最近韓国のTVドラマに塡まっています。なんでこんなことになったか?というと・・・。たまたま朝方つけたBSTVでやっていたドラマが、妙にこころに留り見入ってしまったことがはじまり。そのドラマ名は「刑務所のルールブック」。途中からの鑑賞だったので、主人公(プロ野球選手)が何故刑務所に入ったのかも解らず、ただただ想像するばかり。ただ刑務所という密閉された空間内でおこる、さまざまな出来事や人間関係が丁寧に紡がれ、涙を誘うシーンも多く知らず知らずこころを奪われてしまいました。忙しい中で録画をし観ていたのですが、最終回を見落としてしまいもの凄く悔いが残っています。だれか教えてェエ〜〜っ!
そんな中続いてはじまったドラマ
「18の瞬間」という青春ドラマがこれまた、わたしのこころのど真ん中を射貫き、毎日録画をし観ています。韓流ブームを巻き起こし、ご婦人たちのこころを奪ったと言われる韓流ドラマ(恋愛もの)。ちょっと舐めていましたが、めちゃくちゃ良く出来ていてハラハラドキドキ、そしてウルウルといい年をして翻弄されている始末。18歳という多感な時期を生きる主人公たちのピュアなこころが浮かび上がり、何処かに置き忘れてきてしまったものを見つけた感じで楽しんでおります。主人公だけでなく、取り巻く人間関係にも丁寧にスポットをあてきめ細やかな演出がなされ良く出来ています。癖の強い人も登場しますが、あまり悪い人はいません。はじめは嫌な奴と思っていても、ストーリーが進むにつれそれぞれの立場で悩みを抱え生きていることが解る。さまざまな波風に翻弄されながらも懸命に生きている若者たちの姿が涙を誘います。キャスティングが絶妙で、それぞれの人物像を見事に映し出し、物語に厚みが生まれる素晴らしい作品となっています。報道などでもよく取り上げられる韓国の「格差社会問題」などもしっかりとベースにしてあるところなども、ある意味社会派ドラマといっていい仕上がりです。やもうすぐ最終回を迎えるのですが、今度は絶対に見逃しません。みなさん、騙されたと思って機会があったらこの2つの作品、ぜひご覧になってください。
P.S. ジュヌ役のオン・ソンウ、スビン役のキム・ヒャンギのピュアな演技にはこころが奪われます。また、対照的な二人の母親役をやったオ・ヨヌさん、ユン・ソンヒさんには大拍手です。母の強い愛情が溢れ見事でした。担任のオ先生役のカン・ギヨンさんも素敵な先生でこんな先生が本当にいたら子どもたちは幸せだと思います。出演した俳優のみなさん、みんな素晴らしくいいドラマに出会えて感謝です。