

2018.6.29
スター・ウォーズシリーズのスピンオフ作“ハン・ソロ”が公開された。人気シリーズも一作目の公開(1977年)から40年もの歳月が流れたが、今も世界中のコアなファンを多く持ちSF映画の金字塔を打ち立てなお続く人気作品である。公開当時監督であるジョージ・ルーカスは、生きている間にシリーズを完結するのは無理だろうと発言していました。このとてつもないスケールを誇るスペースオペラは、今までにないSF冒険活劇として、世界をアッと言わせと同時に多くの信者獲得し新作が出る度に興行成績を伸ばす怪物映画となりました。内容もさることながら、登場するキャラクターたちの個性が際立っている上に、とても魅力的に描かれているのが人気を更に大きくしています。敵味方の枠を超えた個性豊かなキャラたちは、それぞれにファンを獲得し多くのコスプレイヤーを生んでいる。本作も後一話を残すのみとなりましたが、ファンの熱い思いは消えることなくそう簡単には終わる気配がありません。ましてや望むファンがいるのを承知の映画配給会社が、そんな簡単に手を離すはずもなく、昨年からスピンオフ作品が創られ公開されはじめました。今回の作品もそのひとつ。
若き日のハン・ソロを描いた作品は、公開前からさまざまな噂や評判がマスコミをにぎわし相変わらずの人気ぶり。一番注目を集め話題になっているのが、ハン・ソロ役が変わること。シリーズではすでに死んでしまったハン・ソロだが、いったいどんな生い立ちでどのようにしてあのヒーローになっていったのか?とだれでもが知りたいところ。このやり方だと、そんなキャラは全部と言っていいくらいなので、きっと後何十年も取っ替え引っ替え新たなキャラにスポットが当てられるに違いありません。これはもう宗教に近いのでは、いやきっとそれ以上かも・・・。話しがそれましたが、戻して“ハン・ソロ”へ再び。役を今回勝ち取ったオールデン・エアエンライクが、ハリソン・フォードとやたら比較されメディアを騒がせています。どうしてそう言う話しになるのか、全然理解出来ません。とうの本人はもともと覚悟の上と、自身のソロ役に対しての役づくりに自信を持って臨みハリソン・フォードも絶賛しています。観れば何となく面影がアリ、似ていると言えば似ています。多くの候補者の中から選ばれただけあり、堂々とした演技はなかなかでした。金字塔とまで呼ばれる作品ですので、これから創られる多くのスター・ウォーズ作品は覚悟を持って望む過酷なクリエイティブ作業になることでしょう。それでも、それにかける価値は無限ではないでしょうか?創ってみたいと思う映画人は、きっとファンの数ほどいるに違いありません。
またまた、話しがそれました。どうもいかんです。完全にファンの気持ち以上に熱くなっています。はっきり言いますが、根っからの大ファンですので、ご容赦ください。語りはじめると、もう止まりません。完全なるオタクです。作品に対しての感想などといった野暮な事は、書きません。何故なら良いとか悪いとか言っているようでは、本当のファンでは無いからです。評論家ではないので、楽しく映画をみることが一番といつも思って観ています。とくにスター・ウォーズはわたしにとって特別な作品なので、悪口を言うことなどもってのほか・・・。と言うことですぐに映画館に行きましょう。
P.S. 最後に表れた見覚えのあるキャラ。やっぱり半端ない魅力に溢れています。さて、それは自分の目で確かめにいってください。