

2017.3.07
エクストリームスポーツをベースにした映画“Xーミッション”。CGなしのアスリートポテンシャルを最大限に生かしたアクションは、度肝を抜かされ記憶に新しい。その走りとも言うべき作品が今回の“トリプルX/再起動”。3作目となる作品だが、わたしははじめて・・・。2作目が興行成績で落ち込み、企画が頓挫した因縁の作品と聞く。諸説あるようだが、主演がヴィン・ディーゼルから変わったことも要因のひとつらしい。観ていないので何とも言えませんが・・・。今回はヴィン・ディーゼルが復活し、新たに魅力ある個性派俳優が集結してのスパイアクション映画となり、まさに再起動。ヴィン・ディーゼルと言えば、いまやアクション俳優の代表格。シリーズ物も多く人気を博している。わたしも“ワイルド・スピード”のファンである。理屈抜きの小気味良い展開は、娯楽作品としては天下一品。アクションシーンもCGなどを極力抑えた演出で、格闘技ファンのわたしは映画そっちのけでアクションの技に目がいってしまいます。なので内容は正直あまり気にしません。“トリプルX/再起動”も見所満載で、その上“ローグ・ワン”に出ていたドニー・イェンや“マッハシリーズ”のトニージャーなど一流のアクションスターが勢揃い。その動きに目が釘付けになってしまいました。イヤ~っ!カッコいいとはこう言う事。女優陣も個性的でみな美人揃い。ガンプレイも実に決まっていて、男優陣にも負けない存在感でした。物語の中では伝説化されている、エクストリームスポーツの第一人者サンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)。全身に幾つものタトゥーを刻み、その鍛えられた技術を武器に普通では不可能なことをクールにこなす。こんな男が本当に存在したら、女だけでなく男もその魅力に取り付かれてしまう事でしょう。ヴィン・ディーゼルからこれからも目が離せません。ちなみに近々公開の“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”に参加していることはご存知ですか?実は木のヒューマノイド・グルートを演じています。セリフは一言「アイ・アム・グルート」だけ。だが、その同じ言葉がいろんな場面で意味が出て来ます。こちらのマーベル作品も面白いので、観ても損はしません。