

2021.10.20.
今日は作品の感想ではない映画の話をさせてもらいます。コロナ禍もようやく少し落ち着き、やっと人々に活気がもどりつつある今日この頃。長い自粛生活の中、みなさんはどのようにして心と体のバランスをとっていたのでしょうか?わたしは運動そして映画鑑賞。お陰で随分と救われ、毎日をなんとか前を向いて過ごす事ができました。映画に感謝です。週一ペースで出時かける劇場は、まさにパラダイスでした。安全管理が行き届き、劇場は一番安全な場所のようなそんな気さえします。土日以外はもともと空いている上に、コロナ禍によりさらにゆったりと時間を過ごすことのできるプライベートスペースになっています。本当に感謝はつきません。そんな中ちょっとひっかかる個人的な不満が・・・。前にちょこっと話したのですが、作品によりプログラムを販売どころか作っていないものが最近多くとても残念でなりません。映画を見始め50年以上になり、必ず鑑賞の記念に買ってきたパンフ。いまや数千冊にもなり、わたしに取っては大切なお宝となっております。初期のモノには観た日付と劇場名が記載してあり、ときどき当時を振り返っては懐かしんでおります。そのパンフが作られない状況を、とても悲しんでおります。何を基準に製作しないのかを自分なりに検証してみました。結果私独自の観点ですが、興行的に成功しなさそうなそんな作品を選んでいるような様子が伺えます。ヒットだけが良い映画でしょうか?いったい誰が決めるのでしょうか?おおいに疑問です。コロナ禍で消費が沈み込み、アカを出さないようにと苦しいのはある程度解るのですが・・・。発行部数を減らすとか、なんか方法はあるのではないでしょうか?すごいワガママだと言う事は解っているのですが、思い出は大切な宝物。もちろん形よりもこころに残すほうが良いのに決まっているのですが・・・。「ミッドナイト・スワン」「ミッドサマー」「ノマドランド」「最後の決闘裁判」みなとても素晴らしい作品でした。とにかく興行関係者のみなさんパンフ製作をなんとかお願いします。映画ファンを代表して・・・。
P.S. “最後の決闘裁判”は後日、感想を載せさせて頂きます。とても印象に残る素晴らしい作品でした。