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よもやまシネマ500 “午前十時の映画祭/大脱走”
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2020.2.12

よもやまシネマのブログを書き始め、とうとう500本目を迎える事に・・・。2007年からはじめ13年。500本という数が多いのか少ないのかは解らない。中学生の頃からはじまった映画鑑賞は50年にもなる。はじまった頃から必ず買ってきたパンフレット(プログラム)は、本棚2個分を埋め尽くしいったい何冊なのかも解らない。どれも思い出深い大切なコレクションで、観た劇場名と観た日付が記載してある。振り返り観る事は滅多にないが、“午前十時の映画祭”がはじまってから昔の作品を探す事が多くなった。その度に、当時のことを思い出し懐かしさに浸る。
さて、500本目に選んだ作品は、“午前十時の映画祭”で公開している戦争アクションの名作“大脱走”。新作ではなく昔の作品を選んだのには訳がある。洋画を見始めた頃、邦画とは違うスケールの大きさや表現の華やかさに、感じた事のない夢のような世界の虜になったわたし。そんなはじめの頃観た作品が“大脱走”なのである。本棚をあさってみるとすぐに出てきた“大脱走”のパンフレット。日付は昭和45年4月27日(月)ミラノ座と書かれていた。ロードショウと言えばまず有楽町(銀座)だったのだが、ミラノ座は新宿。思い返せば変な記憶が蘇ってきた。ひとりで映画は観るものと当時から決めていたわたしは、有楽町でさえいつもドキドキしていたもの。そんな頃の新宿はただ恐い場所というイメージしかなく、それこそ相当な覚悟で出むいた似違いない。そして観た映画が“大脱走”、メチャクチャ感動した事がこころに蘇る。この作品はわたしにとって紛れもなく洋画が大好きになった記念の作品である。
改めて観た“大脱走”は、昔と変らない感動を再び思い出させてくれ500本の節目を飾ってくれました。何度観ても飽きない優れものの一品である。古さを感じさせない巧みな演出と、
雄大な景色の中繰り広げられる奇想天な脱出計画の妙味。これが実話に基づいた物語とは、ただ驚かされるばかり・・・。第2次世界大戦末期の捕虜収容所を舞台にした物語は、人間の誇りと明日への希望、そして友情を見事に描ききった娯楽映画の王道といった作品になっている。監督はジョン・スタージェス。おもに西部劇やアクションものを得意とした監督で、映画賞などには縁のない人でしたが、映画ファンのこころを掴んだ作品も多く間違いなく一時代を築き上げた名匠のひとり。わたしの大好きな西部劇“荒野の七人”や“OK牧場の決闘”などファンは多い。日本びいきの方で“荒野の七人”はもう有名だが黒澤明監督の“七人の侍”のリメイクで、両方とも世界中で大ヒットしました。何度観ても飽きない感動の映画です。“大脱走”はいま観るとなんと豪華なキャストなんだろうと、溜め息が漏れる。当時はそれほど有名ではなかった男優さんたち(マックウィーン、ガーナー、アッテンボロー、コバーン、ブロンソンetc.)だが、凄い顔ぶれが揃いそれぞれのファンにはたまらない。その他にも、TVドラマ「0011ナポレオン・ソロ」のデヴィット・マッカラムや、「ジェリコ」のジョン・レイトンといった俳優が脇を固め個性豊かな脱走劇を創り上げている。エンドロールで「50名の脱走者にこの作品を捧ぐ」と字幕が出る。ここもぐっとくる演出である。男優さんの個性に合わせた脱出劇は、ハラハラドキドキのしっぱなしで172分の大作もアッという間。この作品を観て満足しない人なんてこの世に存在しませんと断言できる名作です。死ぬまでに観てほしい数少ない映画の1本です。この機会にぜひ劇場へ・・・。
P.S. この作品に出演している俳優さん達はほぼ亡くなられていますが、いずれ劣らぬ名優ばかり。この作品がある限り彼たちの名もまた永遠です。
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※映画鑑賞の記念として売っているプログラムは、いまだいたい800円前後。50年前のパンフを観たら150円となっておりました。時代を感じます。当時前売りチケットが300円前後でした。ブログの別カテゴリー「NANJYa? COLLe /2」に半券のチケットコレクションを乗せているので、もし良かったら観てください。
by eddy-web | 2020-02-13 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
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