2018.Aug.30
グリコと言えば、おまけ。おまけと言えば、グリコ。いまもそのおまけを集めているファンは多い。わたしもそのひとりだが、小さい頃はお小遣いをもらっていなかったので自分で買った記憶はない。たまぁ~に何かのご褒美かなにかで、買ってもらったグリコのキャラメルは美味しいだけでなくそのおまけにこころ奪われたもの・・・。大人になってもその時の気持ちは変わらず、いまでもその魅力に振り回されています。
2001~2005年に“懐かしい20世紀へタイムスリップ”をコンセプトにした、大人向けのグリコが江崎から販売されました。厳密に言えば昔子どもだった大人向けのおまけ付きグリコである。昭和30~40年代の乗り物や電化製品、そしてキャラクター(鉄人28号など)全85点を、フィギュアの製作で有名な海洋堂とコラボしてクオリティの高いおまけを創り、昭和ブームを蘇らせました。中には爆買いする大人も沢山いたようです。
今回は、その中でも特に私が好きなキャラのウルトラマンとウルトラセブンのフィギュアをまとめて収集し飾れるケースをお見せします。ウルトラマンとセブンは新タイムスリップグリコとして第3弾、第4弾に入っていたもの。おまけの種類は決まっているが、それとは別にシークレットと称し公式で発表されていない商品が・・・。この仕組みがまさにグリコのグリコたる由縁。ディープなファンの気持ちを良く解っている仕掛けは、いまだに続くグリコ人気に他ならない。商品販売後に、マニア向けにグリコが出したウルトラマンスペシャルディスプレイケース(ウルトラマン&ウルトラセブン)を手に入れ集めたフィギュアを納めてみた宝物をどうぞご覧あれ。テーマごとに創られた放映場面のジオラマ形式の造りは、秀逸の一言です。中でも一番のお気に入りは、電信柱の上にぽつんと座る寂しげなカネゴン。哀愁が漂い、懐かしさで胸が熱くなります。