

●Switch音-6
2016.Sep.08
1974~5年に公開された「16歳の戦争」という映画で、下田逸郎に出会った。40年前の出来事である。わたし22歳、青春真っただ中。映画は自主公開作品で、渋谷公会堂で観たチケットが今も残っています。内容は正直あまり憶えていないのですが、戦争がテーマでちょっと暗く難解な作品でした。その映画が主演第1作となった、秋吉久美子がピチピチでとても可愛かったことが印象に残っています。下田さんは当時のフォーク時代を象徴するロンゲの風貌で、なにかミステリアスな感じがしました。その映画で音楽を担当していたのが、彼でそれ以来大ファンになりました。正道のフォークとはちょっと言いがたい独特の雰囲気が妙に大人びていて引かれた事が思い出されます。当時個性の強いフォークシンガーも多く、他にも森田童子、山崎ハコ、絵夢などなど根暗と言われるかも知れませんが好きでした。そして中島みゆきへと続いていきました。
九州へ旅立つM氏に贈ります。「踊り子」
ちょっと変わった“下田逸郎”の世界観を表現した映像を発見したので・・・。CGを使った映像表現は苦手ですが、なんかこの曲には合っている気がします。アンニュイな雰囲気がたまりません。※セクシィと言う曲が一番好きなので、そちらも探してみてください。