銭湯探訪7
白山湯(江東区枝川)2018.8.14自宅からチャリオくんで、20分ちょいかかる地域に初めて足を踏み入れました。江東区に住みかれこれ35年にもなろうかとしている。だれもがそうであるように、住んでいる街のことを以外と知らない。と言うよりはほとんど知らないまま過ごしているのが現実。銭湯お遍路をはじめそれを痛感し、あらためて自分が住む街江東区が好きになった気がします。

今日訪れた「白山湯」は、東京湾よりの地域で馴染みがまったくない場所。景色はどちらかと言えば倉庫が多く殺風景。あまり人通りもなく閑散としているので、正直こんなところに銭湯があるのか?と着くまで不安でした。ところが運良く道に迷う事なくすんなりと着いた「白山湯」は、そとから観ると壁一面に絵が描かれまるで何やら不思議な雰囲気。中はこれまた表と違いこ綺麗な普通の銭湯。大きな特長である血流を良くする「人工炭酸泉」(38度ぬるめ)のほか、寝風呂、スクリュージェットはまるでジャグジーのような心地よさ!湯舟が細かく仕切られて、お好みのお湯を楽しめる。銭湯としてはハイスペックな創りが魅力的。湯舟上の絵はタイルに直接描かれたペイント画。田舎の牧歌的な雰囲気で、渓流の流れる景色が何とも涼やか・・・。遠くに見えるのは北?南?アルプスの山々。男女仕切りの壁の向こうに赤富士が覗いていました。“赤富士、真正面から観たかったなァ~~。(こころのつぶやき)”
全部の湯舟を堪能し、本日も一時間。家路に着くまでにまたひと汗かくのはイヤですが、そこは巡礼者。我慢!我慢!!

P.S. 帰って来てから調べたら、銭湯では地元の業者と組んで地ビールならぬ、地サイダーと地ラムネを売っていたらしい。知らずに飲み過ごしてしまった。大失敗である。時間をみつけもう一度行こうと、こころに決めた夜でした。