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よもやまシネマ433 “メリーポピンズ・リターンズ”
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2019.2.01

“メリーポピンズ/リターンズ”を観てきました。1964年に製作公開されたでディズニーの名作が、55年ぶりに帰って来ました。ミュージカル映画としては、今も記憶に残る金字塔の一作。リメークではなく続編として創られた今作に、当時感動に胸を膨らませた世代は期待度MAX。わたしは10歳で、ディズニーのアニメを観て毎日が夢心地だったことを思い出す。1954年からTVで放映されていたディズニーランドは、プロレス放映と交互に各週で写し出され日本にはない異次元の世界が画面から溢れだし子どもたちはもう釘付け状態。TVは「未来の国」「おとぎの国」「冒険の国」「開拓の国」4つの国に分けられランダムにアニメだったり実写のドキュメンタリーだったりと、そのどれもが好奇心を刺激する異文化に触れる感動の時間でした。冒頭のタイトルロールに登場するティンカーベルがとっても印象的で、出てきた瞬間に子どもはみなディズニーの魔法にかかってしまいました。懐かしさで話しは尽きませんが、ここはちょっと落ち着いて映画の話しに戻しましょう。
一作目の“メリーポピンズ”はジュリー・アンドリュース主演で、世界中の大人や子どものこころを掴みその年のアカデミー賞最多13部門にノミネートされ、主演女優賞を含む5部門を受賞。当時実写とアニメーションの合成で創られた作品は、想像を遙かに超えた表現でいったい何が起きているのか?と本当に魔法にかけられた状態になっていたことが蘇る。50年以上の時は流れ、蘇る“メリー・ポピンズ”がいったいどんな感動を新に与えてくれるのだろうか?映像技術の発展はめざましく、もはやそのリアリティの表現には言葉も見つからない。そう考えるといま、“メリー・ポピンズ”を描くとなるとどんな表現になるのかと期待と不安が交差する。昔のあの懐かしい合成表現が引き継がれる今作に、SFXやVFXに慣れ親しんだいまの人たちのこころに響くのかが心配である。 
さて、感想です。個人的には大満足です。何か忘れかけていた夢見るこころが蘇り、とっても幸せな気分になりました。一作目同様に家族愛をベースに構成された物語は、テンポ良く突っ走りあっという間にラストへと続きます。衣装や音楽、ダンスそしてアニメとのコラボ
がこれこそエンターテーメント作品と言える。むかし子どもだったわたしには、言葉では言い表せないほどの至福の時間となりました。いまの子どもたちにこの感度が伝わるかは、正直解りません。息子でも伴い、もう一度観たい気もします。そしてどんなことを感じたか聞いて観たいと思います。受験が近いので、それもすべて片付いてからになりますが・・・。それまでやっていると嬉しいのですが?
お話は昔の話しの続きで、当時子どもだったジェーンとマイケルの兄妹が大人に成長しマイケルは3児の親になっている。奥さんに先立たれひとり子育てと仕事に追われる中年となり現実に追われ疲弊した毎日に追われている。そんな時に再び現れるのが、“メリーポピンズ”そのひと。空かパラソルを片手に舞い降りる彼女の姿が何とも言えず美しい。この瞬間から自身も画面の中へと誘われる。前作の中での挿入歌「チム・チム・チェリー」は出てきませんでしたが、楽しい楽曲と歌そしてダンスはキレキレでもう最高。メリーの役はジュリーからエミリー・ブラントへと引きつがれましたが、こんなナニー(乳母)がいたらどんなに毎日が楽しいことでしょう?ジュリーは愛らしくキュートなイメージでしたが、エミリーは聡明で輝くような美しさで目が点になってしまう。今回魔法を駆使して、家族を守ろうとしますが、簡単には使いません。とことん人の力を信じ最後の最後にその力を使い助けるところが、とても深い愛情を感じます。昔子どもだった人はもちろん、現在こどものみなさんにもぜひ、観てもらいたい作品です。そして、前作を見直すのも一興かと・・・。
P.S. サプライズでディック・バン・ダイクがミスター・ドース・シニアからジュニアとなって登場します。御年93歳になるとのことだが、軽快なステップは健在。カッコいいおじいちゃんになっていました。エミリー・ブラントは幼い時観た“メリー・ポピンズ”の彼との共演を本当に光栄と思い、掛け替えのない時間を過ごしたと語っています。
by eddy-web | 2019-02-04 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
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