魚々苑-15 2024.7.20.
7月。梅雨も明け35度前後の暑い日が続く毎日。ベランダで鉢植えやビオトープを楽しみ、ひとり安らぎの時間に癒される。そんな小さな空間に、今年も睡蓮の花が開いた。なんと3度目の開花である。睡蓮はハス科の植物で初夏から夏、そして秋まで愛でることができると・・・。我が家の睡蓮は7月だと言うのに3回目の開花。ほんの些細な出来事だが、束の間の安らぎを届けてくれる。こんな年は初めてで、この分だと秋まで、まだ数回会うことができそうである。
睡蓮といえば、モネの絵が有名で私も大好きな絵画。去年、山梨の県立美術館で観た、「モネ展」が思い出される。仏教のイメージが強い花でもあるが、どんな状況の中でも何か凛としていて気高さを感じる花である。
※スイレン(睡蓮)の名は、夕方になると眠るように閉じる意味から付けられたそう・・・。日本名は「未草」(ヒツジグサ)」といい、羊の刻(午後2時頃)に花が咲いたことから咲いたと言われています。また、学名の「Nymphaea(ニンフェア)」は水の妖精「ニンフ」から由来。どれをとっても、素敵なお話です。