

2019.3.26
MARVEL最新作”キャプテン・マーベル“を鑑賞。ヒロインを主人公にしたヒーローものは、男女で比べると圧倒的に少ない。それだけに期待度も大きいのと、だれがその人物を演じるのかにも興味がわく。今回ヒロインの役を射止めたのが、”ルーム”でアカデミー主演女優賞を25歳で受賞した期待の女優ブリー・ラーソン。芯の強さを感じさせる大きな瞳が印象的な彼女が、いったいどんなヒロインを演じるのかに期待が膨らむ・・・。
さて、感想です。見終わって感じたのは、全体にプロローグ色が強く、「なるほど」と感じる創りになっていて少し物足りなさを感じる。そんな中アベンジャーズシリーズのニック・フューリー役で、サミュエル・L・ジャクソンが出演している。設定はアベンジャーズが生まれる前の物語ということ。ラストにそのことが明らかになるのだが、なにか番宣的に作られた感が強くちょっと残念な気がする。繋がること自体に問題はないが、もう少しドラマチックに表現することは出来なかったのだろうか?比較するのは好きではないが、例えば”ブラック・パンサー“など予想を遙かに上回る出来映えでとても魅力的でした。と言うことで個人的には消化不良な気分です。ただ別に駄目だしをしている訳ではなく、アメコミヒーローものが大好きな分、これからの展開に多いに期待を膨らませているわたしです。ネーミングが”キャプテン・マーベル”っていうのも、少し荷が重いのと勝手な思い込みですが男性キャラのイメージが強いのも否めません。物語の中でその名前の呼び方がフューリーとの間で交されますが、それも何だか解ったような解らないような???登場の仕方というか公開の順番なんかも多少影響しているのでしょうか?”ブラック・パンサー“やDCの”アクアマン”などは先に脇を固める感じで登場し、その後メインキャラでの単独作品で映画が創られた。余談ですが、いろいろと創造するに製作事情などわたしたちには関係のない面倒くさい話しがあるのかもしれません。それこそ余計なお世話ですが・・・。
近々公開の“アベンジャーズ/エンドゲーム”をメチャクチャ楽しみにしています。前作もとても良かったので、最高のラストを期待してやまない自分です。
P.S. 今回一番響いたところは、「見た目で物事を判断してはいけない」という地味な教訓。その内容は自分の目でお確かめください。もうひとつ、フューリーが片目の訳が証されますが笑います(ブラックです!!)