銭湯探訪2
金春湯(江東区東陽)2018.7.23銭湯組合が推奨している銭湯巡礼旅。88銭湯を目指し、はじめたばかりのわたし。まずは居住区江東を制覇するべく、毎週通う「久の湯」「ニュー松ノ湯」からスタート。そして今日、久しぶりに「金春湯」へ足を運んだ。一駅先の木場にある、この銭湯に行ったのは、たしか去年の冬。もう暗い時間だったこともあり、玄関前の印象がほとんど残ってなく記憶をたどり訪ねてみた。マンションに隣接した建物は暖簾がなければ、入り口が解らない。閑静な住宅地にありちょっと路地を入ったところに・・・。マンション前に自転車が並んで止まっているのが目印。玄関を入ると受付にはイケメンのお兄さんが・・・。男のわたしが言うのも変ですが、かなりのイケメンです。スタンプを押してもらい、いざ浴場へ。外観も今風だが、中もまたモダン。浴場内は清潔感に溢れ、お湯の温度はややぬるめ、受付のお兄さんを合わせると女性向けかも???じじいのわたしは以前来たとき、温度のぬるさにちょと物足りなさ感じたことを思い出しました。ただ今回再訪し、ぬるいお湯だが遠赤外線効果を取り入れたそのお湯にこころも身体もしっかりと癒やされ大満足。今年のような酷暑にはぬるめのお湯が、疲れを癒やしてくれることを学びました。湯船はジャグジーと泡風呂の二層に分かれ、壁面の画は嬉しい富士山。それも北斎の代表作「富嶽三十六景・神奈川沖波裏」のタイルモザイク画。昔ながら直筆看板ではなかったが、しっかりと日本の伝統を残した内装には銭湯への拘りを感じ暖簾をくぐり帰途につきました。このあたりは昔、遊郭があった場所らしく駅からの道すがら、昔のひとたちはここらで夜をどんな風に楽しんだのだろう?とちょっと気持をタイムスリップ。そういえば近くの幼稚園に来た事があり、どこからともなく三味線の音色が聞こえたことを思い出しました。きっと風情のある意気な街だったにちがいありません。