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よもやまシネマ530 “ワンダーウーマン1984”
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2020.12.18.

待ちに待った映画が、ようやく公開されました。コロナ禍の中、自粛生活を余儀なくされ我慢も限界点となりつつある。そんな中でのヒーロー映画ファンなら誰もが待っていた、“ワンダーウーマン”が、やっと公開日を迎えました。この日を待っていたわたしはチケット販売日にベストの席を確保し、わくわくしながら劇場の席についた。
アメコミ作品の紹介はいままでも数多く紹介してきたのだが、エンタメ作品を代表する作品は間違いなくヒーロー映画と言える。女性をヒーローにしたものは、男性に比べ圧倒的に少ない。そんな中でも“ワンダーウーマン”は代表的作品ではないでしょうか?その昔TV(1975~79)で放映されていた、リンダ・カーター主演のドラマを夢中で観ていた頃。20代のわたしは内容もさることながら、リンダ・カーターの容姿にメロメロになった記憶がある。彼女は元ミスアメリカ代表に選ばれた美女で、コスチュームも姿態をあらわにしたものでそれはそれは刺激的。デザインはそれこそ、これぞアメリカという星条旗をモチーフにし、当時アメリカに憧れをもつ若者に強く支持さていたと記憶している。強くて、格好良くて、美しいと三拍子揃えば男たちが好きにならない訳がない。吹き替えを由美かおるさんがやっていたのも、良く覚えています。
あれから半世紀ちかい年月を経て再び、蘇った“ワンダーウーマン”。現代の最先端テクノロジーを駆使したその映像美は、ヒーローものには欠かせない技術となりファンの気持ちを奮い立たせ夢の世界へと誘ってくれる。“ワンダーウーマン”が登場して今回で4作目となる。はじめは他のヒーローたちの脇を固めるところからはじまった彼女だが、当時からメインキャラを凌ぐ存在感で女性という存在が物語に彩りと潤いを創り上げてくれました。単独でのストーリーは今回で2作目となるのだが、面白いだけでなくエンタメ作品としてもメチャクチャ内容のある深いストーリー展開になっています。超人としての彼女の魅力は存分に表現されそれだけでも充分すぎる出来映えなのだが、それよりもひとりの女性としての感情が強く表現されていたところにわたしは強い感動を覚えました。主人公を演じているガル・ガドットはこの役でスターダムの道を駆け上がりましたが、まさに適任の役者さんです。今回は女性の繊細なここの葛藤をも表現し、普段の生活の中でのエレガントな立ち居振る舞いなど、そのギャップがたまりません。このひとの後を継ぐ人は、さぞや大変なことになるのではないでしょうか?ま、当分はガル・ガドットさんに頑張って続けて欲しいと1ファンとして願うばかりです。今まで沢山のヒーロー作品を観てきましたが、今作は間違いなく上位に付ける出来映えの作品だとわたしは思います。コロナ禍で疲弊したこころに夢や希望と言ったそんなものを与えてくれる作品としてお勧めします。「夢や希望」などと歯が浮くような使い古した言葉を言いましたが、この言葉がピッタリとくることは観れば納得されると信じています。「人はひとりで生きているのではない」と個人的にはコロナ禍の状況を生きるわたしたちへのメッセージがこの作品には詰め込まれていると感じています。モヤモヤを吹き飛ばしてくれるので、ぜひ劇場に足を運んでください。
P.S. ようやくDC作品が公開され、本当に嬉しく思います。こう言う時期なのでまずは、理屈抜きで楽しめる映画はとても大切なアイテムのひとつと思います。公開が延期となっている沢山の作品がある中で、やっと来た春を感じています。マーベル作品も早く公開されると嬉しいのですが・・・。
※サプライズで伝説の女神が最後に出てくるのですが、まさにサプライズでした。あまりにも若くチョッと!(´・ω・`)。役を地で行く超人ぶりに、得も知れない勇気をいただきました。


by eddy-web | 2020-12-20 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
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