銭湯探訪/番外編
2019.4.08
銭湯の必須アイテム「フルーツ牛乳」が無くなる、というニュースが流れました。大手乳業メーカー明治が4月1日出荷分をもって「フルーツ牛乳」の販売を終了すると発表が・・・。普段あまり飲むことのない飲料水だが、なぜか銭湯では欠かせないアイテム。コーヒー牛乳と共に長き時代に渡り、銭湯に通うお客ののどを潤してきた大切な飲み物。腰に手を当て飲む姿は、「これぞ銭湯!」の決めポーズ。正直銭湯で飲むための牛乳と言っても過言ではない。それが無くなるなんて信じられない出来事。まさに青天の霹靂といえる大問題である。署名活動をしてでも、何とか食い止めたいと思う銭湯の仲間は多いはず・・・。そんな折に飲んだ「フルーツ牛乳」の味はまた格別で、のどを通り過ぎこころまで沁みる。懐かしい味がお口いっぱいに広がり、時間を飛び越え言葉にならない気持ちで思い出が走馬燈のように駆け巡りました。後日、別の記事で他のメーカーはニーズがある限り「フルーツ牛乳」を製造販売すると記されちょっとホッとした自分。銭湯が毎年少しずつ廃業していく時代、「フルーツ牛乳」の存在は銭湯そのもの。日本文化の象徴と言ってもおかしくない、大切な風情が無くならないようなそんな日本でいてほしいと本気で願うわたしです。
P.S. 緊急告知!!上のブログを書いてから数日後、明治「フルーツ牛乳」がペットボトルで発売される事が発表されました。なんだか気をもんで損した気分です。それでも素直に喜びましょうみなさん!銭湯には『フルーツ牛乳』です!! (^0^) 個人的にはビンが良いのですけど・・・。