

2016.Dec.28
息子を連れだって、“バイオハザード・ファイナル”を観て来た。ふたりで観るのは久しぶり。このシリーズはすべて観てきたが、いよいよラストを迎える。日本発祥のゲームが映画化され、ここまで長く続くことを誰が予測しただろう。実写化が成功したのは、まさにハリウッドだからの映像技術にほかならない。日本人スタッフも多く参加しての制作陣は、ゲームの面白さをさらに広げたいという思いがきっと強かったのでしょう。わたしはゲームには全く興味なく触れたことすらないが、映画は充分楽しんできました。息子はもちろんゲームから。共通点はないが、二人とも“バイオハザード”の世界観に溺れた男同士、会話ははずみます。
さて、ファイナルの感想は・・・。前作の5が繋がってないのにまず???これってどういうこと????って言うのがまず感想。息子も同意見。登場人物もいきなり変わってしまい、シリーズって感じではない。もちろん主要メンバーは押さえてありますが、何だか繋げてきた今まではなんの意味があったのだろうと思える。もうひとつ物語のはじめに、今までのあらすじが紹介されるのだがここでもシリーズ1より前の話が出て、なんで今なの?????って思ってしまった。もしかしてゲームありきで制作したのでしょうか?わたしみたいに、純粋に映画と観てきたファンは置いてけぼりでしょうか。ちょっと納得いきません。いろいろな意味で消化不良の作品になった今回。取りあえず終わらせたという、そんな感じのラストです。その気になれば、まだまだいけるそんな感じです。ゲームが続いているわけですから、いくらでも可能なのかも知れません。
何年後かにもし復活するのならば、ひとつだけお願いがあります。アリスはミラ・ジョヴォヴィッチ以外考えられないので、別の主人公を立ててお願いします。ミラ最高です。“フィフスエレメント”の時から大ファンで、これからもますますの活躍を期待しています。今回公開のため来日していますが、いっしょに来ている愛娘はめちゃ可愛いくてお母さんそっくり。また、今作はほとんど暗闇の中が舞台で、アクションシーンがよく見えず迫力が伝わってきませんでした。それを3D映像にした意味もよくわかりません。こんな不満はわたしだけでしょうか?いや、隣にもうひとりいました。さて、みなさんはどのようなジャッジをするでしょうか?