今年2月に亡くなられアメリカのセックスシンボルと謳われた女優ラクエル・ウェルチさん。怪獣大好き少年がはじめて知った、大人の女という概念。その出会 いは「恐竜100万年」と「ミクロの決死圏」。恐竜やSFの世界に冒頭していた少年期から、ちょっと大人の世界に憧れをもちはじめた中・高の時代。突然ス クリーンに現れた大人の外人女性。いままで出会ったことのない、美しい体の線とおとなの色気。少年には刺激が強く、女性に対する好奇心が芽生え、ドキドキ したことが甦る。好きなタイプの女優さんではなく、女性という感覚をはじめて覚えたひと、それが彼女。出演する作品では必ずと言っていいほど、肌を露出す るシーンが登場する。そこがセックスシンボルと言われる所以なのだが、思うに本当に裸になった映画作品は記憶にない。今思うにそこが彼女のプライドという か、肌は露出しても裸を売りにはしないところが、女優魂だったのではないでしょうか?マリリン・モンローがそうであったように…。今回はポスター 3点。1/大泥棒(US版)、2/デンジャー(フランス版)、3/カンサスシティの爆弾娘(US版)です。どれも彼女を前面に使った作品です。「カンサス シティの爆弾娘」は、日本でも当時流行っていたローラーゲームをモチーフにした作品です。懐かしいですネ!!