとういプランの脚本は、マジでありえるのではとさえ今も信じているわたし。シリーズは回を重ねる度にアクション映画の要素が高くなり、面白さはあるものの段々と現実味から遠ざかりたんなるSFアクションへと変貌していきました。それでもCG技術の素晴らしさは生かされ、娯楽作品としては大いに楽しめる作品として続いています。“ジェラシックワールド”にシリーズ名を変えても、ラプトルを軸に人間と恐竜たちの絆を表現したあたりは、個人的にはとても高く評価しています。そして今作には大いなる期待を込め鑑賞に臨みましたが、もはや別のSF映画を観せられたようなそんな印象を持ちました。シリーズと思わなければそれなりに面白いとは思うのですが、ロマンは全然感じることが出来ません。スピンオフ的な作品にしても、いきなり恐竜の血清を集め心臓病への薬を開発するという展開はまさに荒唐無稽な話でぶっ飛んでいる気がします。キャストも前作に繋がっていないので、本当に別作品といいうのが本音。面白いというだけなら、十分楽しめるかもしれませんが、わたしには入る隙間はありませんでした。正直少しガッカリしたのは事実。
映画の内容は人間の勝手でDNA操作をし、野放しになった恐竜たちの物語になっているわけだが、この作品自体も人間の手により面白おかしく創られてしまった感があります。ラストに登場する恐竜(ディストータス・レックス)は突然変異で誕生したミュータント恐竜とのことですが、なんでこういう展開になるのか?意味不明です。ミュータントって一体何???ってこんな悲しい気持ちになったのは、わたしだけでしょうか?ぜひ、感想をお聞かせください。
P.S. 今作でメインキャストを演じている、スカーレット・ヨハンソンは好きな女優さんのひとりなのでそれも含めて観たのですが・・・。演技にはなんの問題もないのですが、出演作品を間違えたかも知れません。TレックスからDNA操作により突然変異した恐竜ですが、完全にエイリアンを想像してしまいます。調べたら監督はキャラ作りにエイリアンをベースにしたと述べていました。もう訳分からん!!(^ ^;)