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よもやまシネマ570 “KINGDOM Ⅱ 遙かなる大地へ”
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2022.7.19.

“ KINGDOMⅡ“を観てきました。先週から公開がはじまった”KINGDAM"シリーズ第2弾。原作ファンはもちろん、映画ファンも待っていたスペクタル巨編。似たような作品で思い出すのがジョン・ウー監督の”レッド・クリフ“。中国文学「三国志」を元に史実やオリジナルの創作を交えての一大スペクタルは、内容はもちろん登場人物たちの魅力溢れる演出や衣装、美術など、どれをとっても一級品の映画は記憶に新しい。中国映画史上最高額の制作費とまで言われた作品は、そのスケールの大きな表現で世界でも大ヒットとなりファンを唸らせた。
さて、“KINGDOMⅡ”はシリーズ第二弾としてⅠの続きを描いた作品となっていて、登場人物たちはほぼほぼ同じ。原作は手塚治虫文化賞・漫画大賞を受賞した原泰久氏の漫画で、映画はコミック本の50巻達成記念として実写化されたもの。漫画は2020年12月に発売された60巻までで、シリーズ初の100万部を突破した。中国史上初めて天下統一を果たした始皇帝と、それを支えた武将李信(信)が主人公の物語である。漫画は読んでませんが、映画の本道娯楽作品としては素晴らしい出来映えで、個人的には”るろうに剣心“シリーズに続く、最高のアクション作品となっています。剣客同士の戦いもあるが、軍と軍の戦いはまた違った魅力に溢れ、あり得ないだろうと思うことも素直にうけとめワクワクドキドキを楽しむことが出来る。原作が漫画ということもあるとは思うが、登場人物たちが個性豊かに表現されている上に、そのアクションがまたたまらない演出で描かれ、観客たちのハートを揺さぶります。格闘技オタクにはたまらない一品です。こちらの作品もベースは歴史物語だが、文学ではない漫画ならではの誇張した表現は、ファンタジーそのもの。ややオーバーな台詞まわしなども、なぜかすんなりと入ってくる。例えば主人公の信は破天荒な上にお調子者。口の利き方もメチャクチャだが、何故かそのいちずさが人のこころに入ってくる。物語の中でもそう言う人物だが、映画を観ているわたしたちも同じような気持ちになってしまう不思議な魅力がある。なんか危なっかしいがほっとけない奴って感じです。それ以外の登場人物たちも、面白かったり、格好良かったりと魅力が上手に引き出され物語に厚みを持たせています。きっと主人公はもとより、敵味方関係なく各キャラにファンがついているに違いありません。わたしはⅠでは、なんと言っても楊端和(ヨウタンワ)、そして今作Ⅱでは羌廆(キョウカイ・ヤマイダレが正しい)が好き。男の中にいても、遜色ない圧倒的武功にたけたその強さは、美しさへと繋がる動きで、これぞ武術を思わせる。漫画をここまで映像に仕上げた俳優さんとスタッフには、最大限の賛辞を贈ります。本当にカッコイイヒーローです。男の子たちにはたまらない作品ですが、女の子たちが観てもきっと楽しめる作品ではないでしょうか?まだまだシリーズは続きそうですので、ますます楽しみな作品です。信が大将軍になる日を、わたしたちもいっしょに戦って行きましょう。
P.S. 信役の山崎賢斗くんはこの役が板についてきて、良い感じです。Ⅱに楊端和が出ていなかったのは、ちょっと残念でしたがその代わりに出てきた羌廆が格好良かったです。生きることを求めない深い悲しみを抱えた戦士の影は、「剣心」に相通じるものがありとても強く引かれます。劇中で彼女が過去を吐露する場面では思わず瞼が熱くなりこみ上げるものがありました。清野菜名さん最高です。アクションが得意なのは知っていましたが、見事です。楊端和の長澤まさみさん、次回作では絶対に出てくれることをこころから願っています。佐藤信介監督、よろしくお願いします。今作は中国でロケをしたとのこと。作品への強い念いが画面からにじみ出ていて素晴らしいスペクタル作品となっています。
※あとひとこと・・・、縛虎申役の渋川清彦さんとても印象に残る演技でした。映画に厚みが増したのは、こう言う立ち位置の俳優さんがいてのことと実感しました。
by eddy-web | 2022-07-20 14:39 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
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