

2025.5.27.
映画の大ファンであると同時に、漫画の大ファンでもあるわたし。どちらもライフワークと言って憚らない、趣味を超えた生きがいのひとつ。今日観た映画は、そのふたつを併せ持つもので原作は荒木飛呂彦氏が描く「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズPart4「ダイヤモンドは砕けない」に登場する漫画家・岸辺露伴を主人公にしたスピンオフ作品。「ジョジョ」シリーズはもちろん全て読んでいるし、もちろん全巻持っている。近年では最も愛読している漫画作品だが、絵のうまさはもちろん、物語のクリエイティブに遠んだ内容、そしてキャラクターたちの個性溢れる魅力。それらの全てが私の脳細胞を刺激し、推しの一編となり今もシリーズの愛読を続けている。作品の話をすると止まらなくなるので、それはいずれ時間を見つけお話ししたいと思います。
今日はその漫画のキャラを題材にした映画、“岸辺露伴は動かない・懺悔室”を鑑賞。NHKのドラマも全て観たし、前作の“岸辺露伴 ルーヴルへ行く”ももちろん観ています。正直原作漫画のクォリティとスタイリッシュな表現を実写化は難しいとずっと思っていた。と言うより無理と思っているわたし。だがジョジョは推しの作品だし、キャラの岸辺露伴も好きなジョジョキャラの中でもダントツのファンなので追っかけている。実写版に関してはSNSで色々な意見が飛び交い、決して良い評価ばかりではないのが現実。そのほとんどは原作とのギャップで、漫画の持つ世界観であるミステリアスな雰囲気が表現につながっていないと言うもの。しかし今までもこれと同様、漫画を原作にした作品は常にもとと比べられ、どうしたってファンの厳しい評価にさらされる運命。実際にわたし自身、がっかりさせられた作品もいくつもある。ここらあたりは、小説にしても漫画にしても、それを原作として映像化する時は相当の覚悟が必要である。めんどくさい話だが、これは仕方ないこと。覚悟を持って映画化するのは当然だし、作品に対する大いなる愛が絶対条件である。
すみませんちょっと熱くなってしまっているわたしがいます。
さて、映画ですが今まで話したことを踏まえての意見ですが、わたしは良く頑張って創っているなと感じています。そもそもJoJoの世界観を原作通りになんて描けるはずもないのは明らかなこと。岸辺露伴役の高橋一生さんがイメージと違うとか、よく考えてみてください、原作の顔に近い俳優さんなんてこの世に存在しません。分かっていることにイチャモンをつけるのはどうでしょうか???私は高橋さんいい感じだと評価しています。もちろん原作を超える作品とは思いませんが・・・。わたしは単純にJOJOファンなので、全てを認めすべてを受け入れています。この難しい原作に挑戦する映像スタッフにまずは拍手です。これは中途半端な気持ちでは絶対できない挑戦だと思います。それだけでも凄いことではないでしょうか?
そんなところに惹かれて、わたしはTVも映画も全て観てきました。100点には届きませんが、原作の凄さを改めて確信できるし益々好きになっています。なんだか訳のわからん、個人的な意見になっていますが、聞き流してください。
要はわたしはJOJOが大好きで、これからも大好きだと言うこと。わたしは映画を存分に楽しませてもらいました。カメラアングルの工夫や音響の使い方、写真集を捲るような風景描写の撮影技術などいっぱい魅力のある演出が施されていました。美的感性は大いに刺激を受けました。映画を観た後、家に帰り原作を読み返してみました。ほぼ忠実な再現でしたが後半は完全なオリジナルになっていました。そこらに映画人たちの拘りと意地を感じることができました。
ヴェネチアの風景が露伴先生にはとっても似合っていて、かっこよかったです。前作のルーブルといい、今回の水の都といいかっこいい男にはお似合いの風景です。そんな風景が似合う男になりたいものです。
と言う事で、露伴ファンは絶対に見るべし。許すか許さないかは個人の自由ですが、本当のファンなら全てを受け入れると信じています。(^_^)v
P.S. 露伴先生のファッションは独特で、ちょっと前にグッチとコラボレーションしたのを思い出します。グッチもその素晴らしさを認めている証拠です。それとルーブル美術館で展覧会をした漫画家なんて、日本の誇りです。劇中イタリアの青年ファンが「露伴の漫画は芸術だ」と言うセリフに、露伴先生が「気安く芸術などと言ってくれるな!」と怒るシーンがあり、「わたしが描いているのは漫画で芸術ではない」と言い放つシーンカッコいかったぁ~~~~っ。