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よもやまシネマ445 “ゴジラ キング・オブ・モンスター”
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2019.5.31

待ちに待ったハリウッドが映画“ゴジラ キング・オブ・モンスター”が公開された。満を持しての初日、こころをときめかせ劇場へと足を運んだ。最近公開前にこれほどワクワクした感情に見舞われたことは無い。少年時代に東宝の怪獣映画とともに、昭和の時代を生きてきたわたしにはゴジラは神。昭和29年生まれの神は、わたしと同い年の同胞でもある。それだけにゴジラ映画は他の映画とはぜんぜん違う念いがあり、観るときの覚悟さえ違う。こころを浄化し無垢な気持ちで、画面に立ち向かう。これが流儀である。
さて、思い返せばアメリカ映画が1998年に公開した「GODZILLA」を観た時、こんなの“ゴジラ”じゃ無いと誰もが思ったに違いない。ショックがあまりに大きく「ふざけんな!」とこころの中で呟いた。まさに神への冒涜である。いかに資本力を投じても、ひとのこころは動かない。そんな薄っぺらい考えで“ゴジラ”に挑戦したハリウッドに嫌気さえ覚え、しばらくはアメリカ映画を観る気すら起きなかった過去。そんな中再びハリウッドが“GODZILLA”を2014年に公開すると発表。前作から16年の時が経ち、いまさらと思っていたのだが・・・。これがビックリするほどの出来で、「やれば、できるじゃん!!」と心底おもった自分。日本では2004年(平成16年)以降、“ゴジラ”は銀幕から姿を消しました。正直言いますが、1998年のあの時点でショックを受けた時なぜ日本映画界が立ち上がり、これが本物の“ゴジラ”映画だと頑張ってくれなかったのか?といまでも強く思っている。お金はもちろん、興行的に難しい作品と判断されスルーされたのでしょう。ハリウッド作品のことばかり、恨み辛みを言いましたが“ゴジラ”最後の作品「FAINAL WARS」もひどかったです。あれも神をも冒涜した作品のひとつと言えるでしょう。終わりにはふさわしくない作品として歴史に名を刻んだ、悪い意味での迷作となりました。アメリカ映画界が放った2014年の“GODZILLA”が高い評価と人気を得て、日本でも庵野監督作品“シン・ゴジラ”が公開。今までに無い発想とゴジラの変貌した姿に魅了され、大ヒットを記録。間違いなく映画史に残る名作だと声を大にして申し上げます。庵野監督は凄い!!
フ~~~~ッ!と一息。すみません一気に溜まっていた想いが溢れ出してしまいました。
切りが無いので話題を今作“ゴジラ キング・オブ・モンスター”に戻しましょう。やってくれましたハリウッド。見応えのある怪獣映画と言うか、荘厳さえ感じるそれこそ神の領域に足を踏み入れたような作品が生まれました。お金を使うとはまさにこんな使い方。これでこそ意味のある投資では無いでしょうか?お金の話しばかりで恐縮です。なんせ根っからの貧乏根性が抜けない自分ですので・・・。聞き流してたもう!
素晴らしいの一言です。まずはなんと言っても映像美の美しさに溜め息です。制作陣の“”ゴジラ“に対するオマージュが半端なく感じられ、もはや友情の絆さえ感じます。ありがとうハリウッド。物語に込められた念いは、東宝が昭和29年に公開した”ゴジラ“の血を脈々と受け継ぎ、現代に生きるわたしたちに反省と警告を促しています。しっかりと受け止めなければ、”ゴジラ“さまに失礼にあたりますよ!みなさん。ラドンが火山の炎の中から出現する場面、モスラが成虫として孵化し翼を拡げるシーン、そしてゴジラが自らの力を鼓舞するかのような天に向かい放射線を吐き出すシーン。どれもみな美しい。美しすぎて、このまま人生を終わっても悔いはない!なんてはちょっとオタク色が濃いでしょうか??音楽もアレンジは加えてありますが、過去の東宝映画の楽曲をちゃんと入れファンには溜まりません。観るところが多すぎて、何度でも観たくなる作品です。観れば観るほど、きっと新しい発見があるかも知れません。みなさん、即映画館に急行してください。
P.S. 大満足の作品でしたが、ひとつだけわがままを言わせてください。キングギドラの容姿のこと。なんで金色じゃないんでしょうか?やっぱ、キングギドラは金色じゃないと駄目だと思うわたしです。リアルな表情やスケールの大きな表現がまさに最先端のCG技術を 駆使した素晴らしい出来映え。文句のつけようもありません。ですが、ですが、ギドラは金色でしょう!!!3つ首の龍の表情もリアルなのはいいのですが、“ロード・オブ・ザ・リング”のドラゴンと重なりここらも申し訳ないが△印。次回を期待しております。制作スタッフのみなさん、ちょっとだけで良いのでおじさんの意見に耳を傾けてください。よろしくお願いします。


by eddy-web | 2019-06-10 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
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